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脂肪の摂取量が少なくなれば小さな危険なLDLが増加する ドクターシミズのひとりごと
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/665.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2018 年 11 月 13 日 08:10:48: tZW9Ar4r/Y2EU QlJJQU4gRU5P
 

低脂肪の食事が健康的だと考える人がいまだにいると思います。しかし、エネルギー量を確保するのには、脂肪を減らすとすれば、タンパク質でその分をすべて賄うことは難しいので、その分糖質量が増えることが多くなります。

低脂肪食と高脂肪食ではリポタンパク質のLDLにどのような違いが起きるのでしょうか。脂肪の割合によってLDLの変化が大きい人、小さい人、変化しない人、逆の変化を示す人と様々です。恐らく遺伝的な要素なども大きく関わっている可能性があります。遺伝は変えられないこともありますが、食事は変えられます。(図は原文より、表は原文より改変)

上の図は、健康な男性105人で高脂肪食(脂肪46%)から低脂肪食(脂肪24%)の食事に変えたときのLDLコレステロールの変化の分布を表しています。平均するとLDLコレステロール値は11%低下するのですが、分布は−49〜+51%の範囲とかなり広範囲になっていました。

高脂肪食で小さな密度の高い危険なLDL(sdLDL)が優位なパターンBを示す群では、パターンA(大きなふわふわの問題を起こさないLDLが優位)を示す群よりLDLコレステロールは2倍の減少を示しました。特に中型のLDLと小型のLDLが大きく減少し、また、HDLコレステロール値と比較してApoBとLDLが有意に減少していました。つまり、高脂肪食でパターンBを示していても、LDLが減少するだけでなくsdLDLも大きく減少し、アテローム性動脈硬化症のリスクは少なくなる方向に変化を示していたのです。

高脂肪食でパターンAが優位な群で低脂肪食に変えると、87人の中で36人はパターンBに変わってしまいました。大きなLDLは減り、小さな危険なLDLが増加してしまったのです。LDLコレステロール値は減少しても、ApoBは減少しておらず、LDLの粒子数がほとんど変化していないことと一致しています。つまり、LDLコレステロール値が減少したのは単にLDLが小さくなっただけであり、危険なsdLDLが増加したのです。

その後の研究では、高脂肪食(脂肪40〜46%)を摂取した後でパターンAを有する180人の男性のうち、低脂肪食(脂肪20〜24%)を摂取した後に62人がパターンBにシフトしましたが、118人はパターンA(安定A群)のままでした。高脂肪食でパターンBを有する58人の男性は、低脂肪食でパターンの変化はありませんでした。

安定A群の内38人が次の実験に参加しました。今度は通常食(脂肪約35%)と脂肪が10%の非常に低脂肪の食事を10日間摂りました。通常食では当然全員がパターンAでしたが、10%脂肪食では12人がパターンBに変化しました。その表が下です。

安定A群とパターンAからBに変化した変化群における10%脂肪食後の血漿脂質およびリポタンパク質濃度


安定A群

変化群


中性脂肪(mg/dL) 102.7 191.2
VLDL質量(mg/L)
 大 162 562
 中 212 540
 小 471 647
LDLコレステロール(mg/dL) 121.2 109.7
IDL質量(mg/L)
 大 150 173
 小 278 260
LDL質量(mg/L)
 大 1031 508
 中 1037 948
 小 378 885
 極小 90 169
HDLコレステロール(mg/dL) 51.4 39.4
HDL質量(mg/L)
 HDL 2 564 141
 HDL 3 1841 1881
アポリポタンパク質AI(μmol/L) 46.4 42.5
アポリポタンパク質B(μmol/L) 1.9 2.2
LDLピーク径(nm) 26.48 25.12


変化群では中性脂肪が増加し、HDLコレステロールが低下、VLDLも増加。LDLコレステロール値に有意差は無いのですが低下しましたが、LDLピーク径は減少、大きなLDLは少なくなり、小さなLDLは増加しました。しかしApoBは変化していません。つまり、LDL粒子数の有意な減少なしに、より大きくコレステロールが豊富なLDLからより小さいコレステロールの少ないLDLへシフトしたことを意味します。

