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(参考)東京都知事選主要3候補第一声全文:鳥越 俊太郎氏・増田 寛也氏・小池 百合子氏
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/931.html
投稿者 あっしら 日時 2016 年 7 月 23 日 19:12:18: Mo7ApAlflbQ6s gqCCwYK1guc
 


 具体的な選挙公約や政策は、各候補者のサイトや政見放送そして選挙公報で確認することができます。

 第一声の大半を構成している鳥越氏の「納税者論」は好きではありませんが、現状の日本では、戦後民主主義的雰囲気で楽しく歳を重ね、それを大事なものと考えるヒトが地方自体の長に据わるのが望ましいと思うので鳥越氏を支持しています。

 奇妙な言い方ですが、政策レベルで鳥越氏を支持しているわけではありません。さらに言えば、リベラリズムは好きではないので、価値観的にも支持してはいません。


 地方自体の政策(歳出レベル)は、短中期で言えば、9割超が固定化(国策にも規定)されており、1割弱について首長及び議会の意向が反映されるものです。

 オリンピックやパラリンピックもこの期に及んではやるほかないので、都としては“過剰支出”に目を光らせ(中央政府が出す分はいいが)、なかなかよかったと評価して貰えるイベントにしなければならない。

 むろん、ディーゼル燃料トラックの乗り入れ規制や分煙規制強化など予算措置がほとんど必要ない政策も実施できます。

 鳥越氏は、1億円の余裕財源があり、それを建設会社と低所得者のどちらに向けるのがいいか判断しなければならないとき、「低所得者だ!」というヒトだと思い支持しています。

 念のため、中央政府は、「建設会社だ!」というヒトがトップであるほうがいい場合がけっこうあります。
 そのような地方政府と中央政府の立ち位置の違い、二つの統治主体が違う方向性を持ちながらうまく調和することで、多数派国民にとってよりましな日本になると思っています。


※関連参照投稿

「250万票超をめざし戦後リベラル派鳥越氏と自由主義保守派小池さんの一騎打ち:政党の推薦や支持は決め手にあらず」
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/397.html

「鳥越俊太郎 周囲がベタ褒めする「結婚47年目箱入り妻」の度量:「女性自身」と「週刊文春」、どちらを読む女性が多いのかな?」
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/852.html

「高須クリニック院長が鳥越氏を認知症とツイートしたのは公職選挙法違反:安倍政権支持と言わない限り大丈夫(笑)
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/899.html

◎勝手に主要と判断した3候補の第一声全文は、NHKオンラインの「東京都知事選 6候補第一声全文」より転載させていただきました。

NHKオンライン「東京都知事選 6候補第一声全文」
http://www3.nhk.or.jp/news/special/tochiji-senkyo/ichiran.html?utm_int=news_contents_news-closeup_003

※三人の他に、山口 敏夫氏・上杉 隆氏・中川 暢三氏の第一声全文が読めます。

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ニュース特設 東京都知事選 第一声全文
鳥越俊太郎 候補(無・新)

皆さん、この暑いなか、お集まりいただきましてありがとうございます。今回、都知事選に立候補させていただきました鳥越俊太郎です。鳥越俊太郎です。2度言いました。お分かりいただいていると思いますが、今回はさまざまな支援団体や、都民の皆さんからのご支援を受けて、出ることを決断いたしました。

