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第一原発1日当たりの汚染水量、2020年までの目標達成、ただし渇水期のデータ(めげ猫「タマ」の日記)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/851.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 6 月 20 日 10:49:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

第一原発1日当たりの汚染水量、2020年までの目標達成、ただし渇水期のデータ
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2558.html
2018/06/19(火) 19:44:58 めげ猫「タマ」の日記


 福島第一原発の原子炉建屋周辺に地下水の流入を防ぐ凍土遮水壁が完成後の汚染水発生量は2017年12月〜今年2月で平均で約140トンなり、政府が中長期ロードマップに定める2020年までに1日当たり150トンとしている目標を達成したと発表しました(1).。でも、東京電力の発表(2)を(=^・^=)なりに集計すると17年12月〜今年5月では平均で約168トンで目標を達成してません。福島では12月〜2月は最も雨が降らない時期です。この期間だけを都合よく集計し、瞬間で下がった量を引用し、達成していない目標を「達成した」と嘘を流しています。

 福島第一では地下水が山から流れて来て、原子炉やタービン建屋に流入しています。あるいは海までに達しています。汚染されれば海に流せないので、これを汲みあげ浄化装置を通した後で海に流しています。ただし全ての放射性物質が浄化できる訳ではありません。東京電力はトリチウムは浄化できないとしています(3)。浄化しても排水基準(4)を満たさない汚染地下水は、タービン建屋に送っています(6)。
 地下水がタービン建屋に流れ込んだり、海岸の井戸からタービン建屋に送り込んだ地下水で汚染水は増えていきます。


 ※(2)を集計
 図―1 どんどん増える福島第一汚染水

 最新の発表(7)を集計すると総量で約112万トンに達します。
 汚染水の増加を抑える対策の柱として原子炉やタービン建屋を氷の壁で囲む「凍土壁」が作られました。以下に構造を示します。


 ※(3)(13)にて作成
 図―2 凍土壁、海側遮水壁、サブドレン、地下水ドレン

 断面の模式図は以下の通りです。


 ※(3)(8)にて作成
 図―3 凍土壁、海側遮水壁、サブドレン、地下水ドレン(断面)

 氷の壁で地下水の流れを阻止し、タービン建屋に流れ込む地下水や海岸にまで達する地下水を減らす計画です(8)。当初の予定では2015年3月位から運用を始める予定でしたが(9)、完全凍結が始まったのは2017年8月22日からです(10)。ほぼ2年半の遅れです。

 凍土壁について
「東京電力福島第一原発事故の影響で発生している汚染水は現在1日当たり約140トンで、政府が中長期ロードマップに定める2020年までに1日当たり150トンとしている目標を達成している。東電が(6月)16日に福島市で開かれた日本原子力学会シンポジウムで報告した。

 福島第一原発の原子炉建屋周辺に地下水の流入を防ぐ凍土遮水壁が<中略>完成後の2017年12月〜今年2月の平均で約140トンになった。」
との発表を東京電力したそうです(1)。あたかも凍土壁が効果があったかのような発表です。以下に汚染水の増加量の推移を示します。


 ※(2)を集計
 図―4 福島第一汚染水発生量

 図に示す様に17年12月〜今年2月は減っていますが、今年3月以降は増えています。以下に福島第一原発近くのアメダス観測点・浪江の降水量の平年値(年・月ごとの値)を示します。


 ※(11)を集計
 図―5 江の降水量の平年値(年・月ごとの値)

 図に示す様に12月〜翌年2月は少なくなっています。東京電力の発表(2)から、(=^・^=)なりに汚染水の増加量を集計すると
  2017年12月〜18年2月 1日当たり136トン
  2017年12月〜18年4月 1日当たり168トン
で、雨が多くなる5月までを集計すると目標を達成していません。東京電力は条件の良い渇水期(12月〜翌年2月)のデータのみを集計し、「目標を達成」と言っているだけです。年間を通せば現状では達成していません。殆ど「嘘」です。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 東京電力は平然と「嘘」を発信するようです。柏崎刈羽原発は安全だと主張していますが(12)、「嘘」かもしれません。同様に福島産は安全であり、これを避ける行為を「風評被害」としていますが(13)、「嘘」かもしれません。福島の皆様は信用しないと思います。
 福島県のサクランボが本格シーズンになりました(14)。福島市のサクランボはつややかな赤い宝石の甘酸っぱさで人気があるそうです(15)。福島産は検査で「安全」とされます(16)。でも福島県福島市のスーパーのチラシには福島産サクランボはありません。