分析の結果、全体でLDLコレステロール値の有意な減少はなかったのですが、パターンBに変化した人は、パターンAのままであった人よりも、中性脂肪やApoBの増加およびHDLコレステロールの低下が有意になりました。これは以前の記事「糖質制限とLDLコレステロール上昇」「糖質制限とLDLコレステロール上昇3」などで書いたことに一致し、中性脂肪値が高くとHDLコレステロール値が低いとsdLDLを有する割合が増加します。

食事の糖質と脂質の割合による小さな危険なLDL(sdLDL)が優位なパターンBを示す人の割合はどのようになるのでしょうか。

上の図のように、きれいな直線を描きます。総エネルギーに対する脂肪の割合が増加すればするほど、炭水化物の割合が低下すればするほど、パターンBを示す人は少なくなります。脂肪が10%という超低脂肪食で、炭水化物を75%も摂ってしまうと、約3分の2の人はパターンBというリスクの高い状態になるのです。グラフをそのまま延長して考えると、糖質制限のような炭水化物の割合が10%程度の場合ではパターンBを示す人ほとんどゼロだということがわかります。もちろん、このグラフはタンパク質を15%で固定しているので、タンパク質の割合を増やした場合どのようになるのかは分からないことは確かです。また、このような変化は脂肪の割合によるものなのか、それに伴って変化する糖質の割合によるものなのかはわかりません。もちろん、私は糖質の割合だと思っています。

少なくとも脂肪を制限するような食事はLDLコレステロール値だけで考えるのであれば、確かにLDLコレステロール値が低下する場合の方が多いかもしれません。しかし、その中身は危険なsdLDLを増やすことによりLDLコレステロール値が低下しているだけなのです。中性脂肪値を下げて、HDLコレステロール値を上げる糖質制限であればsdLDLはほとんどなくなるでしょう。中性脂肪/HDLコレステロール比は1.3以下を目指しましょう。

遺伝的な要素はどのようにも変えられないかもしれませんが、食事は誰でも変えることができます。食事によってほとんど変わらない人は、あまり気にしなくても良いのかもしれませんが、多くの人は食事に影響を受けてしまいます。

もう、脂肪制限は止めましょう。たっぷり脂肪を摂り、糖質制限ですね。

「Atherogenic lipoprotein phenotype and diet-gene interactions」

「アテローム発生性リポタンパク質の表現型とダイエット – 遺伝子相互作用」(原文はここ)

「A very-low-fat diet is not associated with improved lipoprotein profiles in men with a predominance of large, low-density lipoproteins」

「非常に低脂肪の食餌は、大型の低密度リポタンパク質が優勢である男性において、改善されたリポタンパクプロファイルと関連していない」(原文はここ)

http://promea2014.com/blog/?p=6172


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コメント
1. 中川隆[-13594] koaQ7Jey 2018年11月13日 10:06:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20620] 報告
カロリーの大部分を炭水化物から摂取する人たちが世界で一番健康だった :


「世界で最も健康な心臓」を持つボリビアの先住民族の食事に関する5年間に渡る医学的調査が結実:2018年11月5日
https://indeep.jp/what-suggestins-of-indigenous-population-tsimane-diet/

食事の支度中のアマゾンの先住民族チマネ族

南米ボリビアに「チマネ族」という先住民族がいます。

私は今回のニュースリリースで初めて知った人たちなのですけれど、調べてみると、すでに、このチマネ族という人たちは「地球上で最も健康な体を持つ人たち」として知られているようです。

特に「心臓と血管の疾患と無縁の人々」ということで、数年前から医学関係の研究者たちの間で注目されている人たちだったようです。

そのチマネ族についての、米カリフォルニア大学サンタバーバラ校と、アメリカ保健福祉省や国立衛生研究所などとの共同プロジェクトとして、その「保険と健康に関しての調査」が行われていたのですが、数日前に、その研究の結果が大学のウェブサイトに記事として掲載されていました。

場合によっては興味深い内容かもしれないその記事をご紹介しようと思います。

研究は 5年に渡り現地で調査が続けられたもので、その最大のテーマは、

「彼らは何を食べているのか」

ということでした。

「心臓疾患や糖尿病と無縁の彼らの基礎を作る食事は何か」

ということを徹底して調べたのです。

いわゆる日本やアメリカを含めた主要国での、「健康に良い食べ物」というような概念はありますが、そのようなものと合致しているのか、ということを調べたといっていいです。

