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関東地方の地震静穏化、8月に比べて9月は陸域地震が約半分に減少
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/197.html
投稿者 taked4700 日時 2017 年 9 月 13 日 19:28:30: 9XFNe/BiX575U dGFrZWQ0NzAw
 

関東地方の地震静穏化、8月に比べて9月は陸域地震が約半分に減少

日本気象協会にあるこの8月と9月の震央マップを見ると、一目瞭然です。

この9月の「東日本」の震央マップ:9月13日19:00現在で、関東平野の内陸部にはドットがたった1個、後は房総半島の先端近くにドットが重なって見える程度です。
http://www.tenki.jp/bousai/earthquake/seismicity_map/entries_by_month?year=2017&month=9&area_type=japan_east

この8月の「東日本」の震央マップ:東京湾の北側あたりを中心にドットが10個以上集中して表示されています。
http://www.tenki.jp/bousai/earthquake/seismicity_map/entries_by_month?year=2017&month=8&area_type=japan_east

東京湾の北側の地域での陸域地震の減少がこの9月には顕著です。

ヤフーの地震サイト( https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/ )のデータを基に、関東地方の地震の8月と9月の集計をすると、次のようになります。

8月分:42件(陸域:32件、海域:10件)
8月15日まで:21件(陸域:20件、海域:1件)
8月16日以降:21件(陸域:12件、海域:9件)

9月12日までの分:12件(陸域:7件、海域:5件)

12日までの分を三倍すると、36日分になります。これでも9月は36件(陸域:21件、海域:15件)です。
正確に30日分に換算すると、9月全体では12:30=12:X でX=30÷12×12=30となります。8月分が42件ですから、30件はかなりの減少です。
9月の陸域については12:30=7:Xですから、X=30÷12×7=18となり、8月の陸域32件に比べると約半減です。
9月の海域については、X=30÷12×5=13となり、8月に比べてやや増加です。

8月の前半に海域地震の静穏化が起こっていたのは明らかですから、この9月に陸域の地震の減少が起こることは、陸域と海域にまたがる相当に大きな地震が来る可能性を示していると思われます。

静穏化については、普段からある程度地震発生のある地域であれば、かなり正確に大きな地震の予兆として使えるという論文が書かれています。

第204回地震予知連絡会(2014年8月22日)で提出された資料「地震活動静穏化に基づく予測能力評価」
http://cais.gsi.go.jp/YOCHIREN/report/kaihou93/12_06.pdf
に、次のような記載があります。

>調査には気象庁震源カタログ(1983 年〜 2011 年)を使用した.対象はマグニチュード7クラス
(M6.7 以上)以上の震度 5 弱以上を観測した地震イベントとし,震源の深さ 200km 以浅のものを
選んだ.ただし続発性の地震や島嶼部付近の地震などは上の条件に合うものでも除外した.この結
果調査対象の地震イベントは全部で 26 個になった.
>調査の結果,全 26 個の地震イベントの内 15 個について発生前の静穏化が検出された.

つまり、M7クラスの地震で事前に静穏化が観測できたのは26件中15件だったというのです。静穏化現象の出現率は約58%です。5割以上の確率でM7クラスの地震についてかなり大まかではあっても地域や時期が予知できるのであれば、かなり確度の高い予測と言えると思いますが、この論文は、本来はもっと静穏化現象が有効な地震予知であることを暗に述べていると思います。

なぜなら、次の記述があるからです。

>地震発生前に静穏化が検出されない事例が存在する(全 26 個の内 11 個,全体の約 43%).
これらの事例が出現する主な原因として,基準期間の地震発生率が低すぎ‘静穏化’が起こりえな
いこと,基準期間の時系列がポアソン過程と見なすことができず評価が不可能になること,海域に
あって地震検知能力が低く静穏化を検出しにくいこと,地震前に近隣で大地震が起きると余震活動
の減衰の影響と静穏化との区別ができなくなること,などがある.地震観測網の海域への拡大や新
たな解析手法によって今後改善される余地があるのではないかと考えられる.

つまり、もともと地震が少ない地域であるとか、海域で地震の検知率があまりない地域では静穏化が検出できないということです。このことを逆に考えれば、陸域で、常時ある程度以上の地震発生がある地域であれば静穏化現象を見ることで大まかな時期、つまり半年程度の期間で、かつ大まかな地域、つまり関東地方とか、関西地方のような大まかな地域限定であれば、十分に予知が可能であるのです。

更に、この論文では本震発生前一か月程度の期間で現れる前震の観察をすることで予知の精度が高まるはずだとも述べられています。

現状で関東地方の静穏化はまだ始まってあまり期間が経過していません。311大地震の時は、東北地方での静穏化が前年の11月から、昨年の熊本地震の時は、前月である3月から明瞭な静穏化が始まっていました。

地震対策を急ぐ必要があると思います。

2017年09月13日19時10分 武田信弘 
 

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