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毒母 夫の年金目当てで「寝たきりでも生かしておけば」(女性セブン)
http://www.asyura2.com/17/hasan121/msg/395.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 4 月 26 日 16:27:40: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

           毒母との長年の確執を52才女性が告白


毒母 夫の年金目当てで「寝たきりでも生かしておけば」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170426-00000021-pseven-soci
女性セブン2017年5月4日号


「毒母」との壮絶な戦いにケリをつける──。東京都の渡辺茂子さん(52才)が自らの半生を告白する。

〈本稿は、「自らの半生を見つめ直し、それを書き記すことによって俯瞰して、自らの不幸を乗り越える一助としたい」という一般のかたから寄せられた手記を、原文にできる限り忠実に再現いたしました〉

【前回の概略】
 子供の頃、私は、母から背中に鉛筆を突き刺され気絶した。祖母は押し入れで悶死した。母はその遺骨をお墓に入れず、ごみの日に出した。次は父が…。

 * * *
 母の行動は、予想がつきません。祖母が亡くなりしばらく経つと、突然、「お金を稼ぎたい」と言い出しました。

 受験を控えた私を残し、隣の県の温泉街の高級旅館で働くというのです。「住み込みの仲居なら、お給料は丸々貯金できる。有名人が多く宿泊する高級旅館で、チップだけでもばかにならないんだって」と、珍しく母は浮かれていました。

 しかし、10日ごとに3日間の休みをとって自宅に戻ってくると、また私の悪夢が始まります。仕事のストレスからか、前にも増して気にくわないことがあると、手当たり次第ものを投げつけるのです。

 ある時、私の悲鳴を聞いて父がリビングに入ってきました。ああ、助かったと父を見ると眉間のしわを深くするだけで動きません。「がまんしてくれ」と、目で私に合図を送っていたのです。

 私は歯を食いしばって母の振り下ろすほうきの柄の痛みに耐えていました。

◆クラスメートは「たのきんトリオ」に夢中だったのに

 仕事を始めてから母は変わりました。お金を稼ぐこと、増やすこと、貯金をすることに夢中になったのです。

 祖母からぶんどった株券がずいぶんと値上がりしたようで、家をリフォームしたり、高級家具をオーダーメードしたり。呼びつけた業者の対応が気に入らないと言っては、名刺をやぶり捨て、その業者の顔に投げつけたりしたので、母を恨む人もいたようです。

 私はというと、週に2日のバイオリンのレッスンの日以外、門限は6時。クラスメートが「たのきんトリオの誰々が好き」と騒いでいる横を、目立たないようにそっと帰る。息を押し殺すような日々を過ごして、なんとか東京の音大へ進みました。

◆鍼灸院を営む夫を「どこの馬の骨」と激怒

 それからが私の青春でした。なにしろ母から離れ、東京でひとり暮らしです。音大を卒業すると、音楽教室の講師と、歯科医助手のアルバイトをかけもちしました。

 音楽教室が入っているビルで、鍼灸院を営んでいたのが夫です。しかし母が二つ返事で許すわけがありません。

「どこの馬の骨ともわからない男と」

 予想通り、激怒しました。「医者でも弁護士でも、大学の研究者でも大会社の社員でもない男と、なんで」とわめき、「何のためにバイオリンを仕込んだと思っているの!」と言うのです。

 母はバイオリンという聞こえのいい楽器を弾けたら、条件のいい結婚相手が見つかると信じていたのです。

 父は結婚式に出席してくれましたが、母は、「急病で」欠席。長い間、夫の親に会おうとしませんでした。

 母が父に連れられて私たちの家に顔を出したのは、私に子供が生まれたときです。

 しかし、夫や孫が自分の思うような対応をしないと怒り出すのは昔と同じ。幼い子供が部屋を散らかすのを母はどうしても許せないのです。

「しつけがなっていないから、見ろ、このざまを」と、夫や私をののしります。当然、こんな母に家に来てほしくないので、めったに会いませんでした。

◆祖母も父も亡くなると、いつの間に遺骨が消えた

 あれは4年前の春のこと。父が脳梗塞で倒れたのです。入院したと聞いて駆けつけると、病室から母の金切り声が聞こえてきました。

「あなた、それでも医者かい。大学はどこ? ふんっ。だから曖昧な返事しかできないのか」と声を張り上げています。

 私は病室から出ていく医師と看護師を追いかけて、母の無礼を謝りましたが、「お母さまは聞く耳をもたないから」と、あきれ顔。すでに同じ騒ぎを起こしていたのです。

 ところがいよいよ父が危篤とわかると、母の態度が一変しました。担当医にすがって、延命処置をお願いしたのです。

「お父さんを死なせないでください! 頼みますから助けてください」と。

 私は違和感でいっぱいでした。しかし、父を生かしたかった理由はすぐにわかりました。

 父が亡くなると、葬式は行わず火葬のみの直葬にする、と母は決めていました。火葬場で骨になるのを待つ間、「あと2年生きていてくれたら、楽ができたんだよ」と、吐き捨てるように言ったのです。

