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米国、広島原爆投下の決定は見直さない:投下は戦術的には不要と承知で“都市投下実験”を強行した“ナチス超え”の歴史的犯罪
http://www.asyura2.com/16/kokusai13/msg/699.html
投稿者 あっしら 日時 2016 年 5 月 11 日 05:22:42: Mo7ApAlflbQ6s gqCCwYK1guc
 


 オバマ大統領に限らずWW2後の米国大統領が1945年8月の日本に2発の原発投下を決定したのは間違っていたと語ることはできない。
 それは、当人の政治生命に関わるだけでは済まず、戦後世界を主導してきた米国に対する国際社会の信頼や尊敬が消え去り、国際政治でのヘゲモニーを失うことにもなりかねないからである。

 資源の確保ができなくなっていた1945年当時の日本は、支配層の指揮命令が貫徹しないゲリラ戦以外すなわち正規部隊の継戦能力をほぼ喪失していた。

(どっちに鉄砲が向くかわからないゲリラ戦に踏み切る勇気は日本の支配層にない)

 昭和天皇は、沖縄戦直前にあった近衛文麿氏の戦争終結進言に対し「一撃後の講和」を主張した。
 しかし、日本の海上部隊ないし航空部隊が米部隊を相手に会戦レベルの勝利ができる条件もチャンスもなかった。せいぜい、数隻の小型艦船や数機の航空機を破壊できるというものだった。

(最後のチャンス(あくまで可能性だが)は、フィリピン・レイテ島への上陸作戦を敢行する米軍に甚大な犠牲を強いる陸海空一体の挟撃猛襲だったが、米上陸部隊の背後を海から襲う役割を担う栗田艦隊が遅れたうえに“ナゾの反転”で戦域を離れたため、日本軍が膨大な犠牲を出すだけで終わった)


 降伏(終戦)を国家意思としてまとめ上げられなかった日本支配層は、“イヤなことの先延ばし”でしかないが、2月のヤルタ会談でドイツ降伏後に対日参戦を約束していたソ連に講和の仲介を期待するにとどまらず、満州に天皇をいただく共産主義国家を樹立したうえでソ連と同盟することを“夢想”する陸軍幕僚まで現れるという異様さを示していた。

(昨年夏、NHKはそのような“変な共産主義者”の一人である松谷誠大佐を戦争終結に動いた勇気ある人物として特集番組で紹介した:「知られざる陸軍終戦工作 あなたは“弱気の勇気”がもてますか?」 http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3663/2803141/

 膨大な国費をかけて建造しながら一度も実戦を経験していない戦艦大和までが沖縄に向かう途中であの主砲を活かすことなく撃沈されてしまい壊滅状態にあった海軍はともかくとして、陸軍は、日清・日露の勝利を経て築き上げてきた満州・朝鮮半島が社会基盤としてほぼ無傷であったことを、自分の判断をごまかしなお戦争が継続できると考える最後の拠り所にしていた。

 結論を言えば、米国は、日本に原爆を投下せずとも、ソ連の対日参戦で満州が侵されることで日本は継戦能力のみならず継戦意欲までも喪失すると承知の上で、原爆を広島と長崎に投下したのである。
 “ナチス超え”の歴史的犯罪とまで言うゆえんは、それらの原爆が欧州で“手に入れた”ものだったからである。

(米国支配層が原爆の威力に終戦させる能力があると考えているのなら、一発目は、大都市に投下せず警告のうえ過疎地域などに投下すれば済む)

 日本は、サイパン陥落後1945年(昭和20年)に入るとほとんどの都市がB29による空爆の対象となり、東京大空襲を筆頭に数十万人の国民が犠牲になり住宅をはじめ都市機能も破壊されていった。

 それでも、日本の支配層は戦争終結へと動かなかったのだから、日本支配層が降伏を決断した決定的打撃が甚大な犠牲者を出した原爆ではないことがわかる。

 原爆で降伏を決意したのなら、15万の犠牲者とされる東京大空襲や20万県民が犠牲になったとされる沖縄戦を経た6月には降伏の判断をしていたはずだからである。

 この問題に関する補足説明は、

「なぜ戦争でソ連が中立を守るという日本の見込みは裏切られたのか:日本支配層の継戦夢想を粉砕し降伏を決断させたソ連満州侵攻」
http://www.asyura2.com/16/warb17/msg/692.html

を参照していただきたい。


※参照関連投稿

「技術や安全だけでなく国際関係的にも破綻した「核燃料サイクル」:使用済み核燃料の最終処分に道筋をつけ原発廃止」
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/503.html

「ケリー米国務長官らG7の外務担当責任者 非核世界をめざし広島へ しかしその結果は?:超覇権国家米国のタガが外れる将来」
http://www.asyura2.com/16/kokusai13/msg/331.html

「オバマ大統領が広島に行ってはならない理由:広島訪問を安保理常任理事国の「核独占」正当化に利用するオバマ大統領」
http://www.asyura2.com/16/kokusai13/msg/365.html


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米国、広島原爆投下の決定は見直さない[スプートニク日本語]
2016年05月11日 03:04(アップデート 2016年05月11日 03:10)

米国はオバマ大統領の広島訪問に関して、広島への原爆投下の決定を見直すつもりはない。ベン・ローズ大統領第1副補佐官はこうした声明を表した。ローズ氏は国家安全保障、主要外交問題で鍵を握る人物。

「我々は第2次世界大戦末期に原爆を使用した決定を見直すことはない。」ローズ氏はポータル「メディウム」の中の自身のブログにこう書いた。

ローズ氏はさらに、米国は「共同の未来コンセプト」を提案していると書く一方で、オバマ大統領の広島訪問は「戦争のもたらす悲惨で破壊的人的損失を示すだろう」とも書いている。

ホワイトハウスは9日、オバマ大統領は5月末の訪日の際に広島も視察する事を明らかにした。これによってオバマ氏は、1945年の原爆投下後、広島を訪れる最初の米大統領になる。


http://jp.sputniknews.com/world/20160511/2114014.html

 

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