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激動 電子部品(下)市場開拓、技術で挑む 耐久性・小型化に磨き
http://www.asyura2.com/16/hasan110/msg/121.html
投稿者 あっしら 日時 2016 年 6 月 20 日 05:35:34: Mo7ApAlflbQ6s gqCCwYK1guc
 

(回答先: 激動 電子部品<上> 中国勢、高付加価値で台頭 大型パネル・8Kでも攻勢 投稿者 あっしら 日時 2016 年 6 月 20 日 05:33:23)


激動 電子部品

(下)市場開拓、技術で挑む 耐久性・小型化に磨き

 セイコーエプソンが自動車の姿勢検出向けに水晶を使ったエアバッグ向けセンサーの量産を本格化し、まもなく1年がたつ。水晶を用いたこの種のセンサーを手がけるのは同社のみだ。同社は「採用実績を徐々に上げたい」(マイクロデバイス事業部)と意気込む。

 技術革新が速く陳腐化しやすい電子部品は新興国との競争が激しい。DRAMや液晶パネルはコスト競争力で韓国や台湾、中国のメーカーに敗れ去った。

 一方、日本企業が得意とする高い技術力をいかせる分野では、生き残りをかけた製品開発の動きが続く。回路などの微細加工のほか、素材の水晶の純度を高めるノウハウが必要な水晶デバイスで、日本企業はなお世界で優位に立つ。

 セイコーエプソンは水晶素子を薬品で不要部分を除去して形状加工する技術を確立。小型化と高品質を両立し、センサー開発につなげた。

 スマートフォン(スマホ)などに使う代表的な部品の温度補償回路付き水晶発振器(TCXO)は、大口価格で1個19円程度。一方、自動車向けなどのセンサー価格は200〜300円と汎用品の10倍以上。セイコーエプソンは今後、このセンサーの生産規模を引き上げる方針だ。

 付加価値を高めたいメーカーが新たな需要先として注目しているのが、安全性や室内環境を高めるため電子化が進む自動車向けだ。使用を想定する温度帯が、民生用と比較にならないほど広い。衝撃への耐久性や安全維持への要求も厳しい。

 水晶大手の日本電波工業も対応温度の上限を引き上げたTCXOを開発。自動車部品メーカーの需要を見込み量産準備に入った。

 蓄えられる電力量が大きい積層セラミックコンデンサー(MLCC)も日本のメーカーが依然優勢な産業の一つ。業界最大手の村田製作所は自動車向けを視野に、最高使用温度がセ氏200度のMLCCを年内にも量産する。

 汎用的なMLCCは1個0.5円程度とみられ「競争メーカーが多く、値下がり圧力が強い」(部品商社)。高付加価値品は性能への条件は厳しいが、その分高い単価を期待できる。「要求特性に最適化した材料を独自で開発し、量産するのが強み」(村田製作所)。17年3月期も、超小型品や車載向けなどを中心に前期から10%の設備増強を実施する計画だ。

 もっとも技術革新のペースが速まり「汎用化で価格が下がるまでの期間が短くなってきた」(富士重工業)。東海東京調査センターの石野雅彦シニアアナリストは「稼げる時に次の収益分野を見つけられるかで企業の勝敗がつきやすくなる」と指摘する。

 TDKはスマホなどに使う高周波部品事業の一部を、米クアルコムに譲渡することを決めた。今後はより成長が見込まれる自動車や産業機器向けに軸を移す。生き残りには技術開発力に加えて、成長市場を見極める力を一段と磨く必要がある。
 松下太郎が担当しました。

[日経新聞6月17日朝刊P.18]

 

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