かなり長いものですので、まずは本文をご紹介しようと思いますが、結果を書いておきますと、チマネ族は栄養摂取の品目が実に少ないのですが、


「そのカロリーの大部分を、炭水化物から摂取している」

ということになっていたのでした。

ただし、この炭水化物には、精製されたコメや小麦粉などの単純な炭水化物はほとんど含まれておらず、「プランテン」というイモのようなバナナのような、熱帯では多くの地域で主食となっているものが主流です。

それでも、炭水化物は炭水化物。しかも「それを大量に食べる」ようで、カロリー摂取量はかなりのものなのです。

日本などでは、よく栄養に関して、

・たくさんの種類の品目を食べる

・野菜をたくさん食べる

などというようなことも言われますが、その逆ともいえるような生活で、これが「世界で最も健康な人たち」を作っているということになっています。

まずは、そのカリフォルニア大学サンタバーバラ校のニュースリリースをご紹介します。


Food for Thought
UC Santa Barbara 2018/11/02

食物に対しての考察


アマゾンに住む先住民族たちの食生活から、私たちは、西洋の食生活が健康や健康にどのように影響するかを垣間見ることができる。

心臓の健康という観点から見ると、ボリビアのアマゾン地域に住む先住民族であるチマネ族は理想的な人々だ。知られている限り、彼らは世界で最も心臓病になる率が低い。

彼らは、血圧も総じて低く、肥満率、コレステロールレベルも優良で、さらには、2型糖尿病の発生率も最小限のレベルだ。

そして、彼らの場合、加齢と共にこれらの数値が悪化していくということもないように見える。

今回、私たちは、チマネ族の心臓と血管の健康を、彼らの食生活の観点から考慮してみた。そして、彼らのような先住民族の社会もまた、グローバリゼーションと、市場の力にさらされるようになるにつれ、どのように影響を受けるのか。

心臓の健康と食事

このブロジェクトはもカリフォルニア大学サンタバーバラ校の人類学者、トーマス・クラフト(Thomas Kraft)教授と、マイケル・ガーヴェン(Michael Gurven)教授によって行われた。これは、アメリカ国立衛生研究所が支援するプロジェクトの一環だ。

ガーベン教授は以下のように言う。

「以前から、チマネ族が最も健康な人々であることが研究によって示されていましたが、なぜそうなのかということを理解することは大変に興味深いことでした」

この研究で明らかに最初の候補となることは、

「彼らは何を食べているのか?」

ということで、そして、

「彼らは心臓の健康に最も良いと私たちが考えているようなものをを食べているのだろうか?」

ということだ。

「チマネ族の食生活の詳細な分析を行い、現代の典型的なアメリカ人たちの食生活と比較し、そして、アメリカなどにおいて、心臓にとって健康だと主張されている食生活と比較したのです」と、ガーベン教授は言う。

これまでも、パレオや、日本の沖縄などの食生活は健康上のメリットがあるものだとして推奨されることがあったが、チマネ族の場合もそのように心臓の健康にいいものを彼らが積極的に食べているのか。

彼らはよく食べる

アメリカ疾病管理予防センター (CDC)とアメリカ保健福祉省によりおこなわれた「全国健康栄養調査」で採用されたのと同じ測定方法を用いて、過去 24時間に食べたか、あるいは飲酒したものについて、1299人のチマネ族と 229人のモセテン族に、それぞれ複数回のインタビューをした。

そして、栄養推定値とすべての品目と、その量に関して推定するさまざまな方法を用いて、彼らの 1日の食物摂取量の詳細な内訳を描き出した。

それによると、チマネ族の 1日の平均摂取カロリーは 2,433 - 2,738 キロカロリーと高カロリーであり、これは、炭水化物の摂取量が多いこと、および高タンパク、そして脂肪の摂取量が少ないことに特徴づけられた。

チマネ族のエネルギー摂取のそれぞれの割合は、

・炭水化物からのカロリー摂取が 64%

・タンパク質からのカロリー摂取が 21%

・脂質からのカロリー摂取が 15%

という内訳だった。

さらに、チマネ族は、平均的なアメリカ人と比較すると、多種多様な食品を食べて「いない」ことも特徴だ。

彼らのカロリーの約 3分の 2は炭水化物(複雑な炭水化物)、特にプランテン(熱帯やアフリカで主食として食べられているバナナのような形をした果実)とキャッサバに由来している。

