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トヨタ、経営判断ミスで環境車戦略失敗…見下した提携相手から逆襲、プリウス不振の誤算(Business Journal)
http://www.asyura2.com/17/hasan122/msg/313.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 6 月 22 日 14:22:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

          トヨタの4代目プリウス(「Wikipedia」より/Turbo-myu-z)


トヨタ、経営判断ミスで環境車戦略失敗…見下した提携相手から逆襲、プリウス不振の誤算
http://biz-journal.jp/2017/06/post_19537.html
2017.06.22 文=河村靖史/ジャーナリスト Business Journal


 トヨタ自動車は電気自動車(EV)大手の米テスラとの資本提携を、昨年末までに解消した。自動車業界でテスラの存在感が高まっている一方で、トヨタは環境対応車として本命視されているEVの開発に出遅れていることが背景にあるとみられる。“上から目線”で見ていたはずの提携相手の急激な成長の可能性に、強い危機感を抱いたトヨタ。先の読めないトップが、その場の“ノリ”で提携しても失敗することを如実に示したかっこうだ。

「そもそも気軽に提携したことが間違いだったのでは」

 テスラとトヨタの資本提携解消の報道を聞いたトヨタ系サプライヤー役員の感想だ。両社が電撃的に提携したのは2010年のこと。当時、EV生産拠点の確保を検討していたテスラは、トヨタと米ゼネラルモーターズ(GM)の合弁生産拠点で、GM撤退でトヨタ単独運営となったため閉鎖する予定だったNUMMI(ニュー・ユナイテッド・モーター・マニュファクチャリング)に目を付けた。テスラのイーロン・マスク会長兼CEO(最高経営責任者)はトヨタの豊田章男社長を米国に招いて交渉、現地でテスラのEV「ロードスター」を試乗した豊田社長とマスクCEOは意気投合。トヨタはテスラに5000万ドル出資して資本提携することで合意した。

 テスラはNUMMIをトヨタから4200万ドルで買収するとともに、EVの共同開発でも合意。両社はトヨタの「RAV4」をベースにしたEVを共同開発して台数限定で市販した。しかし、両社提携の成果はこれ以外になく、関係は冷え込んでいった。

 決定的となったのが、トヨタの燃料電池車(FCV)「MIRAI」の市販だ。テスラはEVこそ環境自動車の本命と位置づけており、マスクCEOはトヨタのFCV市販について「フューエルセル(燃料電池)はフール(愚かな)セルだ」「水素社会が来ることはない」と述べ、FCVを批判した。そもそもトヨタの環境戦略としては優位性のあるハイブリッドカー(HV)やプラグインハイブリッドカー(PHV)で主導権を握り、将来の環境対応車としてFCVを本命とみて進めてきた。EVは航続距離が短いことや充電インフラが整っていないこと、さらに価格が高くなるとして普及しないと位置づけてきた。つまりEV専業のテスラと手を結ぶこと自体、違和感があった。

■ZEV規制

 ただ、トヨタを取り巻く環境が激変する。独フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車の不正の影響もあって、欧州自動車メーカー各社が環境対応車としてクリーン・ディーゼル車からEVへのシフトを鮮明にしている。また、都市部での大気汚染問題が深刻化し、HVやPHVなどの内燃機関を搭載した車より、排ガスゼロのEVを重視する動きが鮮明になっている。さらに、トヨタが環境対応車として注力してきた肝心のHVが、環境対応車として認められなくなっている。

 大手自動車メーカーに環境対応車の販売割合を義務付けている米国カリフォルニア州のZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)規制では、2018年モデルからHVは環境対応車の対象外となる。環境対応車の一定の販売比率を義務付けられる予定の中国の新エネルギー車でもHVは対象外となる見通しで、環境車戦略でトヨタの誤算は明らかだ。

