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米国のF-35 で日中のパワーバランスは均衡するか?:岩国基地にはレーダー機能など致命的欠陥を残したまま配備
http://www.asyura2.com/16/senkyo203/msg/513.html
投稿者 あっしら 日時 2016 年 3 月 27 日 15:44:21: Mo7ApAlflbQ6s gqCCwYK1guc
 


 最後に転載する記事にある米国連邦下院公聴会で、F35は、レーダー機能持続が4時間ほどで他機種だけでなく他のF35ともレーダー情報を共有できず、飛行性能にも問題が残っており、それらの問題を解決するためには追加の予算とあと2年ほどの時間を要すると説明されている。

 そして、NHKの記事は触れていないが、公聴会では、海軍のなかに来年から実戦配備するといっているところもあるが欠陥を抱えたままの配備は誤りだとも指摘されている。

※フライングでの岩国配備は、日本や韓国への売り込みでF35の開発・生産をなんとか採算ベースに持って行きたいロッキード・マーチン社と国防総省の思惑によるものだろう。

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米国のF-35 で日中のパワーバランスは均衡するか?
2016年03月26日 19:52
タチヤナ フロニ

米軍は2017年1月、第5世代戦闘機F-35を日本の岩国基地に配備する。現在、同機はアリゾナ州の基地で配備に向けた準備を進めている。

また、日本政府はF-35戦闘機を付属システム付きで42機購入する計画だ。これで日本の空中戦闘力は強化され、空対空および空対地の防衛能力が向上する。これまで価格が上昇したり納入が延期されたりはしたが、日本は莫大な出費にも用意があるようだ。その中には重大な戦略が透けて見える。ロシアの軍事専門家ウラジミール・エフセーエフ氏はそう語る。

「現在の中国のリーダー、習近平氏は、領土問題の解決に一定の軍事力を使用することを辞さない。この戦略は、中国抑止を念頭に置いている。このような状況下で、日本は圧倒的な制空権をつことを望んでいる。米国の第五世代戦闘爆撃機F-35の購入でその目的を達成しようとしているのだ。この戦闘機はステルス性能に優れているので、中国による領土紛争の武力解決を防ぐのには非常に有効であると考えられる。しかも戦闘機F-35をこれほど多数購入するというのだから、これはもう空中連隊を組むと言ってもいいようなことだ。そして、F-35戦闘機は、シリアで目覚ましい活躍を見せたロシアのSu-34の類似品でもある。 F-35は、さまざまな展開方法を可能にする。米国では、地上基地用機としても、艦上戦闘機としても使用されている。日本では、地上基地用機となる可能性が高い。いずれの場合も、F-35戦闘機は、迎撃用機にも、ミサイル爆撃機にも使えるものだ。つまり、汎用性があるのだ」。

F-35は世界で二番目に作られた第五世代の航空機である。最初のものはF-22「ラプター」だが、国家安全保障上の理由から、米国は他の国には同機を販売しない。日本にとって、中国抑止による国家安全保障の重要性が高まっている、とエフセーエフ氏。

「いま中国は空軍と海軍の近代化プログラムを実施している。日本はこのレースにおいて中国におくれを取ることを非常に恐れている。そのため、日本は、F-35のような航空機を購入することで、地域のパワーバランスが維持される、と期待している。中国には、高品質かつ現代的な戦闘爆撃機を生産する能力がない。よって、中国の対抗措置として、ロシアの航空機の購入ということも考えられる。ロシアにとって、これは一定のプラスだ。しかし、全体的に言ってこうしたことは、北東アジアの軍拡競争を強化させる。要するに、F-35を購入するという日本の決定は、地域の安全保障の強化に寄与しないのだ」。

日本の防衛省は英国の「ユーロファイター・タイフーン」、フランスの「ラファール」などでなく、米国のF-35を選択した。しかし、専門家によれば、その信頼性には疑問の余地がある。以前、米国国防総省試験評価局は、F-35の技術的な欠点に関する報告書を発表している。操作性の悪さ、アビオニクスの不安定、アフターバーナー、ヘルメット型情報ディスプレイなどについての難点が記されたものだ。

http://jp.sputniknews.com/opinion/20160326/1849361.html
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日本よ、F35戦闘機も買います、露中とも仲良くしますというのは、矛盾では?
2016年03月26日 09:49

日本の抱える計画には第1に、領土問題を解決し、平和条約を解決してロシアとの関係改善することが掲げられているが、第2の計画では米国の戦闘爆撃機F35を買い上げ、自国領土に配備することになっている。

これについて、モスクワ国際関係大学、国際調査研究所、上級研究員のアンドレイ・イヴァノフ氏は次のような見方を表している。

「ロシアと良好な関係にある日本にバカ高いF35が果たして必要なのか? ロシアは日本に攻撃しようとは絶対にしていない。ロシアは第2次世界大戦の結果を尊重しており、その結果、サハリン南部と南クリル諸島を再び管轄下においたが、北海道は日本の固有の領土としてこれを占領しようとはしなかった。日本のマスコミのよく言うクリミア『併合』は、ロシアの攻撃性と拡張を証明するものにはなりえない。なぜならクリミア半島は過去何世紀もの間、ロシアの領土であったのであり、その住人は主にロシア人で、彼らこそがクーデターのカオスで汚れされたウクライナから離れて、ロシアの懐に戻ることを望んだからだ。

