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原子力規制委委員長が東電新社長に「柏崎刈羽・現地に赴きたい」、合格に一歩近づいた柏崎刈羽(めげ猫「タマ」の日記)
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/402.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 7 月 12 日 09:28:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

原子力規制委委員長が東電新社長に「柏崎刈羽・現地に赴きたい」、合格に一歩近づいた柏崎刈羽
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-asyuracom-2213.html
2017/07/10(月) 19:40:54 めげ猫「タマ」の日記


 本日(7月10日)に原子力規制会の臨時会議が東京電力の新会長・社長が呼び出し開かれました(1)。会議の終了時に原子力規制委員長が
「柏崎刈羽・現地に赴きたい」
発言し(2)と原子力委員会として今後も審査を進める意思を示しました。原子力規制委員会も東京電力も適合性審査に係る全ての項目を「(審査)済」としており(3)(4)、審査合格に一歩、近づいた感じがあります。現委員長は9月での退任が決まっています(5)。それまでにある程度の方向性が出てきそうです。

 柏崎刈羽原子力発電所は事故を起こした東京電力の発電所です。福島では事故を起こしたのに柏崎刈羽は安全に運転できるとして原子力規制委に適合性審査(安全審査では無い)を申請しています。柏崎刈羽発電所は立地する新潟に電気を供給しておらず、2007年の地震では放射能漏れと火災を起こしました(6)。


 ※(7)を転載
 図−1 煙もくもく柏崎刈羽原子力発電所

 このような訳でしょうか?新潟での評判はよろしくありません。さらには重要免震棟の耐震偽装が発覚し、原子力規制委に適合性審査申請書の補正を求められました(7)。これを6月16日に原子力規制委に提出しました(8)(9)。その後の動きを見ると極めて順調です。

 その後に6月20日、27日、29日および7月4日、6日に審査会合が開かれました(10)〜(14)。映像が公開されていない7月4日を(13)原子力規制委と東京電力の議論を聞いていたのですが、明確な意見の相違はなかったと思います。そんなわけでしょうか?原子力規制委も東京電力も全ての全項目について(審査)「済」としています(3)(4)。6月21日には東京電力の当時の社長(前社長)が原子力規制委に出席しました。席上で原子力規制委員長は柏崎刈羽の補正申請について「信頼して審査に取り組んでいける」と発言しています(15)。さらに
「私はそういう観点から、現地(柏崎刈羽)に出向いて、現場職員の安全意識についての考え方について、私自身がかなりしっかりと面接とか、意見を交わしながら確認させていただきたいと思っています。」
と発言し(15)、審査の最終局面には委員長は柏崎刈羽に出向く意向を示しました。その後に東京電力は社長が交代し、新会長・社長が就任しました(16)。今日(7月10日)開かれた原子力規制委員会に新会長・社長が出席しました(1)。内容を聞いていたのですが、殆ど福島第一に関することで柏崎刈羽に関しては規制委員長が「福島第1原発の廃炉を主体的にやりきる覚悟がなければ柏崎原発の運転は認められない」(17)と人質にとるような発言はあったのでしが、柏崎刈羽自体に対する発言はあまりなかった気がします(2)。委員会の最後には
「柏崎刈羽・現地に赴きたい」
との委員長の発言あり、審査は今後も進められることがはっきりしました。規制委としては柏崎刈羽の適合性審査は「合格」の方向のようです。だだし申請書の再補正を求められており(14)、再度の提出となります。7月25日には新潟県知事に就任のあうさつに出向くそうです(18)。補正書提出後の柏崎刈羽の日程は
 6月16日 補正書の提出(8)(9)
 6月20日 補正書の提出後の審査再開(10)
 6月21日 原子力規制委で東電社長が説明(15)
 6月23日 東京電力株主総会、社長交代()
 7月10日 規制委が東京電力新会長・社長出席(1)
 7月25日 東京電力新会長・社長の新潟県知事への挨拶(18)  
 7月・8月 規制委員長が柏崎刈羽の現場のヒヤリングおよび再補正の申請書を提出
 9月13日 審査書案完成、パブリックコメントの募集
 9月15日 現委員長の退任会見(16(土)、17(日)、18(祝)と3連休)
 9月19日 新委員長、委員の就任会見
10〜11月 適合性審査合格
このあと地元に同意を求める事になります。

 原発推進に熱心安倍出戻り内閣(19)、再稼働をしたい東京電力(20)、再稼働慎重との公約だけで当選した新潟県知事(21)、地元の雇用を守りたり柏崎刈羽原発が立地する柏崎市長(22)、立場が違います。