 ※(17)を引用
 図―6 福島産サクランボが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県福島市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2558.html
(1)2020年までの目標達成 第一原発1日当たりの汚染水量 | 県内ニュース | 福島民報
(2)プレスリリース|リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社中の「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について」
(3)サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ|東京電力
(4)サンプリングによる監視|東京電力
(5)報道配布資料|東京電力
(6)(5)中の「建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移 」(2)
(7)福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第357報)|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(8)陸側遮水壁|東京電力
(9)2014年3月12日 凍土式遮水壁の計画及び進捗状況について(資源エネルギー庁)
(10)2017年8月22日福島第一原子力発電所 陸側遮水壁第三段階開始について(PDF 786KB)
(11)気象庁|過去の気象データ検索
(12)発電所の安全対策|柏崎刈羽原子力発電所|東京電力
(13)風評被害に対する行動計画の策定について|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(14)ニュース|福島中央テレビ
(15)特産品を知る | JAふくしま未来について | JAふくしま未来
(16)検査体制 | 福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報
(17)イオン福島店 | お買物情報やお得なチラシなど


 

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コメント
 
1. 2018年6月20日 12:16:02 : rCxQ6bz4nA : 0oDewUT2q0g[565]
めげ猫が「図―5」で示したのは浪江の降水量の平年値で、1月、2月、12月のみ取り出すと
 
月 降水量(mm)
-- ----------
01 48.9
02 53.4
12 41.4
-- ----------
計 143.7
 
[ http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/nml_amd_ym.php?prec_no=36&block_no=0295 ]
 
だが
 
2020年までの目標達成 第一原発1日当たりの汚染水量
[ http://www.minpo.jp/news/detail/2018061752470 ]
 
によれば
 
 
 福島第一原発の原子炉建屋周辺に地下水の流入を防ぐ凍土遮水壁が完成する前の汚染水発生量は2015(平成27)年12月〜2016年2月の平均で1日当たり約520トンだったが、完成後の2017年12月〜今年2月の平均で約140トンになった。
 
 
との事だ。2015年12月〜2016年2月の降水量を調べてみると
 
年月  日数 降水量(mm)
------- ---- ----------
2015/12 31  46.0
2016/01 31  89.5
2016/02 29  21.5
------- ---- ----------
計   91  157.0
 
[ http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_a1.php?prec_no=36&block_no=0295&year=2015&view=a1 ]
[ http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_a1.php?prec_no=36&block_no=0295&year=2016&view=a1 ]
 
であり、2017年12月〜2018年2月の降水量については
 
年月  日数 降水量(mm)
------- ---- ----------
2017/12 31  19.5
2018/01 31  45.0
2018/02 28  0.0
------- ---- ----------
計   90  64.5
 
(続く)

2. 2018年6月20日 12:16:54 : rCxQ6bz4nA : 0oDewUT2q0g[566]
>>1 (続き)
 
[ http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_a1.php?prec_no=36&block_no=0295&year=2017&view=a1 ]
[ http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_a1.php?prec_no=36&block_no=0295&year=2018&view=a1 ]
 
となっている。確かに2017年12月〜2018年2月の降水量は非常に少ないが、問題はこの非常に少ない降水量だけで汚染水量の減少を全て説明できるか否かだ。
 
実効雨量を適用した水位観測解析事例
[ https://www.web-gis.jp/e-Forum/2002/053.PDF ]
 
を見ると、大雑把ではあるが、地下水位は降雨の影響を余り受けない帯水層と降雨の影響を敏感に受ける(帯水層より上部の)層の和になっていると考えてよいので、1日当たりの汚染水を固定部分と変動部分に分け
 
y = a*x+b
y: 1日当たりの汚染水 [t/日]
x: 1日当たりの降水量 [mm/日]
a: xにより発生する汚染水の比例定数 [t/mm]
b: xとは無関係に発生する汚染水 [t/日]
 
