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「北方領土にカジノを」安倍首相はプーチン大統領にこう囁いた 仰天の日ロ会談舞台ウラ(週刊現代)
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/259.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 12 月 27 日 07:55:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


「北方領土にカジノを」安倍首相はプーチン大統領にこう囁いた 仰天の日ロ会談舞台ウラ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50563
2016.12.27 週刊現代  :現代ビジネス


まさに「同床異夢会談」だった。北方4島の元島民の往来や、共同経済活動でお茶を濁したものの、肝心の領土返還は「ゼロ回答」。そして水面下では、「北方領土カジノ計画」がひたひたと進行中―。

■2時間40分の大遅刻の意味

「安倍晋三首相は、北方領土の共同経済活動という名のもとで、カジノ建設を狙っています。それをトップ同士で詰めることが、プーチン大統領をわざわざ故郷・山口まで招待した大きな目的の一つだったと思われます」

衝撃的な証言をするのは、日本のロシア分析の第一人者である中村逸郎・筑波大学教授だ。

'14年2月に安倍首相がソチ・オリンピックの開会式に出席した時に約束したプーチン大統領の訪日が、2年10ヵ月を経て、ついに実現した。

12月15日にプーチン大統領を迎え入れたのは、安倍首相のお膝元、山口県長門市にある天皇皇后も泊まった老舗温泉旅館「大谷山荘」だった。

当日は、日本中の目が、この山口県が誇る豪華温泉旅館に注がれた。特に、約7000人と言われる北方4島の元島民とその家族たちは、北方領土問題の前進に、期待を寄せたのだった。

だが、夜の大谷山荘での3時間に及ぶ首脳会談を終えた安倍首相は、これまで親しげに「ウラジミール」と呼んでいたのを「プーチン大統領」と改め、固い表情で記者団の前に現れた。

「二人だけで約95分会談を行いました。元島民の皆さんの故郷への自由訪問、そして4島における日ロ両国の特別なもとでの共同経済活動、そして平和条約の問題について率直かつ非常に突っ込んだ議論を行うことができた……」

つまりは、北方領土の主権の問題は、一歩も前進しなかったのだ。

随行したロシア人記者が語る。

「プーチン大統領にとってみれば、北方領土問題を話し合う15日の山口『温泉会談』は、いわば『前座』でした。だから平気で2時間40分も遅れて着いて、翌16日に東京で行う経済協力の調印という『本番』に備えたのです」

プーチン大統領一行の接待に当たった政府関係者も自虐的に振り返る。

「一行が来日する前から、これを『喰い逃げ外交』と言わずして何と言おうという感じでした。

ロシアは経済協力の要望リストだけ次々に積み上げてきて、一時は68項目にも膨れ上がった。そのくせ、『まずは信頼醸成だ』と強調して、肝心の北方領土の返還は、1956年の『日ソ共同宣言』に明記された『日本へ歯舞群島と色丹島を引き渡す』ということさえ認めなかったのです」

外務省は一貫して、北方4島の帰属(主権)が日本にあることをロシアが認めない限り、交渉には慎重であるべきだという意見を、安倍首相に上げてきたという。

「ところが、今年5月にソチで行われた13回目の安倍・プーチン会談の際、陪席した世耕弘成官房副長官(現経産相)が、『8項目の経済協力』をこれ見よがしに披露。プーチン大統領は大袈裟に拍手して、部下たちにも拍手させ、『セコウという名前は永遠にクレムリンに刻まれるだろう』と持ち上げたのです。

プーチン大統領としては、経済制裁を続けるG7(先進国グループ)にクサビを打ち込もうとしたわけですが、この発言に世耕副長官が舞い上がり、以後、安倍総理をリードして、ロシアにのめり込んで行ったのです」(同・政府関係者)

■「領土問題は存在しない」

プーチン大統領は機先を制すように、訪日の1週間前の12月7日、読売新聞と日本テレビのインタビューを受け、きっぱりと答えている。

「ロシアには領土問題は全くないと思っている。ロシアとの間に領土問題があると考えているのは日本だ」

読売新聞(12月14日付)に出たインタビュー詳報によれば、プーチン大統領は、この発言に続いて、

「それについて我々には話し合う用意はある」

と、日本にフォローするかのように答えたことになっている。

だが、前出の政府関係者によれば、これは明らかに誤訳だという。

「ロシア側で発表されたインタビュー詳報を読むと、プーチン大統領は、『ピリガボール』(話し合う、交渉する)ではなくて、『ラズゴバーリバチ』という単語を使っています。これは、偶然街で出くわした知人同士が、ちょっと立ち話をするという意味です。

