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「未曽有」・福島原子炉は以前に考えられたよりもはるかに悪い・溶融燃料は地下水と接触、広範囲に拡がる(ENENews)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/428.html
投稿者 ナルト大橋 日時 2017 年 2 月 02 日 17:25:28: YeIY2bStqQR0. xdnEkeWLtA
 

記事元



“Unprecedented”: Fukushima reactor “far worse than previously thought” — “Melted fuel has come in contact with underground water” — Molten core appears spread over “extensive area” — Japan “will have a much more difficult time decommissioning” — Official: “It’s a very big turning point” (VIDEO)
「未曽有」:福島原子炉は「以前に考えられたよりもはるかに悪い」 - 「溶融燃料は地下水と接触している」 - 溶融したコアが広範囲に拡がって見える - 日本は「廃炉にするのに、より多くの大変な時間がかかる」 - 関係者:「非常に大きな転換点だ」(ビデオ)


Published: January 31st, 2017 at 5:33 pm ET BY ENENEWS
公開:2017年1月31日午後5時33分ET エネニュースによる


Asahi Shimbun, Jan 31, 2017: Images indicate bigger challenge for TEPCO at Fukushima plant… possible melted fuel is seen strewn on grating… Experts believe nuclear fuel melted the paint and components of equipment nearby and has hardened — If confirmed, the first images of melted nuclear fuel at the Fukushima No. 1 nuclear plant show that Tokyo Electric Power Co. will have a much more difficult time decommissioning the battered facility. The condition of what is believed to be melted fuel inside the No. 2 reactor at the plant appears far worse than previously thought…
朝日新聞英語版、2017年1月31日:映像は、福島原発における東京電力に大きな試練を与えています...溶融した燃料は格子(グレーティング)上に散らばって見えます...専門家は、核燃料が塗装や近くの機器の部品を溶かし硬化した、と考えています。もし確認されれば、福島第一原子力発電所の核燃料の最初の映像が、東京電力が爆発した施設を廃炉にすることはより多くの大変な時間がかかること、を示している。原発2号機原子炉内で溶融した燃料であると考えられる物の状態は、以前考えられていたよりもはるかに悪化しているように見えます...


[I]mages showed black lumps scattered on a wire-mesh grating in the lower part of the containment vessel… This indicates that the fuel melted through bottom of the pressure vessel, spilled through the grating and fell on the floor of the containment vessel… The images could show only part of the melted fuel in the No. 2 reactor. And there is still no indication on how widespread the black lumps were strewn, their volume and state.
[映]像は、格納容器下部のワイヤメッシュ格子に黒い塊が散在していることを示しました...これは、燃料が圧力容器の底を溶融貫通し格子を通り抜けてこぼれ落ち、格納容器の床部に落下したこと、を示しています...映像は2号機の溶融燃料の一部のみを示すことができました。そして、黒い塊がどれほど拡がってまき散らされているか、その量と状態についてまだ何の指標もありません。


Mainichi Daily News, Jan 31, 2017: Footage points to difficulty in removing possible melted fuel at Fukushima plant — The footage released on Jan. 30 by [TEPCO] showing what could be melted fuel inside the No. 2 reactor… has highlighted the difficulty of salvaging the object, which is apparently stuck to footholds and other equipment at the facility… black and brown sediments — possible melted fuel — are stuck inside the reactor’s containment vessel over an extensive area.
毎日新聞英語版、2017年1月31日:映像は、福島原発の溶融燃料を除去することが難しいと指摘する - 1月30日に[東京電力]による2号機原子炉内の燃料が溶融していることを示す映像は… 目標物を回収することの難しさを強調した、そしてそれは明らかに施設の足場やその他の設備に固着している...黒と褐色の堆積物 – おそらく溶融燃料 - は広範囲にわたって原子炉の格納容器の内部に張り付いて(粘着して)いる。


