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中国もインフレ輸出国に変身へ−世界的な物価上昇に拍車の恐れ 輸入2年ぶり大幅な伸び、輸出8カ月ぶり増 人民元、対ドル下落
http://www.asyura2.com/16/hasan116/msg/495.html
投稿者 軽毛 日時 2016 年 12 月 08 日 14:37:46: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 

中国もインフレ輸出国に変身へ−世界的な物価上昇に拍車の恐れ
Bloomberg News
2016年12月8日 12:18 JST

中国PPI上昇率は来年6%に達すると予想−コモンウェルス銀
製品価格への転嫁が始まれば来年すぐにも物価押し上げ−メドレー

世界の工場である中国の新たな輸出品、それはインフレだ。しかもその輸出拡大ペースは、多くの人がわずか数カ月前に想定していたより速い。
  人民元安に加え、重要な共産党大会を来年に控えて堅調な経済成長確保を狙う景気刺激策や商品相場の回復で、中国の生産者物価指数(PPI)が押し上げられている。PPIは9月、4年半ぶりに上昇に転じ、10月は前年同月比1.2%上昇となった。9日発表される11月のPPIは市場予想では同2.3%上昇と、前月のほぼ倍の伸びになる見通しだ。
  上昇ペースは来年さらに加速するとみられている。JPモルガン・チェースは2017年1−3月(第1四半期)に上昇率が4%に達すると予想。コモンウェルス銀行は7−9月(第3四半期)にはピークの6%を付けるとの見方を示している。
  PPI上昇はアジア全域に築かれた中国の大規模なサプライチェーンに波及し、ニューヨークからニュージーランドに至る世界の消費者向け市場に影響を及ぼすことになる。またこの上昇は、最近の原油高やトランプ次期米大統領が財政・インフラ支出拡大を準備している中での世界的なリフレ観測の高まりにも重なる。
  ヘッジファンドや機関投資家への助言を行うメドレー・グローバル・アドバイザーズの中国調査責任者アンドルー・ポーク氏(北京在勤)は「中国メーカーがいったんコスト上昇分を製品価格に転嫁し始めれば、世界的な物価上昇の動きにすぐに拍車が掛かる可能性がある。それは17年のごく早い時期に起きるはずだ」と述べた。

原題:China’s Swing to Exporter of Global Inflation Is Gathering Pace(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-08/OHUGWL6JTSEM01


 

中国:11月の輸出、8カ月ぶりに増加−輸入は2年ぶり大幅な伸び
Bloomberg News
2016年12月8日 13:11 JST 更新日時 2016年12月8日 14:08 JST

ドル建て輸出は前年同月比0.1%増、輸入は6.7%増
対米・EU輸出は共に増加に転じる

中国の輸出は11月に8カ月ぶりに増加した。人民元安が寄与した。輸入は2年ぶりの大幅な伸びとなった。
  税関総署が8日発表したドル建て貿易統計によれば、11月の輸出は前年同月比0.1%増。輸入は6.7%増。この結果、貿易黒字は446億ドル(5兆600億円)となった。ブルームバーグの調査では輸出は5%減、輸入は1.9%減が見込まれていた。
  キャピタル・エコノミクスのシンガポール在勤エコノミスト、ジュリアン・エバンスプリチャード氏は「今回の中国貿易統計が予想を上回る結果となったことは、世界的な需要増のほか、国内経済の勢いが引き続き強いことを反映している」と指摘。その上で「今回はポジティブサプライズとなったものの、中国の貿易の中期的見通しは依然として厳しい」と述べた。
  中国の最大の貿易相手国である米国への輸出は6.9%増、対欧州連合(EU)輸出は5.1%増と、共にプラスに転じた。
原題:China Exports Edge Up as Imports Increase Most in Two Years (1)(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-08/OHULP66JIJVI01


 

〔上海外為〕人民元、対ドルで下落=ドル需要増で(8日中盤)【12/8 14:11】
【上海ロイターES=時事】8日中盤の上海外国為替市場では、人民元が対ドルで下落した。企業のドル需要に圧迫された。

中国人民銀行(中央銀行)は取引開始前、人民元の対ドル基準値を1ドル=6.8731元に設定。前日6.8808元より元高・ドル安水準だった。

人民元のスポット(直物)相場は6.8796元で寄り付いた後、正午ごろ時点で、前日終値比70ピップ元安・ドル高、基準値比0.09%元安・ドル高の6.8790元で推移している。

トレーダーは、企業のドル需要の旺盛さを指摘。中国当局は前日、11月の外貨準備高の減少幅が予想を上回り、約6年ぶりの低水準に落ち込んだと発表した。

8日のドル需要の高まりを受けて、大手国有銀行はオンショア市場でドルの流動性供給継続を余儀なくされた。

上海の中国系銀行のトレーダーは「国有銀行は手玉を温存するために戦略変更した。今は日中の引け(午後4時半)が近づくにつれてドルの売却を増やしている」と説明した。

トレーダーはまた、人民銀が元のスポット相場安定化の取り組みを緩める見込みや、年内に元安観測が後退する見込みがほとんどないとも指摘した。


 

〔シドニー外為・債券〕豪ドル・NZドルとも上昇=リスク志向強まる(8日午後)【12/8 12:59】
【シドニー・ロイターES=時事】8日午後のオセアニア外国為替市場では、株高を受けてリスク志向が強まる中、オーストラリア・ドルとニュージーランド・ドルがともに対米ドルで上昇。NZドルは対円で11カ月ぶり高値を付けた。

豪ドルは1豪ドル=0.7490米ドルに上昇し、前日に付けた安値0.7417米ドルから戻している。

前日発表された第3四半期の豪実質GDP(国内総生産)は5年ぶりの前期比マイナス、この日発表された10月の豪貿易収支は15億豪ドル以上の赤字と、ともに予想を下回る弱い内容だったにもかかわらず、豪ドルは底堅く推移している。

一方で、オーストラリアの主要輸出品である鉄鉱石や石炭の価格は中国からの旺盛な需要で上昇基調にあり、このことが弱いGDP統計がさほど材料視されない理由だとの専門家の指摘もある。

コモンウェルス銀行(CBA)のストラテジストは「豪ドルはGDPの伸び率よりもコモディティ価格のトレンドの影響を受けやすい」と述べた。

豪ドルはこの日、一時0.75米ドルの抵抗線を突破し、3週間ぶり高値を付けた。

対円では1豪ドル=85円付近と7カ月ぶり高値圏で推移している。

NZドルは1NZドル=0.7200米ドル前後に上昇。1カ月ぶり高値を付ける場面もあった。

リスク志向の改善に加え、ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)のウィーラー総裁が経済について楽観的な見通しを示したとも支援材料となった。

豪国債先物は上げ幅を拡大。3年物が1ティック高の98.100、10年物は5.5ティック高の97.2900。

情報提供:株式会社時事通信社


 

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