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「猛烈台風」の日本襲来が地球温暖化で急増のウソとホント なぜ今年は「非常に強い」台風、上陸するか 地球全体で10%遅く
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/619.html
投稿者 うまき 日時 2018 年 10 月 01 日 12:05:28: ufjzQf6660gRM gqSC3IKr
 

2018年10月1日 新野宏 :気象学者、東京大学名誉教授

「猛烈台風」の日本襲来が地球温暖化で急増のウソとホント

9月初旬、「非常に強い勢力」で日本に上陸し、甚大な被害をもたらした台風21号。いまだに木が倒れたままの大阪城公園 Photo:DOL

9月初旬、「非常に強い勢力」で日本に上陸し、関西を中心に甚大な被害をもたらした台風21号。それから1ヵ月も経ない間に、やはり非常に強い台風24号が日本を襲った。非常に強い台風が立て続けにやってきて、大きな被害がもたらされるのはなぜか。これから日本を襲う強い台風が増えるという話は本当なのか。気象学の権威である新野宏・東京大学名誉教授が、日本人が心得るべき台風のリスクについて教える。

これまでとは明らかに違う?
台風21号の被害はなぜ拡大したか
 8月下旬に発生した台風21号は、9月4日、25年ぶりに「非常に強い」勢力で日本に上陸し、近畿地方を中心に甚大な被害をもたらした。なぜ、これほどまでに被害が拡大したのか。
 21号の上陸時の中心気圧は、約950hPa(室戸岬では954.7hPa)と、第二室戸台風の925hPa(室戸岬では930.4hPa)に比べると高かったが、サイズがコンパクトだったため、中心付近で非常に急な気圧勾配を持っており、第二室戸台風に匹敵する強い風が吹いたと思われる。
気象庁HPより 
https://diamond.jp/mwimgs/3/8/-/img_388c7f78cdf2f9c8fdad4f31484affa495711.jpg

 私はちょうど21号が来たときに大阪におり、ホテルで缶詰めにされていたが、19階建ての建物全体がギシギシと揺れ、ものすごい風だった。モノが飛んで来てホテルのロビーのガラスが割れ、大騒ぎになった。子どもの頃に神戸で経験した伊勢湾台風(1959年/上陸時の中心気圧929hPs)、第二室戸台風(1961年/925hPs)にも劣らぬ脅威を感じた。
 また、大阪と神戸では高潮も、観測手法の変化はあるが、第二室戸台風を超えた。台風の移動速度が時速60km以上と速かったため、短時間で急激な暴風雨に襲われる地域が続出した。台風を押し流す周囲の風が台風の渦巻く風に加わっていたため、台風中心の東側で特に強い風が吹いた。
 この21号に象徴されるように、今年は台風が多いという印象がある。6月〜8月は過去67年間の平均の11.6個に対して18個と発生数が多かった。こうした状況を見て、巷からは「今年の台風の傾向は異常だ」「地球温暖化の影響を受けているのではないか」といった声が聞かれるようになった。果たして、本当にそうなのだろうか。
 結論から言うと、今年がはっきり異常であるとは言えないのが現実だ。1年間に発生する台風は平均的には約26個だが、年による変動は大きく、1951年以降で多いときは39個、少ないときは14個のこともあった。実は1967年、1971年にも8月までに22個、24個の台風が発生しており、2018年の21個を上回っている。
 2018年8月に台風の発生が多かった原因は、北半球の夏季にインド洋から太平洋西部にかけて30〜90日くらいの周期で起きる季節内変動と呼ばれる現象に伴って、低緯度の西太平洋から東に伸びるモンスーントラフと呼ばれる低圧帯が発達したことによる。モンスーントラフの南側では南西風、北側で北東風が吹くため、その上では台風の卵となる渦ができやすい。今年と同様、8月に台風の発生が多かった2004年の夏も、モンスーントラフが強く発達していた。

地球温暖化が進むと
強い台風が増える見通し
 ところで、東京大学ほかがコンピュータを使って行った、将来地球温暖化が進んだ場合の気候の予測実験によると、2075〜2104年の30年間には1979〜2008年の30年間に比べて、地球上の熱帯低気圧(台風の仲間)の発生数は約22%減る一方、最大風速が33m/s以上の強い台風の発生数は6%増えると予想されている。
 このような将来の地球温暖化の予測は、大気の物理現象を表わす法則を数式にし、観測した風や気温などの情報を与えて大型の電子計算機で解くといった、日々の天気予報と似たやり方で行われている。しかし、100年先の気候を予測するには不確実性が残っている。現在の電子計算機をもってしても計算量が膨大なため、台風を構成する積乱雲などを正確に表現することがまだ難しいからだ。ただ、温暖化で海面の温度が上昇して大気中の水蒸気が増えれば、勢力の強い台風が発生しやすいことは想像できる。
 最近は、過去の観測データに基き、「実際に近年は台風の強さや寿命が増してきている」と主張する研究者も出てきているが、先に述べたように、少なくと台風の発生数に関する限り、現時点で明確な傾向は見えていない。
 また気象庁によると、1951年以降に日本へ上陸した台風のうち、上陸時の中心気圧が低かったもの(勢力が強かったもの)の上位10個を見てみると、7個が1970年代以前で、1990年代以降は3つしかない。したがって、近年特に強い台風の来襲が増えているという事実はない。
 これは、南の海上で台風が発生しても、日本にやってくるかどうかは太平洋高気圧の張り出し具合や、中緯度の気圧配置に左右されることにもよっている。
 たとえば、太平洋高気圧の張り出しが強いと台風は西へ進んで中国に向かい、張り出しが弱いと日本の東海上へと進む。また、台風が北上するタイミングで、日本付近に気圧の谷が進んでくると、台風は日本へ向かって来る可能性が高いが、日本付近が高気圧で覆われていると日本へはやって来ない。
 逆に言うと、北上する台風と中緯度の気圧配置のタイミングさえ合えば、伊勢湾台風や第二室戸台風、あるいはそれ以上の猛烈な台風がいつ来襲しても不思議はないと思った方がいい。

台風に屋根を吹き飛ばされるな
「2段構え」の防災が重要に
 では、強烈化する台風に対して、我々はどのように備えるべきだろうか。一般に、防災には平時からの備えと、緊急時の適切な対応の2つが大切である。地震や集中豪雨と違って、台風は南の海で発生してから来襲するまで、通常数日から1週間の余裕がある。台風によっては進路の予想が難しいものもあるが、先日の台風21号では気象庁が3日前からその進路をほぼ正確に予測していた。したがって、台風に対しては十分余裕をもって備えを行うことができるはずである。
 まず個人レベルでは、日頃からハザードマップなどで想定し得る浸水などのリスクに注意を払い、避難経路などを確認しておくことが必要である。また、台風が近づく前に、植木鉢や物干しなど、風で飛ばされると周囲に被害を与えるものを片付たり、物が飛んできても窓を破られないような備えをする必要がある。
 我々が子どもの頃は、台風が近づくと雨戸を閉めて板を打ち付け、窓や扉を破られないようにしてきたが、基本的な防災の考え方は今も変わらない。最近は、窓に雨戸やシャッターのない住宅も少なくないが、台風で強い風が吹きつけて来る南面と東面の窓はとりわけ要注意だ。暴風に窓を打ち抜かれると、家屋に風が流れ込んで内圧が上がり、屋根が吹き飛ばされる恐れもある。台風で家が甚大な被害を受ける典型的なパターンだ。
 次に、いざ台風が来たら、とにかく屋外へ出ないようにすることだ。テレビ中継を見ていると、台風のさ中に軽装で繁華街を歩く若者の姿が散見されるが、風速が20m/sを越えると大人の男性でも立っているのが難しくなる。店の看板や木や屋根瓦が飛んできて直撃される恐れもある。農村地帯では、田んぼが冠水していないか確かめに行き、風に煽られて用水路に落ち、流されてしまったというケースもある。