まあ少し、出馬決断に至る経緯をこの際ですから申し上げておきますと、私はかねがねいちばん大事に思っているのは、日本の社会は、近代市民社会というのは、私たちの自由なこの近代市民社会というのは、いちばん何が大事か、国民都民一人一人が汗水流して垂らして働いて、そして得た報酬の中から給料の中から、税金というかたちで都の運営、都議会の運営のために、お金を税金というかたちで出しております。で、この税金が果たしてちゃんと使われているかどうかということを、実はあまり出したほうも、それから受け取ったほうもあんまり意識していない。これは日本全体の、そして東京都もそうですけど、そういうちょっと納税者意識という点でいうと希薄なところがあります。その典型的な例が舛添さんの問題ではなかったんでしょうか。舛添さんはもし私たち、皆さん方一人一人がちょっと痛い思い、つらい思いをしながら財布の中から税金を納めた。その税金を、その税金1つ1つと、税金を全体としては何十億、何千億というお金ですけど、その1つ1つはみんな都民一人一人の汗と努力の結晶じゃないですか。それを舛添さんは使うときに、海外出張のときに軽々と何も考慮することもなく、ファーストクラスで行きました、これいいですか? こんなことでは税金を払ってる側で許せますか? 許せない。ホテルでは何万円もするスイートルームに何日も泊まって、税金をどんどんむだ遣いしている。

つまりここには舛添さんの問題というのは、実は、私たちの税金をどれだけちゃんと正しく受け止めて使っているかという、こういう問題が横たわっている。そのことが今回の選挙の大前提ですよ。いいですか、この大前提を皆さん、忘れないでください。私たちが選挙の投票に行く。参議院選挙、この間ありました。参議院選挙のときに、残念ながら投票率はいまひとつでしたけど、ああいうときに皆さんが投票に行く、投票所に行くときのモチベーションは何ですか? 動機は何ですか?

政治参加という言葉があります。政治参加というのはね、きれい事ではないんです。実は自分たちが税金を出して、みんな東京を、参議院の場合は参議院、東京都知事の場合は都知事、東京都議会の場合は東京議員に対していろんな仕事を委託しているわけですよね。この税金を使って東京都をちゃんとやってくださいよ、というふうにお願いをしている。ところがそれを受け取ったほうが全くそういう皆さんの気持ちを受け取っていなくて、かなりいい加減に使っている。この問題が、今日、都知事選をやらなければならなくなった出発点です。この出発点を皆さん忘れないでいてください、いつまでも。

納税者意識というのは、私たちも必要なんです。それから、それを受け取って、仕事をする都知事や都議会の皆さんや、議会と行政の皆さん方がちゃんと考えなきゃいけない。だけどそれが希薄になっている。その問題は私はずっと考えていまして、このままではダメだろうということで、私もそんなに簡単に、私は1965年、昭和40年から、新聞記者となり報道の現場をずっと歩いてきた人間です。したがって、こういう選挙という、いわば当事者ですね、インサイダーと言いますけど、インサイダーになる気はなかったんです。私はずっと常にアウトサイダーとして、事実は何なのか、真実は何なのかを見極めて、それを皆さんにお知らせしたいということで仕事をしてまいりました。けれど今回はもうアウトサイダーを気取っているだけでお前いいのか、という気持ちが私のなかに芽生えました。そして、このままではやはり、自分が人生の最期を迎えるときに後悔をするんではないか。悔いのないように生きたいということで、都知事選への出馬を決意しました。

したがってこれは、どっかの団体、政党からぜひ出てくれという、打診を受けて出たわけではありません。私は自分の意志で決めたんです。そのことを皆さん、ぜひ分かっていただきたい。それくらい、私のなかに東京都政の、もっと東京都政を一部の人のものではなくて、東京都民みんなに都政を取り戻す。ここにいる皆さんが手に掲げているプラカード持ってらっしゃる。もう一回上げてください。「みんなに都政を取り戻す」、その気持ちを私は強く思って、なんとかしてこれは、都知事選挙に出てみようという決断して、いろんな団体、政党等の支援を受けるというかたちに結果的にはなりました。皆さん方の熱いお心遣い、そしてご支援の気持ちということには、深く深く感謝をしております。

