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外国人が中国に「いいね」するのは不思議なことではない―中国専門家
http://www.asyura2.com/17/china11/msg/618.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 6 月 18 日 23:17:20: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

中国海南熱帯海洋学院コミュニケーション学の教授であり、国際戦略コミュニケーション学会理事長を務める畢研韜氏は「外国人が中国に『いいね』するのは不思議なことではない」と題する文章を発表した。写真は北京。


外国人が中国に「いいね」するのは不思議なことではない―中国専門家
http://www.recordchina.co.jp/b181352-s12-c60.html
2017年6月18日(日) 22時50分


中国海南熱帯海洋学院コミュニケーション学の教授であり、国際戦略コミュニケーション学会理事長を務める畢研韜氏は「外国人が中国に『いいね』するのは不思議なことではない」と題する文章を発表した。以下は発表された文章。

近日、ネットで広まった「すごい!わが中国。多くの外国人はいったん来たら戻りたくなくなる」と題する文章は賛否両論の大きな反響を引き起こした。外国人が口にする中国の良さに誇りを持つ人もいれば、「優待されるから戻りたくないのだ」と思う人もいる。筆者はコミュニケーション学の角度から深く解読すべきだと考えている。

中国が日進月歩で急速に発展していると思う外国人は多くいる。筆者より年上のある欧州出身の男性は、「私が暮らしている都市には何十年間も新しいビルは一棟も建てられなかったが、中国の大都市にはいくつもの高層ビルが一斉に建てられている」と語った。以前の例では2002年に英国のある政府関係者が「この急速なペースを維持して発展した場合、10〜20年後の中国はどうなってしまうのだろう」と話していた。筆者自身の経験から見れば、子ども時代に比べ、現在の中国には天地を覆すほど大きな変化が起きた。

外国人が中国を称賛するのは、もう一つ重要な理由がある。中国に来たことのない外国人が大勢いるからだ。彼らは西側メディアによって中国の情報を獲得する。しかし残念ながら、西側メディアの一部は中国を客観的かつ公正的には報道していない。一部の海外のウェブサイトは中国を批判する文章ずくめだ。筆者はかつて中国に関する西側メディアの報道を「ミクロの面は正しいがマクロで見れば間違っている」と批判した。すなわち、西側メディアは「問題」に着目するだけなので、その描いた中国のイメージは真の中国ではない。

そのため、たくさんの外国人にとって、中国は汚染がひどく、海賊版がはやり、社会矛盾が相次ぐ国となってしまった。明らかにこれは事実ではない。実際に中国に行ってみれば、悪いことずくめの国ではなく、勢いよく成長している中国を強く感じる。だから、戻りたくないのは当たり前のことだ。

また、外国人が中国を称賛するのは、中国で享受できる「超国民待遇」と関係があると考えられる。この問題はある程度は存在していると思う。例えば、外国人が当局に届け出ると事件の解決率が高いが、中国人なら解決率はどうなるだろう?これは伝統上の「外交に関わる問題なら“小さい”事件はない」という理念と関係があるのだと思う。外交と関わる案件に敏感だから、警察側は事件の解決に力を尽くすのだ。またその後、警察が「事件を解決した」と大いに宣伝すると、予期した効果にはならないほか、民間の反発すら招き、批判されてしまう結果となるのだ。それ故、広報や宣伝の効果を高めるために、各地の警察側はできるだけ多くのコミュニケーション学を専門とする人材を採用することを筆者は提案する。もちろん、それは「外交と関わる事件は注目度がより高い」というメディアの価値観とも関わっている。ただし、「超国民待遇」は単なる個別のケースで、日本の観光客が自転車を失って警察が夜になっても続けて探してくれたというような事例は、何といっても極めて少ないだろう。

従って、外国人は中国が良いと思っており、中国にいたいという気持ちは本音なはずだ。筆者の経験と研究によれば、それに対して愚痴をこぼすネットユーザーは、一般的に言うと、国内の現実に不満であればあるほど、別の国について分からなければ分からないほど、「外国人が中国を称賛する」などの報道に反発する傾向があるそうだ。筆者は英国で約1年間留学したことがある。楽しい経験も、そうではない経験もあったので、国内の英国を称賛、あるいは批判ばかりする記事を軽々しく信じないのだ。自らの経験から来たイメージは、いくつかの文章で覆せるものではないからだ。

どんな国にも長所と短所があり、長所を誇張し短所を無視すること、またその逆は、いずれも正しいやり方ではない。自信がある国は、外部の評価にあまりにも気をつける必要がないと思うのだ。(提供/環球網・編集/インナ、黄テイ)
 

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