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音速の壁を静かに破る NASAが手掛ける未来の飛行機(ニューズウィーク)
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/210.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 8 月 15 日 19:15:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

NASAとロッキード・マーティンが開発中の次世代超音速機QueSST。基本設計では音速を超える際のソニックブームと呼ばれる轟音を最小限に抑えることに成功した NASA/LOCKHEED MARTIN


音速の壁を静かに破る NASAが手掛ける未来の飛行機
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/08/nasa-5.php
2017年8月15日(火)10時25分 ライアン・ボート ニューズウィーク


<NASAが開発中のQueSSTは、ソニックブームによる騒音を抑えて超音速旅客機による空の旅へと道を開く>

音が空気中を伝わる速度は時速1225キロ。航空機がこのスピードを超えると発生するのが、ソニックブームと呼ばれる轟音だ。超音速旅客機の先駆けだったコンコルドを引退に追い込んだ要因の1つも、このソニックブームによる騒音のひどさだった。

昨年2月、NASAはロッキード・マーティンと組んでソニックブーム問題の解消に向けたプロジェクトを開始した。目指すは静かな次世代型の超音速機を開発し、マッハの空の旅に再び道を開くことだ。

そして開発チームは6月、低騒音の超音速機QueSSTの基本設計において、音速の壁を越えるときの騒音をかすかな「ごつん」という音に抑えることが可能になったと発表した。

【参考記事】コンコルドを超える超音速機は本当に実現する?

「この手のプロジェクトを管理するということは、一つ一つ段階を踏んで前進することにほかならない」と、基本設計責任者であるNASAのデービッド・リッチワインは言う。「ここまで来られたのは、ロッキード・マーティンとの強固なパートナーシップのおかげだ。実験機の製造にまた一歩近づいた」

実験機が製造されれば、アメリカ上空を実際に飛ばして環境などへの影響を確認できるようになる。このデータは当局にとって、超音速旅客機が実用化された場合に必要となる規制や施策についての検討材料となるはずだ。もっとも、試験飛行が行われるのは2020年頃になるとみられている。

今年2月、オハイオ州クリーブランドにあるNASAのグレン研究センターで、QueSSTの100分の9サイズの模型を使った風洞実験が行われた。さまざまな速度(時速240〜1450キロ)でさまざまな角度から機体にかかる揚力や抗力、横力が調べられた。実験は一通り成功を収め、開発チームは超音速機の静音化という目標は達成可能だと結論付けた。

「NASAは過去何十年にもわたり、ソニックブームから轟音を取り去る技術を目指して研究を続けてきた」と語るのは、NASAの商用超音速技術プロジェクトの責任者、ピーター・コーエンだ。「超音速飛行でも小さな音しか出ないように、衝撃波の圧力が緩やかに上昇するような航空機を設計するというのがその考え方だ」

次世代の超音速旅客機をめぐっては、世界各国が開発にしのぎを削る。アメリカがトップの座を維持するカギを握るのはQueSSTだと、コーエンは信じているようだ。その開発は静かに、超高速で進んでいる。

【参考記事】ロシアの極超音速ミサイル「ジルコン」で欧米のミサイル防衛が骨抜きに?


 

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コメント
 
1. 2017年8月15日 19:39:59 : gyc7yXtbq2 : Hs4vrNfs41c[287]
世界の航空会社は航空需要を満たすためにしのぎを削り、顧客獲得の為に格安料金とそれ様の機体を造り奮走しています。
軍用機もトランプ大統領から大幅な値引きを言われているのに、こんなのを開発する余裕はあるんですね、大成功する事を念じています。
所でNASAは宇宙開発はやめちゃったの?、

2. 2017年8月15日 20:45:39 : XJsvNk7ycd : uuZqU4QmFhA[1]
>>1
何が言いたいのか分からない
ようは、運賃下げろっていいたいの?

どんどん開発しろとは言わないが、一々恨み節をいうことか?


3. 2021年5月23日 14:27:13 : J6XVR9CpU2 : Q3NlNGhPOU0zbTY=[1] 報告
次のコンコルドのレースで「静かな」ソニックブームをテストするナサ
https://www.yahoo.com/news/nasa-test-quiet-sonic-boom-112608009.html

Nasa is set to begin test flights of a revolutionary new "low-boom" supersonic plane that could clear the way for commercial flights taking passengers between New York and London in three hours.

The space agency will start flying the X-59 next year amid a push to find a replacement for Concorde, which was retired nearly two decades ago.

Supersonic travel has been banned over the continental United States since 1973 due to the disruption sonic booms cause to people on the ground.

But Nasa, Congress, aviation regulators and private companies are now all working together to overcome the problem.

The X-59 is designed to reduce the shockwave caused by breaking the sound barrier.

It includes a very long and thin fuselage, pointed nose, and external elements placed on the top rather than bottom.

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