“If what was captured in the footage was melted fuel, that would provide a major step forward toward trying our hand at unprecedented decommissioning work,” said [TEPCO's] Yoshiyuki Ishizaki… there were 548 nuclear fuel rods totaling some 164 metric tons inside the No. 2 reactor… The melted fuel has since come in contact with underground water flowing from the mountain side, generating radioactively contaminated water every day…
「もし映像で撮影されたものが溶融燃料ならば、それは前例のない廃炉作業に手を差し伸べる大きな前進となるだろう」、と[東京電力の]石崎芳行は言った...2号機原子炉内に164トン計548基の核燃料棒があった。溶融燃料はその後、山側から流れる地下水と接触し、毎日放射性汚染水を生成しています...


Yomiuri Shimbun, Jan 31, 2017: “It’s a very big turning point,” Yuichi Okamura, a senior official at TEPCO’s Nuclear Power and Plant Siting Division, said at a press conference Monday. “We’ve obtained some valuable data toward work to extract melted nuclear fuel.”
読売新聞英語版(ジャパンタイムズ)、2017年1月31日:「これは非常に大きな転換点だ」東京電力の原子力発電プラント事業部の岡村雄一上役は、月曜日の記者会見で語った。「我々は、溶融した核燃料を取り出す作業に向けて、貴重なデータを得ている」


Bloomberg, Jan 31, 2017: The unprecedented nature of the Fukushima disaster means that Tepco is pinning its efforts on technology not yet invented to get the melted fuel out of the reactors.
ブルームバーグ2017年1月31日:福島災害の前例のない特質は、東京電力が原子炉から溶融燃料を得るために発明された技術に未だ取り組んでいないこと、を意味する。


Watch Tepco’s footage from inside Unit 2 here
東京電力の2号機内部からの映像を見る
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2017年2月02日 18:29:38 : mINW8bMxUQ : 4BobKM9F48E[23]

 散らばってはいないな〜〜

 散らばっちゃうと 熱が分散するので 安定して 冷却してしまう

 スラグは 原子炉から まっすぐ下に向かって セメントの床を侵食して 深く潜ることになる

 岩盤に到達すると 岩の割れ目を探して 斜め方向に 深く潜ることになる

 ===

 いずれにしても 熱く溶けるパワーがないと 下には潜れないわけで つまり まとまっているということだ
 


2. 2017年2月02日 18:34:10 : BqgPuf5k0k : y7I8Q6UhhC0[-2]
カリスマの逃げた松本に避難が

[32初期非表示理由]:担当:反原発を装い、原発を推進して日本を今日の大破局に追いやった自民党=利権官僚政府と原子力ムラには批判も非難もせず、口を開けば「小出がー」、「松本ガー」とやって小出さんを誹謗中傷するコメント多数のため一括処理http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/413.html#c82
3. 2017年2月02日 18:41:17 : 7YR7uvQtAg : 8bEsx3_oCqM[163]
2mほどの穴が開いているというから、燃料の大部分は穴の下だ。
下と上を写してみろ。
壊れずに写るかな?

4. 知る大切さ[7053] km2C6ZHlkNiCsw 2017年2月02日 19:44:37 : rXmQVSTR26 : wmfWUboB@Eg[3076]
2mの穴の真上画像を見たいんだが、
東電に画像提出の強制or要請の権限がある、国の行政機関て今、
存在しているだろうか?

5. 2017年2月02日 23:07:01 : mINW8bMxUQ : 4BobKM9F48E[30]

 愛の想定よりも 大きな穴が開いてるようだ

 愛は 10CB 以下の 小さい穴だと 考えていた 
 


6. p4rhfeEDdk[216] gpCCU4KSgoiChoKFgmSCY4KEgos 2017年2月02日 23:50:08 : BHbKBDRuIU : VrM6trujbUE[71]
昨年の調査では、2号機の燃料の大部分は、原子炉底部に留まっている予定だったが・・・
これで、更に延長料金がかかる。

7. 知る大切さ[7072] km2C6ZHlkNiCsw 2017年2月04日 07:22:32 : rXmQVSTR26 : wmfWUboB@Eg[3094]
6年前の福島事故以前からあった研修用の動画(約5分)

