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共産党、参院選に向け若者パンフ発表 吉良、池内両氏ら30代議員勢ぞろいでアピール(産経ニュース)
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/792.html
投稿者 gataro 日時 2016 年 5 月 10 日 23:33:06: KbIx4LOvH6Ccw Z2F0YXJv
 





共産党、参院選に向け若者パンフ発表 吉良、池内両氏ら30代議員勢ぞろいでアピール

産経ニュース 2016.5.9 21:56
http://www.sankei.com/politics/news/160509/plt1605090026-n1.html

http://www.sankei.com/politics/photos/160509/plt1605090026-p3.html
夏の参院選で若者向けに作製したパンフレットを発表する共産党の小池晃書記局長(中央)。記者会見には吉良佳子参院議員(右から2人目)や池内沙織衆院議員(左から2人目)ら同党の30代の国会議員4人も同席した=9日午後、国会内(酒井充撮影)


 共産党は9日、夏の参院選に向け若者を意識したパンフレット「JCPmagazine」を発表した。パンフ作成を発表した小池晃書記局長の記者会見には、吉良佳子参院議員や池内沙織衆院議員ら同党の30代の国会議員4人全員が勢ぞろい。学費値下げやブラック企業の規制、安全保障関連法反対などを取り上げたパンフをそれぞれアピールした。記者会見の詳報は次の通り。

 小池氏「『JCPmagazine』を作った。とりあえず30万部作っていて、いま全国で活用が始まっているところだ。特に若い人たちに訴えようということで、かなり工夫した中身になっている。若い世代に、政治が変わってほしいという希望がものすごく強い。NHKの世論調査でも87.3%の若者が今の政治は変わってほしいと言っている。ただ、圧倒的に無党派だ。しかし共産党には偏見もなく、新たな注目も生まれているのが特徴ではないか」

 「政治についていろいろ考え始めたが、まだ距離があると思っている若者に手にとって読んでもらうと。そのためにできるだけデザインも工夫して、学生食堂や喫茶店、図書館で開いていても違和感のないようなパンフレットを作ろうと、紙の質にもかなりこだわって作った。中身は、最初のページにいろんな声があるが、学生さんが特に持っているような疑問、不安から入って、中に入っていくと、共産党がこれをどう考えているのか、どういう答えを持っているのかにたどり着けるような中身になっている。最後のところで、この間、国民運動の中で大きな役割を果たした中野晃一さん(上智大教授)と志位和夫委員長の対談も紹介し、政治を変えるチャンスだということを呼び掛けるようなものになっている」

 「共産党のホームページに新たに『JCPjournal』というコーナーを若者向けに作った。奨学金の問題やブラック企業の問題、安保法制、戦争法の問題で、クリックすると、それぞれどういう問題があり、共産党はどういう政策を持っているのかが分かるような中身にしている。スマートフォン用にデザインしている」 

 「パンフレットは全国で普及が始まっているが、大学の中で配ると、非常にみんな手にとって読んで、そこで会話が生まれる。共産党のことを初めて知ったというような反応も返ってきている。福岡では商店街をこのパンフレットを持って訪ねたところ、18軒の商店のうち、14軒のお店が共産党のフリーペーパーを置いてくれるということで、雑誌と並んで共産党のパンフレットを置いてくれるということも生まれてきている。若い店員さんとはパンフレットをめぐって対話も起こるというようなことも起こっている」

 「私たちはこの間、メッセージの伝え方が課題だと思っていて、市民運動がかなりこの間、いろんな努力で、住民と同じ目線でメッセージを伝える、相手に対するリスペクトをしっかり据えて思いを伝えるということで努力してきた。われわれも懇談をいろんな市民団体と重ねて、おおいに学び、政治に対して距離感はあるが、やっぱり何か今の不安な状況を変えてほしいと思っているような市民、若者の思いに届くような努力もしようということで、こういう取り組みをやってきた」

 「今日はわが党の誇る30代の若手議員の皆さんも勢ぞろいしてもらった。彼らも各地で若者との対話を繰り返していろんな教訓も得ているので、ちょっと話してもらえればなと」 

 大平喜信衆院議員(比例中国、38歳)「地元は広島で、若い仲間と一緒に配布しながら宣伝する活動に私も何度か参加し、大変反応がいい、受け取りがいいという印象だ。若者たちもいろいろ工夫していて、黒いシャツをみんなで同じ服を着て、なんだかカフェの店員のようなビジュアル、今までのようなウインドブレーカーみたいなことではなくて、今風なファッションにもこだわりながら配布している。このデザインも受けている。気軽にとってもらえる反応がある」

 「若者たちの願いや悩みに、シンプルだが、まっすぐ答えているような内容になっている。学費を半額にしようという話や、給付制奨学金を作ろうという話が若者たちの思いにぴったり。共産党を伸ばして学費半減、給付制奨学金を作ろうという呼び掛けがストレートに伝わっていくという印象を持っているので、おおいに配って宣伝していきたい」 

 池内沙織衆院議員(比例東京、33歳)「私自身は高校生や大学生と対話する機会が本当に多く、その話の中で実感しているのは、本当に痛めつけられている。ブラックバイトや高すぎる学費、就職したけれども何百万円もの借金を抱えて社会人一歩目を歩まなければならないと。多くの悩みに私自身も触れてきた。こうした宣伝物は、もちろん手にとってもらって読んでもらいたいし、まずは手にとってもらえることが大事になってくると思うが、何よりも若い世代の未来や希望を奪うものに対して、絶対頭を下げないで一緒に生きていける社会を作っていきたいと思っている」

