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半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)(めげ猫「タマ」の日記)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/539.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 3 月 17 日 08:20:45: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2467.html
2018/03/16(金) 19:52:20 めげ猫「タマ」の日記


 原子力規制委員会は放射線量を面的に測定した航空機モニタリング結果を発表しました(2)。2017年2月にも同様の結果を発表しているので(3)、比較したら概ね「半減期」で計算される放射線量分しか下がっていません。福島の放射線は「半減期」でしか下がりません。福島の放射線の主因はセシウム137であり、セシウム137の半減期は30年です()。半分になるには30年近くかかります。
 以下に2017年11月時点の航空機モニタリング結果の数値データより作成した福島の放射線量分布を示します。


 ※(2)を集計
 図−1 福島の放射線量分布(2017年11月16日時点)

 国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(5)の場所が広く広がっています。今後が気になります。以下に2016年11月時点の航空機モニタリング結果と半減期から計算される放射線量を示します。


 ※1(3)の数値データより計算
 ※2 計算方法は(6)による。
 図−2 半減期から計算される放射線量

 図−1と図ー2を比べるとそれほど大きな差はありません。福島の放射線は半減期でしか下がりません。
 以下にセシウム137に対するセシウム134の割合を示します。


 ※(7)を集計
 図−3 セシウム137に対するセシウム134の割合

 福島原発事故直後の2011年4月時点ではほぼ同じでしたが、半減期が早いセシウム134は減っていくのですが、半減期が30年と長いセシウム137(4)は無くならずしつこく残った結果、セシウム137に対するセシウム134の割合は13%程度まで低下しました。いま、福島の放射線の主因はなかかか減らないセシウム137です。これからは福島の放射線は以前のようには下がりません。
 1ミリ四方に1ベクレルのセシウム134があると放射線量は毎時5.4マイクロシーベルト、セシウム137では毎時2.1マイクロシーベルトです(8)(9)。1ミリ四方にセシウム134が0.128ベクレル、137が1ベクレルあるとする時の放射線量は1時間当たりで
 セシウム134由来 0.65マイクロシーベルト(0.128×5.4)
 セシウム137由来 2.1マイクロシーベルト(1×2.1)
 合計        2.75マイクロシーベルト
 2016年11月時点で放射線量の76%(2.1÷2.75×100)がセシウム137由来で半減期は30年なので(3)、半分になるのに30年かかります。残りの30%はセシウム134由来です。2年で半分になりますが量はセシウム137に比べ少なく量です。両者を合計すれば今後の放射線量が見込めます。


 ※半減期等から計算
 図−4 今後の放射線量
 
 なかなか減りません。いまの半分になるのは2030年頃です。
 2020年7月24日は東京オリンピックが開幕します(10)。その時の放射線量を示します。


 ※(2)から半減期(4)を考慮して作成
 図−5 東京オリンピックの頃の福島

 オリンピックが開かれる頃になっても除染が必要な地域が広く広がっています。除染は今月で終わりです(11)。福島の放射線はこれからは自然に下がるのを待つしかありません。オリンピックのサッカー日本代表は福島で合宿するそうです(12)。大丈夫ですかね?

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 京都地裁は3月15日に原発事故による自主避難の合理性を認め、国と東電に対し原告110人に総額約1億1000万円を支払うよう命ました(13)。


 ※(14)
 図―6 京都地裁が自主避難の合理性認定と報じる福島県の地方紙・福島民報

 低線量被爆でも避けることに一定の合理性があるようです。事故から7年以上が過ぎましたが、福島の皆様の66%が放射性物質に「不安」を感じているようです(15)。
 今、最も話題をようでいる果物は「イチゴ」だと思います(16)。福島ではイチゴ栽培がおこなわれています(17)。福島県相馬市では今、イチゴ狩りが楽しめます。同市はイチゴのシーズンです。同市のイチゴは美味しいそうです(18)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(19)。でも、福島県相馬市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。


 ※(20)を引用
 図―7 福島産イチゴが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県相馬市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2467.html
(1)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会
(2)(1)中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日〜11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(3)(1)中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日〜11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(4)半減期 - Wikipedia
(5)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(6)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(7)報道発表資料 |厚生労働省
(8)空間線量率の計算
(9)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(10)2020年夏季オリンピック - Wikipedia
(11)福島原発事故:帰還困難区域外除染、月内に完了 環境相 - 毎日新聞
(12)【スライド動画】動きだすJヴィレッジ 18年夏再開へ工事進む:福島民友新聞社 みんゆうNet
(13)自主避難の合理性認定 京都地裁 国と東電に賠償命令 原発事故集団訴訟 | 県内ニュース | 福島民報
(14)福島民報を3月16日に閲覧
(15)(東日本大震災7年)放射性物質「不安」66% 福島県民、共同世論調査:朝日新聞デジタル
(16)カー娘、もぐもぐタイム再び 日本のイチゴもおいしいよ 全農が9品種を提供/スポーツ/デイリースポーツ online
(17)苺(イチゴ) | 一般社団法人福島市公設地方卸売市場協会
(18)和田観光苺組合 – 和田観光苺組合でイチゴ狩り
(19)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(20)Webチラシ情報 | フレスコキクチ