メルトダウン 動画で見る炉心溶融 事故前熟知
https://m.youtube.com/watch?v=mwZ_Ybxbymc

2号機の今と当然同じだね。


8. 2017年2月04日 13:47:37 : eEygIwoJOM : HUHQih0TXCA[1]
>>3

穴ななんか底なしの深井戸で上から覗いたって何も見えんよ。

2011年3月15日朝6:10に爆発音がした2号機のデブリは2011年3月18日ないしは19日(給水作業の無残さと毎時10〜15cmのコンクリ浸食速度を考えればこういう日時になる)にペデスタル床面から9.5m下の基礎底面を突き破り、その後とっくに地球深くに逃げ出したんだからな。


9. 2017年2月04日 17:11:26 : uSebaFocGc : RlvXpbSmvS8[1]
>8氏の情報が正しいとして、

単純に10〜15cm/h のスピードでデブリが地下を進んでいるとしたら、

今が3月だとして 15cm×24時間×365日×6年=788400cm=7884m

アバウトに計算しても7km884mは進んでいるということだろう。

↓以下の今村先生の情報だと地殻の深さは地表から5〜80km。海岸付近のフクイチ周辺は浅い方だと考えられるので、このあたりの地殻の深さをできるだけ正確に知る必要があるだろう。

但し、地下水と接触して蒸気を噴出していたころを考えると、その時は進行が妨げられた可能性もあるが・・・。

地下水の水脈というのは山から次から次へと水がながれてくるものなのか?


http://www.ajiko.co.jp/yomimono/imamura02.html
「地表から5〜80kmまでの「地殻(厳密にはリソスフェア、岩石圏)」、そこから2,900km付近までの「マントル」」
.


10. 2017年2月04日 18:19:26 : jpr15xFeDo : kamcUHnivNM[84]
村上ファンドの村上が記者会見で日本人に教えてくれてたな

日本人がどうなろうとそんなこと構わずにカネだけを儲けろと

食べて応援などこの福島原発の惨状を真摯に受け止めていたら

まず口に出して言えないくらい恐ろしく無知で無責任でナンセンス

な行動なわけで結局その推進団体は上記の日本人がどうなろうと

知ったことではない金儲けを優先させろというカネの亡者ども

テレビタレントとくにCIA工作員の前歴を有する御用達事務所

と原発利権CIA御用達テレビ局がこれ以上ない位の連係プレー


11. 2017年2月04日 19:33:30 : IhQ0p4boH2 : TPt6OvfUe6E[2]
東電お抱えの地方議員も何とかしないとね。
http://www.mynewsjapan.com/reports/1576
「原発推進」東電“社員”議員は10都県に20人 歳費以外に人件費年数億円を電気料金から二重取り

更には、東電の関連会社の「東電議員」もいるから始末が悪く、この記事より実際はもっと存在する。
こいつらが、組合の組織票使って「当選」して世論を誘導している事実。



12. 知る大切さ[7078] km2C6ZHlkNiCsw 2017年2月04日 21:15:58 : rXmQVSTR26 : wmfWUboB@Eg[3098]
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2017/images1/handouts_170202_03-j.pdf

縦長画像と横長画像からと東電の状況説明図を見比べてみた。

今回の東電が出した動画は開けた入り口から覗いた画像のみ
手間の3角グレーチング部分にも穴があり、その右手のグレーチングにも
1mの穴があって全く中には進んでいない。
カメラが横にふれるから実際はもっと沢山の画像をとっていそう。
奥のグレーチングの様子を見せたく無かったのかな?

上部を撮影した画像には熱で溶けた燃料だった物体が随所にこびりついている
奥(中央側は更にこびりつきが酷そうな雰囲気

今回公開されたグレーチング部分は右手間だけのグレーチングを
残して公開された範囲は全部グレーチングが溶けて落ちているね。


13. 2017年2月05日 00:27:08 : ktiFaZ6gJE : zQYeK78luEM[4]
>9.