予めリスクは想定できた?
関西空港をマヒさせた高潮の教訓
 一方、自治体や企業・学校などでは、3日程度前から進路予報に合わせて、平時から対応のタイムラインを設定し、避難所の開設準備や対応要員の配備、非常時の帰宅ルールの設定などの手順を明確化しておく必要がある。また、今後公共施設を建設する際には、強い台風への備えを万全にすることが大切だ。
 今回の台風21号で関西空港は、滑走路やターミナル棟の一部が高潮で浸水すると共に、大阪市内との連絡橋も通行止めになり、利用客ら3000人以上が孤立するという事態に直面した。大阪では329cmの潮位を記録したが、第二室戸台風でも293cmを記録しており、竣工以来の地盤沈下の影響もあったのかもしれないが、十分な備えがあったとは言えないように思われる。
 また、高潮の予測は台風の進路が決まるとある程度正確に予測できるため、気象庁は台風の接近前から第二室戸台風を越える高潮になることを警告していた。にもかかわらず、予め旅客を退避させるなどの対策がとられなかったことは、今後の教訓にすべきと思われる。
 これに対して、鉄道の対応はほぼ適切だった。関西で最も風が強くなったのは9月4日の13〜14時だが、JRも私鉄も朝の時点から順次運転本数を減らし、昼前にはほとんど取り止めて、混乱は少なかったように思われる。JRは架線の点検などのため復旧に1日以上かかったところもあったが、私鉄は比較的早く運転を再開していた。
 台風21号が襲った関西は、過去にも強い台風の経験があるが、首都圏は関西に比べて台風に対するリスク意識が低いことにも言及しておきたい。今回の21号クラスの台風が東京湾の西方を通過すると、非常に大きな被害が出る恐れがある。
 東京の住宅や商業ビルは、ガラス張りの壁や出窓などファッション性を重視したものが多いが、こうしたつくりの建物は強風時の飛散物に対して脆弱だ。また、都内東部のいくつかの区はいわゆる海抜ゼロメートル地帯のため、高潮に襲われると広範囲が浸水し、排水もままならない。伊勢湾・第二室戸クラスの台風がくれば、甚大な浸水害に見舞われる恐れがある。高潮のハザードマップはあるものの、実際に3日後に台風が近づくとなった際に、十分な対策が取れるか、現段階では心もとないように思われる。
 台風は熱帯地方で発生してから、最初北西へ進み、北緯25度を越えると次第に北東へ進路を変える性質があるが、前述の地球温暖化が進んだ場合の台風の経路は、現在よりもやや東にずれる可能性も指摘されている。そうなると、日本付近では関東に上陸する確率が高くなるかもしれない。その意味でも、沖縄や関西と同じように、関東でも平時からのリスク対策や台風災害の啓発が必要だ。

台風の気象改変は容易ではない
「早く予測、完璧な対策」を重視
 余談だが、台風をはじめとする大気現象を人間の手によって制御することは容易ではない。実際、人類が台風を制御しようとする試みはなかったわけではない。
 古くは終戦直後、米国が大西洋を北進しているハリケーン(台風と同じ熱帯低気圧の仲間)に対して、飛行機からドライアイスを撒き、雨粒ができるスピードを速めて雲を弱め、ハリケーンの勢力を弱めるという実験を行ったことがあった。しかし、ハリケーンは一時的に勢力を弱めたものの、再び盛り返し、急に向きを西寄りに変えてジョージア州に上陸して大きな被害を出し、大問題となった。
 そうした経緯もあり、台風の気象改変は現在も実用化されていない。その代わり、なるべく早く正確に予測し、できるだけ完璧な対策をとることに重点が置かれているのだ。
 繰り返しになるが、地震は予測が難しいが、気象は予測可能であり、その予測精度は年々高まっている。台風21号の進路は正確に予測されていたし、7月中旬から8月中旬にかけての猛暑については、高温に関する全般気象情報や異常天候早期警戒情報で、数日前から注意が呼びかけられていた。
また、西日本豪雨については、特別警報が発令される可能性が高いことも十分以前から発表されていた。
 日頃から、自らが住んでいる地域の災害に対する脆弱性を、ハザードマップや土砂災害警戒地区の指定などを通じて良く認識し、気象情報にもアンテナを高くして、個人・近所・企業・自治体などがそれぞれやるべき対策を早め早めにとれるよう、心がけていただきたい。
(気象学者・東京大学名誉教授 新野 宏)

https://diamond.jp/articles/-/180872


 


気象専門家
なぜ今年は「非常に強い」台風、上陸するのか
毎日新聞2018年10月1日 10時38分(最終更新 10月1日 11時30分)

自然災害
気象・地震
社会
速報

強風で倒壊した飲食店=東京都杉並区で2018年10月1日午前6時44分、渡部直樹撮影
 非常に強い勢力の台風が1年に複数上陸する異例の状況に、専門家は太平洋高気圧の張り出し具合と、台風の勢力を保つ海水温の高さを条件として挙げる。地球温暖化に伴い、非常に強い勢力のまま本州、四国などまで到達する台風は、今後も増加すると指摘する。

【写真特集】JR四ツ谷駅の線路内へ倒れた樹木
【写真特集】岸壁に衝突した貨物船=神奈川・川崎
<最新の鉄道運行状況>
<台風25号>現在地と進路予想
 今年の台風の発生数は1日現在で25個。およそ半数が日本に接近し、5個が上陸した。名古屋大の坪木和久教授(気象学)によると、10個が上陸した2004年に状況が似ているという。この年は10月に甚大な台風被害が相次いだ。進路を決める太平洋高気圧の縁が日本列島に迫るように張り出しており、台風が日本列島に沿って北上する気圧配置が共通する。勢力を保つのに十分な海水温も維持されているという。

 一方、地球温暖化に伴って大気も海水温も上昇傾向にあり、非常に強い勢力のまま北上しやすい環境になりつつある。

 坪木教授は「太平洋高気圧の縁が平年よりやや東側にあり、中国やフィリピンなどに進行する台風が少なく、多くが日本に接近している。25号も24号と同じような勢力で日本に近づく可能性がある。10月も引き続き警戒が必要だ」と話す。【渡辺諒】
https://mainichi.jp/articles/20181001/k00/00e/040/170000c


 

2018-06-08
【台風情報】
NOAAは地球温暖化の影響などにより台風が68年間に地球全体で10%遅くなったと発表!
特に日本を含む北西太平洋では20%減・上陸後は30%減と顕著な結果に!!