と仮定し、「2015年12月〜2016年2月の1日当たりの汚染水」に対する「2017年12月〜2018年2月の1日当たりの汚染水」の割合rを考えると
 
r = (a*(64.5/90)+b)/(a*(157/91)+b)
 
となる。これは b=0 の時に最小になるが、降水量の影響を大きく見積もる為、b=0 とすると
 
r = (a*(64.5/90))/(a*(157/91)) = (64.5*91)/(157*90) ≒ 0.415392781
 
だ。従って、2015年12月〜2016年2月の1日当たりの汚染水発生量約520tは、凍土遮水壁に全く効果がないと仮定し、降水量の影響を大きく見積もるならば、2017年12月〜2018年2月では1日当たり
 
520*r ≒ 216.004246 [t]
 
(続く)

3. 2018年6月20日 12:17:37 : rCxQ6bz4nA : 0oDewUT2q0g[567]
>>2 (続き)
 
ほどになるのであり、実際の1日当たりの汚染水発生量約140tより約76t多い。この約76tが凍土遮水壁による減少分と考えられる。つまり、凍土遮水壁はそれなりに効果があり、汚染水発生量を少なくとも1/3くらいは減らせるようだ。
 
(了)

4. 2018年6月20日 15:47:30 : FtFnNiXXII : yX@35bEOBok[2]
放射性物質は、何所で、どの様に、地下水を汚染するか、の解明が必要だ。

汚染水量が減っても、汚染濃度が上がれば、元の木阿弥だ。

流れに、掉させば、確かに、棹の直近下流は、流量が減るけれど、棹の周囲で、増加する。

流れ全体としての流量は、自然変化を除けば、変わらない。

ダムを作っても、そこで永久に貯水できるわけではない。

いずれ、堰堤を越えて、水は流れ出す。、


5. 中川隆[-13338] koaQ7Jey 2018年6月20日 17:29:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15811]

嘘や偏見を広めてまで「フクシマ」に依存を続けることは、もはや被災者に
対する「寄り添い」ではなく、「搾取」であり、明確な加害行為と言えるでしょう

2018年6月20日 水曜日

◆重要選挙でまたしても出てきた「福島に住んではいけない」というウソ 6月20日 林智裕

「レベル7」とされる東電原発事故が発生したにもかかわらず、福島での実際の被曝量は幸いにも世界の一般的な地域と比べても高くないことが、民間も含めたさまざまな機関からの複数の実測データによる裏付けで、すでに判っています(http://iopscience.iop.org/article/10.1088/0952-4746/36/1/49;jsessionid=06670BFBA539A515A92414D644E2374C.c4.iopscience.cld.iop.org)。

つまり、「被曝による鼻血のリスク」を議論する以前に「福島に暮らす人達は、そもそもリスクを議論する前提となるような被曝さえしていない」のです。これは国内だけでなく、UNSCEAR(国連科学委員会)報告書などでも示されています(http://www.unscear.org/docs/publications/2017/UNSCEAR_WP2017_JAPANESE.pdf)。


美味しんぼ騒動前の2013年に行われたコープ福島での陰膳調査(一人分食事を多く作り、実際に食べたものの放射性物質を図る調査)のデータ。http://www.fukushima.coop/kagezen/2013.html この時点ですでにセシウムの影響は見られず、内部被曝が起こっていないことがわかる。

その一方、鼻血という症状自体は被曝とは無関係にありふれたもので、成長期の子供や花粉症の人に起こりやすく、また疲労やストレスによってもしばしば起こります。

つまり、「鼻血が出たこと」自体は事実であっても、それを被曝と結びつける客観的・科学的な根拠はないのです。

『美味しんぼ』騒動の際にも、一部の人のあいだではあれほど「鼻血」が騒動となったにもかかわらず、実際には当事者である福島の住民からは雁屋氏への抗議が相次いだ上に、医療機関においても鼻血を主訴とした受診数が有意に増えたというデータすらないのです。福島で本当に被曝によって鼻血が多発していたならば、このような状況になったでしょうか?(参考:「鼻血は被曝影響だったのか――原発事故のデマや誤解を考える 菊池誠×小峰公子」(SYNODOS))

「今日も作業員が死んでいる」?