>地下水の水脈というのは山から次から次へと水がながれてくるものなのか?

井戸は知らない訳??

>12.

>今回公開されたグレーチング部分は右手間だけのグレーチングを
>残して公開された範囲は全部グレーチングが溶けて落ちているね。

半分落ちてるグレーチングは見えなかったの?そんなに熱い物質が有るなら
グレーチングは溶けて行くはずだけど、斜めに穴の淵にかかった状態で
存在してますよ。つまり、下に落ちた燃料は鉄を溶かす温度以下に冷却されているって事だね。
もし冷却されずに高熱を発して居たら鉄のグレーチングは軟化して、徐々に沈み
溶けていくのは普通なら解るだろ。

もう一つ言えば、塊で落下したりしていないって事
当時の説明様に制御棒案内管のシールから徐々に漏れ出て堆積したんじゃないと
ああはならんね、もし熱いまま落ちて居れば上部に有る制御棒サポートやCRDサポート
は存在する事は無い物だものね。


14. 最後の良心武田教授[411] jcWM44LMl8eQU5WQk2OLs472 2017年2月05日 00:32:20 : 5y33NEKSuQ : 4GrU_Udi8yo[258]

まあ権力者側にサイコパス
の多い国家だからしょうがない


自分が良ければどうでいい
F1も汚染ピックも皆そう


先の事など何も考えず
困ったら国民の税金使えば
いいだろ、税金上げればいいだろ

こんな感じでどの分野に
おいても常に無責任です


これが今の日本人です。



15. 2017年2月05日 04:21:30 : af5Ou7JBpE : UboY_fX@4g4[1]

>>9さん

>>8だけど詳しいデブリコンクリート反応試験(浸食速度の試験)については、私がhttp://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/429.html#c4のコメントで書いたからそこを読めば判るよ。

デブリコンクリート反応試験の浸食速度に関するこのコメントの出典の一つは、旧独立行政法人原子力安全基盤機構(JENES)が作った平成19年8月の「高速炉格納施設応答解析プログラムの整備」という報告書だよ。ただしこの報告書にある浸食速度はデブリが建屋を数日のうちに突き抜けて地球に逃げ出してしまうことを裏付ける原発ムラにとってはヤバイものなので、私は2011年5月当時にこの報告書にネットアクセス出来たが今はこのページ(PDF)https://www.google.co.jp/#q=%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E5%AE%89%E5%85%A8%E5%9F%BA%E7%9B%A4%E6%A9%9F%E6%A7%8B%E3%80%80%E3%83%87%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E5%8F%8D%E5%BF%9C%E3%80%80ACE%E3%80%80L5+L2+%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%8C%E5%9B%BD%E7%AB%8B&filter=0にアクセスしようとすると「安全な接続ではありません」という脅しメッセージを出したり、寄生委員会のトップページに飛ばされたりして報告書にアクセスできないようにされている。
私は、この報告書は必ず隠ぺいされるだろうと思って2011年5月当時に報告書をDLしCD化してある。そういう訳でこの報告書は残念ながら今お見せすることは出来ない。

もう一つは米国の複数の研究所によるデブリの模擬試料を使った実物実験報告書が出典(上で紹介した私のコメント内容はこちらの出典からが中心。しかしJNES報告書の基礎もこちらの出典からとっている)出典名は「重大事故等対策の有効性評価に係るシビアアクシデント解析コードについて -3.溶融炉心とコンクリートの相互作用について-」というものだよ。米国でのデブリコンクリート反応実験の詳しい報告書だよ。
これもDLして確保してあるがページのURLを記録してなかったのでページを紹介できない。

いずれにしても、冒頭で紹介した私のコメントはこのように出典の根拠があるから信用していいよ。ただし私のコメントで言ってる浸食速度が永遠に続くわけでなくデブリは徐々に冷えていき速度は当然落ちてくるから>>9さんが言う6年間で7900m潜るという単純計算にはならないと思うよ。紹介した私のコメントでも述べてるようにペデスタルに落ちたデブリは3,4日で建屋の基礎を突き抜けてしまう計算になるけど、その短期間くらいではデブリの温度はほとんど下がらないからコメントの浸食速度でいってしまうのはまず間違いないということさ。

