空母の方が役に立つことを確認した日本は新鋭空母大鳳型を２０隻ほど作ろうとしたが１番艦の大鳳は初陣のマリワナ海戦で潜水艦の魚雷を受けて沈没。あとの艦は物資不足つまり金不足で作れなかった。

真珠湾攻撃に参加した空母で最後まで生き残った瑞鶴は、レイテ沖海戦で敵の攻撃目標となるおとりとして使われ敵の集中攻撃を受けて沈没。この海戦で実質日本連合艦隊は壊滅。

大和、武蔵に次ぐ３番目の巨大戦艦として建造を始めた信濃（名前が旧藩つまり戦艦の名前になっている）は途中で計画を変更し上半分だけを空母に改造して作った。しかし出航１日目で日本近海で魚雷をうけて沈没。

アメリカは真珠湾攻撃のあと全力で空母を作り戦争終結までに８０隻程度を建造したようだ。

日米で空母対空母の戦いになった海戦の結果は以下のとおり

珊瑚海海戦　米側レキシントン沈没、ヨークタウン損傷　日本側　軽空母１隻沈没
翔鶴　損傷　　被害は米側が多いがまずは引き分けか　ただしヨークタウンは応急修理で次のミッドウェー海戦に参加、翔鶴は瑞鶴と共に参加できなくなった。

ミッドウェー海戦　米側　ヨークタウン沈没　日本側　赤城　加賀　蒼龍、飛竜４隻沈没　　　　日本大敗　　これで戦局は転換する。

マリワナ海戦　これは最も多い空母が参加した海戦　すでに日本に利あらず日本側大敗

日本海軍の航空部隊が 圧倒的力を持っていたのはミッドウェイ海戦まで
昭和１９年の マリアナ沖海戦においては、もはやマトモに発着艦できる搭乗員がおらず
訓練するたびに事故で航空機が壊れ 決戦の前に肝心の航空機が壊滅してしまう恐れが出てきたため
急きょ 米潜水艦の跋扈を言い訳に 発着艦訓練を中止　発艦さえ出来れば 着陸はマリアナ諸島の各航空基地に
すれば良いと　まことに情けない判断をせざるを得ない結果に
これでは、せっかくの最新鋭空母 大鳳の就航も まったく意味の無い事に

さらに 戦争終盤では、空母が有ったにもかかわらず 航空機と搭乗員がおらず
新造空母 天城は 物資の輸送任務にしか就けなかったという話

『熟練した搭乗員を育てるには ８年掛かると言う』

つまり、日本海軍の 最大の敗因は 航空機搭乗員の生命を軽視した設計と運用にある

開戦と敗戦と戦後を分けずに一つの過程として全体をみると良くわかる。国や民族の運命は一戦闘が問題なのではない。

敗戦後の國体護持のために、日本の戦後空軍力や日本再建たるべき優秀な若者を、全航空機諸共に南海沖に捨ててもって将来の占領軍の歓心を買って取引した。日本の全航空戦力含む戦力を満州からさえ一掃してから占領＝國体誤字をシテモラウことが唯一最大の目的であった旧日本軍中枢・日本中枢の土下座っぷりを見よ。

アベチョンゾウ一派が今また実地に証明しているではないか。お代官サマで居続けるために何百“腸炎”貢いでもでんでんオカマイなしだ。

＝＝＝

日本は既に戦争をかけられ攻撃され、日本はスデニ負けている。

映画スノーデン見るとますますよくわかったよ。

ばかを担いで民族の運命がきりひらけるワケがない。

一場の戦闘で勝つか負けるかなんてナンテ牧歌的なんだろう！