今回の新潟県知事選挙では、作詞家・翻訳家の湯川れい子氏も、野党推薦候補を応援するツイートで「拡散希望」として「今日も福島では作業員が死んでいます」と述べ、波紋を広げました。このツイートは、同候補を応援する団体などによってもリツイートされ、拡散しました。

「作業員が大量に死亡した」という「怪談」は、震災直後にはしばしば飛び交っていました。東電福島第一原発で作業中に亡くなった作業員の方はもちろん、ゼロではありません。

ただし、それは被曝を原因としたものではなく、労災事故や熱中症、持病の悪化などによるものです。作業員の被曝線量は、先ほど述べた通り低いレベルにとどまっています。

生身の人間が毎日数千人も出入りする現場で、事故も死亡も恒久的にゼロにすることは不可能でしょう。それでも現在、東電福島第一原発での労災発生状況は、一般的な建設業の現場よりもむしろ低く抑えられています。

湯川氏のツイートは(本人の希望した方向とはおそらく違う形で)拡散・炎上し、その後湯川氏はツイートを削除、謝罪しました。

今も190万人近くが暮らす福島の日常、そして廃炉作業は、「被曝で鼻血が出る」「作業員大量死亡」などという「オカルト」をとっくの昔に置いてきぼりにして、先へ先へと進んでいます。

ところが2018年にもなって、全国が注目する県知事選の選挙活動中に、有力候補の応援において「鼻血」「福島にいてはいけない」「今日も福島では作業員が死んでいます」といった言説が再び出てきた上に、公党やその関係者がこうした誤りを否定するどころか拡散してしまうという「事件」が起こったーー私は今回の一件をそう捉えています。

もっとも、こうした「事件」は政治だけでなく、報道・メディアの言説の中でもこれまでしばしば起こってきました。福島のポジティブな情報は無視し、報道しない一方で、誤解や偏見を助長する番組を流すことが少なくなかったのです。

例えば昨年夏には、テレビ朝日が「放射能汚染への除染が済んだという政府の言葉を信じて帰島したビキニ環礁ロンゲラップ島の住民たちに、帰島後、被曝による健康被害が多発した」という内容のドキュメンタリー番組を放映しました。

その番組の予告時には当初「フクシマの未来予想図」というサブタイトルがつけられていましたが、これが「炎上」してテレビ朝日への問い合わせが相次ぐと、同局がその後、タイトルをつけた意図や理由などの明確な説明は拒否しつつ、放送直前にそのサブタイトルを突然削除するという「事件」が起こりました(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52558)。

なぜ、福島のポジティブなニュースはなかなか広がらず、何年経っても周回遅れの「怪談」がもてはやされ続けるのでしょうか。

その理由は、震災直後にたびたび見かけたカタカナ書きの「フクシマ」が象徴するように、福島が一部で記号化されて純粋な被害者性ばかりを求められ、「ホラーコンテンツ」「悲劇コンテンツ」として楽しまれたこと、そしてそうしたイメージを必要とする政治活動、あるいは社会不安に便乗したビジネスに利用・消費されてきたことと無関係ではないでしょう。

高度に政治問題化した原発事故は、さまざまなイデオロギー闘争や便乗ビジネスの舞台にもされてきました。

コンテンツとして記号化された「不幸な悲劇の地・フクシマ」にメリットがある人々にとっては、政府の復興政策が「失敗」を続けて「放射能」の恐怖が具現化したほうが、自らの言説や活動に説得力を持たせるためにはプラスに働くのかもしれません。

しかし、もしも自分達のエゴのために、福島の当事者に「被害者性」を求めているのだとすれば、それは彼らが本来果たそうとしている目的や理念から見ても、本末転倒なのではないでしょうか。

