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2017年07月13日27年ぶりに有感地震発生した日本海西部の前後に揺れ易い場所は?過去にはM8も
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/129.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 7 月 14 日 17:53:10: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


2017年07月13日27年ぶりに有感地震発生した日本海西部の前後に揺れ易い場所は?過去にはM8も
http://jishin-news.com/archives/2507
2017/07/13 地震ニュース


7月13日の4:49、日本海西部でM6.3の地震が発生した。

日本海西部の前後にM8超えもあった場所とは

震源の位置は北朝鮮に近く、また震源の深さも約590kmと非常に深かったが、日本でも揺れが確認されている。北海道の浦河町など、また福島県いわき市や埼玉県宮代町でそれぞれ震度1を観測したのだ。

揺れの広がりからは異常震域地震と言えるが、一時は北朝鮮による核実験と何らかの関係があるのではないかとの懸念も広がっていた。しかしこれについては既に米国の国防総省が「核実験により引き起こされたものではないとの見方を示した」とロイターが伝えている。

今回M6.3の強い地震が起きた日本海西部における有感地震としてはこれまでに計9回が記録されており、最も最近だったのが1990年5月11日のM6.2・震度1。この時も深さは約596kmと深発であったが、27年ぶりという日本海西部を震源とした有感地震ということで注目を集めそうだ。

さて、日本海西部を震源とする過去の有感地震とその前後に起きていた地震を調査してみると、ある傾向が見られることがわかった。北海道方面での地震がかなりの確率で起きていたのである。

北海道の内陸部で揺れていたケースもあったが、目立っていたのが北海道東部地方での揺れで、択捉島南東沖や国後島付近、北海道東方沖などが目立つ。中には1963年のように日本海西部での地震後に択捉島南東沖でM8.1という巨大地震が起きていた例(択捉島沖地震)や、北海道東部ではないものの1990年のように日本海西部の翌日にサハリン南部付近でM7.2の大地震が発生していたという事例も見られている。

更に日本海西部での有感地震は非常に珍しいにも関わらず1975年の場合には北海道東方沖でM7.0の大地震が発生した後に日本海西部でもM7.4が起きるなど関連し合っている可能性を窺わせていると言って良いだろう。

他にもこんな例があった。1994年7月22日に日本海北部でM7.3・震度3と日本海中部でM6.3・震度1の地震がそれぞれ発生すると10月4日に北海道東方沖でM8.2・震度6弱という巨大地震(北海道東方沖地震)が起きていたのだ。これは日本海西部ではないもののどちらも今回の震源からそれほど離れている場所ではないため、あくまでデータ上からは今後北海道方面での地震に注意すべきであると言える。

こうした可能性は専門家による予測からも無視することは出来ないようだ。東大名誉教授の村井俊治氏が「週刊MEGA地震予測」の最新号を7月12日に発行したが、その「トピックスと地震予測サマリー」には「異常変動が現れております」としてこう書かれているのである。

「北海道釧路市、北海道えりも町、青森県むつ市、神奈川県小田原市 異常が現れている周辺は要警戒です。」

日本海西部有感地震とその前後に発生していた北海道方面のM5以上地震

1949年04月05日 M6.3 震度1 日本海西部
1949年04月20日 M5.1 震度3 空知地方南部
1949年04月29日 M5.4 震度2 国後島付近
1949年05月04日 M5.1 震度3 釧路沖
1949年05月08日 M5.1 震度2 浦河沖

1950年05月13日 M5.1 震度1 十勝沖
1950年05月17日 M6.3 震度1 日本海西部
1950年06月17日 M5.1 震度3 十勝地方南部
1950年06月28日 M6.1 震度3 北海道南西沖
1950年07月05日 M5.4 震度3 釧路沖
1950年07月13日 M5.4 震度1 宗谷東方沖
1963年09月06日 M6.0 震度3 日本海西部
1963年09月07日 M6.2 震度3 日本海西部

1963年10月12日 M6.3 震度2 択捉島南東沖
1963年10月13日 M8.1 震度4 択捉島南東沖
1963年10月14日 M6.2 震度1 千島列島
1963年10月14日 M5.4 震度1 択捉島南東沖
1963年10月14日 M5.3 震度1 択捉島南東沖
1963年10月18日 M5.7 震度1 択捉島南東沖
1963年10月20日 M6.7 震度1 択捉島南東沖
1963年10月23日 M5.3 震度2 十勝沖

1975年06月10日 M7.0 震度1 北海道東方沖
1975年06月10日 M5.8 震度1 北海道東方沖
1975年06月10日 M5.5 震度1 北海道東方沖
1975年06月10日 M6.0 震度2 北海道東方沖
1975年06月11日 M5.7 震度2 北海道東方沖
1975年06月12日 M5.1 震度1 根室半島南東沖
1975年06月13日 M5.1 震度1 北海道東方沖
1975年06月14日 M6.5 震度2 北海道東方沖
1975年06月14日 M5.1 震度1 北海道東方沖
1975年06月14日 M5.5 震度1 北海道東方沖
1975年06月15日 M6.0 震度1 北海道東方沖
1975年06月15日 M6.2 震度1 北海道東方沖
1975年06月23日 M6.0 震度3 北海道東方沖
1975年06月23日 M5.6 震度1 北海道東方沖
1975年06月29日 M7.4 震度3 日本海西部
1975年07月20日 M5.7 震度3 択捉島南東沖

1977年03月09日 M6.8 震度2 日本海西部
1977年03月19日 M5.7 震度1 択捉島南東沖
1977年03月23日 M5.1 震度2 北海道東方沖
1977年04月10日 M5.3 震度2 北海道東方沖

1981年04月15日 M5.2 震度2 日本海西部
1981年05月09日 M6.4 震度3 北海道南西沖
1981年05月20日 M5.4 震度2 釧路沖
1981年05月25日 M5.0 震度2 サハリン南部付近

1990年05月11日 M6.2 震度1 日本海西部
1990年05月12日 M7.2 震度3 サハリン南部付近

1990年05月16日 M5.0 震度3 釧路沖
1990年05月20日 M5.7 震度3 北海道東方沖
1990年05月29日 M5.2 震度3 北海道東方沖
1990年06月10日 M5.3 震度2 北海道東方沖


 

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コメント
 
1. taked4700[6330] dGFrZWQ0NzAw 2017年7月15日 19:20:01 : zUDOLQE0tM : 2pL2xdZRU1Q[1]
日本海西部地震は震源深さが400キロとか500キロの深発地震。よって、太平洋プレートの沈み込みに伴う地震であることは明らかで、

>一時は北朝鮮による核実験と何らかの関係があるのではないかとの懸念も広がっていた。しかしこれについては既に米国の国防総省が「核実験により引き起こされたものではないとの見方を示した」とロイターが伝えている。

のようにいちいち米国の国防総省によって北朝鮮の核実験ではないと確認してもらう前に北朝鮮の核実験ではないことがハッキリと分かる。

それよりも、
http://www.fnet.bosai.go.jp/event/tdmt.php?_id=20170712194800&LANG=ja
で分かるように横ずれ型で、太平洋プレートの急激な沈み込みが本州付近で起こっていることが重要なはず。

東北北部から北海道南部、そして関東の二つの地域は311大地震の割れ残りであり、この二つの地域で東方沖から太平洋プレートが大きく沈み込む大地震が発生するはず。


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