地球温暖化 NOAA 米海洋大気局 台風 熱帯低気圧 北西太平洋 オーストラリア周辺海域 総雨量 洪水 温暖化シミュレーション 海洋研究開発機構 猛烈な台風

米海洋大気局(NOAA)は、台風などの強い熱帯低気圧が移動する速度が2016年までの68年間に、地球全体で10%遅くなったとの研究者が発表しました。そこで本日の天気のあれこれでは、その内容について見ていきたいと思います〜

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sho11070714/20180608/20180608064620.jpg

   目次

1.台風などの強い熱帯低気圧の移動する速度が68年間で地球全体で10%遅く!
2.海域別では、北西太平洋が20%・オーストラリア周辺海域が15%減!
3.なんで台風の速度が遅くなったの?
4.台風が遅くなると総雨量が増えて洪水などによる被害が深刻化する!
5.日本海洋研究開発機構のシュミレーションでは台風の発生数は減るものの、強く発達するケースが増える!
6.まとめ

1.台風などの強い熱帯低気圧の移動する速度が68年間で地球全体で10%遅く!
米海洋大気局(NOAA)は、台風などの強い熱帯低気圧が移動する速度が2016年までの68年間に、地球全体で10%遅くなったと発表しました。

2.海域別では、北西太平洋が20%・オーストラリア周辺海域が15%減!
海域別では日本付近を含む北西太平洋の台風が20%減速したのが目立ち、沿岸地域への上陸後では30%減速しました。次いでオーストラリア周辺海域の15%減・上陸後は19%減でした!!

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3.なんで台風の速度が遅くなったの?
台風の移動速度が遅くなった要因としては、地球温暖化で夏の大気の流れや風が弱まることが挙げられており、この傾向は今後も続く可能性があります。

4.台風が遅くなると総雨量が増えて洪水などによる被害が深刻化する!
台風が遅くなると、進路付近では総雨量が増えることで、洪水等による人的・物的被害に深刻化が想定されています。日本を含む北西太平洋では、速度の減速が顕著なので、影響が心配されます。

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5.日本海洋研究開発機構のシュミレーションでは台風の発生数は減るものの、強く発達するケースが増える!
日本の海洋研究開発機構などによる温暖化シミュレーションでは、台風などの発生数は減るものの、強く発達するケースが増えると予想されています。

このブログでも温暖化の影響が台風に与えるという記事を紹介しましたね。

温暖化が進めば、日本近海で猛烈な台風が1.6倍に増加するという予測がこちら↓


www.tenkinoarekore.com

温暖化が進めば、今世紀末には洪水が平均で4倍になるという予測がこちら↓


www.tenkinoarekore.com

6.まとめ
米海洋大気局(NOAA)は、台風などの強い熱帯低気圧が移動する速度が2016年までの68年間に、地球全体で10%遅くなったとの研究者が発表しました。これは地球温暖化が要因と見られており、特に日本付近を含む北西太平洋の台風が20%減速したのが目立ち、沿岸地域への上陸後では30%減速しています。台風が遅くなると、総雨量が増えることで洪水等の被害が深刻化することも想定されており、これは他人事じゃありませんね!!

 

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コメント
1. 2018年10月01日 20:00:11 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[1596] 報告
気候変動で海洋熱波の頻度が倍増
Nature ダイジェスト Vol. 15 No. 10 | doi : 10.1038/ndigest.2018.181004

原文:Nature (2018-07-16) | doi: 10.1038/d41586-018-05736-3 | CRISPR gene editing produces unwanted DNA deletions

Heidi Ledford

海洋生態系を荒廃させる極端な熱事象は今後、増加が予想される。


2015年、アラスカ沖で発見されたラッコの死骸。研究者らは海洋熱波によって発生した有害藻類ブルームによる毒素が原因ではないかと考えている。 | 拡大する
Paul Nicklen/NGC/Getty

地球温暖化に伴い、海洋熱波の頻度は増えて一層極端になる、という研究結果がNature 2018年8月16日号360ページで発表された。熱波の発生は海の食物連鎖網を破壊し、生物多様性を一変させてしまう可能性がある。

研究チームは、1982〜2016年に人工衛星を使って測定した海の表面温度を分析し、海洋熱波の頻度が2倍になっていることを発見した。海面で起こるこの極端な熱事象は数日〜数カ月にわたって続き、その範囲は数千kmに及ぶことがある。研究者らは現在、今世紀末までに地球の平均気温は産業革命前のレベルより3.5℃上昇すると予想しているが、その場合、海洋熱波の発生頻度は41倍、つまり100日に1回から3日に1回に増加する可能性がある。論文の筆頭著者であるベルン大学(スイス)の気候学者Thomas Frölicherは、「今日の海洋熱波は、以前に比べて持続期間は長く、頻度は高く、強度は大きく、また範囲は広くなっています」と言う。彼はまた、これらの変化は気候の自然な変動に基づく予想を超えているとし、海洋熱波の87%が人為的な地球温暖化の結果だと結論付けた。

地球規模の現象へ
研究者が海洋の熱波に注目し始めたのは、例えば2014〜15年に北東太平洋に出現し、アラスカのラッコやカリフォルニアのアシカ、北米の漁場に大打撃を与えた巨大な「ブロブ(暖水塊)」といった、極端な海洋熱波に直面するようになってからだ。また、世界中のサンゴ礁に壊滅的な被害を与えた2015〜16年の大規模なエルニーニョも熱波への注目に寄与した(2016年1月号「『ゴジラ級』エルニーニョを捕まえろ!」、2018年7月号「グレートバリアリーフの被害状況が明らかに」参照)。

「海洋熱波が強調されるのは、陸上と同様に極端な事象が海洋でも起こり得るという認識からです」と、スタンフォード大学(米国カリフォルニア州)の気象学者Noah Diffenbaughは話す。彼はまた、今回のFrölicherらの研究が地域的な問題を全球的な視点から見ている点も評価する。

コロラド大学ボールダー校(米国)の環境科学共同研究所の海洋物理学者Kris Karnauskasは、今回の研究は、海洋の長期的な温暖化傾向から短期的で急激な温度上昇を分離するための有益な枠組みを提供するものだと評価する。彼は、海洋熱波は自然な温度変動で生じる海面温度の上昇が、海洋の温暖化により極端になった結果であるかもしれないと言う。

現在、Frölicherのチームは海洋熱波の傾向と、それが地域や地方レベルの生態系に与える影響を探るためのモデルの開発に取り組んでいる。

(翻訳:三枝小夜子)

参考文献
Frölicher, T. L., Fischer, E. M. & Gruber, N. Nature 560, 360–364 (2018).


[18初期非表示理由]:担当:要点がまとまってない長文orスレ違いの長文多数により全部処理

2. 2018年10月01日 20:25:55 : iHxdjNnDoE : n@HzeCuCX3s[77] 報告
今までの 常識超えた 台風も
3. グーミン[322] g0@BW4N@g5M 2018年10月02日 12:06:31 : zY4WKX7dHQ : wyaVKct@Vx4[19] 報告
電気仕掛けの日本
停電で大混乱!

