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栄養ドリンクやサプリ、常用で健康破綻の恐れも…「疲労感なき疲労」が一番危険(Business Journal)
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/599.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 12 月 28 日 02:39:25: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

栄養ドリンクやサプリ、常用で健康破綻の恐れも…「疲労感なき疲労」が一番危険
http://biz-journal.jp/2017/12/post_21843.html
2017.12.27 文=森井隆二郎、昌谷大介/A4studio Business Journal


 

 2017年、働き詰めだったビジネスパーソンたちは1年の疲れがたまっていることだろう。

 特に仕事の繁忙期などは、「栄養ドリンクやサプリメントを摂取して、なんとか乗り切った」という人も少なくないかもしれない。しかし、それは本当の意味で疲労回復になっているのだろうか。騙し騙しでやってきたツケは、年末にたっぷり蓄積されているはずだ。

 1年の疲れは、来年に持ち越さず年内に回復しておきたい。では、年末に疲労回復するための有効な方法は何か。疲労科学が専門の関西福祉科学大学健康科学科教授の倉恒弘彦氏に聞いた。

■過労死にもつながる、危険な「疲労感なき疲労」

「栄養ドリンクやサプリメントは、まず正しく用いるのが大前提です。疲労回復に『まったく効果がない』ということはありませんが、それらを過信するのは禁物です」(倉恒氏)

 倉恒氏は、「まず、そもそも何をもって『疲労』とするかを考える必要があります」と続ける。

「日本疲労学会は『疲労とは過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である』と定義しています。これにのっとって説明します。

 これを踏まえた上で、『疲労』と『疲労感』という語句も区別して扱う必要があります。疲労は、『心身への過負荷により生じた活動能力の低下』を指します。その一方、疲労感は『疲労が存在することを自覚する感覚』です。

 少しややこしいですが、『疲労なき疲労感』という概念もあれば『疲労感なき疲労』という概念もあるのです。たとえば、口では『疲れた』と言っていても、実際には身体が元気なら『疲労なき疲労感』が当てはまるでしょう。

 しかし、逆に『疲労感なき疲労』になると、身体がひどく疲れていることに気付けないまま働き続け、結果的に過労死に陥ってしまうケースもあり得るわけです」(同)

 仕事に没頭するビジネスパーソンのなかには、「疲労感なき疲労」に襲われているケースもあるかもしれない。では、どのようにセルフマネジメントすればいいのだろうか。

「本人に自覚がないわけですから、客観的な疲労検診などで自分の状態をチェックしておく必要があります。医療機関できちんと血液検査をしたり、自律神経のバランスの乱れや睡眠の覚醒リズムをチェックしたりする。日中の活動量や睡眠の質を維持できているかどうかも大事です。自覚症状とは別の客観的指標で疲労状態をチェックするように心がけることが、有効なセルフマネジメントとなります」(同)

 また、一口に「疲労」といっても、当然ながらその度合いには差がある。そのため、段階的に区別しているという。

「数日休養すれば健康な状態に戻る段階を『急性疲労』と呼んでいます。長時間の作業や激しい運動をした日に『疲れたな』と感じることがあると思いますが、きちんと睡眠を取って休養すれば回復する場合は、生理的な『急性疲労』です。

 しかし、数日休んだ程度では回復せず、たとえば1カ月以上にわたって疲れが取れないような場合は『遷延性(せんえんせい)疲労』と呼ばれる段階になります。そして、さらに深刻な状態が『慢性疲労』です。これは、きちんと休養を取っていても半年以上、疲労が取れない状態が続く段階をいいます。

『急性疲労』の場合は、休養が取れるのであれば病院に行かなくても大丈夫ですが、『遷延性疲労』や『慢性疲労』の場合は、医師の診断を受けて適切な処置や治療を施したほうがいいでしょう。

 ちなみに、2012年に行われた名古屋地区の一般住民2000名を対象にした医学調査では、39%の人が『半年以上、疲れが続いている』と回答していました。この結果を踏まえると、『約4割の人が慢性疲労の状態である』と推察できます」(同)

■栄養ドリンクやサプリメントは逆効果?

