30年前と酷似米国で広がる“ブラックマンデー再来”の懸念（日刊ゲンダイ）赤かぶ

30年前と酷似米国で広がる“ブラックマンデー再来”の懸念（日刊ゲンダイ）
http://www.asyura2.com/17/hasan124/msg/215.html
投稿者赤かぶ日時 2017 年 10 月 20 日 17:10:05: igsppGRN/E9PQ　kNSCqYLU

30年前と酷似米国で広がる“ブラックマンデー再来”の懸念
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/215962
2017年10月20日　日刊ゲンダイ

　　
　　　緊張が高まるニューヨーク証券取引所（Ｃ）ＡＰ

　１９８７年１０月１９日のブラックマンデーから３０年を迎えた米国で、その再来を懸念する声が急速に広がっている。

　１９日のニューヨーク株式市場ダウ工業株３０種平均の終値は、前日比５．４４ドル高の２万３１６３．０４ドルと、４営業日連続で史上最高値を更新。年初から１７％を超える上昇に警戒感が広がっている。

　３０年前のブラックマンデー当時、相場が下落すると自動的に先物を売って損失を抑える自動売買プログラムがもてはやされていた。売りが売りを呼び、わずか１日でダウ平均が前日比５０８ドル（２２．６％）という史上最大の暴落となった。

　ブラックマンデーの教訓から、株価が一定限度を超えて下落すると、取引を停止する「サーキットブレーカー」が導入されているため、大暴落は起こらないと楽観する声もある。だが、米テーミス・トレーディング共同マネジャーで、コンピューター取引による市場崩壊に関する著書もあるジョー・サルッツィ氏は米紙ＵＳトゥデーのインタビューで「株式市場は当時とは比較にならないほど高度に電子化されており、極めて早い速度で制御不能になる恐れがある」と警告している。

　同紙は株価大暴落のシナリオとして、コンピューター取引プログラムの暴走、金融システムへのサイバー攻撃などを挙げている。トランプ大統領の予測不能の言動や緊迫する北朝鮮情勢など不確定要素を挙げたらきりがない。来週の２３日が無事に迎えられればいいのだが……。