 米国ZEV規制では、環境対応車の販売比率が未達成の自動車メーカーは、当局に罰金を払うか、クレジット(ZEV排出枠)を他の自動車メーカーから購入する必要がある。EV専業のテスラは多額のクレジットをライバルの自動車メーカーに売却することで収益を確保、これによって収益が黒字となっているといわれる。トヨタはHV「プリウス」の販売でクレジットを販売してきたが、14年からはHVの販売が苦戦し、クレジットを購入しているとみられる。

 18年モデルからHVが環境対応車として除外されるため、トヨタはさらにクレジットを購入しなければならなくなる。つまりクレジットを大量に持つテスラの成長をトヨタが支えることになるわけだ。

■テスラの逆襲

 HVが環境対応車として認められなくなっている状況にトヨタも焦りを持っている。グローバルでEVがもてはやされているなか、トヨタは16年末になってからやっとEVの開発に本腰を入れ始めた。大幅に出遅れただけに、グループのデンソー、アイシン精機、豊田自動織機から人材を急遽かき集めた組織「EV事業企画室」を新設、量産型EVの開発を急ぐ。このトヨタのEV新組織立ち上げの時期と、テスラの株式売却時期が一致するのは「トヨタがベンチャー企業と見て、上から目線で『育成する』つもりだったテスラをライバルとして見るようになったことの証し」(自動車担当記者)でもある。

 グローバルでのEV市場の本格的な立ち上がりを想定してなのか、テスラはすでに時価総額でGMや米フォード・モーターを上回る全米トップの自動車メーカーとなっている。テスラの16年の新車販売は7万6230台で過去最高となった。年間新車販売が1000万台クラスのトヨタとの比較では「蟻と巨象」の関係だ。それでもテスラが今夏に量産開始する予定の低価格車「モデル3」は初期受注で40万台を獲得、急成長を遂げる可能性を示している。

 一方、トヨタの態度豹変を受けてテスラも逆襲に出る。トヨタのお膝元である愛知・名古屋市に中部地方で初となる直営店を6月にオープンした。愛知県内は登録車のトヨタ車のシェアが6割を占める牙城だ。この市場に挑むことで「古い自動車メーカーの代表格であるトヨタ」に挑む。

「たかがベンチャー」と気軽に提携した相手の急成長や、取り巻く経営環境の先読みの誤算によって、ライバルとなったテスラとの関係解消を余儀なくされたトヨタ。自動運転や車の電動化対応で他社と連携するオープンイノベーションを進めて、脱・自前主義を掲げるが、「巨大企業を自負して相手を見下した態度で提携するようでは、高い代償を支払う」(全国紙・経済部デスク)ことになりかねない。

(文=河村靖史/ジャーナリスト)

 

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コメント
 
1. 2017年6月22日 19:55:54 : 4CKiqj1Fe6 : 3ww8tLJADb0[6]
水素燃料推しは石油業界、ガソリンスタンド業界、建築、輸送といった下流の失業問題に配慮しての戦略だ。電気は配線一本という簡易な「設備」で「無人」でもって「輸送」できてしまう。車を買う奴から購入資金を毟り取るようなことをすれば、車メーカーは誰に売ればいいのか。それを深慮遠謀してのことだ。事業は変化を最小限にして長年継続することにこそ意義があると考えている。日本式だな。

一方テスラは金持ちのオモチャ屋だ。もともと会社を何代も続けることを至上命題にするような意識は無い。事業が拡大できるうちは精力的に拡大し、成り立たなくなれば畳むだけで、その時にはまた時代に合う別の事業を立ち上げたらよいというアメリカ式だ。

トヨタは石油屋ロックフェラーの抑えを信じていて、テスラがこう好き勝手するようになるわけがないと思っていたんだろう。乗り遅れたんだよ。こうなったら事業環境の安定維持はどうでもいい。自社生き残りが最優先だから、密かに研究しているところの凝集系核科学に基づくエネルギーユニットを投入して乗り切れ。あれならテスラに勝てるだろ。