 

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コメント
 
1. 中川隆[-5441] koaQ7Jey 2018年3月18日 10:32:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
考え続けている。原子力発電は本当に危険か?
非常事態を日常の視点で考えてはいけない 2018年3月14日

 2011年3月11日午後2時46分18秒――東日本大震災が発生してから7年が過ぎた。この大災害は国土にも社会にも私達の心も、大きく傷つけた。その影響は今なお新たであり、今後も長期間に渡って続くだろう。

 「あの瞬間」から、といえば格好をつけすぎだけれど、私はこの7年間、ある疑問について考え続けている。ひょっとするとそれは答えの出ない質問なのかも知れないが、それでも考えないわけにはいかず、調べ、考え、立ち止まり、また調べ、を繰り返している。

 疑問とは、私達は、見るべきものを全然見ていないのではないかということだ。

 巨大災害に直面すれば、誰しも何らかの意見を持ち、時に行動するであろう。が、その行動が正しいかどうかは、まず事態を正しく認識しているかにかかっている。なにかを見落としたり、見ていても解釈を誤ると、認識は狂い、行動は空回りする。

 「自分は、社会は、日本は、なにかを見落として、この7年間空回りしているのではないか」――と、私は考え続けている。

原発事故で露呈した、見ているようで見ていない私たち

 分かりやすい例から説明しよう。

 震災により東京電力福島第一原子力発電所の事故が発生し、放射性物質が原子炉から放出され、風に乗って拡散する事態となった。

 当時、ネットで頻繁に見られたのが「生き物がおかしくなっている」という投稿だった。

 椿の葉っぱの形がおかしい、苺の形がおかしい、蟻の群れがぐるぐる一カ所で渦を巻く不審な挙動をしている――みな、放射線の影響を疑い、不安になっていた。はなはだしい例では、「水たまりに黄色い粉が浮いている。原子炉から出たウラン(イエローケーキ)じゃないか」というのもあった。

 が、もちろん、それらはすべて以前から普通にあったものだ。

 椿の葉の奇形は、ありふれたもので、その形から金魚葉椿という名前までついていた。店頭に並ぶ形の揃った苺は、農家の高い栽培技術の賜物であって、形が不揃いなのが当たり前。主に加工用に使われるので、そのまま売られることはあまりないだけのことだった。

 蟻の行進が渦を巻くのは、通称「死の渦」などと呼ばれる現象だった。蟻は脚から分泌するホルモンで、次に続く蟻に道を教える。ホルモンの足跡が運悪く円を描いてしまうと、蟻はその場でくるくると渦を巻いて回り始め、結果ホルモンの足跡がますます強化されて渦から出られなくなってしまう。

 水たまりに浮く黄色い粉は、主に松などの植物の花粉だった。花粉の飛ぶ季節になれば、原発事故が起きるはるか以前から、当たり前にあった現象だった。

 つまり、「放射能の影響かも知れない」と騒いだ人達は、毎年、日常の中で見ているものを、意識していなかったのである。見ているものが見えていなかったのだ。それが、「放射能が」という疑念で周囲を見回したところで初めて気がついたので、騒いでしまったのだった。


これらの事実は、私達が、日頃当たり前に見ている風景を、実際にはいかに「見ていないか」を示している。意識して観察しないと、自然の実相は頭に入ってこない。

 これは「日常的な人間の感覚」は、事実を見据えるにあたって非常に当てにならないことを意味している。「だって普通に考えてこうでしょ」というのは、間違いに落ち込む近道だ。

 だから科学は、人間の感覚に惑わされないようにしつつ、自然のありようを理解する方法を発達させた。

「核廃棄物は無害になるまで10万年」の意味

 原発事故が起き、ご多分に漏れず私も原発というものについて調べ始めた。その一部は当時書き続けていた「人と技術と情報の界面を探る」という連載の中に、「原子力発電を考える」という名称で書いたのだが、執筆中から引っかかっていた疑問があった。

 それは「本当に原子力発電は危険なのか」ということだ。

 「なにをいうか、あれほどの事故を起こしたものが危険でないはずがない」というのが大方の反応だろう。

 だが、正確には「原子力発電は危険」なのではなく「原子力には原子力特有の危険性がある」ということだ。そして、原子力工学が決して危険に対して無策でいたわけではないということも見えてくる。