他に、カロリー摂取の 16%は 40種以上の魚から、そして 6%は野生の果実や木の実からのものだった。

市場などで購入したものは 8%だけだった。

このように、チマネ族の食事は多様性は低いが、しかし、研究者たちの調査では、チマネ族には微量栄養素欠乏症などの兆候はほとんどみられなかった。

彼らには、カルシウムといくつかのビタミン(ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK)が不足していたが、心臓血管の健康につながるカリウム、マグネシウム、セレンの摂取量は、平均的なアメリカ人の摂取レベルをはるかに上回っていた。

食物繊維の摂取量は、平均的なアメリカ人のほぼ 2倍だった。

この研究は 5年間にわたって続けられたが、その期間の中で、チマネ族の摂取する総エネルギー量と炭水化物の摂取量が特に市町村に近い場所にあるチマネ族の村では、大幅に増加するのが見出されていた。

これは、流通の発達が、アマゾンの先住民族たちんが住む地域にまで拡大していることが原因だ。

それと共に、食品添加物(ラード、油、砂糖、塩)の消費量も大幅に増加した。

数量と品質

結論 : 炭水化物を多く含む高カロリー食は、少なくとも身体活動的な生活習慣と結びついた場合は、心血管疾患のリスクの低下と関連する。

チマネ族の成人は 1日平均 1万7000歩あるく。平均的なアメリカ人が 1日に歩く数は 5,100歩だ。

しかし彼らでも、移住などにより、現在の食事のような食生活(植物繊維が豊富で、脂肪が少なく、塩分と砂糖を使用しない食生活)から離れることは重大な健康上のリスクとなる。

実際、ボリビアでの人々の栄養摂取状態の変遷は、ボリビアの人々の体脂肪および体質指数の上昇傾向と一致している。チマネ族も、そのような状態になれば、心血管疾患の低い罹患率は存続しない可能性がある。

ガーバン教授は、食事やライフスタイルを変えることのによる危険性を避けることは、チマネ族のような民族集団には不可欠なことだと言う。

彼らだけではなく、南米やアフリカ、東南アジアの他の先住民族たちも同様の状況に置かれている場合が多い。

先住民族たちの中でも、肥満、2型糖尿病、心臓病の割合は、伝統的な食事をしなくなっている先住民グループの中で高いことが見出されている。例えば、アメリカの先住民族や、オーストラリアのアボリジニなどがそうだ。

そして、チマネ族においても、そのような変化が近づいている。

クラフト教授は、こう言う。

「今は重要な時期です。昔に比べて道路が整備され、川においてもボートでの物流が頻繁となっているため、先住民族が以前のように孤立することがなくなっているのです。早いペースで彼らの食生活は変化しています」

食事に加わる砂糖と脂肪

世界で最も健康だったチマネ族だが、プロジェクトの医療チームは、チマネ族の間に糖尿病患者が発生しているのを見始めている。

これもまた、研究の期間の中で、チマネ族の生活に入り込んだ「精製された砂糖」と「脂肪」を彼らが定期的に摂取するようになり、次第にその摂取量が増加したためだと考えられている。

チマネ族が、砂糖と食用油を大量に購入する能力を持つことにより、これらの製品の消費量が 300%増加すると研究者たちは計算している。

それまでの彼らの生活にはなかった、揚げ物や、砂糖をたくさん使った食事が増加していく可能性があるのだ。

なお、現在のチマネ族の高い炭水化物の摂取は、「(心臓の健康という意味から考えて)前例のないものではない」とクラフト教授は述べている。

「たとえば、日本の沖縄は、心臓血管疾患の率が低い地域として有名ですが、彼らの食事は約 85%が炭水化物として出されます。しかし、その共通の特徴は、ほぼ全面的に複雑な炭水化物であることです。それは沖縄の食事であるサツマイモです。そして、ここチマネ族では、それがプランテンとキャッサバにあたるのです」

全体として、今回の知見は、単一の食事の方法論が健康への鍵を提供するものではないことを示唆している。それはとても複雑なものだ。「この研究は、心臓血管の健全性と両立する食事の多様性を明らかにしました」とクラフト教授は語る。


ここまでです。

なお、このクラフト教授の最後の、「この研究は、心臓血管の健全性と両立する食事の多様性を明らかにしました」という言葉は、もっとわかりやすく書くと、どのようになると思われますか?

