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次の戦場は宇宙、米軍が準備加速 衛星に迫る中ロの脅威(CNN)
http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/224.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 11 月 30 日 23:21:50: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

              宇宙開発の進展に伴い、敵対する国と宇宙空間で衝突するリスクが高まりつつある


次の戦場は宇宙、米軍が準備加速 衛星に迫る中ロの脅威
http://www.cnn.co.jp/usa/35092888.html
2016.11.29 Tue posted at 17:04 JST


ワシントン(CNN) 宇宙は人類が初めて進出して以来、これまでおおむね平和な環境が保たれてきた。しかし各国が大気圏を越えて兵器を展開させるようになった今、米軍も宇宙戦争を視野に入れた戦闘準備に乗り出している。

「人類が行く所には常に衝突があった」。米戦略軍のジョン・ハイテン司令官はそう振り返る。「つまり人類が物理的に進出するたびに衝突は起きる。我々はそれに備えなければならない」。

現在の米国はほかのどの国よりも宇宙に依存している。敵対する勢力によって人工衛星が無効化もしくは破壊されてしまえばテレビは映らず、携帯電話網は機能せず、インターネットも速度が低下していずれ停止する。株式市場や信号、鉄道、航空機、さらには核攻撃の早期警戒システムもGPS衛星に依存する。

宇宙空間でも米国の主な仮想敵国はロシアと中国。シリアからウクライナ、南シナ海、サイバー空間に至るまで、地上の争いは既に大気圏を越えて拡大しつつある。

中国とロシアは宇宙空間で米国に対抗するための最新鋭兵器を配備してきた。ロシアは米国の衛星にひそかに接近する「コスモス2499」など複数の衛星を展開。これらはカミカゼ衛星と呼ばれ、命令を受ければ米国の衛星に体当たりしてこれを無効化もしくは破壊する。中国は米国の衛星をつかんで軌道の外に出すためのアームを搭載した衛星「試験」を打ち上げた。

「米軍がそうした現実に基づいて戦時態勢を取っていないとすれば衝撃的だ」。民間衛星調査企業AGIの経営者ポール・グラジアニ氏はそう解説する。


米国のあらゆるインフラは人工衛星を介したネットワークシステムに依存している

地球から約160キロ上空にある国際宇宙ステーション(ISS)の軌道から、GPS衛星がある約2万キロの軌道、そして軍の通信や核攻撃の早期警戒警報を担う米国家安全保障上最も重要な衛星のある3万5400キロの軌道。そのいずれの軌道でも、近いうちに敵国が米国の衛星を脅かすようになるとハイテン氏は予想する。

そうした事態に備えて新設された米宇宙軍は人員数3万8000人、年間予算は89億ドル(約9970億円)、世界各国に134の拠点を持つ。

このうち第50宇宙航空団では8000人が米国と外国の軍事衛星を監視する。今のところ任務は監視に限られ、宇宙空間で反撃する能力はない。

「宇宙空間に衝突が拡大した場合の作戦準備」が整っていないとして2015年に重大な懸念を示したロバート・ワーク国防副長官は、今年4月、もし宇宙空間で攻撃を受ければ反撃に出て、相手を撃退すると宣言した。


米軍にとって、自国の衛星への脅威に備える取り組みが急務となっている

「我が国の宇宙配備を狙う者があれば、我々はそれを阻止できる能力を追求する」「魚雷を撃墜できる能力を備えておくことが望ましい」。そう語るワーク氏が想定するのは、第2次世界大戦中に米海軍が海中に投下して攻撃型潜水艦を爆破した水中爆雷の宇宙版だ。

「衛星が建造され、打ち上げられた15年前、宇宙空間は無害で脅威は存在しなかった」。そう解説するのは米軍高官のデービッド・バック氏。「それが現在は我が国の衛星は危険にさらされ、地上のインフラが危険にさらされている。我々はその防衛に力を入れている」

そうした兵器はまだコンセプト段階だが、いずれ宇宙空間での防衛や攻撃に利用することを想定した先端兵器の開発も進む。米軍が初めて運用するレーザー兵器「LAW」は海軍艦「USSポンス」に搭載されてペルシャ湾に配備。無人宇宙ドローン「X37b」は既に数回の宇宙飛行を実現している。

それでもロシアと中国の急展開を前に、初めて宇宙が舞台となる次の戦争では米国が敗北するかもしれないと予想する専門家や軍高官もいる。米宇宙軍のウィリアム・シェルトン元司令官は、「我が国の衛星を積極的に防衛できるのかと言われれば、ノーと答えるしかない」と語った。



 

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コメント
 
1. 2016年12月01日 14:06:33 : FofuhtOJwp : HveaQdQSR7c[48]
お金がたくさん要りますねえ。
欲しいだけ取るむしるには軍事というのは絶好の口実だね。
でも戦う理由などどこにもないことに、人々が気づいたら即座に終わる。