2. 2017年6月22日 20:49:07 : imJVVoBatQ : 0Vk_ZLlFvww[3]
>>01

まさに大きくなり過ぎて方向転換ができない典型ですな。


3. 2017年6月22日 21:20:20 : IYASpv0UJQ : fFA_Y5aB30g[3]
ドイツのように、高速道路が網の目のようにあって渋滞がなければ、トヨタ式のハイブリッドカーの利点は無い。時速130kmで走り続けられれば、電池で走る必要は無いから。
日本のように渋滞だらけの国にしか、トヨタ式のハイブリッドカーは役に立たない。
トヨタは、欧米が日本のように道路が渋滞だらけの国だと思っているのが間違いの元である。

4. 2017年6月22日 22:15:40 : mINW8bMxUQ : 4BobKM9F48E[584]

 電気自動車で 全ての問題が解決するわけではない むしろ 大きな問題は 未解決だ

 レシプロエンジンにも 生きのこる場所はある

 ===

 今のところ EVは ニッチ産業の域を出ていないように 思うがね〜〜〜
 


5. 2017年6月22日 22:18:13 : mINW8bMxUQ : 4BobKM9F48E[585]

 愛は ベンツ派だよ〜〜ん

 純粋な 3500CCの エンジンで スロットルを全開する 楽しさは たまらないね〜〜

 


6. 2017年6月22日 22:48:37 : nCB5BtahRA : nmmh8zhEt1E[149]
このような記事もあります。

EV Journal
ドイツ:2030年までにエンジン車販売禁止へ。オランダやノルウェーも
2016年10月14日 EV Journal
http://www.evjournal.jp/2016/10/14/germany-to-the-engine-car-sales-ban-in-2030/

(一部、転載します。)

一方でVWの排ガス不正問題に代表されるように、ガソリンエンジンは性能の伸び代が少ない中で年々厳しくなる環境規制に対応していくことは技術的にもコスト的にも困難になりつつあるといわれている。

この領域は未だに日本勢にアドバンテージがあるのだが、近年、欧州や米国、中国などの各メーカーは自動車の電動化に非常に熱心であり、主戦場を電気自動車(≠水素燃料電池車)に移すことで「エンジン熟成ゲーム」からの早期転換を図り、これまでとは異なる土俵で主導権を握ろうとしていることが見てとれる。

そんな世界的な動向にある中で、ドイツメーカー御三家とドイツ議会が産業の振興と雇用の永続のために官民がタッグを組んだ結果、このような政治的な決断に繋がったと考えても不思議ではないし、むしろCO2削減などという綺麗事は表向きの顔であって、実際の意図は別のところにあると考えたほうが適切ではないだろうか。

★日本の自動車メーカーから自動車技術開発の主導権を奪還するのが真の目的でしょう。

インド、電気自動車のみ販売へ 2030年までに
2017年6月4日 EV Journal
http://www.evjournal.jp/2017/06/04/india-banned-except-electric-vehicles-by-2030/

(一部、転載します。)

こんな過激な政策は絶対に日本では採れない。だって国内メーカーが長年エンジンの研究開発で築き上げてきた優位性が失われるばかりか、産業構造の大転換を伴うので失業者が溢れても受け皿が確保できない。経営判断のミスが主要因である東芝やシャープなんかとはワケが違うのだ。

★トヨタは完全にあてはまりますね。

ポストLiイオン電池、急加速 – 現行技術の寿命はあと5年
2017年2月4日 EV Journal
http://www.evjournal.jp/2017/02/04/development-of-post-li-ion-batteries-is-undergoing-radical-development/

(一部、転載します。)

電池技術の進歩はかつての予想を上回るスピードで進展しているとはいえ、それぞれ課題があり今すぐ実用化されるものではないが、いずれも現行のリチウムイオン電池に対して重量エネルギー密度(Wh/kg)が3〜4倍にも達するものだ。

これらが実現すればEVの航続距離競争はついに終焉を迎えることだろう。

★超保守派のトヨタが、この変化についていけるか ?