 安倍出戻り内閣、東京電力、新潟県知事、柏崎市市長の陰湿な戦いが始まりそうです。ただし新潟県議会は動きにくいと思います。新潟県議会は自民党が多数を占めていますが(23)、いわゆる「泉田おろし」に加わりました。新潟県知事選は昨年10月に行われましたが、当初は原発再稼働に慎重な当時の知事が出馬する予定でしたが、新潟県議会の自民党等も加わり出場を阻止する動きが生じ突然に出馬を取り止めました(24)。新潟の読者に伺う限りではあまり評判が良くなかったようです。現知事の再稼働に慎重な姿勢(21)に対抗して、知事に再稼働をせまり知事を怒らせ都民ファーストならぬ県民ファーストでも作られたら同じように多くの自民党県議が落選しそうです。(=^・^=)は新潟県議会は知事に怒られぬように恭順の意を示すしか選択肢が無い気します。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 原子力規制委の田中委員長は原発について
 「ミサイル攻撃を想定した対策は立てていない」
 と発言したそうです。一方で安倍出戻り総理は北朝鮮のミサイルの危機を強調しているのに原発の再稼働には熱心です(5)。こんな方が総理をしていては福島の皆様は不安だと思います。

 福島県伊達市の直売所ではモモの販売が始まったそうです(25)。福島のサッカーチームはモモ等の福島産果物のPRの為に桃色のユニフォームで試合をしたそうです(26)。福島はモモの季節です。福島のモモは一つ一つの美味しさが保証されているそうです(27)。福島県は福島産モモは「安全」だと主張しています(26)。でも、福島県伊達市のスーパーのチラシには福島産モモはありません。


 ※(28)を引用
 図―2 福島産モモが無い福島県伊達市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県伊達市の皆様を見習い「福島産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)第22回原子力規制委員会 臨時会議 | 原子力規制委員会
(2)(1)中の会議映像
(3)第18回原子力規制委員会 | 原子力規制委員会中の「資料1 原子力発電所の新規制基準適合性審査の状況について【PDF:340KB】」
(4)柏崎刈羽原子力発電所6,7号機の新規制基準適合性審査への対応状況|東京電力ホールディングス株式会社
(5)原発テロ、ミサイル攻撃 想定し安全対策を高めよ | 論説 | 福井新聞ONLINE
(6)めげ猫「タマ」の日記 東電・柏崎刈羽免震重要棟耐震偽装言い訳へチラシ、反省がありません。
(7)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい東電原発(3月1週)―柏崎刈羽・安全審査の申請書を再提出―
(8)柏崎刈羽原子力発電所6,7号機の新規制基準への適合性確認のための原子炉設置変更許可申請に係る補正書および審査書類の信頼性向上のための|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(9)柏崎刈羽原子力発電所6,7号機の新規制基準への適合性確認のための原子炉設置変更許可申請に係る補正書および審査書類の信頼性向上のための|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(10)第476回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合 | 原子力規制委員会
(11)第480回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合 | 原子力規制委員会
(12)第481回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合 | 原子力規制委員会
(13)第483回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合 | 原子力規制委員会
(14)第484回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合 | 原子力規制委員会
(15)第16回原子力規制委員会 | 原子力規制委員会中の「議事録【PDF:294KB】」
(16)<東京電>社長ら福島訪問 廃炉明言せず | 河北新報オンラインニュース
(17)「福島が原点、口先だけ」=東電新経営陣に批判続出−原子力規制委:時事ドットコム
(18)東電新社長ら25日来県へ 就任あいさつで知事と初会談|政治・行政|新潟県内のニュース|新潟日報モア
(19)安倍首相「原発は簡単にやめるというわけにはいかない」
(20)CM・新聞・雑誌広告|動画・画像集|東京電力ホールディングス株式会社
(21)新潟知事選:争点は原発 「自主投票」の民進、連合と溝 - 毎日新聞
(22)再稼働「廃炉計画が条件」=柏崎刈羽原発で地元市長−新潟
(23)新潟県議会 - Wikipedia
(24)“反東電知事”を潰した原発包囲網 暗躍する「原子力モンスター・システム」 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
(25)農産物直売所 みらい百彩館「んめ〜べ」 – JAふくしま未来 直売所「んめ〜べ」のブログ
(26)「桃色の戦士」駆ける 福島U、ユニホームお披露目 | ホッとニュース | 福島民報
(27)フルーツを食す - 福島市
(28)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(29)ヨークベニマル/お店ガイド



 

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コメント
 
1. 不眠症[719] lXOWsI_H 2017年7月13日 05:12:08 : mBqEoVAF7k : YuLD0e5f9D4[722]
,

 原子力規制委委員長が 東電新社長に 

「柏崎刈羽・現地に赴きたい」、

 合格【=再稼動】に一歩近づいた柏崎刈羽


⇒委員長『鹿児島は まるめこめたが… 新潟は どうかね?』

 新社長『大丈夫! 日和見根性丸出し経歴だけに 小早川より 容易です!』

 と 天の声が 聞こえたような…

、 


2. 2017年7月13日 06:31:50 : IDOg9hhPe2 : 4whyfohofVA[10]
福島の桃はまだ収穫の時期ではありませんよ

3. 2017年7月13日 14:43:17 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-5138]
東電の新しい経営陣について田中俊一委員長「具体的な説明がない」「現実味に欠ける」――原子力規制委員会 定例会見 2017.7.12

