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DuMA ニュースレター2017年10月23日:東日本大震災後のまだ発生していない危機 —2大リスクから3大リスク?へ—
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/430.html
投稿者 taked4700 日時 2018 年 2 月 14 日 05:12:07: 9XFNe/BiX575U dGFrZWQ0NzAw
 

https://docs.wixstatic.com/ugd/a5cf57_3798818191cd497091fb75c4da8a778c.pdf
東日本大震災後のまだ発生していない危機 —2大リスクから3大リスク?へ—

2011年の東日本大震災からはや6年半が経過しました。ほとんどの方は「もう地震活動は元に戻ったのでは」とお考えになられているのではないでしょうか。先日も東北地方沖合で地震が発生した際、気象庁が「これは311の余震」という発表をしますと、私どもも「まだ余震が続くのですか」という一般の方からの質問をよく受けます。

これまでも繰り返し述べていますが、東日本大震災の余震活動は数十年単位で続きます。もちろん余震の発生数は確かに低下していますが、地震学的には、まだ2つの大きなリスクが残っていると考える地震学者も多くいます。それは;1)最大余震(マグニチュード8クラス)の発生、2)アウターライズにおける津波地震の発生、の2点です。

1) は本震と最大余震との大きさの関係で、一般に本震よりマグニチュードが1小さい地震
(余震)が発生する事が経験的に知られています。ところが東日本大震災(M9.0)の現在
までの最大余震は実は3月11日に本震の約30分後に茨城県沖で発生したマグニチュー
ド 7.6 の地震です。これは期待されるマグニチュード8の地震のエネルギーの約 1/4 の大き
さであり、最大余震としては小さすぎるのです。そのため、まだ最大余震が発生していな
いと考えられています。

2) はアウターライズという東北のかなり沖合(日本海溝のさらに東側)で発生する大津波を伴う地震です。実際に 1896 年の明治三陸地震とペアになるアウターライズの津波地震が 1933 年の昭和三陸地震と考えられており、実に30年以上経ってから発生しているのです。このアウターライズ地震が怖いのは、海岸から遠く離れているため、東北地方ではそれほど大きな揺れにならないのですが、突然大津波が襲ってくるという事です。当時は津波地震とい
う概念もなく、今のような気象庁による津波速報もなかったために、大きな被害が出てしまいました。

今回、2大リスクから3大リスクへ1つリスクが増加したと考えるのは、従来東北のすぐ沖
合で、311 以前には発生していなかった正断層型の地震が発生しだしたという事なのです。
東日本大震災では沖合の日本列島海溝軸付近(右上の図ではオレンジ色で示した線)で最大
50m にも及ぶ海底の東向きの動きがありました。それに対し、東北地方の海岸付近では、5m
ほどの東向きの動きでした。つまり相対的に日本海溝付近の海底が極めて大きく東向きに動い
た(ある意味動きすぎた)のです(overshoot)。このため、従来、東北地方は沈み込む太平洋プレートの影響で東西からの圧縮の力を受けていたのですが、現在は海溝軸から東北地方の海岸の間は 311 以前とは逆に東西方向からの引張りの力を受けるようになったと考えられています(下図参照)。

その証拠に昨年11月には福島県沖で津波警報を伴う地震が発生しましたが、この地震はこ
れまでこの地域で発生したことがなかった正断層型(東西の引張り力が原因)の地震でした。
311 前には東北地方のすぐ沖合で、このようなメカニズムの地震が発生するとは考えられてい
なかったのです。

追加されたもう一つの危機はこの東北地方の海岸付近で発生するマグニチュード 7.5 から8
に達する地震です。東北地方の海岸付近は東西からの引張られている状況で、あたかもシャツ
が左右から引っ張られている状態で、ボタンが弾けるように東北沖で津波を伴う規模の地震が
発生する可能性が高くなってきました。東北沖で顕著な地震活動静穏化の異常が出ている事は
これまでのニュースレターでお知らせしてきた通りです(最近では10月9日のニュースレタ
ーを御覧ください)。一つの可能性は、東北沖での活動が1)の最大余震である可能性も存在
します。その場合は3番目の危機(東北沖での規模の大きな地震活動)=1番目の危機(最大
余震)という事になろうかと思います。

 

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コメント
 
1. taked4700[6824] dGFrZWQ0NzAw 2018年2月14日 05:27:29 : EH7V34X2s6 : SbfZcoU7lcs[1]
>その証拠に昨年11月には福島県沖で津波警報を伴う地震が発生しましたが、この地震はこれまでこの地域で発生したことがなかった正断層型(東西の引張り力が原因)の地震でした。311 前には東北地方のすぐ沖合で、このようなメカニズムの地震が発生するとは考えられていなかったのです。

これ、誤認だと思います。2016年11月22日の福島県沖(いわき沖)M7
http://www.fnet.bosai.go.jp/event/tdmt.php?_id=20161121205800.NO1&LANG=ja
は、上のリンク先にあるように、北西ー南東方向に引張が働いたものです。

ことろが、DuMAの記事では

>東北地方の海岸付近は東西からの引張られている

としていて、力の方向が多少異なります。

更に、その後の余震が多数発生していて、その一つ
http://www.fnet.bosai.go.jp/event/tdmt.php?_id=20161122140300&LANG=ja
を見ると、横ずれ断層型です。

もし仮に、

>東北地方の海岸付近は東西からの引張られている

のであれば、余震も含めて同じ正断層型になるはずです。

自分は、この地域に沈み込んでいる太平洋プレートには海山が載っていて、その海山がより陸域側へ沈み込もうとしているため、海山の頂上が陸のプレートの下面を押し上げ、結果的にその押し上げられた地域の周囲が落ち込んで震源深さの浅い正断層型地震が起こっているのだと考えています。

そして、その結果、311大地震の南北の両隣で311大地震と同じようなプレート境界型大地震が切迫しつつあると思います。

つまり、上のDuMAの記事は世論の誤誘導になっていると考えています。


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