7. 2017年6月22日 23:51:03 : RhUogNm1Ac : TJKbg8gXZS0[1]
また、日本のガラパゴス製品が誕生か?

グローバル企業で海外生産・売上が圧倒的なのに、未だ日本土着的発想。

なぜに世界の潮流が把握できないのか?

把握しているが後戻りできずに、認められないのだろう。

日本企業にありがちな、技術自慢の一人よがり。

マーケットを見ていない。

4、5年後に振り返った時、プリウスがトヨタの転機だっとよね〜
という会話をしてるかも。


8. 2017年6月23日 02:01:21 : GJem6W5PeY : j4WNDvzMlP8[13]
もう結論が出てしまった。

  補助金なければ 売れないEV。
  プラグイン・ハイブリッドは 偽エコ・カー ここでもエコ詐欺。
  笛吹けど踊らず。政治的思惑に, ユーザーが拒否反応。

[欧州でEV売上げ頭打ち] 2017年01月05日 / 世界のニュース
 http://www.thutmosev.com/archives/68465148.html


9. 2017年6月23日 16:03:34 : i3Ndt2rWYq : S_Vy_E9Efhw[35]
EVはここ10年位でモーターも駆動回路もコンパクトで高出力対応出来る様になったからね。
後は電池回りだけ。
HVもFCVも繋ぎの技術だって知って居てやってたんでは無いのかな。
その辺り、テスラは既に将来に適応できる技術を得て居る訳だが、トヨタは提携からそれを引き出すことが出来なかったのか?
まあ、作品の出来上がりに期待して置こう。


10. 2017年6月23日 19:01:10 : 4YYrzdxdME : kL37DvJ@@K4[137]
反撃を 食らう相手を 甘く見て

11. 2017年6月23日 19:01:39 : LHSMhfLcno : cTj_KsH6DrU[113]
 最近の車は人相が悪い。このプリウスは、ふて腐れたピカチュウを思わせる。とりあえずデザインを見直せよ。

12. 2017年6月24日 01:49:55 : GJem6W5PeY : j4WNDvzMlP8[14]
米国ユーザーは EVに対して もともと否定的だったはず。
法律と補助金/優遇税制で 何とか普及を促して来た。
そこまでして EVに拘る理由が国民には理解されない。

  特定のメーカーと富裕層を喜ばせるだけ?
  我々の税金で 何をやっているんだ!
  いつまで続ける気か?
  このままでは財政が逼迫する。

[米国の電気自動車業界に低迷の危機] Jamie Condliffe
 2017年03月14日 / MIT Technology Review
 http://ascii.jp/elem/000/001/454/1454389/
 
電気自動車の需要を支えてきた州や政府の措置が廃止されそうなのだ。
ニューヨーク・タイムズ紙の記事によれば、
電気自動車への優遇税制は、州レベルですでに縮小され始めている。

  テネシーやイリノイ、ペンシルベニア等の州政府は、
  電気自動車への補助金の打ち切りを決定し、
  現在補助金を提供しているのは25州から16州に減った。
  他の州もすぐにこの動きに加わる可能性があり、

  コロラド州とユタ州の議員は現在、
  電気自動車の税控除を廃止しようとしている。
  既存の優遇税制の規模はさまざまあり、
  最も多いイジアナ州は9500ドル、
  コロラド州は(記事執筆時点で)5000ドルの税控除が受けられ、
  ニュージャージー州や首都ワシントンでは
  売上税や消費税が控除される。

電気自動車の購入者は、
政府による電気自動車への7500ドルの税控除も利用できるが、
この措置は今後、トランプ政権によって
減額されたり廃止されたりする可能性がある。

