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検査したのに、がんが見逃されて亡くなってしまった人たち 大病院でも安心できない(週刊現代)
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/746.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 11 月 18 日 17:02:25: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 



検査したのに、がんが見逃されて亡くなってしまった人たち 大病院でも安心できない
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58014
2018.11.18 週刊現代  :現代ビジネス


3度も見落とされて死亡

「大事なのは、やはりどうやったら、がんの見落としを防げるかという視点です。実際に見落としが起きて、患者さんが亡くなってしまった。その後、病院側と裁判で戦って勝てるかというと、非常に厳しいのが現状なのです」

そう話すのは、医学博士であり、医療過誤事件などが専門の石黒麻利子弁護士。前章では、検査をしても、分からないことがあることを見てきた。

しかし、たとえ検査をしても、人為的なミスで見落とされるというケースもあり、それで亡くなってしまっている人たちも数多くいる。

7月に東京・杉並にある河北健診クリニックが、40代の女性の肺がんを3度にわたって見逃していたことが発覚した。

同クリニックは杉並区から区民健診を委託されている。女性は'05年から複数回、同クリニックで区民健診などを受けていた。胸部X線検査で肺がんと見られる影が写っていたにもかかわらず、3回にわたって見落とされていた。女性は今年6月に死亡した。



8月末には北九州市立医療センターで、60代の男性患者の肺がんを見落としていたことがわかった。この男性は、'15年4月に糖尿病の治療のために同センターを訪れていた。担当の北九州市病院局総務課の話。

「'15年4月に患者さんが同病院の糖尿病内科を受診されました。その時、胸部のX線検査をしたのですが、右の肺に腫瘤影が確認されました。そのため、糖尿病内科の医師が電子カルテ上でCT検査をオーダーしました。

それで、CT検査を実施し、放射線科の医師が、影が認められたことと、さらなる精密検査を求める『画像診断報告書』を作成。電子カルテ上で送信しています。しかし、その報告書を糖尿病内科の医師が確認するのを怠っていたのです」

男性はその後、身体の不調を訴え、'16年3月に改めてCT検査を受けた。そこで、ようやく肺がんだと判明したが、同年10月に死亡している。偶然発見できるチャンスをみすみす奪われたのだ。

そもそも胸部X線検査は、がんの早期発見には限界がある。『日本一まっとうながん検診の受け方、使い方』の著者である、近藤慎太郎医師が話す。

「胸部X線検査は、心臓など他の臓器と重なって見えにくい部分があり、そういった盲点のような場所にがんができると、発見するのが難しい。特に肺門部という部分は死角になりやすいです」

撮影範囲に限界があるX線検査で、せっかくがんの影を捉えられたのに、医師がそれを見落とす、あるいは報告書を見ていないという、にわかに信じがたい事態も起きている。

思っているよりずっと多い

X線検査だけでなく、CT検査やMRIも、もちろん長所と短所がある。せっかく、それぞれの年齢や家族の病歴などから有効な検査を選んでも、医師側のミスで見落とされていては、たまったものではない。

「この種のミスには4種類あります。一つ目は、単純に画像を診た放射線科医のミス。大量の画像を診る中で、放射線科医が見落としてしまうというケースです。

二つ目は、放射線科医が画像診断報告書を作っていないというもの。これらは放射線科医側に原因があるミスです。

残りは主治医側に原因があるものです。三つ目は主治医が報告書を見ていないというケース。

四つ目は、主治医が報告書の中の自分の診療科についての部分しか見ていなかった場合。

放射線科の医師は報告書を作る際、たとえば消化器科からのオーダーでも、それ以外の部位で気になった部分があれば、所見を書くわけです。しかし、それを肝心の主治医が見ていないということがあるのです」(前出・石黒弁護士)

日本医療機能評価機構によれば、'17年9月までの約3年間で、32件のがんの見落としが確認されているという。しかし、これらは氷山の一角だ。

放射線科医側のミスについては、医師の絶対数の少なさから、過重労働になっているという指摘がある。前出・近藤医師が話す。

「将来的にはAIを活用した読影診断が、非常に重要になってくると思います。たとえエキスパートでも、一人の放射線科医が朝から晩まで読影していたら、必ずムラが出ます。

AIにはそういった心配はありません。ゆくゆくは、医師とAIのダブルチェックという形になるかもしれません」

主治医側のミスについては根が深い。患者の主治医や執刀医は、放射線科の医師を一段低く見る風潮があるという。そんな意識が、画像診断報告書をまともに確認しないという由々しき事態を引き起こしている。前出・石黒弁護士が話す。

「こういった場合こそセカンドオピニオンが大事だと思われそうですが、落とし穴があるのです。

たとえば、最初の病院で検査をして、その後、他の病院でセカンドオピニオンを受けるとします。自分の主治医にその旨を伝え、それまでの検査結果と紹介状を渡され、他の病院に行くわけです。

すると、最初の病院で自分で消化器科を受診していた場合、セカンドオピニオンを受ける病院でも、消化器科の医師が見ることになる。

ですから、たとえば、画像診断報告書に『肺がんの疑い』と書いてあっても、見落とされる可能性は高い」



結局、主治医に見落とされるリスクは残ったままになる。それでも、手はある。石黒弁護士が続ける。

「これを防ぐためには、別の病院でセカンドオピニオンとして受診するのではなく、最初から検査をしてもらうというのも一つの方法です。

後は、画像診断報告書の開示を医師に求めるというのも有効でしょう。放射線科医が報告書をそもそも作成していない、主治医が確認していないというミスはかなりの確率で防げるでしょう」

がんが見落とされて亡くなっている人は、あなたが思っているよりもずっと多い。できることは、なんでもやるべきだ。

「週刊現代」2018年10月13日・20日合併号より



 

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