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お金のウソを暴く! なぜ保険に入ってはいけないのか?(ダイヤモンド・オンライン)
http://www.asyura2.com/17/hasan122/msg/895.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 8 月 07 日 21:26:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


お金のウソを暴く! なぜ保険に入ってはいけないのか?
http://diamond.jp/articles/-/137016
2017年8月7日 中野晴啓 書籍オンライン ダイヤモンド・オンライン


身近な人に教えられる「お金の常識」はもう古い!
30代以下のみなさん、親から言われてきたお金の常識は、今やまったく役に立たないのはご存じですか?
預金金利が0.001%の現在、一方、親世代や、祖父母の世代は、預金金利がなんと7%もあり、貯金をして家を買っておけば、自然に資産が増やせるような、何ともうらやましい経済成長時代だったのです。
今や、人口も減って、高齢化が進む、経済の成熟期を迎えた日本で、親から教わったお金の常識を信じていると将来必ず後悔します。新しいお金の常識を、お金のプロがセキララに語る連載です。


30〜34歳で死亡する確率は0.0005%未満。
その確率のために保険に入るのか?


 前回貯金をするな、というテーマでしたが、今回は保険です。

 これもよく親に言われると思いますが
「社会人になったのだから、生命保険くらい入っておいたら?」とか
「結婚したんだから、万が一のために保険に入っておいた方が…」
という、保険の営業マンのような意見をよく聞くと思います。

 はっきりいって、生命保険に加入する意味はありません。

それなのに、どうして生命保険に入るのでしょうか。これも親の刷り込みの弊害といえそうです。

 そもそも保険が必要な人というのは、若い世代の場合、ほとんどいないでしょう。
 独身だったら、養うための妻や子供はもちろんいませんから、はなから生命保険に入る必要はありません。妻と子供がいたとしても、実は生命保険に加入する必要は、ほとんどないといっても良いのです。なぜなら、若いうちは死なないからです。

「死なない」というと語弊があると思いますが、統計上、20代、30代で亡くなる確率は極めて低いのです。

 厚生労働省が発表している平成27年の人口動態統計から死亡率を見てみましょう。



 死亡率は人口10万人あたりの死亡者数で示されています。年齢階層別で30〜34歳でも49.7人しか亡くならない、0.0005%未満の確率です。

 若い世代であれば、もっと確率が低いですし、たとえ60〜64歳になっても、男女ともに亡くなる確率は1%にも満たないことが分かります。

 あくまでも確率なので、いつ自分にその不幸が降ってくるかは分かりませんが、日本では60歳を超えても死亡する確率は極めて低いのが現実で、多くの人にとって「突発的な死」は、恐らく定年を迎えるまでは、あまり意識しなくても良いものなのです。

 基本的に生命保険は、自分が病気や事故で亡くなった場合、経済的に困る人がいる場合にのみ加入するものです。

 ですから、社会人になっても、結婚しても、自分がだれかを養っているのでなければ、保険は必要ありません。

 ですから前述の死亡率を見ても分かるように、恐らく定年を迎えるまでは、多くの人にとって「突発的な死」は、あまり意識しなくても良いものなのです。

年収300万円未満の世帯でも
年間16.8万円の保険料を支払っている


 生命保険は、「人生の中で住宅を買うのに次ぐ大きな金額の買い物」などと言われます。生命保険文化センターが調べた「生活保障に関する調査(平成25年度)」によると、年収によって年間の払込保険料額の平均が変わってくるそうです。ちなみに年収帯別の年間生命保険料払込額は、次の図のようになっています。



 年収500万円以上700万円未満で年間20.4万円の保険料ということは、月額に直すと1.7万円です。正直、生命保険に毎月これだけの金額を掛け続けるくらいなら、投資信託の積立をやった方が、はるかに合理的だと思います。その方が、何よりもコストがはるかに割安です。

 もし、どうしても生命保険に加入したい場合は、保障のみを買うのが良いでしょう。要するに掛け捨て型の生命保険に加入するのです。

 掛け捨てならば、保険料自体が非常に格安なので、言うなれば安心料としてそれほど負担になりません。

貯蓄型の保険の利回りは
0.5%以下だった!