そして、ここにいらっしゃる方、皆さん方のようにおそらく、おそらくですよ、おそらく私を……支援してくれますよね?支援してくれる皆さん方、心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。できるだけ皆さんの期待に応えるように頑張っていきたいと思いますが、私は先ほど申し上げましたように、報道現場をずっと51年間、歩いてまいりました。その間、管理職というような人の上に立つような仕事はしていません。常に地面をはって、事実は何か、真実は何かということを、掴み取り嗅ぎ分けて、そしてそれを皆さんにお伝えする仕事をしてきました。したがって、今回もですね、都知事に立候補するにあたって、やはり東京都で今何が問題になっているのかということをきっちりと自分なりに見極めて、そしてそれを変えていく。みんなに都政を取り戻すような、新しい都政を作っていく。そういう仕事をしたいなと思っております。それは私の報道現場一筋という仕事からしても、いちばん私は、私にふさわしい仕事であろう、私に課せられた仕事であろうというふうに思っております。

ここで私は、3つの大きな枠組みで、3つの話をしたいと思います。私はスローガンとして、「住んでよし、働いてよし、環境によし」という、この3つの「よし」という東京都を実現していきたいなと思っております。

「住んでよし」というのは、東京都というのは大変可能性を秘めた、そして、さまざまないろんな方が住んでらっしゃる。いろんな能力を持ち、そして同時にいろんな問題も抱えて、困窮のなかにある方、差別のなかにある方、さまざまな方がいらっしゃいます。こういう人たちにとって、東京都は実はちゃんと、行政が、ちゃんと手を加えていけば、本当はいちばん、全国でもいちばん住みやすい街である、というその希望の街である。そういうふうに思っております。

昨日、実は、立候補を表明しておられました宇都宮さんと話をしました。1時間弱でしたけれども話をしました。そして、お互いに率直に心の内、胸の内を打ち明けて話をしました。最後に雑談のなかでね、宇都宮さんがチラシに使ってあるキャッチコピーというのがあるんですが、それをお互いに見てまして、宇都宮さんの側近の方が「このキャッチコピーいいでしょう?」みたいな話があって。僕がそれを見て、これいいな、ということで、もしそういう事態、というのは、宇都宮さんがもし出馬を取りやめるようなことがあったら、という前提ですけども、そういうことがあったときには、このコピーはちょっと使わせてもらっていいですかと。どういうコピーかといいますと「困ったを希望に変える東京へ」。これはね、なかなかいいキャッチコピーなんですね。困った、つまり住んでても困ったってことがいっぱいある。その困ったを希望に変えていく。そういう東京でありたいという、これはなかなか僕もこれは名文句である、名キャッチコピーであると思いまして、使わせてもらえれば、使わせていただいていいですかと。そしたら、宇都宮さんサイドも、ああいいですよと、いうことで、これから出てくるチラシなどには、そのキャッチコピーが出ていると思います。

まさにそれなんです。「住んでよし」と言いましたけど、実は住んでていろんな問題を私たち東京都民は抱えているんです。先ほど言いましたように、第一の問題としては、格差の問題があります。必ずしもみんなが豊かではない。貧困率は、一定程度東京都も貧困の中にあります。みんながお金持ちであるわけではない。ほどほどの生活をして苦しいなかで生活をやりくりしている。でも、生きているんです。人間ですから。やっぱり、住んでいい、というようになりたいじゃないですか。そういう「住んでよし」という街に、なんとかして私がもし、都知事に選ばれることがあれば、東京に住んでよかったなぁ、というふうな街に絶対に変えてみせます。いかがですか。はい、これが「住んでよし」。

