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人は血管とともに老いる 血管の2大トラブルとは?〈週刊朝日〉 
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/705.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 3 月 13 日 09:59:25: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

人は血管とともに老いる 血管の2大トラブルとは?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180309-00000029-sasahi-hlth
週刊朝日 2018年3月16日号より抜粋

 
 脳卒中のメカニズム(c)朝日新聞社(週刊朝日 2018年3月16日号より)

 
 血管が原因で起きる主な病気(週刊朝日 2018年3月16日号より)


 俳優の大杉漣さんは急性心不全のため66歳で亡くなった。循環器系の病気は命を左右しかねない。急死したり、重篤な後遺症を残したり……。その最大の原因は血管だ。

 千葉県在住の主婦、吉原涼子さん(仮名・48歳)は昨年10月、当時50歳だった夫を亡くした。それまで大きな病気をしたことはなく、亡くなった日の朝もふだんと変わらない様子で出勤していた。勤務先の不動産関連会社で会議中、突然激しい胸の痛みを訴えて倒れた。救急車の中で心停止し、大学病院で蘇生術が施された。吉原さんも病院に駆けつけたが、回復することはなかった。

 病名は急性心筋梗塞。血流に乗せて心臓に酸素を届けている冠状動脈に血栓(血のかたまり)が詰まり、心臓の筋肉が死んでしまう病気だ。吉原さんの夫のように急死するケースも多い。

 日本人の死亡原因のトップはがんだが、2位の心疾患、4位の脳血管疾患、9位の大動脈瘤・大動脈解離など、「血管」が原因で引き起こされる病気が上位を占める。循環器疾患が専門の河野宏明医師(熊本大学大学院生命科学研究部教授)はこう話す。

「すべての臓器や組織は、酸素や栄養がなければ働くことができません。こうしたエネルギーを血流に乗せて届けてくれているのが『血管』です。血管にトラブルが起これば、つながっている多くの臓器の機能にまで影響を及ぼすことになる。とくに心臓や脳、肺といった命にかかわる臓器への影響は深刻です」

 血管の2大トラブルは「詰まり」と「破裂」だ。

 血管は酸素や栄養を臓器や組織に送り届ける動脈と、各所の老廃物を回収して心臓に戻ってくる静脈の大きく二つのルートに分けられる。動脈が詰まると、その先の臓器は“兵糧攻め”にあって働きが弱まり、やがて死滅する。

 心臓に向かう動脈が詰まる心筋梗塞はその代表格。心筋梗塞の一歩手前と言えるのが狭心症で、血管の一部がキュッと狭まり、流れが悪くなった状態だ。急に胸が痛み、苦しくなるなどの症状が表れる。安静にしていれば長くても15分程度で治まるため、ついつい放置してしまい、心筋梗塞に進行させてしまうことも少なくない。

 一方、脳に向かう血管が詰まれば、脳梗塞を発症する。脳の働きは、呼吸などの生命維持から、知能、運動、感覚に至るまで幅広い。詰まった血管に養われていた部分の脳細胞は、酸素不足が続けば死滅する。

「命は取り留めても、ダメージを受けた部位や程度によっては麻痺や言語障害、味覚障害、運動障害などの後遺症が残ります。その後の人生が大きく変わってしまう場合もあるのです」(河野医師)

 横浜市在住の田中晃子さん(仮名・60歳)は、7年前から同い年の夫の介護を続ける。夫は脳梗塞の後遺症で今も右の手足がほとんど動かず、杖や車いすを使う生活だ。食事など日常生活の助けが必要で、夫だけでなく田中さんも長年勤めた会社を退職した。

「もともと夫婦仲は良く、子どもがいないのであちこち旅行に出かけ、いずれは田舎暮らしをしたいね、などと話していました。当初は命が助かったことがうれしくて支えていこうと頑張りましたが、夫中心の生活に心身ともに疲れてしまっています。正直、助からなければよかったと思うこともある。会話もギスギスして、この先何十年も続けていく自信がありません」

 2大トラブルのもう片方である「破裂」も、命にかかわる。

 動脈の壁には常に血流の圧がかかっているため、壁に弱い部分があるとそこが圧でこぶ状に膨らむ。これが胸部や腹部の動脈にできる大動脈瘤だ。大動脈解離は血管内壁の一部に亀裂が入った状態をいう。膨らんだ風船のように薄くなった動脈瘤や大動脈解離の亀裂部分はもろく、破れると大出血を起こす。ショック状態になり、緊急手術でも命を救えない場合がある。

 脳に向かう血管が破裂すれば、脳出血やくも膜下出血を発症する。時間の経過とともに出血が固まってできた血腫やその周囲のむくみが脳を圧迫し、ダメージを広げていく。脳梗塞と同様に命と後遺症の危険があるのだ。

 血管のトラブルの影響は、血液の化学処理をおこなう肝臓や、血液の汚れをとって排泄する腎臓の機能低下など、全身に及ぶ可能性がある。血液は免疫の役割も担っているため、質が落ちれば感染が起きやすくなる。ひとたび感染が起これば、血液を通して全身にばらまかれる危険もある。命にかかわることはなくても、視力が低下して失明することもある糖尿病網膜症や、ED(勃起不全)、貧血、肌荒れ、下肢静脈瘤など「生活の質」を低下させる病気も多い。

「人は血管とともに老いる、と言われます。ベースになっている血管をいたわれば、さまざまな不調や病気を防げる可能性があるのです」(河野医師)

(ライター・熊谷わこ)



 

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