 30歳の男性が保険期間を30年として、掛け捨て型と貯蓄型の生命保険に加入し、30年間払い込んだ場合の保険料を比較すると、その差は明らかです。

 死亡・高度障害時に保険金500万円が支払われるというプランを前提にして計算すると、掛け捨て型の払込保険料額は30年間で76万2000円、月にならすと2116円程度です。これに対して貯蓄型の場合は376万3800円でした。

 もちろん貯蓄型の場合は「解約返戻金」といって、保険期間が満了した時点で解約を申し出れば、相応の金額を受け取ることができます。仮に、このプランだと解約返戻金の額は400万1000円になります。
 増えた!と思った人は、ちょっと冷静になってください。

 月額1万455円の保険料を30年にわたって払い込み、その合計額が376万3800円になったところで解約。400万1000円を受け取るわけですから、純粋に運用で得た利益は、400万1000円−376万3800円=23万7200円増えたことになります。
 しかし、この場合の運用利回りが何パーセントだったのかを逆算すると、30年でこの数字なので、何と年0.405%。貯蓄型などと称しても、純粋な運用利回りはしょせんこの程度でしかないのです。

 では、これを仮に投資信託の積立で運用し続けたらどうなるでしょうか。毎月1万455円ずつ30年間積み立て、おとなしめの年平均3%で運用し続けた場合、最終的にいくらになるのかを計算すると、610万5000円になります。210万円の差は、非常に大きいでしょう。
 あくまでも確率の問題ではありますが、20歳から65歳までは、死亡する確率が非常に低いので、保障は全くといって良いほど必要ないと思います。それよりもそのお金を運用して、長生きに備える方が合理的ではないでしょうか?


中野晴啓(なかの・はるひろ)
セゾン投信代表取締役社長
大学卒業後、現クレディセゾン入社。2006年セゾン投信を設立、07年4月より現職。現在、口座開設数12万人超、預かり資産1800億円を突破。著書に『最新版! 投資信託はこの9本から選びなさい』『投資信託はこうして買いなさい』(共にダイヤモンド社)、『退職金バカ 50歳から資産を殖やす人、沈む人』(講談社+α新書)他多数。


            
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コメント
 
1. 2017年8月07日 22:37:18 : zBk69p9LlA : Ba0QE3g9nzI[3]
>あくまでも確率の問題ではありますが、20歳から65歳までは、死亡する確率が非常に低いので、保障は全くといって良いほど必要ないと思います。それよりもそのお金を運用して、長生きに備える方が合理的ではないでしょうか?

あまりにもバカすぎる主張。保険とは、確率は低いが、起こったときに甚大な被害が生じる場合に、被害を軽減するために金銭的に補填するもの。自動車保険、火災保険、地震保険などがこれにあたる。エントリー者はこういう保険を無用と考え、主要な死亡原因であるがん保険などを重要と考えるわけか。あほらし。
30歳台で妻と幼い子供がいる場合、確率は低くても死亡した時の遺族の金銭保証のため生命保険は重要な役割を担う。死亡率が低いということは、保険料掛け金が安くなるということ。
もちろん、社会全体で見れば、保険は払う分より受け取る分が少なくなる。保険会社の宇井英費用を賄わなくてはいけないからだ。したがって、大きな事業体、特に国などは保険(例えば公用車の事故保険や、施設の火災保険、ロケット打ち上げ保険など)に入る必要はない。しかし、個人ではそういうリスクに対応できないので、トータル損であっても、脆弱性のカバーのため入っておくべき。



2. 2017年8月08日 09:54:08 : 7RhfKH5Ons : JtwpPgV_QPU[5]
セゾン投資代表だから、投資への勧めでした。結構わかりやすい。

3. 2017年8月08日 21:31:57 : qFLrcoO25I : IwCZRvTYQMk[261]
気が弱い 奴ほど保険 かけたがり

4. 2017年8月09日 08:33:44 : LHSMhfLcno : cTj_KsH6DrU[180]
 損保は(自分が加害者となる場合に限り)要るけど、生保は要らない。

5. 2017年8月10日 22:28:40 : fVHVxAaRg6 : cw4U@UjXGhc[8]

それで、この著者自身は保険に加入していないのかね?

6. 2017年8月12日 00:02:58 : Cc86B5yPxM : x4CJjBkGrDs[5]
>では、これを仮に投資信託の積立で運用し続けたらどうなるでしょうか。毎月1万455円ずつ30年間積み立て、おとなしめの年平均3%で運用し続けた場合、最終的にいくらになるのかを計算すると、610万5000円になります。210万円の差は、非常に大きいでしょう。

いまどき年平均3%はどうかな?
1%でも結構難しい。


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