正直なところ
私も，ソ連にシベリア開発とパイプラインの指導に派遣されたとき，私も見送ってくれた家内も終わりだと思ったものです。しかし実際には現地では自由も言論もあり，なんの不自由もなく，お咎めもなく達成感で元気に帰えることができた。逆に日本の公安や組織に恐怖を覚えた。

年配の方で日本語の達者な人も結構いますので，景色のよい場所や日本ゆかりの場所に連れて行ってくれたので，危険なことは感じなかった。

それで，日本のマスコミや政治家が共産国は｢アカ｣や｢自由がない｣とか，｢付き合うな｣｢恐ろしい国家｣とか煽り，我々に恐怖感を与えてきたことが大きいと思う。

それでも日欧米の指導者は、中国やソ連や東欧の資本主義経済システム導入は、自然に、資本主義政治システムに移行すると期待していた。

社会主義国家ソ連と中国は、二つの世界大戦によって誕生した。マルクスは、最初の社会主義国家は工業化の成熟した国から誕生すると予告していた。だが、農奴が75％以上占める工業の遅れた国で、貴族軍閥地主を追放し誕生した。そして、一党独裁支配制を採用したため、社会主義国家ソ連と中国は、革命から80 年目に自壊することが予告できた。

ロシアや中国より工業化が進み農奴制から自営農に移行してた東欧の社会主義国の一党支配制度は40 年後自壊すると言われ，その通りになっている。

ではナゼ中ソ社会主義国家は80 年目に自壊し，するのか？

それは、三世代目になると、革命を直接経験しない世代が多数派となるためだ。彼らは、低生活水準での平等より、自由を求めるため自壊する。政治と経済レベルは、それぞれ独立した利己的なシステムをもっているため、社会主義国家が資本主義的経済を導入することは可能だ。レーニンはネップとよぶ資本主義的経済制度と外国資本導入を計画した。

そして日本は
資本主義制度の存続に成功してきた。だが、ライバルの社会主義国家が自壊すると改革を停滞させてしまう，しかもパリ協定や産業革命に遅れをとると日本沈没もある。

　　　７割が、「ロシアに　親しみを　感じない」

　⇒　９割では　？

　　　昭和　２０年　８月　９日　ソ連　侵略　で　

　　　共産主義権力に　良識無し　の信念が　存在する限り

　　　友好なんて　日本側の　タテマエ　だろうな…　

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