つまりプーチン大統領は、『立ち話くらいはしてやってもいいが、きちんと交渉する気はない』と言いたかったのです」

いまから振り返れば、明らかに日本側にメリットが少ないプーチン大統領の訪日であり、延期させればよかった。

安倍首相が12月の訪日をプーチン大統領に要請したのは、9月2日にウラジオストクで行った14回目の会談だった。それが11月9日に「親ロ派」のトランプ候補が勝利したことで、ロシアの目は俄然、アメリカに向き始めたが、その後も両首脳は、11月19日にペルーAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の席で、15回目の首脳会談を行っている。

それまでは会談後、晴れやかな表情で、「手応えを強く感じた」などと語っていた安倍首相だったが、この時は沈鬱な表情で、「たった1回の首脳会談で解決するものではない」と後退した。

それはプーチン大統領が、「北方領土は返還しない」と言明したからに他ならない。この時、安倍首相はなぜ、「それならば12月の訪日は延期してもらう」と、ピシャリと言わなかったのか。



■カジノ法案強行採決の裏

カギを握るのは、ペルーでの安倍・プーチン会談の2日前に行われた、もう一つの「重要会談」だった。

この時、安倍首相はニューヨークに立ち寄り、トランプ次期大統領と1時間半にわたって、通訳だけを伴った会談をしている。トランプタワーの1階で待ち受けていた日本政府の同行者によれば、会談を終えた安倍首相の顔は火照り、高揚感に溢れていたという。

この一連の外遊を終えて帰国した安倍首相は突然、直ちに「カジノ法案」を臨時国会で通すよう指示している。実際、一部の与党議員たちからも、「国会での議論があまりに拙速で強引だ」との声が上がる中、「カジノ法」は、国会会期末の15日未明に、可決・成立したのだった。

トランプ次期大統領と言えば、周知のようにアメリカを代表するカジノ経営者である。安倍首相はトランプ大統領から、日本でのカジノ設立に関して、何か吹き込まれたのではなかったか。

今回、可決・成立した「カジノ法」は、1年以内に、将来日本でカジノを設立するための詳細な法律を制定することを義務づけている。現在、カジノの設立候補地として、北海道の小樽や苫小牧、釧路、千葉幕張、東京お台場、青梅、横浜、大阪夢洲、長崎ハウステンボス、宮崎シーガイアなどが挙がっている。

だが実は水面下で、もう1ヵ所、重要な候補地が取り沙汰されている。それが北方領土なのである。

冒頭の中村教授が語る。

「トランプ次期大統領とプーチン大統領の『共通の友人』の一人が、ロシア人のヴェルホフスキー上院議員です。彼はサハリンのユジノサハリンスクに本社があるギドロストロイ社のオーナーで、『北方領土の帝王』という異名を取っています。

この会社は、軍の将校だったヴェルホフスキー氏が'91年に国有企業を民営化したもので、水産加工から建設業まで、傘下に23社もの子会社を持つ、この地域最大の企業グループです。

そのヴェルホフスキー氏が、かねてから希望しているのが、北方領土にカジノを設立することなのです。プーチン大統領に対してはもちろん、アメリカの友人であるトランプ氏にも、その話をしていたはずです」

安倍首相、プーチン大統領、そしてトランプ次期大統領。この3首脳が、「北方領土の帝王」を通じて、「北方領土カジノ計画」でつながってくるのである。

中村教授が続ける。

「カジノ候補地は択捉島です。'14年9月に、全長2500m近いイトゥルップ新空港が完成し、いまでは韓国の仁川空港との定期便の話が進んでいるほどです。ギドロストロイ社とすれば、日米を巻き込んで択捉島にカジノを建設できれば、北方領土の開発から、敵対していたアメリカとの関係改善まで、一石何鳥にもなるのです」