現在も浜松で大規模停電
そうこうしているうちに25号がやってくる。

4. 中川隆[-13416] koaQ7Jey 2018年10月06日 17:53:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19048] 報告
発電をすべて原子力にしなければ地球温暖化で地球の気温は250℃になる

「地球の気温は250度まで上昇し硫酸の雨が降る」ホーキング博士
2017年7月4日(火)19時01分 ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士 Toby Melville-REUTERS

<アメリカのパリ協定離脱を批判したホーキング博士が、地球の「金星化」を予言。さらにこれを裏付けるデータも>

著名な理論物理学者スティーブン・ホーキング博士が、人類に警告を発した。地球上の気温はいずれ250度まで上昇し、このままだと手遅れの状況になる可能性があるという。

7月2日に母校のケンブリッジ大学で行われた75歳の祝賀記念講演でホーキング博士は、アメリカの「パリ協定」からの脱退が原因で、地球上の気温上昇が加速するとの見方を示した。人類にとっての最善策は、他の惑星を植民地化することだと語った。

ホーキング博士は「地球温暖化は後戻りできない転換点に近づいている」と指摘し、ドナルド・トランプ米大統領によるパリ協定脱退の決断がさらに地球を追い詰めることになると非難した。気温は250度まで上がって硫酸の雨が降るという、まるで金星のように過酷な環境だ。

さらにこれを裏付けるような調査結果が出た。アメリカ気象学会の衛星データから地球表面と地球全体の温度が連動してどんどん暑くなってきていることが確認されたとワシントン・ポストが報じた。

【参考記事】イーロン・マスク「火星移住は生きている間に可能だと知ってほしい」
【参考記事】リッチな人々の火星移住は近い

不可逆的な状況になる前に

トランプは6月1日にホワイトハウスで声明を読み上げ、パリ協定から離脱すると発表した。同時に、自ら離脱するにもかかわらず「(パリ協定に署名する194カ国と)再交渉を始めて公正な協定を結びたい」とも提案。これを受け、ドイツ・メルケル首相とフランス、イタリアの首相は即座に連名で声明を発表。「パリ協定は再交渉できない」とトランプの提案を拒んだとニューヨーク・タイムズなどが報じた。

トランプの掲げるアメリカ第一主義に則って、離脱は「米国の雇用を守ることにつながる」と主張したが、アップル、フェイスブックなどの企業から批判を浴びる結果になってしまった。アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)はツイッタ―で、「パリ協定脱退は間違った決定」だと投稿した。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/07/250-1.php


地球の温度と温室効果
http://www.s-yamaga.jp/kankyo/kankyo-kankyo-3-1.htm

人間が作り出すエネルギーが大きくなりすぎてX点を超えてしまうと、地球は熱暴走を始め、海水はすっかり蒸発、石灰岩もすべて分解して、やっとD点(細かくいうとD点より少し温度の高いところ)で釣り合うようになる。そのとき地球の大気圧は水蒸気270気圧、二酸化炭素30〜50気圧の合計300〜320気圧、温度も200℃を越えるだろう。実際に、金星がこの状態である(図のE点)。金星は地球の90倍(90気圧)の大気を持ち、またその95%以上が温室効果ガスである二酸化炭素であるために、その温度は460℃〜480℃にもなっている(※2)。


 地球の温度は、大きく見れば太陽からの放射エネルギー(地球が受け取るエネルギー)と、地球からの放射エネルギーが釣り合うところで決まる。物体が放射するエネルギーは、物体の表面積が一定ならば、その物体の表面温度(絶対温度)の4乗に比例している。これをステファン・ボルツマンの法則という。式で書くと

  E(J)=σT4  ここで、σシグマはステファン・ボルツマン定数=5.67×10-8(J/秒・m2・K4)

 地球の位置での太陽放射(太陽定数)は1.37×103J/秒・m2、それを地球全体に平均するとその1/4(1・2の(1)参照)、また地球の反射能(アルベド)は0.3だから(吸収しているのは0.7だから)、地球(地表と大気)が吸収している太陽放射は結局1.37×103J/秒・m2×0.7=2.40×102J/秒・mである。地球もこれと同じだけのエネルギーを放射しなくてはならない。この値をステファン・ボルツマンの法則に代入すると、

 2.4×102(J・s-1・m-2)=σT4   σ=5.67×10-8(J・s-1・m-2・K-4)
 T4=4.23×109(K)
 T=255(K) (0℃=273Kだから255K=−18℃)

地球の温度は255K(−18℃)となる。これは実際の地表の温度より約33℃も低い。

 なお、この詳しい計算についてはこちらも参照。
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/taikitoumi/taikitotaiyoenergy.htm


また、

<1・2 食料>
http://www.s-yamaga.jp/kankyo/kankyo-shokuryo-1.htm

で用いた太陽エネルギーは、地表が吸収しているエネルギー(地表に到達するエネルギー)で、上で用いている太陽エネルギーは

地表+大気(対流圏の大気)
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/taikitoumi/taikinokouzo.htm

が吸収しているエネルギーであることに注意。

 地球の温度が単純な計算値より高いのは、地球の大気には水蒸気や二酸化炭素、さらにはメタン、窒素酸化物、オゾン、フロンガスなどの温室効果ガスが含まれているためである。温室効果ガスは、太陽からの放射エネルギー(おもに可視光線)は通すが、地球から宇宙に出ていこうとする放射エネルギー(赤外線)を抑えるのである。そのために熱がこもって、ステファン・ボルツマンの法則から期待される温度よりも高い温度になってしまう。

※ 物体が放射する電磁波の最大強度の波長はその物体の表面温度で決まる(ウィーンの変位則)。太陽のように表面温度が6000℃(5800K)の物体の最大強度は460nm(ナノメートル、黄色に見える)で、そのまわりの波長の電磁波が可視光線。そこで、太陽の放射エネルギーは大部分は、可視光線として放射されている。一方、地球程度の温度(-18℃であろうが、15℃であろうが)では、放射エネルギーは赤外線となる。


図6-3 温室効果

 これをもう少し詳しく見てみよう。大気がない場合の地球(つまり月(※1))の放射エネルギーはステファン・ボルツマンの法則に従い、表面温度の4乗に比例する。このとき、太陽放射と釣り合う温度(図6-4のA点=約マイナス18℃)が月全体の平均温度であり、地球に大気がなかった場合の地球の温度ともなる。


図6-4 地球の温度と地球からの放射エネルギーの概念図:自然の数理(筑摩書房、数理科学シリーズ、1975年)などから作成

 しかし、地球には海水として水が大量にあるし、さらに石灰岩も温度が上昇すると分解して二酸化炭素になる。つまり温度が上がれば上がるほど、大気中の水蒸気や二酸化炭素はどんどん増えて温室効果が強くなる。そのため温度が上がるとかえって放射エネルギーが低くなる。だが、すべての海水が蒸発し、またすべての石灰岩が分解すると、それ以上は温室効果は強くならないので、温度が上昇すると再び放射エネルギーは大きくなる。そこで、放射エネルギーのグラフは図の青線のようにいったん右下がりになったあと、再び上昇することになる。このグラフで、太陽放射と釣り合う温度は3カ所あるが、地球の温度はB点(約15℃)になる。

 もし、太陽の放射がいまより少し(10%くらい)大きくなったり、あるいは人間が作り出すエネルギーが大きくなりすぎてX点を超えてしまうと、地球は熱暴走を始め、海水はすっかり蒸発、石灰岩もすべて分解して、やっとD点(細かくいうとD点より少し温度の高いところ)で釣り合うようになる。そのとき地球の大気圧は水蒸気270気圧、二酸化炭素30〜50気圧の合計300〜320気圧、温度も200℃を越えるだろう。実際に、金星がこの状態である(図のE点)。金星は地球の90倍(90気圧)の大気を持ち、またその95%以上が温室効果ガスである二酸化炭素であるために、その温度は460℃〜480℃にもなっている(※2)。

