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メリル・ストリープのトランプ批判は安倍政権のヘイト思想に侵された日本社会にこそあてはまる!(リテラ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/831.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 1 月 11 日 00:01:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

                 ドナルド・トランプTwitterアカウントより 


メリル・ストリープのトランプ批判は安倍政権のヘイト思想に侵された日本社会にこそあてはまる!
http://lite-ra.com/2017/01/post-2842.html
2017.01.10. メリルストリープの指摘は日本のことだ  リテラ


 アメリカ現地時間8日に発表された第74回ゴールデン・グローブ賞で、功労賞にあたる「セシル・B・デミル賞」を受賞したメリル・ストリープのスピーチが、大きな話題を呼んでいる。

 あらためてその内容を紹介すると、メリルは「ここにいる皆さん、私たちはみんな、米国社会の中でも最もけなされているグループに属しているのです。考えてみてください。ハリウッド、外国人、そして記者です」「ハリウッドはアウトサイダーや外国人だらけなんです」と発言。そして、名指しはしなかったものの「この国で最も尊敬される席に座りたがっている人が、障害を持つ記者の物まねをしたときのこと」として、トランプ次期大統領が2015年11月に選挙戦中の集会でおこなった侮蔑的なスピーチを取り上げた(訳は毎日新聞より、以下同)。

 メリルはこのトランプの行動を、「特権、権力、反撃力において、はるかに自分が勝っている相手に対しての行為」として強く批判。「私の胸は打ち砕かれ、いまだに頭から離れません」と言い、このようにつづけた。

「権力者が公の場で他者をばかにしようとする衝動に身をゆだねてしまえば、あらゆる人たちの生活に波及します。人々に同じことをしてもいいと、許可を与えることになるからです。 侮蔑は侮蔑を招きます。暴力は暴力をあおります。権力者が立場を利用して他人をいじめれば、私たちはみな負けるのです」
「これは報道の話につながります。私たちには、報道する力を持ち、どんな横暴に対しても厳しく批判する信念を持った記者が必要です。だからこそ、建国者たちは報道の自由を憲法で定めたのです」
「ジャーナリストが前に進むことが私たちには必要だし、彼らも真実を守るために私たちの手助けを必要としているのです」

 冷静ながらも、たしかな怒りが込められた大女優メリルのこのスピーチに、会場に詰めかけたスターたちも総立ちで拍手。アメリカでは大統領選後からトランプ勝利によって排外主義が蔓延し、ヘイトクライムが横行する事態となっているが、こうした流れに対しメリルは毅然とNOを叩きつけただけでなく、権力者の暴走を食い止めるためには報道の力が必要なのだということを訴えたのだ。

 しかし、これはトランプだけの問題、アメリカだけの問題では決してない。メリルが批判した権力者の横暴な振る舞いは、ここ日本でもまったく同じことが起こっているからだ。

 現に、この国の最高権力者である安倍晋三首相は、トランプと同様にヘイト勢力との関係も取り沙汰されてきた人物であり、ヘイトスピーチにまみれた「保守速報」をFacebook上でシェアしたり、ブログで「中国人はゴキブリ」「韓国人はダニ」というヘイトスピーチを繰り返していた神社宮司の本を「日本人の誇り」と絶賛していたことも明らかになっている。トランプとは違い表立っては公言しないだけで、これは“侮蔑が侮蔑を招き、暴力が暴力を煽る”という差別の連鎖を肯定する行動だ。

 そして、安倍首相はトランプに先駆けて、自分に批判的な報道を「捏造」と認定し、Facebookを通じて「マスコミ報道との戦いです。私は皆さんと共に戦います」などと宣言することで“共闘者”としてのイメージをつくりあげてきた一方、権力を監視し厳しく批判するというごく当たり前の報道姿勢をみせていたキャスターたちを次々と降板に追い込んできた。

 つまり、今回メリルが批判したことは、ことごとく日本にも置き換えられる問題なのだ。

 じつはそのことを、本日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)でもジャーナリストの青木理氏が指摘していたのだが、その場では同時にもうひとつ、“日本的な問題”もあぶり出されていた。