電気自動車の補助金廃止派の主張では、
  電気自動車市場の顧客は実質金持ちだけであり、
  補助金は金持ちの利益にしかならない、
という。

しかし、電気自動車への優遇税制の廃止がこのまま本当に続けば、
顧客は電気自動車の新車購入をためらうだろう。
また、ガソリンを大量に消費する新車の燃費を規制したオバマ政権の政策を
ドナルド・トランプ大統領が撤回すれば、
米国の自動車メーカーは今後、
電気自動車を開発する動機を失いかねない。

ブルームバーグ・ニューエナジー・ファイナンスと
マッキンゼーによる 昨年のレポートによれば、
  富裕な都市の一部では、道路を走るすべての自動車の
  3分の2が2030年までに電気自動車になるという。
しかしこのレポートでは、
  電気自動車への顧客の関心を高めるように補助金で促さない場合、
  電気自動車の普及は大きく遅れる
とも警告している。


13. 2017年6月24日 07:50:47 : pMJwG7k7Y2 : RjKk7QIE6J8[4]
すべて時間の篩。
本物はどういう状況でも生き延びる。
鹿を馬と偽るやり方は、結局は国を滅ぼす。
遠くは秦、近くは日本。

14. 2017年6月24日 10:52:09 : PjJwQwMWSY : trdz5r9bFPE[3]
日本を腐らせたのは、トヨタや三菱、東芝、日立などの大企業。それに各電力会社。

潰れた方がよっぽど日本の為になる。実りの果実を落とさない宿り木大企業など潰れるべき!


15. 2017年6月25日 09:39:35 : z0SQdjEyNM : pYIKdJH9r_s[2]
燃料電池は確かの変な方向だ、ちょっとアナログハイビジョンに似ている。ガソリン・石油を燃料にしてわざわざ水素を作る意味がわからない。それとも原発のエネルギーで水素を作るってか。いずれにしても燃料がガソリンから水素に変わっただけ。

ガソリン燃料の発電機を積んだほうがよっぽどスッキリしている。ある意味真の燃料電池じゃねえか。

燃料電池車は3Dテレビやアナログハイビジョンと同じ運命をたどるような気がする。それにしてもテレビをデジタル化するのに抵抗する勢力が確かにあったのだ。文科系の非常識が政治の世界では時に幅を利かす。


16. 2017年6月26日 17:55:08 : MHvosas01E : p7VFiavgYew[26]
燃料電池車、電気自動車、どっちもどっち似たようなものでしょう。

テスラという会社ですが成功しているのが不思議です。
新奇なものが好きという金持ちの趣向に応えたのでしょう。燃料の補給が困難な電気自動車は燃料を補給しながら走るというガソリン車に比べて、行動範囲が限られます。
とても便利とは言い難い、趣味の車としてドライブだけ楽しむという使い方だと思います。

電気自動車に夢があるという時代なのでしょう。

燃費を考えたらヂーゼル車、バランスのとれたガソリン車。
エコカーは夢を買ってるんですね

自分から見たら破綻していると思う夢なんですが、信者がいればマーケットになる。
実用的なエコカーはプリウスのみです。

燃料電池車は補助金が付いている間だけの代物。
国のエコ政策へのアリバイ作りのような車です。
損をしなければ良いくらいの位置づけでしょう。

日本人はエコには相当苦しめられているはず。
工場も海外へ出て行ってしまいました。
そんな自覚がまるで無いのが日本人。
つけは子供たちが払うでしょう。


17. 2017年6月26日 22:58:12 : GJem6W5PeY : j4WNDvzMlP8[15]
燃料電池車の『未来』は明るい。
水素発電という事は基本的に変わりはなくとも,
その燃料は種々に ...
家庭用水素発電では『都市ガス』を使ったエネファームが普及している。
http://www.nedo.go.jp/hyoukabu/articles/201014tokyo_gas/index.html