 いくら人間が無限の、しかもクリーンなエネルギー源を開発しても、それを地球で使えば最終的には熱になる。熱暴走を起こさないためには、太陽エネルギーの10%以下に抑えなくてはならないこともわかる。実際には、こんなに使う前に地球の環境は完全に破壊されるであろう。

※1 月のアルベド(反射能)は0.07なので、これを使って計算すると月の温度は276K(3℃)になる。

※2 金星のアルベドは0.78もあり、地球よりも太陽に近いのにもかかわらず吸収している太陽エネルギーは地球よりも小さい。

 

補足:安定な平衡と不安定な平衡

 図6-4で、地球放射と太陽放射が釣り合う点が3つある。B点とD点は、地球の温度が上がれば太陽放射より地球放射の方が大きくなり、出ていくエネルギーの方が大きくなるので温度が下がる。逆に、地球の温度が下がれば太陽放射より地球放射の方が小さくなり温度は上がる。ここは、負のフィードバックがかかっている。つまり、この点は地球の温度がちょっと変動しても必ず元に戻る。このような平衡を安定な平衡(釣り合い)という。

 一方、C点はちょっとでも地球の温度が上がると、出ていくエネルギーの方が小さくなるのでますます温度が上がり、逆に温度が下がると出ていくエネルギーの方が大きくなるのでますます温度が下がる。ここは、正のフィードバックがかかっている。このような平衡を不安定な平衡(釣り合い)という。

 安定な平衡、不安定な平衡は、坂に球(ボール)を止めることを考えるとわかる。右図の青い球は谷底と頂上で止まる。その青い球は、谷底では位置が少しずれても谷底に戻るが、頂上では少しでも左右にずれると坂を転がり落ちてしまう。谷底が安定な平衡のイメージ、頂上が不安定な平衡のイメージである。
http://www.s-yamaga.jp/kankyo/kankyo-kankyo-3-1.htm
 



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主要35地域の動植物、気候変動で半数が絶滅の危機 WWF
2018.03.14 Wed posted at 15:32 JST

気温の上昇がこのまま続いた場合、35地域の動植物の半数が絶滅の危機に陥る可能性があるとの報告書が発表された


(CNN) 世界の気温上昇がこのまま続いた場合、地球上の生物多様性に富んだ地域に生息する動植物のうち、約半数の種が絶滅の危機にさらされるとの研究結果が新たに報告された。

国際NGOの世界自然保護基金(WWF)が英イーストアングリア大学、豪ジェームズクック大学と共同で報告書をまとめた。

報告書はアマゾンの熱帯雨林やガラパゴス諸島、オーストラリア南西部、マダガスカルなど、世界でも生物多様性に富んだ35の地域に着目。そこに生息する動植物のうち約8万種近くは絶滅する恐れがあるとして、温暖化対策の必要性を訴えている。

WWFの専門家は「高い気温や長引く干ばつ、大型の暴風雨が常態化して、世界中の生物に影響を及ぼし始めている」と指摘する。

産業革命前からの気温上昇が4.5度に達すると、アフリカゾウは飲み水を失い、インド・スンダルバンス国立公園のトラの繁殖地は96%が水没する恐れがある。

一方、2015年に温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」が目標に定めた2度の上昇にとどめることができれば、絶滅種の割合も25%に抑えられるという。

WWFは報告書の中で、「特定の場所に生息する特定の種が消えるというだけの問題ではない。何億人もの人々の命を支える自然生態系全体に深刻な変化が起きるかどうかの問題だ」と強調している。


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人類史上最低レベルの海氷量を記録:海に消え行く北極と南極の氷
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180224-00028058-rolling-ent
Rolling Stone Japan 2/24(土) 8:30配信

NASAの研究チームが発表した南極における氷解写真:撮影2017年(Photo by Mario Tama/Getty Images)


2018年2月、我々の住む惑星が新たな転機を迎えた。現在の海氷の状態は、人類の文明が始まった約1万2000年前以降で最低のレベルにある。

今懸案の新事実は、海氷の量が、人類の文明が始まって以来で最低のレベルにあるということだ。最近は気温上昇が、地球で最も寒い極地に継続的な変化を与えている、という兆候がみられる。新たな最低記録は、地球の気候システムが、比較的安定していた時期から変化してきたことを示している。安定していた時期には、都市が発展し、商業が栄え、現在の我々の生活様式の成立に貢献していた。

2018年に入って今までのところ、両極地とも著しく気温が高い。人が恒久的に居住する北限とされるノルウェーのスヴァールバル諸島では、ここ30日間の平均が通常よりも6℃以上高い。2018年1月、1隻のタンカーが砕氷船の助けを借りずに初めて冬の北極海を横切った。一方の南極海では、夏の風が近づくにつれ、海氷が3年連続でほとんど消滅している。

極地の海氷の減少は長い間、地球温暖化による最も重要な転換点のひとつとみなされてきた。明るい白色の氷が溶けると、熱を吸収しやすく反射の少ない海水が表面に出る。さらに残念なことに、温暖化の新たなサイクルを促進してしまう。

2017年秋に発表された研究によると、そのサイクルは、北極の氷の溶解を助長する主原因だと思われるという。つまり、永久的な海氷の終焉の始まりを示している。気候や生態系の極端な変化など広範囲に渡る変動は、既に遥か北極の地で捉えられている。

現在地球上は1600万平方キロメートルの海氷で覆われているが、1990年代の同時期と比較して約260万平方キロメートル減少した。最低を記録した2017年から、さらに数万平方キロメートル少ない数字である。地球の両極の状況は、比較的新しく始まった宇宙からの観測により、詳細に知ることができる。両極をモニタリングしている衛星は、1978年以降の海氷データしか記録していないが、このように記録的な海氷の量の少なさは、長い間見られなかったことは間違いない。

地球の歴史上見られなかったペースで温暖化が進んでいる

北極の海底で発見された微細な化石を分析したところ、北極海の海氷量はここ数世紀、或いはもっと長い間で最低レベルにあることを示している。また、カナダの北限地域で発見された植物の化石からは、北極が現在のように温暖だったのは少なくとも4万4000年前まで遡ることがわかった。一方で南極の海氷は、より変化しやすく、古代からの確かな証拠なども存在しない。もっとも、12万8000年前の海氷量は今よりも少なかったという確証はあるが。そして約1万2000年前、最後の氷河期の終わり頃に気温が安定し、中東地域で農耕が始まった。

例年2月中旬は、地球上の海氷量が1年を通じて最も少ない時期だ。土地の量の少ない南極は、いつでも北極より氷の量が多い。しかし近年は、両極で通常よりもより氷の量が減少している。北極と南極は、地球の気候システムにおいてほぼ別々の役割を担っている。しかし現在は両極の状況が同期しており、研究者を悩ませている。

カリフォルニア大学アーバイン校の海氷研究者ザック・ラベによると、いくつかの理由が考えられるという。北極の海氷は、この数十年間で急激に減少しているが、ラベら研究者たちは、人類がもたらした地球温暖化によるものだと確信している。