嘘や偏見を広めてまで「フクシマ」に依存を続けることは、もはや被災者に対する「寄り添い」ではなく、「搾取」であり、明確な加害行為と言えるでしょう。それは「弱者を利用したビジネス」になりかねず、決して「弱者の味方・支援者」ではなくなってしまうように私は感じます。(後略)


(私のコメント)

ワールドカップの日本の初戦でコロンビアと当たりましたが、日本は全敗が予想されていたのに2−1で勝つことができた。監督交代劇が起きて、チーム作りもままならない状況で勝てた。今回のワールドカップは盛り上がりもなく、テレビで見てもコロンビアの観客が20000人も来たのに、日本は隣国ロシアでの試合なのに5000人しか来ていない。それだけ関心が薄いということです。

それが初戦勝ったことでマスコミの扱いも大きくなりましたが、ワールドカップでは数字が稼げないからだったのでしょうか。国会では関西で大地震があろうとモリカケばかりやっていたし、日大アメフト部の問題や和歌山のドンファンの事件などの方が大きく扱われていた。

ルマン24時間でもトヨタ車が勝ったのですが、これも数字が稼げないのでニュースで小さくしか報道されない。テレビではJリーグの試合をほとんど見られなくなり、ワールドカップなども結局はテレビ局に金がなくて放映権が取れないから放送されないのでしょう。それよりかはモリカケの方が数字が取れる。


今日は原発問題ですが、再稼働も徐々に動き始めましたが、原発は止めればいいと言うものでもなく、軽水炉型原発は絶えず冷却水は循環させておかなければならないから、完全に停止させるのは何年もかかる。燃料棒も絶えず熱を発しているから水で冷却させていないと爆発してしまう。

福島第二原発も廃炉が決まりましたが、あれだけの大事故を福島県で起きてしまったのだから、地元の理解を得ることが難しいのだろう。新潟知事選挙でも原発の再稼働問題が選挙の争点になったが、柏崎原発でも廃炉か再稼働かで決断を迫られている。選挙では自公の候補が勝ちましたが、前知事は再稼働反対派だった。

事実上、新潟知事選挙では再稼働問題が争点になりましたが、反対派は風評被害を撒き散らすことで反対運動を繰り広げてきた。短期的にはデマであってもそれなりの効果はあったのでしょうが、徐々に国民も冷静になってきたようだ。「株式日記」では、再稼働に賛成してきましたが、公社化して安全対策を万全にすべきだと書いてきました。

風評被害としては、「娘たちが鼻血を出して、それでもなんとか生きていこうという姿に、ここ(福島)にいちゃいけない、そう思って新潟に来ました」とか、「福島は人が住むべきところではない」とか、「今日も福島では作業員が死んでいます」と言ったデマが垂れ流されている。選挙目当ての風評なのでしょうが、根拠となる事実もなしに垂れ流される。

福島の人にとっては、とんでもない被害をもたらす悪質なデマであり、『嘘や偏見を広めてまで「フクシマ」に依存を続けることは、もはや被災者に対する「寄り添い」ではなく、「搾取」であり、明確な加害行為と言えるでしょう。』と林氏は書いている。「放射能」は目に見えないから、デマであっても確かめようがない。

「放射線」の問題については、長期低用量被爆などのデーターがないから、科学的な検証がなされなければなりませんが、安全だという検証結果が出てもマスコミは報道しないからデマがまかり通ってしまう。しかし現実的に福島は風評被害の影響で、住民の帰還がなかなか進まず、農作物も福島産が敬遠されてしまう。風評被害の方が被害そのものなのだ。


[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

6. 2018年6月22日 10:03:30 : rCxQ6bz4nA : 0oDewUT2q0g[571]
昨年の7月7日の資料
 
地下水流入対策の現状
[ http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/osensuitaisaku/committtee/osensuisyori/2017/pdf/0707_02.pdf ]
 
によれば、建屋流入量が各低減対策(地下水バイパス・フェーシング・サブドレン・陸側遮水壁)実施前の約400m3/日から120〜130m3/日程度(2017/3〜6)まで減っている。
「汚染水発生量を少なくとも1/3くらいは減らせるようだ」と書いたが、実際は70%くらい減っているね。(笑)

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