その後地球の中でどのくらいの期間でどのくらい温度が下がって速度が落ちどの位まで潜って停止するかということは判らない。



16. 2017年2月05日 04:23:37 : af5Ou7JBpE : UboY_fX@4g4[2]
>>15訂正

× JENES
〇 JNES


17. 2017年2月05日 15:28:02 : uSebaFocGc : RlvXpbSmvS8[2]
>15さん

デブリが少なくとも10〜15cm/h のスピードで地下を進行したというのは解りました。
正確な情報有難う。

しかし、「浸食速度が永遠に続くわけでなくデブリは徐々に冷えていき速度は当然落ちてくるから・・・」という楽観視は現時点ですべきではないと思う。

核分裂しているいる核燃料の塊は中心部が3000度にはなっているらしいから、そうそう簡単に冷えるものでもないだろう。このデブリの塊の中はエンジンのように稼動しているのだから。

ただし、以外にも島国日本はやはりラッキーな部分があるように思える点があるのは以下の点・・・

・・・・・・・・・・・

↓日本列島の断面図があったので紹介しておく。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~osg_prv/official/tigaku_saikousei/volume4_tikaku_mantoru/vol4_chap5/touhoku_oudan_300.bmp

残念ながらこの図はフクイチ周辺緯度の断面図ではなく、もっと北の 北緯39.5, 東経136〜146であるので内部構造そのままを当てはめることはできないが、日本列島の地殻構造自体はそんなに大差はないと思われる。

これによると、日本列島の地殻は二層に分かれており、上部はピンク色で示された「地殻中上部」、そして下部は薄茶色の「島弧地殻」で表現されている。

仮にこれをフクイチ周辺に当てはめると、太平洋側の海岸付近から13kmまで地殻上層部、そしてコンラッド面を境に下は28kmまでが地殻の下部ということになる。マントルはそれ以下。

地殻上部と下部の質的な違いはわからないが、そんなに大差がないのであれば、デブリが地殻にいる間は手が打てるということだ。

気になるのがコンラッド面。この地点に到達したときに変化がなければよいのだが・・・。

.


18. 2017年2月05日 17:24:59 : mINW8bMxUQ : 4BobKM9F48E[35]

 スラグが 地球を掘って進むと考えて 1M 掘り下げるのに 0.01% 小さくなるとすると

 100M 掘ると 1% 1KM 進むと 10% 5KM 進むと 50% ダウンして

 進む スピードが ダウンして 地殻を 突き破るところまでは いかないのでは??

 ===

 全ては 空想物語だけどね〜〜〜

 ===

 だから 以前に 愛の主張では 地下のどこかに スラグキャッチャを作って

 そこから ななめ上に 炉心のしたの方向に無人のトンネル掘削機で 掘り進めば

 どこかで スラッグの トンネルにぶつかるのではないかと 言った覚えがある
 


19. 2017年2月05日 19:49:57 : B1xOdnbesE : gynMDOjtB14[1]

>>17さん
>しかし、「浸食速度が永遠に続くわけでなくデブリは徐々に冷えていき速度は当然落ちてくるから・・・」という楽観視は現時点ですべきではないと思う。


>>8,>>15。再臨界がまた生じるとか特別な異変が起こらない限り基本的には徐々に冷えていくという考えはそう間違ってないと思うよ。
ただ温度低下の勾配が問題問題になると思う。>>15では触れなかったけど、JNESの報告書ではアルゴンヌ国立研究所のACE実験を基にした温度低下のシュミレーションをしてる。

その米国でのACE実験はデブリに見立てた2400℃にタングステンヒーターで加熱した300Kgの質量の模擬試料を質量200kgのコンクリートのうえに置いた比較的小さな円筒形の実験装置内で行った。JNESの報告結果はこの実験でのL2とL5という実験パターンを用いてシュミレーションしたもの。

