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統計手法を誤って適用していますよ。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/491.html
投稿者 taked4700 日時 2018 年 4 月 08 日 22:47:17: 9XFNe/BiX575U dGFrZWQ0NzAw
 

(回答先: Re: 4月に入ってから、明確な関東多発 投稿者 愚才バカボン 日時 2018 年 4 月 08 日 19:23:55)

愚才バカボンさん、

投稿をありがとうございます。

以下、愚才バカボンさんの投稿の主要部分を引用します。

(*以下引用開始:)
月が替わるごとに、地震発生回数に異常があったと言い立て、近日中の大地震発生警報を繰り返し発してきたのがこの投稿者です。「ホンマかいな?」というわけで、一愚民たる私、図の領域(矩形A)内で2017年12月から2018年4月6日までの地震総数2032個について、その一日あたりの発生回数の時間推移を、気象庁データベースを用いて調べてみました(m>1.5 http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/daily_map/index.html  )。尚、図中の斜め矩形(Bと表示されている)については本記事とは関係ありません。
 図の下がその結果です。発生回数の日毎の変動が大きい事がわかります。簡単な統計手法を使うと一日の平均地震回数は16、そしてそのばらつきが5.8ですから、大雑把に言えば一日あたり10個から21個(二倍違う!)というわけです。同様はカイ二乗値でもわかります。この場合自由度120で、その値は262と算出されます。この二つの数値は以下を意味します:「発生頻度分布は、平均値の周りに微増・微減をするとの仮定では説明できない」。データがバタバタしているということを統計学数値が裏付けたということです。
(*以上引用終わり)

愚才バカボンさんのデータは非常にマグニチュードの小さいものも拾ってしまうもので、そのため、地域差が大きいのです。地震計が多く置かれている地域はマグニチュードがマイナスのものも感知してしまいますが、地震計がほとんどない海域ではマグニチュードが3以上無いとまず検知しません。

その例が4月3日の父島近海M4.0 の余震が全く検知できていないことです。

http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/daily_map/20180403.html
2018 4 3 05:32 22.1 35°55.5'N 137°40.3'E 8 1.4 長野県南部
2018 4 3 05:32 33.5 29°57.0'N 131°21.3'E 25 2.7 種子島南東沖
2018 4 3 05:34 8.0 38°46.6'N 141°44.7'E 52 0.6 宮城県沖
2018 4 3 05:36 15.1 38°28.4'N 141°55.8'E 38 1.0 宮城県沖
2018 4 3 05:40 6.0 34°51.9'N 135°28.5'E 8 0.4 大阪府北部
2018 4 3 05:40 39.9 25°22.6'N 123°37.5'E 170 2.1 石垣島北西沖
2018 4 3 05:42 49.4 38°33.2'N 141°38.9'E 62 0.5 宮城県沖
2018 4 3 05:43 36.9 26°26.9'N 141°50.3'E 79 4.0 父島近海
2018 4 3 05:43 46.8 33°15.1'N 129°12.8'E 16 1.5 五島列島近海
2018 4 3 05:44 6.9 33°50.5'N 133°56.3'E 35 0.3 徳島県北部

2018 4 3 05:44 43.9 35°23.6'N 139° 6.2'E 17 0.1 神奈川県西部
2018 4 3 05:48 43.6 36°35.0'N 141°36.7'E 37 1.4 茨城県沖
2018 4 3 05:50 23.2 36°41.0'N 140°37.2'E 6 0.3 茨城県北部
2018 4 3 05:51 45.8 35°47.2'N 137° 5.2'E 11 0.1 岐阜県美濃中西部
2018 4 3 05:54 36.4 24°40.7'N 122° 2.9'E 62 - 台湾付近
2018 4 3 05:55 29.5 32°54.8'N 132° 9.6'E 39 1.4 豊後水道
2018 4 3 05:58 1.6 32°20.1'N 130°30.4'E 4 0.5 熊本県天草・芦北地方
2018 4 3 05:58 14.0 33°28.2'N 135° 6.9'E 28 0.7 和歌山県南方沖
2018 4 3 05:58 55.6 36° 0.5'N 140°15.4'E 23 0.5 茨城県南部
2018 4 3 06:00 5.0 29°55.1'N 131°19.3'E 11 1.7 種子島南東沖

2018 4 3 06:00 50.4 24°15.5'N 123°48.9'E 16 1.3 西表島付近
2018 4 3 06:05 15.0 38°51.6'N 141°41.0'E 71 1.2 宮城県沖
2018 4 3 06:06 3.4 33° 0.3'N 131°24.7'E 113 1.1 大分県西部
2018 4 3 06:06 21.4 37°13.4'N 141°23.9'E 19 0.9 福島県沖
2018 4 3 06:08 26.8 29°55.7'N 131°22.5'E 23 2.0 種子島南東沖
2018 4 3 06:11 53.5 32°26.5'N 130°36.0'E 7 0.5 熊本県熊本地方
2018 4 3 06:16 25.8 31°53.7'N 131° 9.6'E 12 0.0 宮崎県南部山沿い
2018 4 3 06:17 3.4 33°53.7'N 132° 5.8'E 59 0.5 周防灘
2018 4 3 06:18 51.1 32°38.0'N 130°39.9'E 15 0.1 熊本県天草・芦北地方
2018 4 3 06:22 5.7 35°35.8'N 140°50.6'E 16 1.0 千葉県東方沖

愚才バカボンさんが使っているデータベースとその処理ソフトは自分も使用を勧められたことがあるのですが、お断りしました。その時に述べたのは、違う理由ですが、現実に、上で述べたように、愚才バカボンさんが使用したデータは地域によって、そん感知能力に大きな差があるのです。
そして、愚才バカボンさんが今回表にした地域は、そういった検知能力が大きく異なっている地域を混ぜてしまっています。つまり、陸域とかなりの沖合とを一緒にしてしまっているのです。このことが日々の地震数を比べるときの障害になります。

もう一つ、愚才バカボンさんが使っている気象庁のデータを使うときの注意するべき点があるとおもいます。それは、震度との関係です。結局、あまりに小さい地震も捉えるので、地層の変化、つまり、どこで集中的に地震が起こっているかを見て、活断層の位置の特定などにはとても役立つと思いますが、地震数の変動を見て、異常を検知するには逆の効果を持っている可能性があることです。

結局、最終的に地震が問題になるのはマグニチュードではなく、地表の揺れであり、震度1未満の地震を非常に多く検知してしまうことで、震度1以上の地震の存在が隠れてしまうのです。

お分かりでしょうか?  

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コメント
 
1. 2018年4月08日 23:27:47 : 7e7rFJewWs : d0Tx36oM9hk[10]
投降者がで考えた必死の理屈だが、説得力はゼロ。振れの回数もその大きさも味噌クソごっちゃ。何でもかんでも自分だけの勝手な解釈で妄想論理を進める人。全く反論になっていない。

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