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「悲しい酒」「船頭小唄」「美しき天然」を一緒に演奏すると・・・(日本ポップス伝」より
http://www.asyura2.com/16/music18/msg/406.html
投稿者 で爺 日時 2017 年 1 月 05 日 12:53:08: tYZleDTpDNY.U gsWW6g
 


(題名から続き)・・・ひとつの楽曲になってしまう。


演奏は57分頃から。


聞きました?いやあ、これには感動した。


日本の演歌は、田中穂積の「ジンタ」に始まり、中山晋平がひきつぎ、古賀政男が完成させたのですな。ま、これ自体は、定説なのだろうが、こういう風に実証的にやられると感動的だな。


なぜこうなるかというと、もともと長崎の女学校で愛唱された曲が、当時の市民楽団ブームにのって普及し、チンドン屋のジンタにまでなり、日本の津々浦々で流れたからなのですな。おそらく、日本で初めて、日本人のほとんどの耳に馴染んだメロディーになった。


このことを中山晋平という日本の歌謡曲の祖がかぎつけて、船頭小唄を作り、継承者である古賀政男が船頭小唄を骨格に、「影を慕いて」と「悲しい酒」を作り、それが昭和演歌のテンプレートとなり、なん千曲と言う亜流が作られる。


結局、特別な音楽的能力を持たないオレのような庶民にとって、好きなメロディーというのは、「どっかで聞いたことがあるような」メロディーなのだな。


あがたもりおの「赤色エレジー」なんかもそう。「美しき天然」とそっくり。そのうち、Finale notepad に両曲を打ち込んで、同じことをやってみる(笑)


ではでは



 

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コメント
 
1. 2017年1月06日 20:40:27 : XMas5J8iJ2 : SRaekYOTfb0[1]
聞けば聞くほど感心するな、これは。

この他にも、古賀政男のギターが東京公演で聞いたセゴビアに影響を受けたとか、滝廉太郎の「荒城の月」は、一か所半音あがっていたのだが、音程がとりにくいので現在の形になった・・・であるとか、面白いエピソードが数限りなくある。

しかし、聞き手の音大出身の女性歌手、時々、ため口になるのが気になるな。これだけ、経験、知識、職業的な能力に差があれば、男なら口もきけんね、普通。だから女は怖い。聞き手役の女性の、あまりの反応の悪さ、もの知らずに、大瀧詠一が呆れて、回を重ねるごとに、微妙に関係が変化していくのも面白い。

ま、すでに聞いている人も多いのだろうが、オレは初めて聞いたので、この講座には感心してしまった。本にまとめる時間を与えらなかったことが残念。もっとも音楽を引用して聞かせなければ、説得力がないから、あえて本を出さなかったのかもしれないが・・・。

では


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