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アジア投資銀が共同融資 中国、賢い協調重視
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投稿者 あっしら 日時 2016 年 3 月 27 日 03:14:50: Mo7ApAlflbQ6s gqCCwYK1guc
 


<FT特約>アジア投資銀が共同融資 中国、賢い協調重視

中国が2013年にアジアインフラ投資銀行(AIIB)を創設すると発表したとき、一般的には多国間協調がゆっくりと死に向かう悲しい歩みの一つだと受け止められた。中国は自らが支配し、ほかの出資国は事実上、中国が設定する条件の下でのみ参加できる開発銀行を設立するのだろうといわれた。

 だが今週、AIIBがアジア開発銀行(ADB)との共同融資を引き受けるとのニュースが流れ、そうした悲観的な筋書きは幸いにもあまり考えられなくなった。AIIBの設立は中国が国際協調を排除するのではなく、それを受け入れる方向への動きであるという見方は有力だ。

 中国は2000年代の初めからアフリカのインフラ事業向けを中心に途上国への2国間融資を開始した。こうした融資は世界銀行の融資とは違って人権や環境への配慮とは無関係で極めて借りやすく、中国の開発融資額は10年には世銀を上回った。

 だが、ガーナの石油開発への大型融資にみられるように失敗に終わる案件が続出し、中国はAIIBによる多国間融資で2国間融資を補完する方向へ向かい始めた。

 ADBとの共同融資が実現すれば、それは名目的にも実質的にも重要な意味を持つ。ADBは日本の領域に属するとみなされ、米国がそれを支援してきた。米国も日本もAIIBには参加していない。中国はこの地域における主要な外交上のライバル機関と事実上の協調に踏み出すことによって、AIIBが単に中国の利益を投射するわけではないとのシグナルを発しているようである。

 AIIBがどのような規則の下で活動していくのかまだ明らかではないが、国際協調の方向をめざすとのシグナルを出していることは賢明だ。

 米国などが当初抱いていた懸念は過剰だった。中国は今後も巨額の2国間融資を続けるだろう。AIIBは主力になる新しいモデルというよりは、試験的な事業であるとみなされるべきだ。

 中国は既存の開発機関に敬意を表すことで、AIIBが単に他の手段による中国の影響力の拡大を表すわけではないことを示している。

(23日付、社説)

=英フィナンシャル・タイムズ特約

[日経新聞3月24日朝刊P.6]
 

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