一方、2016年から減少し始めた南極の氷は、気候の自然な変化によるものと考えられている。「現在見られる南極の氷の減少が、新たな減少傾向を示すものだと決めつけるには時期尚早だ」と、ラベは言う。

海氷の減少は懸念事項であるが、全体的な変化のペースはより悪くなっている。地球全体の気温は、最近の地球の歴史上見られなかったペースで上昇を続けている。つまり、現在の記録もまた破られるに違いない。

※本記事は、米国ローリングストーン誌と提携するGrist誌に掲載された記事である。

Translation by Smokva Tokyo

Eric Holthaus

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北極圏で冬季の最高気温記録 例年を30度上回る
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/639.html

米航空宇宙局(NASA)が撮影した北極圏の海氷。NASA提供(2018年2月27日入手)


AFPBB News
2018/02/28 09:02

AFP=時事】欧州に厳しい寒波が襲来する中、真冬の北極圏で記録的な高気温が観測されている。北極点では最近、例年の同じ時期の水準を30度上回り、0度を超える気温が記録された。海氷に覆われた範囲は、50年余り前に観測が開始されて以来、最小となっている。

 一連の高気温は、「成層圏突然昇温」と呼ばれる現象によるもの。

 米独立研究機関バークリー・アース(Berkeley Earth)の主任科学者ロバート・ローデ(Robert Rohde)氏はツイッター(Twitter)への投稿で、今回の高気温について、平年を30度上回っていると説明した。

 北極点には常設の計測器はないが、米国と北欧諸国の気象当局は、同地の気温は2月25日に最高に達したと報告している。

 ノルウェー北極研究所(Norwegian Polar Institute)の気候科学者、ロバート・グラハム(Robert Graham)氏はAFPに対し、「冬季に北極点付近の気温が0度を超えた例は、1980年から2010年までの間に4回あったと考えられている」と説明。それが「今や最近の過去5回の冬のうち、4回で発生している」と述べている。

 科学者らは、蓄積されたデータは、気候変動が冬季の異常気象の一因であることを示していると指摘した。


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北極で「真夏並み」の暖かさ、世界の異常気象の原因に
2018.02.28 Wed posted at 12:26 JST

(CNN) まだ冬の真っただ中のはずの北極で、気温が急上昇して真夏のような暖かさになる異常気象が観測されている。

北極は今、1日24時間太陽が昇らない極夜の闇に包まれている。ところがデンマーク気象庁によると、気温は今週に入って零度を超え、同地の冬としては観測史上最高を記録した。 世界最北の陸地にあるモリスジェサップ岬測候所の観測では、グリーンランド東部と北極中部の2月の平均気温は、平年を約15度上回った。

デンマーク気象庁によれば、北極の気温は数十年前から上昇を続けているが、ここ数年は特に極端な変化が起きている。過去20年の間に2月の気温が零度を超えたのは、2011年と17年、今年の3回のみだった。

特に今月のような異常な暖かさは前例がなく、過去最長の9日連続で零度を上回る状況が続いているという。

ノルウェー北極研究所の専門家によると、北極の「熱波」の原因は、南からの暖かい風と海氷の後退、海面の上昇と温暖化にある。

北極に流れ込む暖かい風は、例年であれば海氷によって冷却されるが、海氷が後退したために南風が暖かいまま北上を続けた。海面の上昇と温暖化も続いているため、暖かい風は北極海を覆い、北極点に達している。

北極の異常気象は悪循環を生み、欧州全土やアラスカにも影響が及んでいる

アラスカのダイオミード島は、例年であれば2月は海氷が押し寄せる季節だが、今年は流氷に代わって波が海岸に打ち寄せ、沿岸部の地形も変化した。

長年北極の観測を続けている米国立測候所の専門家によると、2017年は観測史上初めて、アラスカ沖の海上で海氷が1度も観測されなかったという。

1月〜2月にかけての北極の海氷は、1980年以来、縮小を続けている。米国立雪氷データセンターによると、2018年1月から2月にかけては記録的な激減が観測され、昨年の海氷減少は過去最悪だった。

一方、北極の温暖化とは対照的に、欧州は異例の寒波に襲われている。「東から来た野獣」と呼ばれるこの寒波は、シベリアからの寒気が欧州全土を覆ったことによる。

氷河に詳しい専門家のジェイソン・ボックス氏は、北極の寒気が通常停滞している場所から押し流されたと解説する。この寒気が、イタリア・ローマのように通常は温暖な場所にも異例の積雪をもたらした。

北極は地球の空調装置の役割を果たし、中緯度地域の気温調節や気象パターンの調節を担っている。そのバランスが崩れれば、異常気象が発生する。

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2018.3.2
最強寒波襲来と食糧不足の原因になる「北極温暖化」の深刻
『北極がなくなる日』
http://diamond.jp/articles/-/161802

北アフリカのサハラ砂漠で
積雪が観測された!

 この冬、最強寒波が世界各地を襲っている。日本の北海道・東北・北陸地方では記録的な豪雪となっているし、世界各地でも年初よりアメリカ北東部やロシアの東シベリアは猛烈な寒波におそわれている。ついには北アフリカのサハラ砂漠にて異例の積雪が観測されたという。いったい全体、何が起こっているのか。


『北極がなくなる日』
ピーター・ワダムズ著、武藤崇恵(訳)、原書房、308ページ、2400円(税別)
https://www.amazon.co.jp/dp/4562054441?tag=yosuke0419-22&ie=UTF8

 どうやら北極の温暖化がその原因のようである。北極の海氷が溶けたことが中緯度北部地域(特に東アジアと米国東部)の異常な寒冷化現象に繋がっていると、科学者の間では論じられているのだ。北極が温暖化することによってシベリア寒冷高気圧が強大化したことに加え、上空のジェット気流も南北に蛇行しがちになるので、寒冷高気圧が日本や韓国などにもが南下しやすくなるという。

 北極なんて遠い世界の話、と思っていたら意外と私たちの身近に影響を与えているようだ。北極の氷が溶けたら北極海航路による貨物輸送が増えるし、北極圏の資源開発が進んで世界経済が潤う、なんてのんきなことを言っていられない状況になってきた。

 ただ冬に寒くなるだけであればなんとかそれに適応すればいいのだが、一番厄介なのは北極の温暖化によって影響をうける北半球の中緯度地域が、地球全体にとって農作物の高生産性地域であることだろう。異常気象が農作物生産量に影響をおよぼし、世界全体でみれば食料価格が上昇してしまうリスクが高まることになる。貧困国では飢餓の発生が避けられなくなると予想されている。


北極の温暖化は
なぜ起こっているのか

 ではこの北極の温暖化はなぜ起こっているのだろうか。「そりゃあ、二酸化炭素排出量の上昇による温暖化だろう」と安直に思い込みがちだが、最新の研究によるとどうやらそれだけではないようだ。二酸化炭素の数十倍以上の温室効果があると言われるメタンガスの放出というより深刻な問題が指摘されている。

 北極の海氷は2005年頃より溶け始めているが、時を同じくして北極海大陸棚海底の永久凍土も溶け始めている。永久凍土は数万年間メタンハイドレートを地中にとどめる蓋の役割を果たしていたが、この蓋が溶けたことによって、現在では大量のメタンガスが海底から大量に放出されているのだ。本書『北極がなくなる日』の口絵には、気泡ブルーム状のメタンガスが海底から噴出している異様な写真が載っており、まるで地球が怒っているかのようなぞっとする光景である。