これは実際には、

「健康に良い食事というのが何だかわからなくなってしまいました」

という意味がそこに含まれていると私は見ています。「多様性」というのは、結局は、「健康的な身体を維持している食事が、想定外だった」ということと一致しているはずです。

何しろ、彼らチマネ族の食生活の基本は、「炭水化物をカロリーたっぷり、たくさん食べる」というものなのですから。

言ってみれば、宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ」の、

「一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ」

というような世界ですかね(一日に四合は大食いレベルの食べ過ぎですが)。

ただ、チマネ族の炭水化物は、プランテンとかキャッサバなどの、いわゆる「複雑な炭水化物」というものであり、現在の私たちが摂取している精製されたコメや小麦粉とは違います。

プランテンというのは、馴染みがないものですけれど、プランテン - Wikipedia には以下のようにあります。


熱帯地方の主食であり、主食としては世界第10位に位置する。味や食感を含めてジャガイモと同様に扱われ、未熟なものは蒸す・茹でる・揚げるといった調理法が採られる。赤道地帯のアフリカやアンデス地方では、一般的な主食である。

アフリカでは 7000万人以上の炭水化物の必要量である25%以上が、プランテンとバナナによって賄われている

プランテンの前で食事をとるボリビアの子どもたち

・telesurenglish.net

宮沢賢治さんは、玄米4合という非常識な大食いでしたが、このプランテンも 1本が 200から 300キロカロリー程度のものが主流だとすると、チマネ族の人たちも結構、本数を食べていそうで、「チマネの宮沢賢治」なら、

「一日にプランテン8本とキャッサバと少しのナマズを食べ」

というような食生活なのだと思われます。

興味深かったのは、今回の研究の「結論」の以下の部分です。


結論 : 炭水化物を多く含む高カロリー食は、少なくとも身体活動的な生活習慣と結びついた場合は、心血管疾患のリスクの低下と関連する。

これはつまり、


「体をよく動かしているのなら、高いカロリーの食事をした方が、心臓と血管の健康のためには良い」

と書かれてあるわけです。

栄養とカロリーの世界も混沌としてきている感もあります。

なお、私自身は、以前書いたこともあるかもしれないですが、グルテン不耐性というような妙なものであることに気づいた時(数カ月前のことです)から、小麦粉を完全にとらない生活が続いています。

それに加えて、理由についての詳細を記すのは避けますが、お米も今ちょっと食べていなくて、つまり、炭水化物を著しく摂取していない生活になってしまっています。

そして、このような生活の中で初めて気づくのが、

「炭水化物の偉大さ」

なのです。

糖質と植物繊維が同時に摂取できて、腹持ちも良く、エネルギー効率もいい。

私は、精製された砂糖の摂取はわりと否定しますけれど、糖質は全然否定しないどころか、糖質が人類(というより地球の生命の細胞)の根源的な栄養素だと考えていますので、炭水化物をとらない生活の中で糖質をとるというのがいかに大変かわかるのです。

炭水化物以外で、炭水化物と同様の糖質をとるのは大変なんです。

私自身は、場合によっては、ずっと炭水化物をとらない人生を送ることになってしまうのかもしれないですが、普通の健康な方々には、炭水化物を目の敵にしないでいてほしいという気持ちがあります。

ただ、今回のチマネ族の食生活の報告からわかるのは、炭水化物だとかタンパク質だとかビタミンだとかの問題よりも、単に、

「いかに加工品を食べていないか」

というところにあるようには思います。


食事や食物に関しては主義や主張も多く存在しますでしょうし、どれが良い食事の方法なのかということについては、人それぞれの確信に基づけば、それでいいのではないかとは思っています。そんなことで人と争ったりする必要はないです。

食べ物のことごときで人と争っていては、チマネ族に笑われます。
https://indeep.jp/what-suggestins-of-indigenous-population-tsimane-diet/


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