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1ドル=107円台突入、日本株はどうなるか 日経平均は一時的に2万1000円割れを覚悟(東洋経済)
http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/875.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 2 月 13 日 20:08:45: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

1ドル=107円台突入、日本株はどうなるか 日経平均は一時的に2万1000円割れを覚悟
http://toyokeizai.net/articles/-/208680
2018年02月13日 中村 克彦 : みずほ証券 シニアテクニカルアナリスト 東洋経済



 為替は1ドル=107円台に。日経平均株価は一時的に2万1000円割れも(撮影:尾形文繁)


株式市場は「適温相場」と言われていたが、今や「悪寒」が走っている状態だ。米国の長期金利の急上昇をきっかけにマネーの流れが急変。投資家のリスク回避姿勢が強まっている。世界的な株安連鎖が進み、日経平均株価も2月6日に一時2万1078円まで急落。13日の終値も2万1244円と終値では今年の最安値となった。一方でテクニカル面からみると、売られ過ぎを示唆するシグナルもうかがわれる。いったん底入れとなるのか、再び下値模索となるのか、今後の見通しを探ってみた。

底値圏を示すシグナルも

「ニューヨークダウは史上最大の下げ幅」、「ブラックマンデーの再来」との活字が紙面を賑わせている。今回の世界同時株安は、コンピューターを使った高頻度取引(HFT)等の自動売買による市場への影響が投資家の不安を増幅させた。短期筋のファンド等が予想変動率の急上昇に伴い、売りを膨らませたのが急落の原因の一つとなったようだ。足元ではそのパニック売りも峠を越えたかどうか、慎重に判断したい。

もう一度、米国の急落を受けた6日の相場を振り返ってみよう。日経平均株価は下げ幅が1000円超に達した。注目は「下落幅(円)」でなく「下落率(%)」だ。下落率はマイナス4.7%にとどまった。1987年のブラックマンデー(同14.9%)、100年に一度の金融危機といわれた2008年の米リーマンショック(同11.4%)、2011年の東日本大震災(同10.5%)と比べても、半分未満の下落率だ。確かに年初からの株高は、投資家による横並びの群集行動(ハーディング現象)と「自信過剰バイアス」が重なった部分もありそうだ。油断は禁物だが、「買われ過ぎの反動安」はどこかで必ず止まる。

今回の株価急落で投資家のセンチメントは悪化しているが、テクニカル面からは売られ過ぎを示唆するシグナルが散見される。その代表的なものが騰落レシオだ。

騰落レシオとは、相場全体の買われ過ぎや売られ過ぎを推し量るテクニカル指標のひとつ。相場の全銘柄(ここでは東証1部とする)を対象に、一定期間中の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割って比率を求め、市場全体の天底を探るものだ。

計算式は下記の通りだ。

騰落レシオ(%) =一定期間における(値上がり銘柄数合計÷値下がり銘柄数合計)×100  ※通常は25日間が用いられる

この数値の見方の目安は、天井圏(買われすぎ)→120〜140%超、中立圏→100%前後、底値圏(売られすぎ)→70%前後である。

特に、底値圏での信頼性が比較的高いとされる。なぜか。急落局面では投げ売りやろうばい売りが連鎖するため、全面安になりやすい。一定期間(通常25日)における値下がり銘柄数が急増すれば、騰落レシオを一気に押し下げる。したがって、株価指数の底値圏とおおよそ重なる傾向がみられるのだ。ただ、実際の相場では底値圏のタイミングには若干ズレが生じることもあるので、できれば他の複数のテクニカル指標と併用して、判断したい。最近では、主な騰落レシオ「70%未満」は以下の4回だ。

2014年以降の騰落レシオと日経平均株価のボトム局面

日時      背景        騰落レシオ 日経平均安値
@ 2014年10月 世界経済減速懸念  69%台   1万4532円
A 2015年9月 人民元ショック    64%台   1万6930円
B 2016年1月 原油急落など 53%台 1万4952円
C 2017年4月 仏大統領選懸念 68%台 1万8335円

2014年以降の騰落レシオ(東証1部・25日平均)と日経平均株価の関係見ると、「騰落レシオ70%割れ」≒「日経平均株価の底値ゾーン」となっている。足元(2月13日時点)の騰落レシオは76%まで低下してきた。為替が1ドル=108円を割りこみ107円台へと円高に進んでおり、騰落レシオは過去50%台まで下落したこともある。株価はなお下値の模索の可能性もありそうだが、底入れ局面が近づいてきているとの見方も必要だろう。

円高は警戒だが、自律反発局面が近づいている?

2016年秋以降の日経平均株価を振り返ると、約1年間の売買コストの平均で長期トレンドの基準ともされる200日移動平均線の価格前後まで調整した局面は、以下の3回ある。@2016年秋のトランプショック(1万6200円台)、A2017年春の仏大統領選懸念(1万8300円台)、B2017年秋の北朝鮮情勢緊迫化(1万9200円台)だ。結果として、いずれも押し目買いのタイミングとなっている。

日経平均株価は200日線(約2万1000円)近くで下げ渋っているが、円高が進み13日の先物市場では2万1000円を割り込んだ。14日は2万1000円割れを覚悟することも必要だ。だが、ここからの下値は限定的で、売りが一巡すれば値ごろ感から買いが入り、いずれは200日線の水準を回復する、との見方も必要だ。

海外勢の売りもヤマを越えたかどうか。足元の4週間で外国人投資家の売り越し額は計1兆円近くに達し、2月6日の東証1部売買代金は計5.6兆円となった。その後の売買代金は1日当たり3〜4兆円台に落ち着いてきた。2月の急落局面では国内勢(信託銀行、事業会社、個人など)による買いがみられ、今後は黒田東彦総裁の再任も濃厚とされ、日本銀行の買い入れ継続も期待できそうだ。

見てきたように@騰落レシオ70%前後、A200日線前後までの下げ、B商い縮小の3つが揃えば、日本株(日経平均株価)はいったん自律反発に向かいそうだ。「アメリカがくしゃみをすれば、日本が風邪をひく」と長年いわれてきた。目先は円高懸念が増しているが、足元の国内企業業績は好調だ。少なくとも、需給面からみた日本株は値幅調整は大枠では終わり、日柄調整(相場が上下動したあと、次の相場に移行するまで一定の日数を必要とすること)の局面へと移行しつつある。












 

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コメント
 
1. 2018年2月13日 20:29:58 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[4688]

ま、前も言ったとおり、円は安すぎたのだから、100を切って90台まで下がっても全然不思議ではない

そして株価も1〜2割調整すれば、PER的に見ても、かなり妥当な水準になるだろうが

ま、大きな経済環境が現状維持であれば、その前に買いに入った方が、かなりの確率で得だろうなw


2. 2018年2月13日 22:17:40 : 3yHQSIGAmE : jpzqQbC@KFk[3]
*1
日本語になってねーよ
投稿する前に添削しろ

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