2. 2016年12月01日 19:31:26 : 2LiKY8ftgY : PTfAaIrqs6s[301]
宇宙でも 展開したい 茶番劇

3. 2016年12月01日 21:09:49 : h1N6GSm71E : SufvJ1ZIaSc[5]
殺されるのは地上にへばりついてうごめく人間。これはいつも変わらない。

4. 母系社会[1258] leqMbo7Qie8 2016年12月04日 00:16:36 : fbId4yynVk : 0G4dPDCtoA8[1]
●「人民網日本語版」(2016年11月26日)によると、中国が新しい衛星ナビシステム(GPS)の「新北斗システム」を完成させ、センチメートル級ナビが実現したそうで、米国の衛星ナビシステムに追い付いたかもしれません。(米国の軍事用の衛星ナビシステムの精度は非公開なので、追いついたのか、追い越したのか不明です)

中国の旧「北斗システム」は衛星による測位のみで、精度は5〜10メートルだったが、現在は地上の追跡ステーションを利用して高速での移動時でも、0.4〜0.5メートルレベルの測位が可能で、ドローンや自動運転車などの低速のものなら、センチメートルレベルの高精度測位サービスを提供できるそうです。中国は、この「新北斗システム」の設備は100%国産化だと言っています。

それで、この新しい「北斗システム」により、中国は初めて「自動運転車」にセンチメートル級の高精度測位サービスを提供できるようになったそうで、「自動運転車」開発競争で、一歩前進したようです。

●ロシアの「Sputnik」( 2016年11月11日 )によると中国は既に、世界初のX線パルサーの放射に基づく「パルサー航法衛星」(XPNAV−1)の打ち上げに成功したそうです。

この衛星の主な目的は、26個のX線パルサーからの信号を検出し、それを基盤に航法データベースを作成することなのだそうで、5年から10年もかかるそうですが、X線パルサーの放射に基づく航法は、GPSシステムよりも高い精度を実現するのだそうです。(ということは、高速でもセンチメートル単位の誘導が可能になるということかも?)

●今年8月に中国は、世界初の量子暗号通信目的の実験衛星「墨子号」の打ち上げに成功しています。

これは、デジタル署名などに応用される量子暗号通信の技術を構築するための実験衛星で、この量子暗号通信は、理論上解読や盗聴が不可能とされる先端技術。

量子暗号通信は量子力学の原理を応用した技術で、盗聴しようとすると情報が読み取れなくなり、痕跡も残るため盗聴が検知できるので、政府や軍、企業などの情報セキュリティーに貢献すると期待されている技術です。

部分的には、中国が米国やロシア、日本の技術水準に追い付いたり、追い抜く分野が出てきたようです。しかし、中国が全般的に米国の技術水準に追い付くには、更に20年前後は掛かるでしょう。

●しかし、鈴鹿医療科学大学学長で、前国立大学財務・経営センター理事長、元三重大学学長の豊田長康氏によると、既に日本の工学系論文数は中国どころか、人口5千万の韓国に追い越されていて、日本の人口1人当り論文数の国際ランキングは35位以下と悲惨な状態で、早晩、日本は先進国の地位を失うというのです。

工学系の中でも、「物質科学」は日本のお家芸的分野で、2002年ころはアメリカと肩を並べて世界1,2を争っていたそうですが、論文数が急速に減少し、韓国とインドに追い抜かれて世界第5位なのだそうです。しかも、論文の「質」を表す被引用数が韓国よりも低く、韓国は「質」的にも日本よりも上です。(1位は中国で米国の2倍以上、2位は米国)

トムソン・ロイターの「22分野別、主要14カ国の2012−2014年3年間の平均論文数のランキング資料」では、韓国が最近急速に国際順位を上げた分野として「物質科学」、「エンジニアリング」、「コンピュータ科学」の3つがあり、いずれも日本を上回り、「経済・経営学」や「社会科学」でも日本を上回っています。

また、「コンピュータ科学」では韓国どころか、人口2000万人台の台湾にも日本は負けているそうで、「物理学」や「全分野」の人口1人当り論文数では韓国の方が上で、日本が上なのは「地学」と「宇宙科学」、同じ程度なのが「植物・動物学」と「神経学」で、残りは、すべて韓国の方が上だそうです。要するに、日本は韓国に技術を取られて負けたのではないということです。

しかも、インドも論文数が急上昇しているので、豊田長康氏によると、このままでは日本は早晩先進国から脱落するそうです。この最大の要因は、大学の研究従事者数および研究時間が海外諸国に比べて少ないこと、そして、財務的には大学への基盤的な公的研究資金(特に国立大学への基盤的運営費交付金)の減少の影響が大きいそうです。


中国の「物質科学」、「エンジニアリング」、「コンピュータ科学」、「物理学」の論文件数は、既に米国を上回り、世界一ですから、案外、中国が米国に追いつくのは早いかもしれません。


これはやばすぎる:日本の工学系論文数はすでに人口5千万の韓国に追い越されていた!!
2015年09月09日
http://blog.goo.ne.jp/toyodang/e/66fda06802e29f013e26f5d41f769b01


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