それから2番目。「働いてよし」。これは皆さん東京都民の皆さんはいろんなかたちで働きながら、仕事をしながら生活をしてらっしゃいます。しかし仕事の中で、先ほど申し上げましたように、必ずしも給料が十分ではない。最近は本当にどんどん、安倍政権の下で格差が生まれています。非正規の仕事をしている人たちは、今全国平均で4割になっていますよね。東京だって変わりない。非正規の人たちがどんどん増えている。非正規が多くなったということは、一人一人の収入がそれだけ下がっているということなんです。それをですね、やっぱり考えて、変えていかなきゃいけない。そういうさまざまな、働いてもちゃんと「働いてよし」というふうに思える東京都。そういうものをぜひ、皆さんと一緒に、僕は皆さんの声を聞きながら、1つ1つ、だから皆さん、全部、もし私が東京都知事になったら、黙ってないで、こういう問題あるよ、これ聞いてくれ、っていうね、そういう声を聞かせてください。私の最大の長所は聞く耳を持っているということなんです。皆さんの声に傾ける。おそらく舛添さんは持っていなかった。猪瀬さんも持ってなかった。石原慎太郎さんはもっと持ってなかった。ここでもし、皆さんのご期待に添えて当選することができれば、初めて東京都民に耳を傾ける知事が出てくると思ってください。

そして3番目。「環境によし」。環境によしというのは、東京都がですね、非常に住んで環境にもやさしい東京である。緑が多くて、できたら緑の中で非常にゆったりと暮らしていける。すばらしい環境に、それから環境にもいいということですから、東京都が環境を傷めつけて、環境をいろいろ悪化させていくような状況では困る。そういうことも考えたいと思います。

いずれにしろ、私はきょう、第一声をここで上げたわけですから、これから30日間の、30日じゃない2週間の選挙戦に入ります。ぜひこれからは皆さんと共に、私は皆さんの側に立って戦います。ぜひ、皆さんのご協力を必要とします。どうですか、皆さん。一緒に新しい東京を作っていこうではありませんか。新しい東京をみんなで取り戻しましょう。皆さん、また、どこかでお会いすると思いますけど、ちょっと暑いんでね、熱中症も心配されますので、全部身体のケアを忘れなくやってください。それでは私の第一声はこれにて終わりにさせていただきます。ありがとうございました。

http://www3.nhk.or.jp/news/special/tochiji-senkyo/article04.html


ニュース特設 東京都知事選 第一声全文
増田寛也 候補(無・新)

都知事選挙に立候補いたしました、増田寛也であります。都政の混乱に終止符を打たなければなりません。今、都政には課題が山積をしている。私は、まず都が抱える3つの不安の解消に努めます。

1つ目の不安。子育てに対する不安であります。待機児童8000人。実際にはもっと多い。大変お困りの親御さんたちがいっぱいいらっしゃる。私は、知事就任して1か月以内に待機児童解消の地域別のプログラムを作ります。国や地元、区市町村と連携をして、このプログラムを確実に実行していく。必要なら、おそらく予算も足りないでしょう。補正予算をつぎ込んでも、この待機児童の解消に努めてまいります。

2つ目、高齢化に対する不安の解消。10年以内に50万人の75歳以上の方が増えます。大変皆さん、不安に思っておられます。こうした高齢化に対しての対応をきちんと進めてまいります。

3つ目、災害に対する不安の解消。首都直下地震、いつ起こるかも分からない。最悪の場合には61万戸の家屋が焼失、倒壊すると言われております。政府の首都直下地震対策検討ワーキングの、私は責任者として、この対策の樹立に努めてまいりました。災害に強い東京にする。ハード面でもソフト面でも、こうしたビルのロビーを帰宅困難者に開放させる。こうしたソフト面の対策も強力に進めてまいります。

3つの大きな不安の解消とともに、一方で、2020年のオリンピック・パラリンピック、この準備が今遅れています。世界に確実に喜びや感動をお届けしなければなりません。チャレンジドの方、ボランティアの方、皆さん方に参加をして、喜びを全世界にお届けしたい。このオリンピック・パラリンピックの準備を急ぎます。都民の負担を最小限に、そして大変すばらしい夢のあるオリンピック・パラリンピックの実現に努めます。

