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収入激減の非正規「GWどうする?」は「どう乗り切るか」(田中龍作ジャーナル)
http://www.asyura2.com/17/hasan121/msg/463.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 4 月 30 日 17:09:25: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

収入激減の非正規「GWどうする?」は「どう乗り切るか」
http://tanakaryusaku.jp/2017/04/00015742
2017年4月30日 06:03 田中龍作ジャーナル



ゴールデンウィーク中、公共工事は休みとなる。非正規の作業員やガードマンにとっては死活問題だ。=都内 撮影:取材班=

文・橋本玉泉 / フリーライター

 ゴールデンウィーク中、非正規雇用者の収入は大幅減となる。魔の週間だ。

 地下鉄駅構内でガードマンとして働く筆者の報酬は現在、1勤務1万円から1万4千円程度。

 日当ではない。1勤務あたり、12時間から17時間働く。長時間労働だ。時給に換算すれば、最低賃金に少し色がついた程度である。
 
 これがゴールデンウィークの期間中は、勤務時間が9時間程度。報酬も1勤務7千円ほどになる。通常の半分だ。
 
 時間が短くなった分、他の仕事を掛け持ちすればいいと思われるかもしれない。だが、そううまくはいかない。移動時間や準備があるため、2つの現場を同時には難しい。

 筆者個人としては、おそらくゴールデンウィークだけで3万円以上の減収となるだろう。通常の月収20万円から3万円減るのは痛い。

 だが、まだ仕事があるだけでもましである。ゴールデンウィーク期間中、仕事がまったくなくなってしまう仲間たちも少なくない。

 まず工事関係はほぼ皆無の状況だ。もちろん、毎年のことなので誰もがあらかじめ代わりの仕事を探してはいる。だが、もともと仕事の数や稼動現場が少ないので、全員が仕事を得られるわけではない。


地下鉄工事のガードマンは、夜8時頃から翌朝5時頃までが1勤務。報酬は9千〜1万円が相場。=都内 撮影:取材班=

 生産現場でも、事情は同じである。53歳の知り合いの男性は、「4月29日から5月7日まで失業だ」ともらす。

 彼の働く精密機械メーカーでは、5月1日と2日も生産ラインを停止し、9日間の休業を決めた。

 この休業によって、彼は4万円以上の減収となる。ただでさえぎりぎりの生活をしている身で、4万円も収入が減るという現実は文字通り死活問題である。
 

 そして、筆者も含め、中高年労働者が急場をしのぐ代わりの仕事を探すのは大変だ。たとえ求人があったとしても、年齢や経験などで断られるケースが少なくない。体力的に無理だったり、資格その他ではじかれることもある。

 「休日でも、祝日でも働きたい。何でもやりたい」と願い、どんなにやる気と体力があっても、努力しようという意思があっても、現実には拒絶されることが多いのである。

 「連休はどうするんだ?」仲間同士で交わされるこの言葉は「連休をどう乗り切るんだ?」という意味である。

    〜終わり〜























 

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コメント
 
1. 2017年5月01日 10:29:09 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[700]
人手不足を背景に正規雇用が増加、日本経済への影響は
野原良明
2017年5月1日 06:00 JST
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二極化した日本の労働市場
賃金増に加え、雇用安定が消費活性化の一助に−第一生命研・柵山氏
国内需要不安で正規雇用の増加ペースは鈍化へ−明治安田・小玉氏
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深刻化する人手不足を背景に、正規雇用の増加が続いている。総務省が28日発表した3月の労働力調査によると、前年同月比で26万人増えた。非正規は17万人の増となり、過去2年連続で正規雇用が非正規を上回るペースで増加した流れは今年に入っても続いている。
  雇用の非正規化は賃金や消費を抑え込んできた要因の1つだった。正規雇用の増加は理論上、日本経済にとってプラスの材料だが、小売り、介護など賃金の安い業界が多いことや人口減による国内需要の拡大が望みにくいため、現実的なインパクトは限定的との見方が出ている。

  第一生命経済研究所の主任エコノミスト、柵山順子氏は正規雇用の増加は単に平均賃金を押し上げるだけでなく、教育機会の充実、雇用の安定や厚生年金への加入といった面で人々の将来不安を和らげ消費活性化の一助となると見ている。ブルームバーグの電話取材で語った。
  労働力調査の詳細集計によると、非正規雇用の労働市場における割合、いわゆる非正規雇用者比率は2016年では37.5%と02年以降で最高となっているが、柵山氏は同比率は今後ピークアウトしていくと見ている。
  柵山氏はその理由として小売り、医療福祉、介護などで女性の正規雇用者数の増加が続いていることを挙げる。ただ、これらの業界はもともと賃金水準が低い上に、生産性が低いので賃上げは限定的になる可能性も指摘。今年予想される物価上昇も実質賃金にはマイナスに働くため、現在の傾向が賃金や消費にもたらす影響については慎重に見る必要があると見ている。
  厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、16年に正社員の月収は非正規に比べて53%高くなっている一方、賃上げ率は非正規の方が近年高くなっている。非正規では人手不足などの需給要因を反映しやすいが、正規では労働組合側が春闘でも雇用の安定を重視する傾向がある。

  明治安田生命保険の小玉祐一チーフエコノミストは、企業は人手不足を受けて仕方なく正規雇用を増やしており、「どんどん景気が良くなって賃金が上がるかというとそれは別問題」と慎重な見方を示す。正規雇用の増加のペースも今後は鈍っていくのではないかと言う。「企業は人手不足で景気が悪いという受け止め方をしている」とし、「日本の人口自体が減っているので。内需がどんどん伸びていくという期待を持つことはできない」と言う。
  有効求人倍率では正社員よりもパートタイム労働者のほうが高く、雇う側からすると非正規雇用への需要の方が高くなっている。

  柵山氏は、正規雇用の増加は良いことだが、正規・非正規という雇用形態の分断が日本の労働市場の流動性を阻害している状況は変わっていないと指摘する。雇用の流動性こそが減少する労働力を効果的に活用するために必要であり、いずれは「非正規比率なんて気にするのが意味がない」という世の中になるのが「正しい理想的な姿」だと言う。


2. 2017年5月01日 10:35:37 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[3871]

>通常の月収20万円から3万円減る

浪費してないで、ちゃんと貯金してGWくらいは、のんびり自己啓発でもしろよ


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