「浮き草」本編。

題名からしても「浮雲」を意識しているのではないか？
でも、内容は小津版「父帰る」で、珍しいほどメロドラマチック。

でもいいのよな。役者が素晴らしい。

秋日和もそうだったが、こういう小津としては評価が高くない映画を見ても、
2日くらい後をひくのだな。

すごい監督だったのだな、と改めて思う。

音楽は、メインテーマがタイの国王賛歌とクリソツだ（笑）多分、偶然だろうが。

ではでは

男と女の腐れ縁、みたいな話だからひょっとしたら・・・
と思ったが、完全な間違い。訂正、失礼（笑）

では

それで半世紀ほど前に作られたリメイク版の「浮草」がそれほど古くなってないのが驚きだ。

杉村春子が演じた女性像はもう古い・・・という人もあろうが、本当のところああいう受け身な女性は今でもいっぱいいるのよ。そう考えないと理解できないような犯罪事件が毎日のように起きている。

で、肝心の小津映画の音楽をどう評価するかというと、全然評価しない。適当に作ってんじゃないの（笑）

ではでは

では