この二つのパターンはデブリとコンクリートの各質量、デブリ初期温度(2400℃)は共に同じだが、L2はヒーター出力を100KWにしていてL5は60KW。またコンクリートの種類も異なる。L2は硅土質コンクリートでL5は石灰岩コンクリート(一般砂コンクリート)だ。ちなみに硅土質コンクリートは浸食速度が石灰岩コンクリートより速い結果となっている。

このシュミレーションでは温度低下測定の経過時間が最大3時間弱までしか試されてないので長期間にわたる低下率がどのくらいになるかは判断できないが、3時間範囲の結果グラフによれば、L2、L5とも実験開始5分間後頃まで開始温度の2400℃がいったん2600℃強(L2)〜2500℃強(L5)に上るがその後はもとの開始温度近くまで下降しその後はL2では極ゆるく下降するだけで3時間後は2400℃となった。

L5も低下曲線はL2ほぼ同じパターンを描くが3時間後には約2350℃でL2より50℃だけ低くなった。JNES報告書ではクラスト(殻)の温度のL2とL5の差に言及していてその原因はヒーター出力の違いにあると推測してるが
この3時間後のL2とL5の終局温度の差もそのあたりが原因かもしれないね。

以上はシュミレーションの温度低下の結果だけど、これは実際の事故ではデブリの質量、初期温度(実際は2800℃まで上がる)、絶対量の違いによる冷却時間の差(例えば熱湯を入れた大型ヤカンと小型ヤカンの冷めるまでの時間を比べれば判る)などまるで違うので、実験よりさらに温度は下がりにくいと推測できるでしょう。もちろん3時間などでは温度低下など0だと思う。

小規模の実験では3時間では温度低下は0またはわずか50℃だけど、少なくとも温度上昇はしてないことを考えれば数日間も計測してればこの実験の質量程度では確実に温度低下していくのは間違いないと思う。

ということで、私の知る範囲では「低下していくのは間違いない。しかしその質量規模や水の供給の有無と量によってどのくらいの期間でどのくらいの温度まで低下するのは判らない。」というこの程度のことしか判らないよ。少なくとも初期の浸食速度で長期間の間、初期の浸食速度を保つと言うのは無理だろうと思うよ。


20. ボケ老人[1279] g3uDUJhWkGw 2017年2月06日 08:35:12 : DPIHWzSy2A : ryp5mYY74JA[655]
>19.:私>>8,>>15。再臨界がまた生じるとか特別な異変が起こらない限り基本的には徐々に冷えていくという考えはそう間違ってないと思うよ。

そうかもしれない。
しかし、燃料デブリは発熱体であって、火山の溶岩のような蓄熱体(新たな発熱が無い)ではない。崩壊熱と周囲に伝播して冷える除去熱とどちらが大きいかということが問題です。ウランが大勢を占める崩壊熱の期間は人間の尺度で測れるようなものではない。
徐々に冷えていくのは確かとしても、実用的工学的には冷えることは無いと言ってもいいのではないかと思う。
素人の推論ではあるが
東電が発表した映像にあるのは、超高温の核燃物質に熔かされた
炉壁であり、グレーチングであり、燃料デブリそのものではない
燃料デブリはさらに沈降して、地下水による冷却で辛うじてバランスが取れている。
断続的な臨界反応によって、時々は白煙が上がり、わずかではあるが放射性物質を吹き上げている。
こう考えているのだが、素人の妄想に過ぎないのだろうか。

    


21. 2017年2月06日 16:19:30 : 4HrZWUqOnU : MPi3_VjE44s[1]

>>20さん

>>15。私が>>8http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/429.html#c4で「2011年3月18日あるいは19日頃までにデブリは地球に逃げ出している」と言ったとおり、地中での沈降が止まったどころかドンドン沈降してると考えてるよ。