 青木氏はまず「権力をもっている者、あるいはそれなりの社会的地位にある者が侮蔑的な発言をすると、それがある種、OKになってしまう、背を押してしまうんだっていう発言、これを芸能の世界に生きてらっしゃるメリルさんみたいな方がね、おっしゃるっていうのは、アメリカの幅の広さというか強さだなと思いましたよね」と語ったのだが、同じくコメンテーターの菅野朋子弁護士は「どうしても政治的な発言をすると、そういう色がついてしまうということがあるけれど、こうやって主張することは素晴らしいこと」と話したのだ。

 この発言に、青木氏は「しかし、これは政治的な発言なんだろうか?って僕は思うんですよ」とすぐさま反応した。

「だって、障がいをもっていらっしゃる方に侮蔑をするべきじゃないって、ごく当たり前のことを言っているんですよ。それがある種、政治的に取られてしまう」

 日本では政治にかかわる問題について口にすると「政治的」とされ、菅野弁護士が言ったように「色」をつけられる。しかし、差別的言動に対して「それはいけない」と言うことは政治的などではない。「当たり前」の指摘だ。なのに、「政治的だ」ということで当然の批判も封じ込められている。それが日本の現状ではないのか。青木氏は、こうつづけた。

「日本だってね、ヘイトスピーチをするような連中は論外だとしてもですね、ちょっと前に沖縄の人に向かって警察官が『土人』とかなんとか言ったって、それ自体ひどいんだけども、大阪の知事がね、(差別的発言をした警察官に対して)『お疲れ様』って言っちゃうっていうのは、ある種、『あ、そういうことを言ってもいいんだ』ってことは日本でも起きてるわけですよね」
「メリル・ストリープさんおっしゃったように、メディアとか報道機関の役割とは何なんだと。やっぱりおかしなことを権力者が言ったときには『おかしいですよね』って敢然と言うのがあなたたちの仕事でしょう?っていうふうな、この言葉というのを、ほんとうに受け止めなくちゃいけない」

 このように、いまのアメリカと日本の状況があまりに重なり合うなかで発せられたメリルのスピーチ。だが、メリルの発言をこうして日本と照らし合わせてコメントしたのは青木氏くらい。ほかのニュース番組やワイドショーのほとんどが「またトランプがお騒がせ」などと処理してしまった。──「報道する力を持ち、どんな横暴に対しても厳しく批判する信念を持った記者が必要」と語ったメリルの言葉が自分たちにも向けられていることに、この国のジャーナリストたちは気付かなかったとでもいうのだろうか。

 アメリカ大統領選ではジョージ・クルーニーやリチャード・ギア、ジョニー・デップをはじめとして多くのハリウッド俳優たちがトランプ批判を繰り出したが、日本では前述したように「政治的」というマイナス評価がつきまとって当たり前の反応さえ出てこない。その上、報道が思考停止状態に陥っているいま、日本が置かれた状況はアメリカ以上に危険と言わざるを得ないだろう。

 メリルの揺るがない強い意志が感じられる姿からこの国に視線を移せば、溜息をつかずにはいられない。
(水井多賀子)


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世界一の権力者を真っ向から批判! 
http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/199.html
 

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コメント
 
1. 2017年1月11日 00:41:10 : 2VxazcwEtj : LkYd3S4cYsA[289]
メリルストリープの言うことはもっともだし
公の場で大統領を批判できることもまっとうだ。

ただハリウッドの大女優(?)メリルストリープは
すでに貧乏人ではなく名声も得ているわけだろう?