 かつては800平方キロメートルあった夏期の北極海水は、いまやその半分以下へと面積が縮小し、厚さもどんどんと薄まった。「ティッピング・ポイントをすでに超えてしまった」と著者は評価する。40年以上に亘って極地の海氷量の変化を計測・観測してきた第一人者の言葉は重く読み手に突き刺さってくる。


海氷はまだまだ
解明されていないメカニズムが多い

 本書は、北極のダイナミズムを解説するサイエンス本であると同時に、著者であるピーター・ワダムズ博士の長年にわたる海氷研究の挑戦を綴った本でもある。北極から南極まで地球のあちこちを飛び回る博士は、これまで海氷研究に新たな視点を常に取り入れ続けてきた稀有な研究者の一人だ。本書ではその長年の経験をもとに読者に自然環境メカニズムの解明作業に向かう科学者たちの臨場感を存分に味あわせてくれている。

 著者の経験談の中でも最も臨場感が溢れるのは、著者の十八番である潜水艦を使った海氷研究の場面だろう。世界に多くの海氷研究者がいるといえども、潜水艦で自ら氷の下を訪れた人は世界広しといえどもそうそういない。本書で紹介されている海氷の下を潜水中に潜水艦内で起こった事件についてはぜひ本書を手にとって確認してほしい逸話だ。

 海氷はまだまだ解明されていないメカニズムが多くあるという。特に2000年以降は科学者の追随を許さぬかたちで急速に変化が起きており、世界中の科学者がその解明を試みている。本書はそのダイナミックな変化を追う科学者達の奮闘記ともいえる一冊である。

 また、本当はあまり声を大にして宣伝したくないのだが、ジオエンジニアリングを活用した地球環境ビジネスのアイデアが豊富に掲載されている。ビジネスマンにとっては恰好のネタ帳の役割を果たすことは、ここだけの話だ。





2. 中川隆[-5462] koaQ7Jey 2018年3月17日 09:20:23: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

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CO2濃度、過去80万年の最高記録を更新 WMO発表 2017.10.31
CO2濃度の急増に国際機関が警鐘を鳴らす

(CNN) 世界気象機関(WMO)はこのほど、地球温暖化の原因とされる大気中の二酸化炭素(CO2)の濃度が昨年、過去80万年の最高記録を更新したと発表した。

WMOは原因として人間活動と、東太平洋の海水温が上昇する「エルニーニョ現象」の影響を挙げ、「ここ70年でみられた大気の急激な変化は前例がない」と強調している。

WMOのターラス事務局長は「CO2など温室効果ガスの排出量を素早く削減しない限り、今世紀末までに危険な気温上昇が起きる」「将来の世代が受け継ぐ地球ははるかに住みにくい場所になる」と警告した。

WMOによると、過去にCO2濃度がこのレベルまで上昇したのは300万〜500万年前。当時の気温は現在よりさらに2〜3度高く、海水面は10〜20メートル高かったとされる。

これとは別に、世界環境計画(UNEP)は31日、世界各国の温室効果ガス排出量に関する報告書を発表する。

UNEPのソルハイム事務局長はWMOの報告を受け、「数字はうそをつかない。我々のCO2排出量はまだはるかに多すぎる」と強調。「過去数年で再生可能エネルギーの導入が大きく進んだが、こうした技術の発展に向けて努力を強化する必要がある。問題に立ち向かう解決策はすでにたくさんある。今必要なのは、世界が政治的意志と新たな緊迫感を持つことだ」と指摘した。

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大気中の二酸化炭素が増えると、まず寒暖の差が極端な異常気象になって、最終的にはこうなります:

古代の南極には森林が? 2億8千万年前の化石を発見
2018.01.21 Sun posted at 19:21 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35113051.html


写真特集:南極で発見された化石の数々

(CNN) 現在の南極は厚く固い氷に覆われた不毛の地だが、2億8000万年あまり前には木々が生い茂っていた――。米ウィスコンシン大学などの研究者が、そんな可能性を示唆する化石を発見した。

地質学者のエリック・ガルブランソン氏らは前回の南極の夏、これまで南極で発見された中で最古の森のものとみられる化石に遭遇した。最初の恐竜が地上を闊歩(かっぽ)する以前の時期のものだ。

研究チームは現在、かつての南極で森が繁茂するに至った経緯について手がかりを見つけるべく、再び氷の地に足を踏み入れている。

2億8000万年前の南極は今日よりもはるかに温暖だった。当時の南極はまだ、現在のアフリカや南米、アラビア半島、インド、オーストラリアを包含する「ゴンドワナ大陸」の一部だった。

ガルブランソン氏によれば、大陸の南端は当時、高さ40メートルまで伸びるシダ種子植物に覆われていた可能性がある。こうした樹木は4〜5カ月ほどに及ぶ真っ暗闇の時期を生き延びることができていたようだ。

南極における化石探しでは、大陸を東西に分ける南極横断山脈の一部を登る場面もある。

しかし零下の気温や強風の中で氷河や雪原を横断するのは簡単なことではない。ガルブランソン氏らのチームは登山用ハーネスでお互いの体を結び、靴に鉄のスパイクを装着。氷河の割れ目に転落するのを避けるため氷の亀裂を探した。

化石探索が始まるのは、研究チームが山頂にたどり着いた時からだ。手がかりを求めて岩を探る。「樹木の化石を見つけるのは特に難しい。岩の中に溶け込んでおり、若干目立たなくなっているためだ」

ウィスコンシン大学ミルウォーキー校教授であるガルブランソン氏は専門家らのチームとともに、7年間にわたり南極の化石を探してきた。13種類の樹木の化石などを発見したのは2016年11月〜17年1月の旅でのこと。「予想だにしていない驚きの発見だった」という。

化石はボートで5カ月をかけて運び、世界のさまざまな研究所に送られた。現在では各種専門家が植物の部位を継ぎ合わせたり、葉の化石や幹、年輪を調べたりする作業に当たっている。

大きな課題の一つとなっているのは化石の年代特定だ。ガルブランソン氏は、2億8000万年というのは大まかな推定に過ぎないと説明。前後に2000万年のずれがある可能性もあるとしている。

森の大体の年代については、付近で見つかった葉の化石や、堆積岩内に保存されていた植物花粉の年代を特定することで判断した。

今回の旅では、正確性で上回る放射性年代測定のため火山灰から「ジルコン」と呼ばれる鉱物を抽出する計画。この種のウラン・鉛年代測定法により、約1万年という誤差の範囲でより正確な年代把握が可能になる見通しだ。

研究チームはまた、こうした南極の森を「新しい」木の化石と比較し、大量絶滅の期間中に南極の生態系がどのように変化したかを調べたい考え。

2億5000万年前に起きたペルム紀末の大量絶滅では、南極の森を含め生物種の90%以上が地上から姿を消した。

ガルブランソン氏によれば、大量絶滅の原因については正確に分かっていないが、20万年間にわたり大量の二酸化炭素が大気中に流入したことに要因を求める理論もある。結果として、地球規模での気温上昇や海洋の酸性化が起きたという。