■安倍は甘すぎた

にわかには信じがたい話だが、あのトランプ次期大統領が、何をしでかすか分からない人物であるのは、周知の通りだ。

例えば、1973年のオイルショックを機に始まった「サハリン1」と呼ばれるサハリン島北部東海岸の石油・天然ガス開発プロジェクトがある。

ロシアのロスネフチ、日本のサハリン石油ガス開発、アメリカのエクソンなどの共同プロジェクトだが、'14年のウクライナ危機で、欧米がロスネフチを制裁対象にしたことから、このプロジェクトはストップした。

だが12月13日、トランプ次期大統領は、エクソンのティラーソンCEOを国務長官に抜擢したのだ。これによって今後は、ロスネフチへの経済制裁を解除し、「サハリン1」プロジェクトは復活する見込みが出てきた。

こうして水面下で密かに練られている「北方領土カジノ計画」だが、実現に向けては課題も多い。前出の中村教授が言う。

「ロシア極東を牛耳っているのは、軍とマフィアです。昨年3月にはサハリン州のホロシャビン知事が汚職で捕まり、先月は北方領土を担当するソロムコ南クリル地区長が汚職で捕まっています。

こうした海千山千のロシア人と、日本企業がカジノ事業をできるかというと、なかなか難しいと思います。特に北方領土の場合は、ロシアの法律を適用することに日本政府が難色を示すので、さらにハードルが高い」

12月16日に、日ロ両政府が華やかに持ち上げた共同経済活動についても、前途多難だという。

「資金融資の流れは、国際協力銀行(JBIC)→日本のメガバンク→ロシアのツベルバンク→ロシア企業というルートですが、ルーブルに信用がないため、4割近い手数料を抜かれるのです。日本の民間企業としては、とても積極的にはなれません」(同・中村氏)

ロシアのリスクは他にもある。ロンドン在住ジャーナリストの木村正人氏が指摘する。

「現在、EUがロシアと戦争一歩手前の状態であることを忘れてはなりません。7月にはNATO(北大西洋条約機構)がバルト3国とポーランドに、最大4000人規模の多国籍部隊を来年から展開することを決めています。EU28ヵ国の兵士を前線に配置したら、どの国の兵士が死んでも、ロシアとの戦争に入りやすいと考えているのです。

そんな中で安倍首相が、プーチン大統領と、のどかに『温泉会談』をやったりしているのは、ヨーロッパからすれば、あり得ない光景です」

中村教授も、「プーチン大統領が、国民にクリスマスプレゼントを配るための『集金の旅』でした」と、ため息交じりに総括する。北方領土問題がいつの間にかカジノ利権の話にすり替わるなど、あってはならないことだ。


「週刊現代」2016年12月31日・1月7日合併号より




 

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コメント
 
1. 新共産主義クラブ[2824] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2016年12月27日 10:00:20 : eTQR4mEhRg : LDZqU3P5UOI[18]
>トランプ次期大統領と言えば、周知のようにアメリカを代表するカジノ経営者である。>安倍首相はトランプ大統領から、日本でのカジノ設立に関して、何か吹き込まれたのではなかったか。
 
 
 安倍首相がトランプ次期米国大統領に面会してから、塩漬けされていたカジノ法案が、ろくに審議もされずに、そそくさと採決された。
 
 トランプ次期米国大統領が、自分が大統領に就任するまでの宿題として、安倍首相に対して、カジノ解禁法の成立と、真珠湾での慰霊を課したのだろう。
 
 ロシアでは、ソチのカジノが来年1月5日にオープンする。
 
 カジノ経営者のトランプ氏は、安倍首相とプーチン露国大統領に接近して、両首脳の仲を取り持ち、両国でのカジノ事業の進出・拡大に向けて、アメリカのカジノ資本を受け入れさせることを狙(ねら)っているのだろう。
 
 
■ Russia’s Putin and Japan’s PM Abe Meet, as Sochi Casino Readies to Welcome Gamblers After New Year
(Casino.org, December 21, 2016)

The first Sochi casino is scheduled to open on January 5, 2017, bringing
gambling to the mountainside resort town in an effort to make the destination more appealing during the off-season.

Russia approved Sochi for casino gambling in August to help offset seasonal revenue pitfalls and also continue to pay down the monumental debt still lingering from the city’s hosting of the Winter Olympics in 2014. Sochi is the fifth special gaming zone created by the Russian Federation and joins the Primorsky Territory, Kaliningrad Oblast, Altai Krai, and Azov-City as the country’s designated gambling-friendly districts.