 では、疲労がたまってしまったらどうすればいいのだろうか。つい頼りがちな栄養ドリンクやサプリメントには、効果がないのだろうか。

「栄養ドリンクやサプリメントに効果がないわけではありませんが、その効果を過信しないようにしてもらいたいのです。

 たとえば、栄養ドリンクを飲んだ後に『楽になったな』と感じるのは、成分の中にカフェインが含まれていて覚醒効果をもたらすから。そのため、レポートや残業を徹夜で片づけなければならないときに、カフェインを摂取して集中力と効率を高めるのは得策といえるでしょう。

 ただ、栄養ドリンクに頼っていいのは身体が健康な場合に限ります。徹夜の作業が終わった後は、十分な睡眠や休養を取り、身体を再び健康な状態に戻さなければなりません。それを怠って、栄養ドリンクを常用したり何度も徹夜したりしていると、いずれ健康が破綻してしまいます」(同)

 つまり、今の自分は栄養ドリンクやサプリメントを用いても支障が出ない健康状態なのかどうか、事前に確認する必要があるということだ。

「『急性疲労』の段階で、まだ余力が残っている人ならいいのですが、もし『遷延性疲労』や『慢性疲労』を抱えている人が栄養ドリンクを飲み、カフェインに頼って無理をすればどうなるでしょうか。身体の活動レベルが低下し、しばらく動けなくなってしまうこともあるはずです。プラスの効果を期待していたはずなのに、かえってマイナスの結果を導いてしまうということになりかねません。

 なお、栄養ドリンクやサプリメントには、ビタミンやアミノ酸が含まれています。疲れがたまっている人の身体の中は活性酸素が増えているため、ビタミンやアミノ酸で抗酸化力を上げるというアプローチは有効といえるでしょう。

 ところが、ビタミンやアミノ酸にはカフェインほどの即効性がなく、長い時間をかけて疲労を回復していきます。そのため、『栄養ドリンクやサプリメントを飲めば、すぐに元気になれる』という考えは間違っていますし、かといって『まったく摂取しない』というのも正しい判断ではありません。あくまで自分の健康や疲労の状態に応じた使い方をするように心がけてください」(同)

■ストレスを減らす3つの方法

 栄養ドリンクやサプリメントに頼るのは間違っているばかりか、場合によっては逆に体調を崩す恐れもある。では、本当の意味で疲労を回復させるためには、どうすればいいのだろうか。

「厚生労働省が打ち出している『健康日本21』という大方針にも通じるのですが、キーワードは『睡眠・栄養・運動』の3つです。

 長期にわたって続く『慢性疲労』の場合は、専門の医師に相談して数カ月から年単位の治療や生活指導を受ける必要な場合があります。しかし、短期的な疲労であれば、良質な睡眠や栄養、適度な運動によって解消できますし、そうした習慣が健康増進や疾病予防にもつながるでしょう。

 3つのキーワードを意識していても疲れが取れず体調不良になってしまう場合、一番に疑われるのはストレスによる体調の変化です。

『ストレス』と一口に言っても『精神的ストレス』『身体的ストレス』『化学的ストレス』『物理的ストレス』『生物学的ストレス』といった複合的な原因が考えられるのですが、それぞれが蓄積してしまわないうちに『ストレスコーピング』をする必要があります。これは、ストレスの要因や原因となる感情に働きかけ、ストレスを解消したり緩和させたりすることです」(同)

 倉恒氏いわく「栄養ドリンクやサプリメントに手を出すよりも、先に取り組んでおくべきこと」が、この「ストレスコーピング」だという。

「『ストレスコーピング』には3種類あります。ひとつ目は、『課題優先対処法』。自分の負荷となっているストレスの原因を分析し、解決するのです。たとえば、資格試験の勉強に追われて、それがストレスになっている人は、しっかりと勉強して合格してしまえば一件落着ですよね。この『課題優先対処法』は、多くの人が気付かないうちに実行できています。

 2つ目は『回避優先対処法』です。これは、ストレスの源からなるべく遠ざかること。職場で、毎日のように嫌みを言ってくる上司がいたとしても、その上司が何時にどこに現れるのかという傾向を把握しておけば、出くわす頻度を下げることができるでしょう。

 3つ目は『情緒優先対処法』。毎日の朝礼で上司から仕事の指示を受け、勤務後は報告が義務付けられている場合、その上司のことがどんなに嫌いであっても避けられません。そういうときは、怒ったり泣いたり家族や同僚と気持ちを共有したりして、自分の感情を発散することが大事なのです。こうすれば、蓄積したストレスに伴う心身の変化を減らすことができます」(同)

 いずれにしても、ストレスとうまく付き合い、ストレスの除去や緩和を意識することがポイントになりそうだ。

 また、栄養ドリンクやサプリメントに過度な期待をするあまり過剰に摂取してしまうと、逆効果にもなり得る。「急性疲労」の場合はしっかりと良質な休養を取る、「遷延性疲労」や「慢性疲労」の場合は専門医の診察や治療を受けることが必要だ。

 年末に1年の疲れをスッキリさせ、新年を心身共にフレッシュな状態で迎えるには、「しっかり休む」「医師の治療を受ける」といった、ごく当たり前のことがもっとも大切だ。

(文=森井隆二郎、昌谷大介/A4studio)


 

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