 「主権者・国民が、いったいこの国の政治をどうすれば変えていけるのかと模索を深めている方々の胸に届くような活動を私自身も取り組んでいきたいし、安倍政権を倒しにいく戦いの先頭に立っているのが共産党だということをしっかりと伝えていきたいと思う。その思いで、こういう宣伝物も一新してがんばっていきたいと私は決意している」 

 吉良佳子参院議員(東京選挙区、33歳)「私自身も若い世代と交流する機会もある。例えばSEALDsだとかT−nsSWOLであるとか、本当に主権者意識を持って活動している若者が多くいる一方、先日、18歳選挙権ということでNHKの討論番組に参加したが、そこでの10代の若者は、政治を変えたいという思いもある一方で、政治が分からない、どこに投票していいか分からないと本当に悩んでいる声を聞いたのも事実だ」

 「そういう若い人たちにはぜひこれを読んでいただきたいと思うし、この中にある学費の問題やブラック企業の問題だとか、決して政治は遠い話ではなく、自分たちの生活の中に根付いた問題であるということを知らせたいと思っている。同時に、それをみんなで一緒に手をつないで声を上げれば変えられるんだということも私は伝えていきたいし、一緒に変えていきたいと思っている。そのために私もこれを使ってがんばりたいと思っている」 

 辰巳孝太郎参院議員(大阪選挙区、39歳)「われわれはブラック企業、ブラックバイトの問題を国会でも取り上げてきたし、参院で躍進した2013年の選挙の直後にブラック企業規制法案も出すことができた。ブラックバイトで言うと、なぜブラックバイトを辞められないとか、辞めさせてくれないとかという話があるが、根っこには高すぎる学費があり辞められないということや、法律を知らないという問題もあると思う」

 「私は国会でもブラックバイトの問題としてセブンイレブンの問題も取り上げた。若者がアルバイトで働いている労働者が、はじめの15分未満と終わりの15分未満の労働時間を切り捨てられて賃金計算されると。これは指導しなければならないと首相が言った。そういう問題を取り上げてきたのがわれわれだし、もっとそういう訴えが響くようにということで、こういう宣伝物も作ったので、学費の問題も財源を示してこうやれば引き下げることができるというのをしっかり提案している。これをおおいに活用してがんばりたい」 

 小池氏「ネット上では『カクサン部』を選挙でやってきたが、参院選に向けては『カクサン部』第3弾を今準備中だ。ネット番組『とことん共産党』をこの間やってきたが、これも若い議員の方もキャスターにする形で番組を広げていきたいということで、さまざまやれることは何でもやっていくということで取り組んでいきたい」

 「全体として若者の目線で、ただ単に解説するというのではなく、解決の道筋を示して一緒に戦っていこうというのが共産党だと思うので、今の4人の話にもあったが、ぜひ若者の皆さんに一緒に政治を変えましょうということを呼び掛けて、ともに進んでいきたいと思っている」

 −−配布を始めたのはいつか

 小池氏「4月19日ぐらいからだが、地震とかあって、本格的にはこれからだ。ただ、すでに全国の大学、高校、商店街等々で活用が始まっている」

 −−配布対象は若者のいる場所なのか

 小池氏「そうだが、若者以外も結構いいとお褒めいただいている」

 −−これは定期的に出すのか 

 小池氏「そこまでちょっとまだ」 

 −−JCPmagazineは初めてか

 小池氏「そうだ。初めてだ。定期刊行の予定はまだだ」

 −−吉良氏が出たNHKの番組では、政治が分からないとの話があった。政治家がちゃんと分かるように伝えないからだと主張していたが、これでフォローできるか

 吉良氏「これだけでフォローできるとは思わないが、討論に参加していて思ったのは、ただ分からない、なんとかしてだけじゃなくて、その背景に分かりたいという思いもあると思った。そういう意味では、政治を学校の中でも語れない空気だったりとか、この間、連綿としてきている中で、いきなり18歳選挙権というところにすごく戸惑っている10代の声があったように思うので、もっとこういうツールを使いながら、そうした皆さんと政治について語り合う場というものを広げていければいいなと思っている」

 −−若年層向けのパンフは初めてなのか

 小池氏「毎回だいたいそういったものは作っているが、これだけかなり総力を結集して作ったのはいまだかつてないのではないか。総力という意味だけでなく、幅広い人の力を借りた。いろいろ市民運動をやっている方とかプロのデザイナーとか、今度の選挙で共産党になんとか伸びてほしいという方が党内だけじゃなく広がっている。そういった方が、共産党の宣伝物、もっとグレードを上げたい、自分の持っている技術や自分の力を提供したいという申し出がいっぱい来る」

「そういった力に依拠し、そういった人たちと力をあわせて作ったというのは初めてになると思う。そういうこともあって、従来のイメージを一新するような宣伝物になっているのではないか」

 −−選挙のたびに作ってきたのか

 小池氏「各世代別、あるいは各業種別に宣伝物もいろいろ作るので、若者向けの宣伝物ももちろん今までも作っているが、18歳選挙権の選挙でもあるし、特に安保法制、戦争法の問題で若者の中でかつてない運動が起こったという中での選挙なので、そこはかなり意識した。前回の参院選あたりからブラック企業問題なんかではかなりいろんな宣伝物を作ってきているので、そういう流れの中でさらにパワーアップして今回は製作した」 


 

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