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アベノミクス危機 浜田教授がすがる“シムズ暴論”(文春オンライン)
http://www.asyura2.com/17/hasan118/msg/858.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 2 月 10 日 07:35:30: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

             都内で講演するシムズ教授 ©共同通信社


アベノミクス危機 浜田教授がすがる“シムズ暴論”
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170210-00001350-bunshun-bus_all
文春オンライン 2/10(金) 7:00配信


 アベノミクスの生みの親、内閣官房参与の浜田宏一・米エール大名誉教授(81)の“師匠”が来日した。2011年にノーベル経済学賞を受賞した米プリンストン大学教授のクリストファー・シムズ氏(74)だ。

 シムズ氏が「時の人」となったのは、昨年11月。浜田氏が日経新聞紙上でアベノミクスの成果が思うように出ていないことを認めて、「考えが変わった」とし、そのきっかけをシムズ氏の理論と明かしたことだった。

「今や財務省も日本銀行も幹部陣は口を開けばシムズ理論。財政支出を増やせば物価も上がるという2000年代初めに流行った古い理論ですが、まさか浜田氏が今の日本に当てはめる気ではないかと警戒を強めています」(経済部記者)

 そのシムズ氏が来日。折しもアメリカのトランプ大統領が1月31日には、日本を名指しで「通貨安誘導」と批判した。アベノミクスの根幹だった金融緩和が曲がり角を迎えているだけに、2月1日の講演に注目が集まった。

 講演でシムズ氏は、日銀が掲げる2%の物価目標について「財政の介入がないと物価は上がらない」とし、個人や企業が安心して消費や投資を増やせるように、財政支出の拡大と同時に「消費増税の延期を宣言するべきだ」と提言した。インフレになれば、国の借金もおのずと減るというのがシムズ氏の持論で、消費増税を予測しているから、国民が金を使わないというのだ。

 講演後の討論会には、浜田氏も登壇した。日本の経済学者らが「財政拡大しても物価は上がらない」「むしろ不安が増幅する」と口々に疑問視するなか、ただひとり浜田氏が「これは活用できる」と主張。ただし「論拠もなくボソボソと話すので、会場は白け気味でした」(参加者)。

 財務省幹部が語る。

「安倍政権はアベノミクス第二の矢としてすでに財政を吹かし、消費増税を2度も延期しながら、低成長の経済を変えられない。よもや総理が耳を貸すとも思えないが、財政再建を放棄すれば国民がアホみたいにお金を使うという暴論が注目される世の中が恐ろしい」

 シムズ理論を「目からウロコが落ちた」と語る浜田教授。その学びに付き合わされる国民はたまったものではない。

川嵜 次朗

 

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コメント
 
1. 佐助[4255] jbKPlQ 2017年2月10日 08:08:08 : xycDENzAlY : QRRRzMIJdWw[172]
世界信用恐慌の足音を無視した政治と経済学
二番底・三番底が発生し、恐慌からの脱出が遅れることになります。

世界信用恐慌の足音が迫りつつある兆候は沢山あったのに、大企業と金持ちだけは救済してパニック発生を避け、貧乏人は自己責任だから救済しないために、世界信用恐慌発生の日付は、1998年から2008年そして2017年以降に先送りされたのです。

平時は、国家・企業・国民のレベル間には、相互信頼関係が支配しています。だが、パニックになると、レベルごとの自己防衛心理に支配されるため、相互信頼関係は弱まり、銀行と企業、銀行と銀行、企業と企業間も、自己防衛心理に支配されます。そのため、政府や中央銀行がジャブジャブに、公的資金を投入しても、資金は円滑に流れません。

そして消費刺激のために、国民にカネをばらまいても、自己防衛のため消費に回ってきません。これは常識です。

しかも,政治と経済の指導者と経済学者は、世界の強固な信用通貨制度を構築せずに、百ドルが一ドル、一万円が百円の原価で印刷できる紙切れの信用にあぐらをかいて、栄耀栄華に酔いしれ、キンが再び通貨尺度に復活することは絶対に無いと確信してきました。

だから,固定概念の変革が遅れているので、世界信用恐慌は約十年で収束しても、2007年の経済指数に戻るには、最低十五年以上もかかります。さらに第二次世界信用恐慌の二番底・三番底が発生し、恐慌からの脱出が遅れることになります。

日本が経験した90年代バブルの発生は、今回の世界信用危機の前兆でした。そして、その危機脱出のために、日銀は公定歩合のゼロ金利政策を採用しました。このゼロ金利政策こそ、今回の第二次世界信用収縮恐慌の炸裂威力と範囲を拡大した根因なのです。

第二次世界信用恐慌は、2008年に世界のバブルが炸裂する19年も前に、その前兆として、日本でバブルを破裂させました。その原因は、日本がドルの信用膨張の最大の恩恵を受け、おとぎ話のカエルのお腹のように膨れ上がっていたからです。

1989年に破裂した日本のバブルは、十大銀行を3行に収縮させ、多くの企業を倒産させて、やっと沈静化しました。沈静化させた最大の要因は、輸出の神風です。今回の世界バブルの崩壊では、輸出の神風は吹いてくれません。すなわち,自由貿易主義による神風は吹くことはない。従って,トランプ大統領の内需拡大はデフレを解消させます。ところが日本は貢ぎ政策なので,ドン底に落ち回復することはない。

どうすればよいのでしょうか?
それは,信用恐慌から早期脱出するためのマニフェストは、次期産業革命へ大胆にシフトすることです。

次産業革命とは「放射能・CO2を発生させない動力」への転換革命です。すでに実用化されていますが、大企業は既得権益(設備・技術)を失うため、国家から補助金をもらいながら、ゆっくりと進行させたいと考え抵抗しています。

そのために日本の財閥系の大企業を中心に消失を体現します。さらに貿易の縮小はさけられないので、輸出依存では大倒産と人員整理が避けられません。

信用恐慌の早期脱出のためのマニフェストの実行が遅れたので、地方銀行の取り付け騒ぎや倒産が避けられなくなる。そして、予告どおり全国の銀行のモラトリアムが世界中で発生する。


2. 2017年2月10日 08:25:15 : T7uo026TZ6 : kl53bBnUwBo[8]
消費税そのものが天下の悪税なのだ! 売上にこそかけるべきだよ本来は! 物品税に戻す事もいいかもね。

3. 2017年2月10日 10:24:28 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[3631]

>シムズ暴論
>財政再建を放棄すれば国民がアホみたいにお金を使うという暴論

全然わかってないらしい

文春や川嵜次朗レベルが理解できる問題ではないのだが

ま、ゴミは尽きないなw


4. 2017年2月10日 17:34:05 : rrhrFN6JLd : C6EI10g_Gy4[2136]
外国に金ばら撒かないで400兆円の特別会計を一般財源に回して福祉を充実させるのが先だ。

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