ロシア南部のチェチェン 武装集団が治安部隊襲撃１２人死亡／nhk
3月24日 22時35分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170324/k10010923711000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_003

ロシア南部のチェチェン共和国で武装グループが治安部隊の施設を襲撃して戦闘となり、双方合わせて１２人が死亡し、捜査当局はこの地方で治安機関と戦闘を繰り返しているイスラム過激派の犯行として調べていると見られます。

ロシア南部のチェチェン共和国で２４日未明、武装グループが大統領直属の治安部隊「国家親衛隊」の施設への侵入を図って戦闘となり、双方合わせて１２人が死亡しました。捜査当局は武装グループのメンバーの身元を確認中ですが、チェチェンなどで取締りを強める治安機関と戦闘を繰り返しているイスラム過激派の犯行として調べていると見られます。

イスラム系の住民が多いチェチェンなど北カフカス地方では、高い失業率や汚職などの社会問題を背景に、イスラム過激派が水面下で勢力を広げてテロを繰り返し、ここ数年は過激派組織ＩＳ＝イスラミックステートに忠誠を示す武装グループが警察官を殺害する事件も起きています。

プーチン大統領は今回の襲撃事件直後の２４日午後、フランス大統領選挙の有力候補ルペン氏とモスクワで会談し、テロ対策での連携の重要性を強調しました。 　

コメント

1. 2017年3月25日 15:33:22 : LtvVCDWRwA : 7Lx7BL5uK0M[6] ▲△▽▼ チェチェン自治共和国首長のカディロフはスーフィー派のムスリム。 スーフィーはチェチェンを含むカフカスでは古くから馴染まれ信奉されたイスラムの宗派だが、アルカイダが信奉するワッハーブやイスラム国のサラフィー主義などアッラーは絶対と厳格さを求める宗派からはスーフィー派は異端視され、第一次チェチェン紛争後、地元スーフィー派とアラブからの義勇兵たちとでヘゲモニー争いから内紛が勃発し、血で血を洗う殺し合いとなった。 結局、アラブ義勇兵らの一群を排除するために地元スーフィーのカディロフはプーチンと密約を結びチェチェン自治共和国としてロシアに残る代わりに、ロシア軍と共にアルカイダたちを追い出すこと、カディロフを首長として認めることで結託した。 したがって今のチェチェン共和国は一応親露派である。 チェチェンを含むカフカスにはイスラムマフィアシンジケートがあり、カディロフも当然それとつながりを持っている。 今回起きたことはアルカイダによる報復なのか、それともマフィア絡みなのかまだ判然としないが、チェチェンと聞いただけでプーチン憎しと色めき立ち、きっとプーチンの仕業だと思うような恥ずかしい判断だけはよしてほしいものだ。

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