トランプが言ったようにメリルストリープもヒラリーと
同じ立場なんじゃないかな。
トランプが貧乏人の味方だとは間違っても思わないが
アメリカ型の理想主義ってのは所謂上流の社交界や階級のための
題目なんじゃないかな。
なんでヒラリーが嫌われて下品(?)なトランプが当選したのか
そこを見ないでメリルストリープをそのまま褒め称えるもどうかと
思うけど。



2. 2017年1月11日 00:59:53 : 8K5ilYGcpc : DGdI@Um6YGE[1]
はぁ? 「知名度も何も無い人だけが権力者を批判してもいい」って それは
橋下とかが批判を封じるために使う理屈もどきじゃないか

3. ピッコ[1184] g3ODYoNS 2017年1月11日 06:01:04 : GJJuGZxsFs : @EcljS0yhKI[13]
>権力者が公の場で他者をばかにしようとする衝動に身をゆだねてしまえば、あらゆる人たちの生活に波及します。人々に同じことをしてもいいと、許可を与えることになるからです。

相模原の障害者施設で大量殺人を行った男が、事件を起こす前にも安倍総理に会いに官邸を何度も訪れていたそうだが、きっと安倍総理のファンなのだろう。 Facebookの書き込みなどを見て安倍総理に親近感を覚え「安倍総理となら話が通じるはずだ」「自分を理解してくれるに違いない」と直感したのだろう。 大勢の弱い立場の人たちを殺したことについて、いまでも反省する片鱗も見せていないらしいが、自分の信奉者が総理大臣だということも関係しているのだろう。

アメリカの国民は、期待を裏切り、格差を広げた長年のオバマの政治に嫌気を感じ、その路線の延長になるであろうヒラリー・クリントンよりか「確かな変化」が期待できるトランプを選んだのだ。 しかし、この男は、ただの大金持ちのバカである。 もし、民主党が、ヒラリーではなく、バーニー・サンダースを党代表にしていたら、今頃は間違いなく、サンダース次期大統領が誕生していたことと思う。 それが、アメリカにとっても、世界にとっても、最善の選択であったはずだ。


4. 2017年1月11日 07:34:08 : 3NisPxY2js : uO23bSLLzKI[3]
2さん 混ぜっ返しが上手ですね!

5. 2017年1月11日 08:04:47 : 7J96rk9Knc : Ya2UpOYaqIs[1]
3のように「サンダースにしろ、なぜしない ヒラリーは戦争屋、1%の代弁者だ」とか
予備選のときならまだしも本選でしつこく言っていた人たちがトランプ勝利の一番の貢献者だろうね
ベストでなきゃダメと駄々こねてベターな選択ができず、ワーストな結果を呼び込む人たち
日本で言うのなら、「民主は自民の補完勢力」と騒いだあげく
自民の勝利に貢献するような人たち

6. 2017年1月11日 08:33:02 : xB4ycDPOKk : DlqveevsM0I[1]
>民主は自民の補完勢力
事実だからしょうがない。
数年前にそれがわかったから、民主から票が逃げている。
おまえさんがそこでギャーギャー言っても、みんなわかってんだよ。
野田のような自民補完勢力を追い出して、過去にしてきたことを謝ってみな。
票が戻ってくるから。

7. 2017年1月11日 09:03:28 : MJydIZVWK6 : FjThDfJWcHg[2]
自民に貢献

8. 2017年1月11日 13:37:57 : H6OScUwz7Y : 5JeV6GBKD5k[8]
トランプも問題があるかも知れないが、はてヒラリーの問題はどうでも良いのか?
片手落ちに思えるので単なるプロバガンダに見えてしまう。

9. 2017年1月11日 15:46:04 : aXlunXaK2Y : KnR5xRjWjLA[25]
メリルはヒラリーの応援団だからね。
一緒に取った写真がた〜くさんある。
女性初の大統領に期待とか、ずれてるね。
戦争屋の手先のくせして、女性を売りにするヒラリーが退場して世界は大喜びだよ。
ソフィーの選択とかいう反戦映画の傑作に出ていたメリル。
トランプの差別発言よりメリルの戦争屋応援の方がよほど問題だと思うね。



10. 2017年1月11日 21:08:45 : 2fQ2auhIpU : bw5E3Q8rtoo[104]
>9さん
なんにせよ大統領予定者が障害者の物まねをして
笑いを取るのは、終わってます。
メリルがいったことは人として当然のことです。

11. 2017年1月12日 09:24:11 : aXlunXaK2Y : KnR5xRjWjLA[28]
>>10さん

トランプはツイッターで明確に否定していますけどね。さて誰が嘘つきか、意見が分かれるところですね。

メリルは「差別」に敏感なようですが、彼女のヒラリー熱烈応援と矛盾していませんか?