東京には世界中から大勢の観光客の人たちが来る。今、年間1200万人、日本に立ち寄られる外国人観光客の60%はここの東京に来るんです。おもてなしをもっとよくしていく。カードの利便性を高める。そうすればまだまだ増えます。東京だけじゃなくて、そうした人たちが地方に向くような、そういうやり方をすれば、東京も地方も、そして海外から来た人たちも大変満足度が高まります。産業、中小企業、99%の中小企業の人たちのお話に丁寧に耳を傾けて、こうした皆さん方の力をもっともっと伸ばしていかなければなりません。

働き方の改革も大事です。働く現場で汗を流している皆さん方、そうした一人一人の皆様方にしっかりと耳を傾ける。女性の活躍も大変重要です。子育ての不安から解消する。女性が社会でもっともっと活躍できるようにしていく。都庁の中でも私はすぐに、幹部職員にどんどん女性を登用して、女性の意見を都庁の政策の中にしっかりと反映をさせていきたいと思います。

そして最後に、2020年以降の東京のしっかりとしたグランドデザインを描くこと。オリンピックは1つの通過点。その後の東京にオリンピック・パラリンピックのエネルギーをどのように伝えていくのか。自然エネルギーをもっと活用して循環型社会、環境都市に東京を切り替えていく。交通体系を整備をする。まだまだ、やるべきことがいっぱいあります。

私は知事になるのが、知事になることが目的ではありません。知事になって何をするのか、知事になって都民の皆様方に何をお返しできるのか。これを本当に真剣に考えてまいりました。人口問題しかり、東京の抱えている問題を外から見ることによって、東京の処方箋をしっかりと描いてまいります。

東京生まれ、東京育ち、私はふるさとが東京であります。外から見て、東京のいいところ、そしてこれから変えなければいけないことを、そうしたことをずっと見てまいりました。今度は、そういったことを実行する、その責任者として私の使命感として、確実にこれを実行してまいります。そして、都民の皆様方に、お約束したことをお返しをすることによって、世界一の東京を築いていきたい。どうぞ皆様方、17日間という短い選挙期間でありますが、この私に、ご支援をたまわりますように、心からお願い申し上げまして、第一声のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

http://www3.nhk.or.jp/news/special/tochiji-senkyo/article05.html


ニュース特設 東京都知事選 第一声全文
小池百合子 候補(無・新)

皆さん、おはようございます。出陣のときがやってまいりました。本日、東京都知事選挙の候補者として立候補しております、小池百合子でございます。よろしくお願いを申し上げます。立候補にともないまして、これまで参議院、衆議院、24年間働いてまいりました、国政を離れることになり、まさしく一人の人間として、組織、そして何らかのしがらみ、それを超えて、この都知事選にこれからまい進をしていくところでございます。よろしくお願いを申し上げます。

4年間に3人の知事が変わり、さまざまな問題が起こりました。こういった都政で、そのまま続いて、2020年東京オリンピック・パラリンピックを迎えるわけでございますが、ここは今だからこそ、この東京を大改革し、そして未来の東京を都民の手で、都民による、都民のための都政へと取り戻していきたい、そういう思いで立候補いたしました。

きょう、この出陣式には、ただいまの高野豊島区長、そして、衆議院議員の若狭勝さんも駆けつけてくださいました。私を応援すると、一族郎党罰するということでございますけれども、しかしそれを乗り越えて、ここは東京を変えねばならぬ、クリーンでクリアにしなければならない、そんな思いで私を応援しようと駆けつけてくださった、その覚悟と信念には心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。

