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オランド仏大統領支持率、過去最低水準から上昇＝世論調査
［パリ ２３日 ロイター］ - フランスでこの日発表された２つの世論調査によると、オランド大統領の支持率が上昇している。
２０─２１日に実施されたＢＶＡの調査では、大統領に好感をもっていた回答者の割合が全体の１９％で、過去最低だった６月の１８％から上昇した。
２２─２３日に行われ、２４日付ジュルナル・デュ・ディマンシュ紙に掲載されたＩＦＯＰの調査では、大統領支持率は３％ポイント上昇し、過去５カ月で最高の１７％となった。６月には、労働改革に対する抗議デモなどで、過去最低に近い１４％まで落ち込んでいた。
大統領は、１３０人が死亡した昨年１１月１３日のパリ同時攻撃以来発令していた非常事態宣言を解除する計画だったが、今月１４日のニースでの事件を受け、措置を半年間延長した。保守派からは、昨年のパリ攻撃以来政府は何もしていないとの批判が出ている。
http://jp.reuters.com/article/france-politics-idJPKCN1050PS
夫急死がフェイスブックCOOにもたらした変化
フェイスブックのシェリル・サンドバーグＣＯＯ ENLARGE
フェイスブックのシェリル・サンドバーグＣＯＯ PHOTO: KAY NIETFELD/DPA/ZUMA PRESS
By DEEPA SEETHARAMAN
2016 年 7 月 25 日 15:39 JST
フェイスブック本社内にあるシェリル・サンドバーグ最高執行責任者（COO）の会議室の近くには、1枚のポスターが貼られている。そこには、ブロック体の赤い文字でこう書かれている。「オプションB（第2の選択肢）を精一杯やろう」
この言葉は、サンドバーグ氏が夫デーブ・ゴールドバーグ氏を昨年亡くした直後、1人の友人がサンドバーグ氏に贈ったアドバイスだ。サンドバーグ氏がこの友人との会話をフェイスブックに投稿すると、同じ言葉が書かれたポスターが世界中のフェイスブックのオフィスに登場した。
このポスターが示すのは、16億5000万人のユーザーにインターネット上で人生を分かち合おうと呼びかける企業のCOOが公然と悲しみに立ち向かっている姿だ。
サンドバーグ氏は夫の死から1年2カ月の間に約10回にわたって、自分の感情について記したメッセージをフェイスブックに投稿した。今年5月にカリフォルニア大学バークレー校の卒業式で行ったスピーチでは、夫が亡くなってから学んだ教訓について語った。
夫の死を経験したサンドバーグ氏は、フェミニスト宣言ともいうべき2013年の自著「Lean In（邦題：リーン・イン 女性、仕事、リーダーへの意欲）」の一部を考え直す気にもなった。2人の子どもの母親であるサンドバーグ氏は母の日にメッセージを投稿。その中で、一人で子どもを育てるシングルペアレントの大変さを同書では十分に考慮していないという批判を受け入れ、批判した人々は「正しかった」と記した。
サンドバーグ氏は広告主や社員との私的なイベントの場でも夫を失った悲しみについて語った。4月に20人ほどの主要広告主や広告代理店関係者を招いて開いた夕食会では、子どもの学校行事で夫がいない悲しみを新たに経験した「つらい1日」について話し始めた。
夕食会に出席したフェイスブックのグローバル・マーケティング・ソリューソン担当バイスプレジデント、キャロリン・エバーソン氏によると、サンドバーグ氏は希望の持てない日々の中に意味を見いだそうともがいていることや、仕事への情熱について語った。会場は静まり返っていたという。
エバーソン氏は「彼女は会社用の顔を通すこともできたかもしれない」としたうえで、「しかし彼女は勇敢だった。苦しんでいると（出席者に）話した」と語った。
感情を吐露するサンドバーグ氏は、夫が亡くなる前に世間で明るくふるまっていたサンドバーグ氏ではない。
サンドバーグ氏はインタビューの要請に応じなかった。
夫の死以降、サンドバーグ氏は折に触れて悲しみをつづり、友人や同僚を驚かせた。エバーソン氏ら同僚は、サンドバーグ氏が気持ちを率直に語ったおかげで、フェイスブックの多くの幹部は個人的な問題について話しやすくなったと話す。
フェイスブックの同僚の一部は当初、サンドバーグ氏が悲しみを公に語ることについて慎重だった。本人にも迷いがないわけではなかった。
いずれにしてもサンドバーグ氏は悲しみを語った。昨年6月、ユダヤ教の30日間の服喪期間を終えたときの投稿では、自身の苦しみをつづり、「泣きつかれて眠り込んでしまうまで」母親が抱きしめていてくれたと書いた。
同投稿に集まった「いいね」は91万3000件。寄せられたコメントは7万4000件に上り、その多くにはそれぞれユーザーの喪失体験がつづられていた。
サンドバーグ氏はこの投稿で、夫が亡くなってから数週間という時期に、間近に迫った父子のイベントについて友達と話していたときのことを書いた。サンドバーグ氏が「デービッドにいてほしい」と泣くと、友人でエネルギー業界の投資家フィル・ドイチェ氏は言った。
「オプションAは使えない。それならオプションBを精一杯やろうよ」
今年1月にフェイスブックが開催した女性のリーダーシップに関する年次会議には、2500人を超える女性社員が出席し、サンドバーグ氏は基調演説を行った。
サンドバーグ氏は1年前の同じイベントでは、物事はうまくいくと思えばうまくいく可能性が高くなるという考えを示した。ところがフェイスブックの広報担当者アン・コーンブラット氏によると、今年のサンドバーグ氏は、必ずしもそうとは言えないことを認めた。サンドバーグ氏は、不安定ながらゆっくりと人生を立て直していると語った。
子育ての問題について語った母の日の投稿の中で、サンドバーグ氏はカリフォルニア州サンタクラリタ在住のコニー・スパークスさんという女性を紹介した。スパークスさんは一人で子どもを育てている女性向けの「リーン・イン」のサークルを立ち上げ、女性の起業を支援する企業を興した。
スパークスさんによると、サンドバーグ氏は母の日の前の週にスパークスさんに電話をかけ、「シングルマザーであることが精神的にも肉体的にもいかに大変かについて話した」という。
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