ところでロシアの対空防衛スキルと最新のスホイ35、ミグ35、ツポレフ50の性能を考慮した場合、米国防総省が大々的に宣伝する最新の米航空機を購入するというのはドブに金を捨てるに等しい。おそらく日本の防衛省でもこれはわかっているのだろう。だからバカ高いおもちゃのF35は日本の軍部にとっては、ここ数年尖閣諸島を要求して日本を威嚇する中国からの防衛に必要なのだろうと思う。だが中国だって、ロシアから最新の対空防衛システムや航空機を購入できるのだ。そうなればF35は中国に対抗する手段にすらならない。

こうなると誰かさんとの間の領土問題を解決する最良の方法は軍備ではない。だが中国との対話は今のところあまりうまく行っていない。それに比べ、ロシアの方は日本とはどんな難しいテーマでも話し合う構えなのだ。このため今年5月、安倍氏がソチに行こうとしているのはこのリゾート地でプーチン大統領と露日の二国間関係を話し合おうとしているからだ。安倍氏は既に、ロシア大統領と会談し、平和条約と「北方領土」、つまり南クリル諸島の問題の進展を得たいという声明を再三にわたって表している。これにプーチン大統領も何度も、対日関係はロシアにとって非常に重要だと語り、平和条約の一日も早い、互恵的解決が行われることに賛同を示している。しかもロシアも日本もこの「互恵的解決」を見つけることが、いやはや、そんなに簡単なお話ではないことは重々承知しているのだ。それでも安倍氏はロシアに行くだけではない。あらゆる場所でも、領土論争の一日も早い解決を期待すると声明を表し続けており、まるで自らの手で自分を困難な状況に追いやることを恐れていない。

安倍氏はナイーブわけでも経験に乏しいわけでもない。つまり彼がこう行動したということは論理があるということになる。つまり、思い切った予想をするならば、ロシアと領土問題を解決する構えだと豪語したことはつまり、米国を前にしてプーチン大統領との会談を正当化するために必要だったからではないのか。その米国はここ数週間、ロシアとの協力の凍結を解除したが、それでも他の国にはこれを行うことを許していない。実際、安倍氏にはラジカルに対露関係を改善する必要があるのかもしれない。ところでこれが成立すれば、中国ともずっと話はつけやすくなるはずだ。なぜなら日本がF35を軍備しようとも、米国と軍事同盟を築いていようとも、そんなことは中国との話ではシリアスな論拠とはみなされないし、相手がロシアとなれば、なおさらの話だからだ。」


http://jp.sputniknews.com/opinion/20160326/1847342.html

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米軍F35の実戦部隊 来年1月に岩国配備の見通し[NHK]
3月24日 14時12分

アメリカ軍の幹部は、最新鋭戦闘機F35の最初の実戦部隊を来年1月に山口県の岩国基地に配備する見通しを明らかにし、中国や北朝鮮も念頭に、この地域でのアメリカ軍の増強を急ぐねらいもあるとみられます。

アメリカ海軍省のスタックリー次官補は23日、議会下院の公聴会で、アメリカなどが開発を進めている最新鋭戦闘機F35について証言しました。この中でスタックリー次官補は、「わが国で最初に作戦行動が可能となるF35の部隊が、2017年1月に岩国基地に派遣される」と述べ、最初の実戦部隊が来年1月に山口県の岩国基地に配備されるという見通しを明らかにしました。

F35はレーダーに探知されにくいステルス性能があり、日本も航空自衛隊の次期主力戦闘機として42機を導入する計画です。日本ではF35の導入に伴って日本国内での機体の組み立て作業が始まっていて、これについてスタックリー次官補は、ことし11月には最初の機体が組み上がるとして、このころまでに生産体制が整うという見解を示しました。

カーター国防長官は、オバマ政権のアジア重視政策の下、アジア太平洋に最新の装備を配備する方針を示していて、最初のF35部隊の岩国基地への配備には、中国や北朝鮮も念頭に、この地域でのアメリカ軍の増強を急ぐねらいもあるとみられます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160324/k10010454551000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_001

 

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コメント
 
1. 2016年3月27日 17:48:21 : dYSsdT4lJg : QkYFDtGGrLc[14]
戦争版のスレ違いだが
F35はロッキードマーチン社が作り出した詐欺・欠陥機
おぞすぎて見事にバランス崩すだろう

2. 2016年3月27日 21:53:24 : kiaXu8OUAY : Khr9g2ZSNkU[11]
領土問題は存在する。

中国との間にあるとされる尖閣諸島には人は住んでいない。韓国との間に存在する竹島など岩だけの島で本来利用価値はない。ただ金をかけて施設を作り維持している。

福島の原発事故で日本は多くの人が住んでいる領土を失ってしまった。東京のすぐそばの横田基地は日本の領土ではない状態が続く。これを金額で評価すれば莫大な額になる。沖縄の土地の相当部分は日本の領土とは言えない。日本は警察権もない。日本の国内法は適用されない。治外法権になる。つまり日本の領土ではない。

こちらの領土問題はどう考えるのか。アメリカが血を流して日本を守ってくれる。
そんなお花畑のおとぎ話を信じているのか。


3. 日高見連邦共和国[871] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2016年3月28日 08:46:02 : IeaB3HQJJg : 1uIcocViqWs[22]

オスプレイと同様、この『ライトニングU』も、ツッコミどころ満載の“お笑い組み”(笑)

まあ、実際に戦闘にならなければ“ハッタリ”くらいにはなるかもしれません。
田んぼの“かかし”のように・・・(笑)

でも、決して“戦っては”イケません!そのハリボテぶりがバレるから。
(中国やロシアは“それを承知”で、自国の安全保障に有利な行動を取るだろうがね)

そんな“防空戦闘機”、欲しいですか?(笑)


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