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では

本田美奈子とは関係ないですが、国歌に関して次のようなエピソードを思い出しました。
米国のある楽団がソ連に演奏旅行に行ったそうな。
一連の演奏を行なって、ソ連の国歌の演奏となった時、ある楽団員は演奏を行なわなかった。
それに対しソ連側は失礼だろうと抗議した。
しかし、米国側の責任者は、彼は国歌の演奏は国に対する崇拝行為との解釈があり、米国の国歌に対しても演奏はしないと説明し理解を求めた。
このエピソード、真偽はどうか分からない。
でも、国歌演奏、斉唱は国に対する崇拝行為との解釈は考えさせる。
おいらも日本は好きだし、その自然環境や習慣、人々に対しては愛着もある。
でも、日本は他国に比べてより優れているとは思ったこともないし単純に比較できることとも思わない。
故郷に対する愛着はごく極めて個人的な感情だ。
ましてや、崇拝に近い感情を抱くこともない。

ああ、でも本田美奈子、いいなぁ。

（ピ）

殆ど知らなかったのだが、彼女の闘病生活を追ったNHKのドキュメンタリーを見て、ファンになった。今は、削除されてるけど。

君が代というのは、歴史が絡んでくると、いろいろややこしいが、「勇ましくない国歌」という意味でユニークだと思いますね。本田美奈子がこういう風に歌うと、なんか母性を感じさせる歌になる。

国歌というのはだいたい戦争するために作られたんじゃないすかね。イギリスの国家なんか、ウェールズをやっつけろ・・・みたいな章句がかってあって、だからUK代表となったギグスは、オリンピックで国歌を歌わなかった。

タイの国歌なんかも、「血の最後の一滴まで国を守るために捧げよう」みたいな歌詞がある。非常に勇ましい（笑）

君が代の「勇ましくなさ」（笑）というのは、その点、際立っているのですよ。ちょっと、周回遅れで前の方に来た、感がありますな。ま、少し大げさに言えば、本田美奈子の歌語がそういうことに気づかせてくれた・・・とまあ、そんな感じです。

では