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(回答先: 日本の空ライブスクリーンセーバー旧版の感想一覧。2005年〜 投稿者 上野みのる 日時 2017 年 3 月 08 日 14:55:08)
2016年1月スクリーンセーバーの動きが完全に、止まった。
画像サーバーが、解約されていた。
2015年頃からすでに動かなくなっていたが、2015年末に一時的に再開していたのだ。それが完全に止まった。
気象衛星ひまわりも高解像度化し毎時間安定して画像が取得できる時代、それを簡単に閲覧する方法が、失われた。
このスレはＰＣにリアルタイムの衛星画像を表示することに尽くしたエンジニアの記録である。
2003年6月。会社に行くが毎日何のやることも、ない。
設計が大幅に遅れ製造の仕事が、ない。
契約上会社に行き机に座る。10時のお茶、12時の昼食、15時のお茶、それ以外に何の仕事も、ない。
言い方を変えればＰＣの前に座っているだけでお金がもらえる。
しかし毎日何もしないのは堕落しそうで恐ろしく、苦痛だった。
ネットにつながったＰＣであちこちのサイトをながめていたが、気象衛星ひまわりが毎時配信する画像を見て今後の天気を予想するのが唯一の楽しみだった。
そのとき、ひらめいた。
毎時の衛星画像を連続して表示したらものすごく綺麗なんじゃないかな。
そういうソフトウエアを探してみたが、どこにもない。
ないなら自分で作ろう。
★日本の空・世界の空♪ライブスクリーンセーバーの誕生が決まった瞬間だった。
会社ではＰＣの前に座ってさえいれば全く問題無いので、会社ではひたすらスクリーンセーバーの設計作業に没頭した。アイディアを書き留め、スクリーンセーバーの作り方をＷＥＢで探した。帰宅後に製造した。
会社では、同僚数名がひましてるのにひたすらＰＣに向かって何かをしている上野に疑惑の目が集まった。上野は気にしなかった。自分のソフトウエア開発の向上のためなら努力を惜しまなかった。なにより連続衛星画像が見たかった。
その後会社での仕事が忙しくなってきたが、自宅での製造は続いた。
2003年末に完成した。ベクターにフリーソフトとして掲載した。
各種のフリーソフト紹介雑誌に掲載され、自宅には掲載雑誌のサンプル本が積み上がった。
次々に増える別種類の衛星画像にも対応した。
世界各地の衛星画像も表示した。
大人気になった。
類似ソフトは出る事がなく、衛星画像のスクリーンセーバー部門を制覇した。
上野はいつしか毎時表示される衛星画像に飽きていた。
10年以上も運用していたからか興味が全く無くなっていた。
自分契約のサーバーに画像を集めてそれをスクリーンセーバーがダウンロードしていることも忘れていた。
そして、毎年課金されるサーバーを解約していた。
異変は起こった。
スクリーンセーバーには何も表示されなくなっていた。自分が使ってないから、スクリーンセーバーが動かないことにも気づいてなかった。スクリーンセーバー公開から12年が過ぎていた。
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応援メッセージもなくなった。
類似ソフトも存在しない。
誰も連続衛星画像を欲しい人はいないのか。
2017年仕事が忙しくなってきた。15分経過したら画面が消える。
あれ？ここに連続衛星画像を表示したら癒やされるんじゃないか？
★日本の空・世界の空♪ライブスクリーンセーバーの再開発が決まった瞬間だった。
開発コストはどうする？有料にするか？確かに素晴らしいツールを作ってお金をもらうのも気持ちがいいだろう。しかし有料にすると誰も使わない。
フリーソフトにお金を払う人はいない。フリーソフトはみんな無料だ。
よし、無料に決めた。無料公開してみんなに使ってもらおう。
癒やしを拡散して、拡散した癒やしで自分も癒やされよう。方向性は決まった。
日々スクリーンセーバー開発は進んでいる。
リアルタイム衛星画像の連続動画はもうすぐだ。
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