アメリカのやっている最大最悪の「差別」は有色人種の国にいちゃもんつけて侵略し、政権を打倒し、利を売るということだと思います。

ヒラリーが戦争勢力の手先であることなどかなりのアメリカ人は知っていますよ。ヒラリーは殺人者です。多くの無垢な子どもの血を流し、平然としています。

その彼女を偉大な大統領になると持ちあげているメリルの「綺麗ごと」を評価するとは呆れちゃいますね。トランプは(今のところ)少なくとも人殺しに手を貸してはいませんよ。

メリルは人としてヒラリーともども終わっています。


12. 2017年1月24日 01:29:57 : QgAhiCtq3k : Zw4rKpf3bag[3]
>>11さんに同意。
メリル・ストリープには心底落胆しました。長年来のファンだったので。
トランプ大統領のお蔭で、偽善者大スターたちの化けの皮が次々に剥がれていますね。
その点、ニコール・キッドマンはまともなバランス感覚を持った人だと思いました。
たしか、クリント・イーストウッドも。

なでしこりん

ニコール・キッドマンさん、正論述べてバカに絡まれる! 対論を認めない者たちこそおかしくない?

NEW!2017-01-23 18:36:37
http://ameblo.jp/nadesikorin-fight/entry-12240804616.htmlから引用

女優のニコール・キッドマンさん(49)が米国のトランプ次期大統領をめぐるBBCのインタビュー発言で「炎上」している。ハリウッドではトランプ氏への反発を強める人も多いが、キッドマンさんは「誰であっても大統領を支持する必要がある」と発言。

.....これが「トランプ支持」だと受け止められ、「次の映画は絶対見ない」などと批判が殺到。キッドマンさんは後のインタビューで、「民主主義と米国憲法を信頼していることを強調したかった」として、発言はあくまで制度としての一般論を述べたにすぎないと釈明した。


.....ツイッター上には、「私たちはトランプを支持しない。次の映画は絶対見ない」、「不買リストにニコール・キッドマンを加えよう。ノーモア、ニコール・キッドマン」といった声が相次いだ。

.....こういった声を受け、キッドマンさんは1月13日放送のテレビ番組「アクセス・ハリウッド」のインタビューに対して、 「民主主義と米国憲法を信頼していることを強調したかった。簡単なこと」と反論している。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170118-00000003-jct-ent

(途中略)

.....結局、文明国家には人を集める魅力があります。それは日本だって同じこと。あれだけ「日本は差別国家ニダ!」とわめいている在日韓国朝鮮人は誰一人日本から出て行かないし、おまけに中国人の違法移民は増える一方。そりゃ、朝鮮半島や中国より「日本の方がはるかに便利な国」ですからね。おまけに日本には「反日をやる自由」まであるようです。


.....でも、シロアリは放置するとやがて国家という屋台骨を食い尽くします。「違法移民は強制送還」は国家を守る上では大事な決断だと思います。ただ、あの連中には法治国家の理念が理解できるのか? そっちのほうが大問題かもしれませんね。 By なでしこりん


13. 2017年1月24日 01:43:30 : QgAhiCtq3k : Zw4rKpf3bag[4]
これもどうぞ。
ブログ主さんに全て同意するわけではないですが、夫君についても気になることが載ってました。

気になるニュースチェックします。

冷血ヒラリークリントンの正体

2015-12-21 09:13:46
http://ameblo.jp/midre/entry-12108571725.html

(前略)

★腐敗した政権がクリントン政権

 クリントンはアーカンソー州知事の時代、横山ノックの紹介で大阪在日朝鮮人商工連から

多額の献金を受けており、中韓の金に汚染されています。

その腐敗した政権がクリントン政権です。

正義の味方、低所得者、黒人、労働者の味方なんかではありません。

クリントンは「米国の適は日本」といっています。

その卑劣なことは多数の人々が知っています。

クリントンは米国に進出した日本企業を徹底的に叩く、、、、ものすごいいじめを行っています。

その餌食となった例をいくつか紹介します。(略)


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