Sochi Casino and Resort, advertised as a five-star complex, will welcome visitors next month. In addition to the casino floor, the property features two restaurants, cabaret theatre, convention space, and other amenities.

“Despite the fact that Sochi is the most popular and one of the best resorts, we have the off-season curve and it should be smoothed out,” Krasnodar Region Minister of Tourism & Resorts Evgeny Kudelya said. “Such assets (the casino) will make a major contribution to solution of one more problem, the off-season problem.”

Though Sochi hosted the Winter Olympics, the city below the mountains actually has a subtropical climate. The 165,000-square-mile region is unofficially known as the “Sumer Capital” of Russia. Its busiest season is May through September where temperatures average in the upper 70s (Fahrenheit).

《Putin & Abe Give & Take》

The relationship between Russia and Japan has been strained since World War II when the latter accused the Kremlin of stealing the southern end of the Kuril Islands and expelling 17,000 Japanese citizens. The countries remain without a signed peace treaty.

Japan recently took steps to legalize gambling, a development that could create a $40 billion industry. But for those revenues to be realized, the island nation will need customers from other countries.

Prime Minister Shinzo Abe and Russia’s Vladimir Putin are ready to collude in order to better both states. The two met last week to discuss their relations, but no marquee peace breakthrough or economic development was announced.

Some Japanese want nothing to do with Putin, whose country is backing Syrian President Bashar al-Assad’s forces and the destruction of Aleppo.

《Gambling Unifier》

Japan is positioned to become the world’s next casino destination, but ground won’t be broke on a resort for at least 12 months. Over the next year, the country’s government will prepare a framework to regulate gambling before accepting applications for development.

MGM, Las Vegas Sands, Hard Rock, and others have all pledged multibillion-dollar investments to Japan should the nation fully legalize integrated casino resorts.

Abe and Putin’s peace treaty talks will continue early next year when the Japanese leader travels to Russia. If a pact is reached, the peacetime deal would better the former Soviet Union’s economy due to less sanctions and tariffs placed on oil exports.

In exchange, Abe might request Putin allow his people to more freely travel to Japan, and spend their money at the forthcoming casino resorts.

https://www.casino.org/news/russias-putin-and-japans-pm-abe-meet-as-sochi-casino-nears-open



■ ロシア最大のカジノTigre de Cristalがリゾート「プリモーリエ(沿海州)」で公式オープンした。沿海地方当局が発表した。
(スプートニク(ロシア政府系メディア),2015年11月12日)
 
同地方観光課長コンスタンチン・シェスタコフ氏によれば、来週にも大型プレイヤーの一団がチャーター機でカジノを訪れる見込みだという。リア・ノーヴォスチが伝えた。ロシア最大のカジノにはマシン498台、クラシックなテーブルゲーム42台、VIPテーブル25台がある。

娯楽リゾート「プリモーリエ」はウラジオストク郊外に位置する。620ヘクタールの敷地内に遊興施設・カジノと並んで5つ星ホテル、ゲストハウス、ヨットクラブ、多機能貿易展示複合体、いくつかの映画館、沿岸の散歩コースその他観光施設が建造されることになっている。
 
https://jp.sputniknews.com/russia/201511121156362/
 


2. 2016年12月27日 11:44:44 : zEKLnmi5Uo : F@tgmZUd0l8[-125]
あんな寒い島でカジノを作って誰が行くのだ。ほんと安倍はセンスがない。

[32初期非表示理由]:担当:言葉使いで処理が大量にあるので全部処理
3. 2016年12月27日 12:38:53 : 2LBE8D26k6 : uRSHEoJuXPU[1]
 きらびやかな、豪華絢爛なカジノ施設が誰もいない廃墟になって雪に埋もれる
光景が、今から目に浮かぶよ
 海に囲まれた島々だからシベリヤ内陸部ほどの、非常識な寒さにはならないけど
北海道オホーツク沿岸並には寒い

 何の生産性もない、消費、否浪費するだけの事業を国策として推進し、
首脳会談の議題にするとは異常きわまりない 何が経済効果雇用創出だ国賊め

 賭博と飲酒と売春を主たる産業として人を集めれば、まちがいなくトラブル、
警察が関与する事件が多発します そして刑事手続きはすべて「ロシア法の下で」
処理されることになります



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