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(回答先: リニア県内着工１年、課題は（出口のないトイレ?） 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2017 年 11 月 04 日 13:57:53)
需要予測も災害対策も曖昧なままに建設が進められる「モグラ特急お陀仏列車」こと「リニア中央新幹線」。ただ「速い」だけが取り柄の磁気浮上列車は、意外に大きい電力を擁する。その発電に温暖化ガス問題もクリアできない火発とは。
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世界一のリニアに続け！ 飛島火力ギネス申請、発電効率６３％台
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017102802000246.html
＊新設された中部電力の西名古屋火力発電所（手前）。後方は名古屋駅周辺のビル群＝愛知県飛島村で、本社ヘリ「あさづる」から（田中久雄撮影）
（＊写真）
九月に営業運転を開始した中部電力の西名古屋火力発電所（愛知県飛島村、二三七・六万キロワット）が世界最高の発電効率を更新した公算が大きいとして、中電が設計施工を担当した東芝と共同でギネス世界記録に申請したことが分かった。登録されれば世界の電力の約七割を賄う火力の頂点に立つ。ギネスで「最も速い磁気浮上式鉄道」に登録されているリニア中央新幹線に続き「世界一」の称号を東海地方にもたらすか。
「ギネスブックに載れば愛知県や中電の名は全世界に知れ渡る」。そんな期待から進められてきた今回の申請計画。結果は早ければ年内にも出そうだ。
西名古屋は液化天然ガス（ＬＮＧ）を燃料とし、ガスタービン三軸と蒸気タービン一軸を組み合わせた最新鋭機。関係者によると、西名古屋は６２・０％程度と見込んでいた発電効率が試運転で６３％台に達し、ギネスに登録されているフランス電力のブシャン発電所（６２・２２％）を上回った。
発送電のどこで測定するかなど、西名古屋とブシャンで計測手法が一部異なるため、ギネスが数値をどう判断するかが焦点。日仏は「世界最速の鉄道」を巡って長年競い合い、ＪＲ東海のリニア新幹線が現段階では勝利している。因縁のインフラ対決だけに中電も負けられない。
中電に劣らずギネス獲得に執念を燃やしているのが経営再建中の東芝。稼ぎ頭だった半導体部門の売却先が二十四日に決まり、これからはインフラ事業で生き残りを図る。石油や石炭に代わって天然ガス火力は国内外で新増設が相次ぐ。世界一に輝いて受注競争を有利に進めたいという。
天然ガス火力は石炭火力と比べて二酸化炭素（ＣＯ２）の排出量が約半分で、窒素酸化物（ＮＯｘ）も二割程度にとどまる。発電効率で世界一の発電所は、すなわち最も環境に優しい。環境規制が世界中で強まり、電気自動車（ＥＶ）の電源の確保が課題となる今、自然エネルギーとともに存在感を放つのがガス火力だ。
中電は電源構成に占める原発の比率が低く、東日本大震災前から火力に磨きをかけてきた。西名古屋の稼働により、年間で中電は東邦ガスが取り扱うＬＮＧの六分の一に相当する五十万トンを節約でき、燃料費の大幅な抑制にもつながる。
（小柳悠志）
＜発電効率＞ 燃料に含まれるエネルギーをどれだけ電気に変換できるかを示す指標。天然ガスは燃える際に出る発熱量が重油や石炭よりも大きい。西名古屋火力発電所では、ガスタービンで発電した際の排熱でさらに蒸気タービンを回す複合サイクル方式を採用。中部電力のガス火力の平均発電効率は４９％程度。石炭火力が中心の北海道電力では３９％程度にとどまる。
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これで温暖化問題が言われたら今度は「ガス発生の無い原子力」でも持ち出すのか。
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