 大手ガス会社を定年退職まで勤め上げた父の年金は、満額。「寝たきりでも生かしておけば」と、これも母の言葉です。

◆機嫌を損ねると「財産を寄付する」と脅す母

 その後1年ほど、お骨は骨壺に入れてたんすの上に、埃がかかるからとゴミ袋に覆われて置いてありました。

 しかし次に実家に帰ったときは、もう家のどこにも父の遺骨はありません。「人に頼んで、お父さんの田舎の川に散骨してもらった」と、祖母のときと同じように、やっかいものを処分したような口ぶりでした。

 さすがに77才になった母は、昔のように暴力に訴えることはなくなりましたが、その代わり、1億円強の貯金とマンション2軒という武器を持っています。機嫌を損ねると、それを「寄付する」と言い出すのです。

 正直、「そうして」と言いそうになりますが、これまで母にされてきたことを考えたら、遺産くらいもらわないと私は浮かばれません。
〈了〉
 

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コメント
 
1. 2017年4月26日 22:29:05 : Aq7FRm7SXc : 6l4hCxMsuTk[41]
1億円強の貯金とマンション2軒という武器を持っている77才になった母の人生は金銭的に裕福だったのと対照的に信じられないほど、心がむなしい。

2. 2017年4月27日 20:40:55 : aDnSvZ9mUA : eeYmw@idcu8[153]

『週刊女性』2001年11月6日号「独占激白“石原慎太郎都知事吠える!”」

「これは僕がいってるんじゃなくて、松井孝典がいってるんだけど、“文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものは「ババア」”なんだそうだ。“女性が生殖能力を失っても生きているってのは無駄で罪です”って。男は80、90歳でも生殖能力があるけれど、女は閉経してしまったら子供を生む能力はない。そんな人間が、きんさん・ぎんさんの年まで生きてるってのは、地球にとって非常に悪しき弊害だって…。なるほどとは思うけど、政治家としてはいえないわね(笑い)。まあ、半分は正鵠を射て、半分はブラックユーモアみたいなものだけど、そういう文明ってのは、惑星をあっという間に消滅させてしまうんだよね。」[1]
「この間すごい話をしたんだ、松井さんが。私は膝をたたいてその通りだと。女性がいるから言えないけど…。本質的に余剰なものは、つまり存在の使命を失ったものが、生命体、しかも人間であるということだけでいろんな消費を許され、収奪を許される。特に先進国にありうるわけだ。でね…、やっぱりやめようか(笑)。あれが実は地球の文明なるものの基本的な矛盾を表象している事例だな。」[2]
「そして、他の動物、他の生命体とのかかわりの中で、人間が人間というものの存在を主張し過ぎたために、非常に横暴な存在になった。そして、彼が例を挙げたのは、ほとんどの動物は繁殖、種の保存ということのために生きて、それで死んでいくが、人間の場合にはそういう目的を達せない人でも、つまり、人間という尊厳の中で長生きをするということで、彼はかなり熾烈な言葉でいいまして、私はそのときに、なるほどなといいながら、しかし、それは政治家にはいえないから、あなたみたいな専門家じゃなきゃとてもいえませんなといって、そのときに慨嘆したんだ。(中略)私が思わずひざをたたいた所以の一つは、私の友人でもありました深沢七郎氏が書いたうば捨て山という、あの、要するに「楢山節考」という、年をとったそのおばあさんを、その部落の貧困のゆえに、あえて生きている人間を捨てに行くという、これは年をとった女の人が、他の動物の生存の仕方に比べれば、かなり横暴な存在であるという表現の、実は逆説的な一つの証左でありまして、私はいろんなことを思い合わせながら、その松井さんの話を非常に印象深く聞いたわけです。」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%90%E3%82%A2%E7%99%BA%E8%A8%80

投稿の証言といい真理ですなあ

[12初期非表示理由]:管理人:ネトウヨ論法多数のため全部処理 http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/687.html#c28


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