2017年7月12日(水) 14時より東京都港区の原子力規制委員会にて、原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見が行われた。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/389307


4. 2017年7月14日 11:11:50 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-5130]
Business | 2017年 07月 14日 02:46 JST
関連トピックス: ビジネス, トップニュース
インタビュー:川村東電会長、福島第2とトリチウム水は「結論急ぐ」

https://s4.reutersmedia.net/resources/r/?m=02&d=20170713&t=2&i=1192875241&w=644&fh=&fw=&ll=&pl=&sq=&r=LYNXMPED6C1M8
 7月13日、東京電力の川村隆会長は、福島第2原発の扱いと、福島第1原発の事故処理作業での懸案の放射性物質トリチウムを含んだ水の処理に関して、東電としての結論を急ぐ考えを示した。写真は4月3日撮影。(2017年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 14日 ロイター] - 東京電力ホールディングス(9501.T)の川村隆会長は、ロイターなどの取材に応じ、福島第2原発の扱いと、福島第1原発の事故処理作業での懸案の放射性物質トリチウム(三重水素)を含んだ水の処理に関して、東電としての結論を急ぐ考えを示した。川村氏は、「どういう期限でどうやっていくのか、急いでやろうとしている」と述べた。

<サイロに戸惑う新会長>

川村氏は、日立製作所(6501.T)が日本の製造業として当時、最大の赤字(純損失7873億円)を出した直後の2009年4月に日立の会長兼社長に就任した。同氏を中心に策定した「100日プラン」を通じて再建の道筋をつけ、11年3月期以降に日立の業績は急回復。その実績を買われて川村氏は6月下旬、東電会長に就任した。

就任2週間余りでの東電の印象について、同氏は「サイロのような組織が各部門にあって、大きな組織的活動が普通の会社に比べてしにくく、過去にいろいろな問題をもたらしたのではないか」と語った。

8年前の日立に比べてもはるかに困難な状況に置かれる東電の諸懸案に対し、どの程度の期間で処方せんを示すのか。記者の質問に川村氏は「12日の取締役会で、特にスピードアップする項目をリストアップした」と述べ、具体的な項目として「トリチウム水や福島第2の今後の方向付け」を挙げた。「100日プランという名前ではないが、出来るだけ早く、いつまでに何をするのか、大項目を取締役会で議論した」という。

<第2原発、結論引き伸ばしをわびる>

福島第1から南側約12キロに位置する福島第2は、過酷事故を免れたものの、再稼働は不可能とみられている。福島県庁や福島県議会など地元側から東電に対し、廃炉を決定するよう要請が続いているが、東電は結論を示さない対応を続けている。

6月23日の新経営体制発足後の記者会見で、川村氏は福島第2原発の扱いについて「どの発電所が役に立つのか順番の整理が終わったら、最終的に意思決定できると思う」などと述べた。

今回の取材で、同氏は福島第2について「東電が決断を何年も引っ張っているのは申し訳ないこと。(発電所としての)経済性のチェックが、時間がかかる理由になっているが、なるべく早く結論を出す」と話した。

<タンクに溜まる水、海洋放出は不可避か>

東電は、福島第1原発で発生する汚染水からセシウムなど62種の放射性物質を処理装置で除去した後も、分離できないトリチウムを含む水を同敷地内のタンクに貯蔵している。

ただ、最終的な処理方法が決まっておらず、処理水が増え続けている中での現行の対応策は、いずれ限界に突き当たるのは必至だ。

トリチウムは最も毒性の弱い放射性物質の1つと考えられており、東電による廃炉作業を監督する原子力規制委員会は、一定濃度以下で海に流しても魚や人体に影響は及ばないとして、海洋放出すべきとの見解を示している。

ただ、漁業者などからの反発が強く、合意を取り付けることは容易ではない。

この問題をめぐっては、経済産業省に設置された有識者による検討委員会での議論が続いている。東電が国のお墨付きを必要とするのは「事故の当事者である東電の意見だけでは、だめという人もいる」(川村氏)といった事情も影響している。

これに対し、原子力規制委からは「国の委員会の結論が出ないことで、東電は救われている」(今月10日の会議で更田豊志委員)などの指摘が聞かれる。地元との厳しい交渉を東電が避けてきたことに対する批判だ。

海洋放出について、川村氏は「科学技術的には正しいと思っている」と述べたうえで、国の委員会に対し「(結論を)前に倒すことを我々としてもお願いしたい」と述べた。

<原発、国策会社案を否定せず>

原発の必要性について川村氏は、日本が資源小国であることなどを理由に「必要だという考え方」(6月23日の就任会見)が持論だ。

一方で、原子力発電の体制について、同氏は「国策会社にする案はあり得ると思う」と今回のインタビューで述べた。「民間にやらせるとしても、国の意向が随分と入り込む。そういう意味から国営という考え方もある。まだ、そうした検討はされていないと思う」などと語った。

*インタビューは13日に行いました。

(浜田健太郎 月森修)

http://jp.reuters.com/article/interview-tepco-idJPKBN19Y2CS?sp=true


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