また、東京10区において、私をお支えいただいた皆さま方にも、きょうこの場に多数お越しいただいております。やっぱり小池、この都政で立て、そういう思いで暑いなかご参加いただいていること、改めて感謝を申し上げます。組織のバックアップがございませんと、さまざまな課題がございます。目の前の現実的な問題、たとえば卑近な例で言うとポスターを貼るなどということもなかなか容易ではございません。東京都内に1万2000か所以上あります。これまでは区議団の皆さん、都議の皆さんが一斉にわっとやってくださいましたが、今回は私と共にこの東京を変えねばという思いで、豊島区議団の覚悟を決めた仲間が、私をサポートしてくれている。それに加えて「拾う神」も出てくるんですね。ありがたいことに、東京のあちこちから、区議さん、都議さんが、ここは東京を変えていこう、一緒に頑張りましょうという方々が、毎日どんどんあふれてくるように出てきていただいているわけでございます。
改革の同志が、いま各所でポスター貼りをやっていただいているというような状況、私はそれだけにこの戦い、厳しいです。これまで9回選挙をしましたが、これまでの選挙の中でいちばん厳しいです。1350万人のこの大東京、そして年間予算は13兆円。一国の予算に匹敵をいたします。都庁の職員は17万人でございます。こういった大きな東京で、たった一人で立ち向かう。しかし、しかし、きょうはこの場にお集まりいただいた皆さん、いえいえ、きょうから始まるこの都知事選で小池を応援してやろうじゃないかという、そんな皆さま方が、あちこちから声を出していただいているわけでございます。私はたった一人ではございません。

私、かつて、幼いころ、バイオリンを習っておりました。下手くそでした。でも私は、第一バイオリンとなって、皆さまのお力を得て、オーケストラにしていきたいんです。そして、東京を大改革してまいります。都政をもっと「見える化」します。透明性を高めます。ガバナンスを明確にします。たった一握りの人がいつどこで何を決めているか分からないような都政を、これをもうやめてまいります。皆さんからのお預かりしている税金、これもどのように使われているのか明確にしなければなりません。そして行政改革、これもむだなところはないのか、チェックをしてまいります。

そして、東京オリンピック・パラリンピックの関連予算もしっかりと見ていこうではありませんか。いつ、誰が、どこで何を決めているか分からないうちに、2兆円だ、3兆円だ、お豆腐屋さんじゃないんですよ。もっと明確にし、都民の皆さん一人一人が納得し、よしやろうというからこそ、真の東京オリンピック・パラリンピックの成功があると思うんですが、皆さんいかがでしょうか?

東京の長期ビジョン、さまざまな課題がございます。ひと言で言うと、この東京、これを特区全体と考えますと、女性の問題、介護の問題、教育、そして私が考えております「スマート・シティ」、金融ですね、経済ですね、これらをもっと活性化できる。東京を特区として考えますと、このアベノミクスのまだもたついている部分を、東京でそれを先に実現することによって日本全体を引っ張っていきたい。私はそう思っておるんです。

東京大改革を進めるにあたって、私は3つの新しい東京づくり、これを提唱いたしております。最初が「ダイバー・シティ」です。英語だとちょっとスペルは違いますけれども、ひと言で言うと、女性も、男性も、子どもさんも、お年寄りも、障害を持った方も、誰にとっても住みやすい、いきいきと暮らせる、そんな街、東京を実現したい。これがダイバーシティでございます。

子育てなのか、仕事なのか、思い悩んでどっちかを選ばなければならない?そんなことをやっているのはこの日本だけですよ。そして、子どもさんを預かるところがなかなかなくて、「日本死ね」なんてことばが言われております。そんな育児に関する課題、私は女性の観点から、ぜひ働く女性も子育てをしっかりやりたい女性も、そして子育てで頑張りたい保育士さんも、みんなが納得し、安心できるような、そんな東京にしていきたいと思っております。

また介護の問題もございます。私も母を自宅で看取りました。そのときに活用したのが、地域包括ケアシステム。もっともっと、さまざまな観点から磨きをかける必要があると思っております。そして予防医療も進める、さらには東京オリンピック・パラリンピックを前に、受動喫煙問題だって出てるではありませんか。人々の、皆さんの健康を守る、それを後押しする、そんな東京都である。さらにはそれをもっと頼れる東京都にしていきたいと思っております。