 例えば、「発電の結果発生する核廃棄物は10万年間、環境中に漏れ出さないように保管する必要がある」という事実がある。

 「10万年も! なんという危険性だ」と思う方がほとんどだろう。が、10万年という時間にどのような意味があるかをきちんと理解している人は少ないようだ。

 10万年というのは核廃棄物に含まれる放射性同位体の出す放射線が、稼働前の核燃料と同じレベルになるまでの時間だ。核分裂反応でエネルギーを取り出すと、後には様々な種類の放射性同位体を含む使用済み核燃料が残る。最初の核燃料1トンが出す放射線と、使用済み核燃料1トンの出す放射線が等しくなるのに10万年かかるということである。

 「元に戻るのにそれほどの時間がかかるとは!」と驚くところだ。が、具体的な減り方を見ていくと、想像していたのと様子が少し違うことがわかる。

「10万年かかる」というと、10万年の間、ずっと非常に危険な状態が続くように思うが、そうではない。

 このグラフはベクレル単位で測定する放射性同位体の量が、時間と共にどう減っていくかを示したものだ。様々な元素の放射性同位体にはそれぞれ固有の半減期がある。半減期の時間が過ぎると半分に減る。2回半減期が過ぎると1/4になるし、3回過ぎれば1/8だ。半減期の短い同位体は、大量の放射線を出して急速に消えていくし、長い同位体はだらだらと少量の放射線を出しつつ、ゆっくりと減っていく。

 グラフ(縦軸も横軸も対数であることに注意してほしい)を見ると、発電前の核燃料1トンは1000GBqの放射性同位体を含んでいる。それが、使用後は一気に100億GBqまで増える。実に1000万倍だ。比較を容易にするために指数表記で書くと、1000GBqは10^12Bqで、100億GBqは10^19Bqである。

もっとも危険な期間は最初の10年程度

 しかし一気に放射線を出す同位体は短寿命なので、急速に消えていく。このため、放射性同位体の量も急減する。最初の10年でだいたい1/500程度まで減る。そして50年程度で1/1000になり、100年で1/5000ぐらいにまで減る。1000年ともなると1/10万ぐらいになる。

 このあたりで強力な短寿命の同位体が消えてしまい、後には長寿命の弱い同位体が残るので減り方はゆっくりになる。それでも元の核燃料の2倍程度まで減るのは1万年後。使用直後に1000万倍もあったことを考えると、もとの核燃料の2倍というのは大した放射線を出すわけではない。10万年のうち9万年はそんな状態で、だらだら、ゆっくりと放射線が弱くなっていくのである。

 10万年保管が必要ということは、10万年ずっと同じように危険ということを意味しない。本当の本当に危険なのは最初の10年程度なのだ。

 このグラフを理解すると、地層処分の印象も変わってくる。「危険なものを埋めて知らんぷりするのか」「本当に漏れてこないのか」などと考えがちだが、100年もすれば埋めても問題ない程度に放射線が減衰している、ということなのである。(中略)

科学的に、定量的に、考え続けることの大事さ

 このように考えて、私は震災から7年後の今も、ぐるぐると思考を巡らし、迷っている。何かを見落としていないか。日常的な感覚を信用して、自然の有り様を間違って理解していないか。ちょっと目には分かりやすい言説にのって、かえって社会を退歩させ、破壊する思潮や運動に加担していないか。

 「そういうお前は、原子力をどう考えているのか」という問いならば、今のところ私は、今後100年程度は日本社会にとって原子力発電は必要ではないかと考えている。

 これには色々な理由がある。エネルギー安全保障的観点もあるし、今後の廃炉に必要な原子力技術者を定常的に育成するという観点もある。

 100年というのは、おそらくその間の技術開発で原子力発電以上に利便性が高く危険性の小さい発電手法が実用化する、と考えているからだ。太陽光発電は候補の一つだし、100年もあれば核融合発電も可能になるだろう。それまでは、原子力には他に代替できない利便性があり、「10万年の危険性」に注意しつつ使うしかなかろうと見ている。

 が、もちろん私が絶対正しいという保証なんかない。
 あなたが「原発の存続に反対だ」というならば、その考えを私は尊重する。(後略)
http://2013tora.jp/kabu405.html
 


[12初期非表示理由]:管理人:混乱したコメント多数により全部処理

2. 2018年3月24日 00:23:14 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[499]

直ぐ【動画】が見られるように作り直しました。

2018年1月 国道6号線帰還困難区域の放射線量測定(車内からの測定)

https://www.youtube.com/watch?v=r3aptTsFYyI

コメント
放射線連続走行測定の動画。

CPSカウンターの音を聞いて下さい。

放射線を肌(耳)で感じて下さい。

動画スタート

秋田での空間線量率(左)

左の数値に10をかけると

μSv/hrへと単位変換出来る。

[0.017mR/hr]×10=[0.17μSv/hr]

計器:左「0.017mR/hr] 右「22CPS」

スタート地点付近 双葉【新夜ノ森交差点】

←夜ノ森益 ↑南相馬、双葉 →小良ヶ浜   

終点付近【浪江町境界表示】地点


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