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どうするニッポン・・・量子コンピューティングのための大規模な研究センターを新設する中国(FUJITSU JourNal)
http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/859.html
投稿者 怪傑 日時 2018 年 2 月 12 日 20:57:53: QV2XFHL13RGcs ifaMhg
 

どうするニッポン・・・量子コンピューティングのための大規模な研究センターを新設する中国
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/newsindex5-3-naiyou-3.htm#2018-02-12-%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%80%80%E9%87%8F%E5%AD%90%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E3%81%AA%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%92%E6%96%B0%E8%A8%AD%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%AD%E5%9B%BD

量子コンピューティングのための大規模な研究センターを新設する中国
http://journal.jp.fujitsu.com/2018/01/24/09/?utm_source=Outbrain&utm_medium
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中国は、安徽省合肥市の37ヘクタール(およそ400万平方フィート)もの土地に、100億ドル規模の量子応用研究センターを建設中です。これは、量子暗号化された通信による世界初のビデオ通話の実現や、量子暗号化されたデータ通信が可能な光ファイバー幹線ケーブルの完成に続くニュースといえます。


2020年の開設を目指す量子情報科学国立研究所は、量子計測学と量子コンピュータの構築という2つの大きな研究目標を掲げており、どちらも、軍事的・国防的活動と民間のイノベーターの双方を支援するための取り組みです。

ここで量子計測学とはいったいどのような学問なのか、その概要を説明しておきましょう。量子計測学の基本は、重力やその他の物理的作用におけるわずかな変化の測定をすることにあり、その成果は、自己完結型の高精度なナビゲーションシステムの構築などに利用できます。また、主な応用分野としては、自律運転車や潜水艦の制御などが挙げられ、妨害を受けたり位置の検出に利用される可能性のあるGPSなどの外部ナビゲーション信号に頼らずに、走行や航行できるようになるのです。

量子コンピュータも応用事例の1つです。中国を代表する量子化学者の1人であるパン・ジアンウェイ氏は、「中国初の汎用量子コンピュータは、世界に現存するその他すべてのコンピュータの100万倍もの計算能力を持ち得る」と述べています。現在一般的に使用されているコンピュータでは、情報は1か0の一連のビットに符号化されます。一方、量子コンピュータでは、ビットは理論上、0か1のいずれかだけでなく、その両方であったり、さらには中間的な状態も採ることができます。そして、量子コンピュータを利用すると、暗号化されたメッセージをすばやく解読することや、気象モデリングから、核融合研究、生体臨床医学まで、あらゆる複雑な研究課題を解決できる可能性があるのです。その理由は、一般的なコンピュータでは1つずつ行っていた特定の計算を、量子ビットであれば同時に行えることにあります。


中国のこうした取り組みは、量子研究と量子技術に関するより包括的な国策に沿ったものです。量子通信衛星「Micius(墨子号)」の成功により、中国は、軍事通信や金融取引向けに全国規模の量子ネットワークを構築することが可能となり、特に量子通信システムは、傍受されそうになると絡み合った量子の状態が変化して、ユーザーに警告が送信されることから、対傍受性に優れるという特徴を持っています。情報技術とセキュリティの未来は、量子技術が握っていると言ってもよいでしょう。その意味で中国は、まだその先頭に立っていないとしても、有力な地位を確立しつつあるのです。

この記事はもともとPopular Scienceに掲載されたものです。

この記事はPopular ScienceのJeffrey LinとP.W. Singerが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願い致します。


 

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コメント
 
1. 2018年2月12日 21:19:07 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[4678]

日本も量子コンピューターの計算は進化しているし

いずれ多くの最適化問題で古典コンピュータを抜くのは間違いないことだが

別に中国と張り合う必要などない


>情報技術とセキュリティの未来は、量子技術が握っている

こっちは、かなり大げさだなw


2. 2018年2月12日 21:58:36 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[5]

この手の技術は軍事技術そのものと見たほうが良い。従って、日本国は開発しようとしても種々の邪魔が入って完成しない。

 流通している情報を読み解く方策を有することを至上命題としている国からの妨害工作と無縁の国、例えば中国のほうが開発スピードは速いだろうと想像する。中国の能力の高い低いには無関係だろうことは申し添えておく。


3. 2018年2月13日 15:18:04 : cH4jhM3bG2 : XqauBqrRDGo[426]
下町ボブスレーの例を見ればわかる通り予算が下りるのは無能なアベ友企業で技術がある企業にではない

4. 2021年5月10日 21:43:08 : 6CsIPM8uBs : ZHJkOGM0b0tLR3c=[9] 報告
浜ホト、科学計測用カメラ 量子研究に活用期待
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC1035Z0Q1A510C2000000/

浜松ホトニクスは10日、記録画像の乱れにつながる電気的なノイズを従来製品の約3分の1に抑えた科学計測用カメラを20日に発売すると発表した。光の最小単位である光子の数や位置を2次元の画像として捉えることを世界で初めて実現した。量子コンピューターといった量子技術の研究開発などへの応用が期待される。

製品名は「オルカ-クエスト qCMOSカメラ C15550-20UP」。独自の設計技術や微細な半導体の製造技術を応用し、低ノイズで高画素なCMOS(相補性金属酸化膜半導体)画像センサーを開発して採用した。独自の信号処理技術などで画像処理のためセンサーから読み出す信号の誤差を抑え、カメラの低ノイズ化を実現した。

イオンや中性原子など量子から出る光の量を正確に観察でき、量子コンピューターでは演算ミスの改善などの研究開発が進むと期待される。極めて微弱な光の現象を広い視野で捉えられることから、天文分野で未知の天体を発見するのに使うといった応用も見込まれるという。価格は517万円。3年後に年500台の販売をめざす。

科学計測用カメラを中心とする画像計測機器事業で新たな主力製品になると期待している。画像計測機器を手掛ける常光製作所(浜松市)で生産し、同製作所に2022年6月完成予定の新工場棟で増産する予定だ。

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