とすればデブリは基礎底面のコンクリート溶かしたということだからその時点でデブリの温度はコンクリートの溶融温度の1500℃以上あることは少なくとも確実に言えるわけだよ。

まぁデブリが基礎底面近傍まで落ちた時点でデブリの温度がかろうじてコンクリ溶融温度の1500℃をわずか上回っていたから間一髪で貫通したなんてわけは無いだろうから、ペデスタル上での2800℃からわずか3,4日後のデブリなど基礎を貫けた直後は2500〜2800℃は十分保っていたに違いないね。
30m近い上空(給水は本体高さ20mの圧力釜上部から行っていた)からの毎秒2リットルの給水なんて霧吹き状態に飛び散ってで無いも同じなんだからね。
貫けた直後でもデブリは超高温だから当然土もドンドン掘るのも間違いないだろね。

ただ土を溶かせない温度に低下するまでどこまで深く掘るか、あるいは掘り進んだら大量の地下水にぶち当って冷やされそこで沈降を阻止され地下水をメチャクチャ汚染してるかは、基礎貫通以降のデブリの動きについては理論も証拠も持ち合わせてない私には判断しようがないと、私は言ってるだけだよ。
かなりの確実性で地球を掘り進んでるという推測を否定してるわけじゃないよ。



22. 2017年2月06日 21:41:04 : uSebaFocGc : RlvXpbSmvS8[3]

>19 さん

ご紹介いただいたアルゴンヌ国立研究所のACE実験を基にした温度低下のシュミレーションに関してですが、

「デブリに見立てた2400℃にタングステンヒーターで加熱した300Kgの質量の模擬試料・・・」ということですが、これが本物の核燃料ペレットと同じ物質でなければ意味がないと思う。

なぜなら、なぜチャイナシンドロームと呼ばれるのか、よく考えてみてくださいよ。核燃料は、もちろん崩壊熱は出すが、核分裂をしだしたら止まらない。あなたが21で「地球を掘り進んでるという推測を否定してるわけじゃない」と言及しているように。

何も手を打たなければ、核分裂で放出された中性子はまた他のU235(ウラン)にぶつかり、さらに核分裂・・・その繰り返し・・・つまり何も手を打たなければ、他の金属などと違って臨界を起こすということ。
http://www.ene100.jp/%E5%86%8D%E8%87%A8%E7%95%8C%E3%81%A8%E3%81%AF

そしてまた、現在進行している地殻の物質は上部が花崗岩質岩、下部が玄武岩質岩。これも実験で使用した石灰岩コンクリートとは全く異なる。よって、この実験は両方のマテリアルが全く違うために、何の参考にもならないということです。

もしその模擬試料がペレットと同じ物質であっても、300Kg。臨界しているフクイチの100トンと比較することもできないだろう。

しかも実験は原発を推進しているアメリカの機関・・・。


>20さん

>実用的工学的には冷えることは無いと言ってもいいのではないかと思う。

>断続的な臨界反応によって、時々は白煙が上がり、わずかではあるが放射性物質を吹き上げている。

そうです、その通りです。

・・・・・・

しかも昨日知って驚いたのが、東電と政府の行っていること。
自分も「地下水による冷却で辛うじてバランスが取れている。」と信じたいのだが、彼らがやっているのは陸から流れてくる地下水を、デブリの直前でわざわざくみ上げていること。

http://ameblo.jp/64152966/entry-11926041829.html

これにはぶったまげた。しかもぽっかり空いた穴・・・・恐らくあの写真はもう何年も前のものだろう。既にわかっているのに今ごろノコノコ出してきたのもムカつくが、その穴から中性子を減らすホウ酸や制御棒に使用されている「カドミウム」のように中性子を強く吸収し、しかも自体が核分裂を起こさない物質さえもきっと投入などしていないだろう。

