元々「生体は高度・精緻な有機的化学反応系」であるわけだから、化学物質に影響を与える（イオン化など）放射線が、生命系にとって悪影響を及ぼさないなんてことは有り得ない。放射性廃棄物を生産し続けることは地球生命系にとっては、最大限のテロ実行ということである。

　（ただ、自然放射線に対しては数億年以上の進化の過程でその洗礼を受けてきたわけであるから、その範囲での適応は完成しているはずである。それでも影響はないとは言えないだろう。ただしそれは「自然の範囲」であるから、これはこれで、地球生命系には逃れることの出来ない自然の摂理であり、運命である。）

　（Ｂｙ　大根百姓）

「東京･世田谷の都立産業技術研究センターの測定では、
屋外にいた人は1時間に1100ベクレルを吸引したことになる」

原発大推進の読売･日テレが番組で首都圏での被ばくを認めたことは大きな意味がある。

児玉龍彦教授
「福島の場合、放射線量が低いのでチェルノの二本鎖切断は起きない。1塩基変異。
放射能の影響を判別するのが難しい」

これはウソで、二本鎖切断も起きているはず。

ナレーター
「事故初動での放射能測定がきちんと行われなかった」

これもウソで、正しくは測定はしているが、被害の深刻さがわかると困るので、
公表しないということ。

中川恵一教授
「年100ミリシーベルとまで安全。長女が生まれてすぐ肺炎を起こしX線を撮った。
CTは待ってくれと主治医に言った」

CTの被ばく量は10ミリシーベルト程度で、100ミリよりははるかに少ないのになぜ拒否するのか？

司会
「福島第一原発事故では急性被ばくは一人も出ませんでした」　

大ウソ。数え切れないほどの人が鼻血、下痢などで苦しんだ。

津田敏秀教授
「100ミリシーベルト以下ではがんは生じない、生じてもわからないというのは完全な根拠のない風説」

その通り。

今中哲二氏
「100ミリシーベルト以下では影響が観察されないということと、影響が全くないということは別」

その通り。

祖父江友孝、長瀧重信、中川恵一教授
「100ミリシーベルト以下では影響がない」

大ウソ。原発作業員が5ミリシーベルトの被ばくで白血病になり、労災が認められた。
5ミリでも白血病になると政府は過去に認めている。

ナレーター
「原発作業員には被ばくの記録が残っています。
一方、事故直後の放射能測定は、十分に行われませんでした。
私たちは誰ひとり自分の被ばく線量を知りません。
将来、もしがんになる人が増えても、あのときの放射能が原因だと
証明することはできないのです。ただの一人も」

これも大ウソ。被ばく訴訟をあきらめさせるための誘導。

尿の汚染を調べれば、内部被ばくはある程度はわかる。

また死亡後になるが、解剖して心筋など臓器の汚染測定と組織検査をすれば、
被ばくの程度はわかる。