最近の注目は『アンモニア』
日曜夜のサイエンスZEROでは
 http://www4.nhk.or.jp/zero/

  アンモニアは燃えにくい物質。特殊な装置でのみ燃焼する。
  通常 気体は 燃えない/引火しない/爆発などしない。
  液体アンモニアは 運搬/貯蔵に適した物質。
  液体アンモニアは それなりに危険物質ではあるが
  プロパンと ほぼ同様の扱いでOK。
  窒素(N)1原子に 水素(H)3原子が結合したもの。
  窒素(N)を燃せば, 問題の窒素酸化物が発生するが,
  窒素結合で窒素酸化物の生成を軽減できるとの事。

  唯一の弱点は 気体の『におい』
  番組では 奈央ちゃんに
    「におい を 嗅いでみますか?」
  と誘い,
    「あは〜ん! アンモニアですね。臭いです!」
  と 言わせて, オジサンたちの心を鷲掴み。
  NHK狡いぞ。おかげで毎週 この番組 録画予約する事に ...

  仮に 携帯『液体アンモニア』ボンベが
  燃料電池車に搭載された場合, この欠点が長所になる。
    お前 やったなぁ?
    やって ねぇよ!
    じゃぁ,こっちか?
    確かに ..., 漏れている。
    近くの サービス・ステーションで 診てもらおう。
  てなわけで, 人間の嗅覚が 精巧なセンサーとなる。

  水素発電の基本は 一方の電極に『水素(H)』を
  相対する 電極には『酸素(O)』を設定する。
  しかし 『水素』の代わりに『アンモニア』を置いても,
  同様の発電が成立する。発生する物質は『水』と『窒素』
  『窒素』は空気中にも存在する無害の物質。

-------------------------------------------

2017.07.01 午後0:30〜1:00 NHK-Eテレ 再放送 
サイエンスZERO「CO2削減の切り札!アンモニア研究最前線」
 http://www4.nhk.or.jp/zero/x/2017-07-01/31/5425/2136639/

  地球温暖化対策の切り札として、今、
  アンモニアが大注目!
  燃料として使うと、二酸化炭素を出さない火力発電が可能となる。
  エネルギー事情を変えるアンモニア研究最前線!

  意外なものが地球温暖化対策の切り札となるかもしれない。
  それがあのくさ〜い物質、アンモニア。
  アンモニアNH3は、炭素Cを含んでいないため、
  燃料にすることができれば、
  二酸化炭素を全く出さない火力発電が可能!

  また次世代エネルギーの燃料電池にアンモニアを使った研究も進む。

  さらに100年以上不変だったアンモニアの合成法に
  新たな方法が発見され注目されている。
  世界のエネルギー事情を変えるアンモニア研究の最前線!

------------------------------------------------

内閣府が 3年前から 各研究機関に委託したプロジェクトだった。
トヨタやホンダは これを前提に
燃料電池車の開発/販売に踏み切ったのでしょう。
マスコミには この情報は伏せられていた?
ほぼ目途の立った今 NHKに情報開示。
多分 トランプ大統領もアベちゃんから この話を聞き,
パリ協定に対し「時期尚早, 更なる技術革新を待つべき」と
拒否声明に至ったとみる。

[モーター][キャパシタ][発電機][アンモニア]の構成で,
【アンモニア車】は成立する。
危険で高価なバッテリーは不要。
ドライバーは サービス・ステーションか ホーム・センターで
『液体アンモニア』ボンベを交換してもうだけで良い。


18. shue777[268] gpOCiIKVgoWCVoJWglY 2017年6月26日 23:25:23 : duj2W9WHhw : 1fFpgVD_hNI[2]
当初はセレブやインテリのステイタスともなりえてたハイブリッド車、
それが全くECOとは関係ない政府と結託した詐欺商法だと誰もが認めてるw
そういうことしてるから損するんだよ。
嘘はだめだ。

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