これから現在わかることは、驚くべきことに、「東電と政府は収束のための作業と偽って、チャイナシンドロームを意図的に進行させている。」という事実。

つまり、以前どこかで東北が無い日本地図を見せられたという話を聞いたが、つまりこのまま再臨界を放置し、わざわざ日本の偉大なる自然が、このデブリの死の行進を停止させようとしている地下水の冷却まで妨害しているという、狂気沙汰・・・。

こんなこと、ちょっと考えれば誰でもわかると思う。

国民が、誠意ある学者たちが、勇気あるジャーナリストたちが、東電・政府まかせでなく、フクイチの収束をそれぞれが己のこととして真剣に考え、彼らの収束活動とやらをチェックしなければ、

また多くの罪無き日本人が犠牲になり、それにとどまらず、20年後に東北は消滅するかもしれない。
あの地図のように・・・。


23. 2017年2月07日 01:30:15 : Y6uHtqBfUs : eVx@muuNFUU[1]

>>22さん

私は>>19>>8以降私がコメントしてきたことはあくまでも「2011年3月18日ないしは19日頃にはデブリは建屋からとっくに地球に逃げ出した」というのが論点。その根拠として私の当て推量ではなく各種物理実験の資料を提示したということ。
私の論点はそれ以上でも以下でもないんだよ。

なので地中に逃げ出した後のデブリの挙動については、私はそういう資料は持ち合わせてないので、地中沈降中に『再臨界その他の変動が起きない限り』は、温度の低下速度が早いか極遅いかは別として、基本的にはデブリの温度は下がっていくだろうとだけしか言ってないよ。
「(再臨界等何も無ければ)下がっていくだろう」というのは、崩壊熱の効果と、わずか3時間の計測時間でしかないけど実験の温度低下グラフでも初期温度からほぼ横ばいかわずかな低下を示していて計測中に温度上昇の傾向は無かったという、2つの理由からそう思うわけ。

と言うことで、改めて言うけど、私の論点はあくまでも建屋(コンクリート製)を貫通したか否かという範囲までであって、そのための科学的判断材料として複数の「デブリコンクリート反応」実験の結果を用いたということ。
だから「コンクリと地殻とでは違う」などと言われても困るw 私の論点は「建屋の貫通」なんだから。。

なお、私が示した米国の各研究所が原発マフィアの身内機関ということもとっくに知ってますよ。だからこそその資料を使ったんだよ。
なぜなら原発マフィア一味なら、自分らに不利な「温度が下がらない」とか「浸食速度が速すぎる」なんて実験結果は絶対出したくないハズで、むしろインチキして「これほど大きく温度下がったよ」とか「浸食はこれほどゆっくりだよ」というグラフを出したいとこでしょ。

ところがグラフはほとんど温度が下がらないか、極少し下がっただけの結果報告になったわけだよ。
もしインチキ実験だったとすれば本音は下げたいのにほとんど下がらないグラフになってしまったということは、仮に「温度上昇をさせたいあるいはまったく下がらなくしたい」正義の一味(笑)がいたとして、その一味も温度を下げたい原発マフィア一味も含め、それぞぞれの一味が作ったグラフの中で原発マフィアのグラフが最大の温度低下をしたものとして一番信用出来るってことさ。実際の温度低下かどうかは別としてこの世に存在する最大の温度低下グラフとしてはね。

言い換えれば原発マフィア一味が作ったデータ以上の急激な温度低下や遅い浸食速度はあり得ないということさ。

そういうマフィア一味のデータを使って、建屋貫通が立証されてしまえば反原発、マフィアその他誰も反論できないでしょ。
原発マフィアは信用できないと言うばかりでなく「バカと鋏は使いよう」なんだよ。

地中のデブリの挙動については皆さんの科学的な立証を期待してます。


24. 2017年2月07日 01:55:06 : GbQbJdfL0p : 9EFzYUOWwBE[1]

>>23補足

>>22さん
>もしその模擬試料がペレットと同じ物質であっても、300Kg。臨界しているフクイチの100トンと比較することもできないだろう。


模擬試料300Kgと事故の100トンの質量の違いよる問題については、>>19の後段でも一応言及してるよ。



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