介護、育児、そのためには場所が必要です。それは、都が有しているさまざまな遊休地を活用する。先日も市ヶ谷の学校、これが韓国人の学校に変わるという話を聞き、現場を見てまいりました。いい場所です。そこにはむしろ、育児、子どもの子育ての分野と、高齢者向けの施設と、両方ハイブリッドにしていくというように、地域のニーズに応えることを優先させていただきたいと思っております。

ついでに申し上げますと、私は、地方参政権の外国人への地方参政権には反対をいたしております。地方だからいいと思っているのは、これは大間違いです。与那国島、国境の島、あそこは1700名ほどの人口です。たった100票くらいで当選するんです、町会議員さんが。何らかの意図を持った人たちがどーっと押しかけてきたら、一体どうなりますか。地方自治だからといって、外国人参政権をむやみに与えるのは私は反対でございます。また、秩序なき移民、これは私は反対をいたしております。高度な人材には、日本にぜひ来ていただきたい。しかしながら、ただただウヤムヤのなかでどんどんと外国の労働者が増えていくということは、これは治安の関係からも、大いに問題だとこのように思っております。「ダイバー・シティ」、一人一人が持つ、その力を活かせる東京にしてまいりたい、この思いでいっぱいでございます。

2つ目、これは「セーフ・シティ」。セーフ、安全ということですね。テロの問題もございます、2020年の東京オリンピック・パラリンピックのときも、安心・安全でなければなりません。そして何よりも、首都直下型地震、いつ起こってもおかしくない、こんな状況でございます。「木密地域」を、これをより安全な街に変えていきます。かねてから申し上げている無電柱化、これは景観の問題だけではありません。無電柱化によって、歩ける場所、通行する場所、安全な通行を、これを確保していく。そして、いざとなったときにバタンと倒れてしまう電柱。これは救助の手を妨げてしまうわけでございますので、だからこそ、私は無電柱、無電柱とずっと言って参った次第でございます。さらには、あの災害のときにはですね、水が出ない、お湯が出ない、思いもかけないことがいっぱい起こるんです。子どものため、乳児のための液体ミルクなどについても、日本で製造できるようにしたい。そんな細やかな心遣いが、都民の皆さまがたの心をつかんで、ああ東京でよかった、そして東京でもっと元気で働きたい、子育てをしたいという方がもっと増えてくる。私はこのように思うわけでございます。

そしてまた、高齢者の方、元気です。障害を持った方々にも、もっと働き場を考えましょう。ソーシャルファームを作ってまいります。私はこのように、一人一人に目配りをした、大胆かつ細やかな、そんな都政を進めてまいりたいと考えております。

最後に、これからの東京、ますます日本経済の成長のエンジンとして、そして、国際的な地位を考えますと、ずーっとこのところ低下してきた。それをもう一度引っ張りあげたいと、このように思っています。そのためにも、中小企業、中堅企業に対しての事業承継、そしてそれを支援する。そんな対応もしていきたいと思っております。

山程あります。こんな暑いなかで私が最後まで政策を申し上げると、大切な有権者がバテてしまいます。どうぞ私のホームページなどで、ぜひ皆さん……ありがとうございます、大塚音楽祭、頑張りましょう。地域の皆さんが頑張ってこそ、東京盛り上がります。それぞれの地域、いろんなカラーがあります。町会、そして商店街、地域を支える動脈であり静脈であります。もっと活性化してまいりましょう。私が先頭に立てば、皆さんがよし一緒にやるぞと、そんな気持ちになるような政策とそして実行、それをこの選挙戦中に皆さま方にお示しをし、たった1人で始める、第一バイオリンから、皆さま方がいろんな楽器を持ち寄って、ぜひ大きなオーケストラにしてまいりましょう。皆さま方のお支えが頼りでございます。どうぞ、どうぞ、よろしく申し上げまして、第一声とさせていただきます。ありがとうございます。

http://www3.nhk.or.jp/news/special/tochiji-senkyo/article11.html


 

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