大量絶滅後には大気中の二酸化炭素量が減少する一方、常緑樹や落葉樹の多様性は拡大し、生態系もはるかに安定したという。

ガルブランソン氏は自身の研究について、現代の気候変動の影響を理解するうえで一助になる可能性もあると指摘。「大気中のガスの集中と、将来予想される環境面での地球の状態との間に一定の関連がありそうなことは分かっている」と話す。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35113051-3.html


温暖化で平均気温8℃上昇の予測、北極が熱帯に
化石燃料を燃やし尽くし、氷河期が終わる「最悪のシナリオ」2016.05.26
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/052500185/


科学者らは、もしこのまま化石燃料を使い続ければ、温暖化によって極地の氷が解け、「大地がむき出しになって極地地方の熱吸収が活発化し、それがさらなる温暖化を促すだろう」と指摘する。(Photograph by DIANE COOK AND LEN JENSHEL, National Geographic Creative)


 これまでの研究では、とりわけ深刻な予測をしているものでさえ、今世紀末には地球温暖化の速度は緩やかになっていくだろうとされてきた。しかし、カナダの学者らによって5月23日付けの学術誌『Nature Climate Change』に発表された論文には、そうした楽観的な言葉は一切ない。気温は二酸化炭素排出量とともに確実に上昇し、石油の最後の一滴、石炭の最後のひとかけらが消費されるまで続くだろうと書かれている。

 この論文によれば、もし地球上のすべての化石燃料が燃やされたなら、地球の気温は2300年までに産業革命以前の水準と比べて平均8℃上昇し、大気中には5兆トンの炭素が増加。北極の平均気温は17℃も上昇するという。

 これらの数値は、従来の研究で示されてきたものよりも数℃高い。

 専門家らは、本当にこの気温になったら、温室効果ガスの働きによって地球規模で食料が激減し、人間が住めない場所が増え、多くの動植物が絶滅するだろうとしている。

 英オックスフォード大学の気候ダイナミクスグループの代表者、マイルズ・アレン氏は、氷河期が終焉を迎えるために必要な気温上昇は6℃であることを指摘し、「ここで議論されている変化とは、それほどに深刻なものなのです」と述べている。(参考記事:「気候変動 大特集 地球を冷やせ!」)


アラスカにヤシが繁り、北極でワニが泳ぐ

 8℃の気温上昇というのは、昨年、パリで各国が合意した「世界の平均気温上昇を2℃未満に抑える」という目標をはるかに上回る数値だ。(参考記事:「【解説】COP21「パリ協定」勝ち組になったのは?」)

 これだけ気温が上昇すれば、アラスカにヤシの木が繁り、北極でワニが泳いでいた5600万〜5200万年前の始新世初期の気候に近い状況になるだろう。(参考記事:「気候変動 瀬戸際の地球 薄氷の北極海へ」)

 哺乳類は始新世という高温の時代を生き延びた。初期の霊長類が現れたのはこの頃だ。しかし一部の馬は、暑さや炭素のせいで変化した食料事情に適応するため、イエネコほどのサイズに小型化した。米スミソニアン研究所の化石植物の学芸員であるスコット・ウィング氏は、現在の生物や生態系は、この先200〜300年という短い期間で起こる気温上昇に適応できない可能性もあると語る。

 ウィング氏はまた、始新世の気温上昇が始まったとき、地球の極地は現在のように氷に覆われてはいなかったと指摘する。「気温の上昇によって氷床が解ければ、大地がむき出しになって極地地方の熱吸収が活発化し、それがさらなる温暖化を促すでしょう」(参考記事:「世界各地で氷河が融解」)

 極地の氷の融解は海水位を上昇させ、そうなれば世界人口の40パーセント以上にあたる海岸地帯に住む人々は大混乱に陥る。(参考記事:「海面上昇は予想を上回るペース、NASA」)

 新たな論文は、熱帯太平洋では降水量が4倍になる一方、南北アメリカでは最悪3分の1にまで、またオーストラリア、地中海、アフリカ南部、アマゾンの一部では2分の1にまで減少すると予測している。

 アレン氏によると、熱帯雨林のシステムは崩壊し、さらには南欧や北米で起こる干ばつによって「農業が壊滅的な打撃を受ける」可能性があるという。

 今回の論文を執筆したカナダ、ビクトリア大学の研究者であるカタジナ・トカルスカ氏のチームは、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)による報告書が触れていない重要な問題を指摘するため、新たにモデリングを行った。IPCCが提示した最悪のシナリオは、2100年までに増加する累積炭素量を最大2兆9000億トンとして計算したものだ。トカルスカ氏のチームは新たな研究において、もし既知の採掘可能な化石燃料資源がすべて消費された場合には何が起こるのかを考察している。

排出量の累積に上限を

 IPCCの最悪のシナリオでは、2100年までの気温上昇は2.6〜4.8℃とされており、それより先の未来を予測した数少ない研究はどれも、濃度が高くなった時の温室効果ガスの物理的特性によって、温暖化は減速するだろうとしている。トカルスカ氏のチームは、そうした予測においては、地球の複雑な炭素循環システムが考慮されていないと指摘する。なにより深刻な問題は、海が――ちょうど水がいっぱいに染みこんだスポンジのように――熱や炭素を吸収する能力を失うことだ。そうなれば、熱や炭素はもう大気中にとどまるしかない。

 もちろん、人類が石油や石炭をすべて使い切るまで燃やし続けるかどうかはわからない。しかしクリーンな代替エネルギーの価格が下がり、世界中で使われるようになるまでは、化石燃料の使用継続は事実上避けられないだろうと専門家は見ている。

 パデュー大学およびニューハンプシャー大学の地球科学者、マシュー・フーバー氏は、IPCCによる期間を限定した予測は、大きな誤解を生む原因となると述べている。(参考記事:「目標「気温上昇2度以下」は無意味?」)

「2100年までに何が起こるかを決まったことのように述べるのは有害であり、より長いタイムスケールで検討した場合に見えてくる重大なリスクを無視しています」

 フーバー氏自身は、北極が熱帯化するほどの変化は、極地の気温が、新たな論文で指摘されているよりも10℃以上上昇しなければ起こらないと考えている。

 それでも、気温の上昇は人口が密集する地域に殺人的な熱波を引き起こすだろうと彼は言う。

 今回の論文の執筆者らは、彼らの研究が、気候政策に「炭素予算(累積排出量の上限)」の設定を組み込む動きを後押しするだろうと考えている。

 アレン氏もまた、パリ協定では炭素予算についての言及を避けたが、科学が政策の方向修正をするよう働きかけるべきだと指摘する。

「ゼロエミッションを実現するためにまず必要なことは、それを達成しなければならないと我々が認識することです」(参考記事:「温暖化対策の切り札が地球にとっては逆効果?」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/052500185/


CO2減少が氷河期や地球寒冷化の原因

石炭紀末の寒冷化

石炭紀(せきたんき、Carboniferous period)は、地質時代の区分のひとつ。古生代の後半で、デボン紀の後、ペルム紀の前の時代を指し、これはおおよそ現在より3億5920万年前から2億9900万年前までの時期にあたる。この期間はデボン紀末の大量絶滅からペルム紀直前の数百万年に及ぶ氷河期で区切られている。

名前の由来はこの時代の地層から多く石炭を産することによる。この地層から石炭を産するのは当時非常に大きな森林が形成されていたことの傍証となる。

陸上では、シダ植物が発達し、昆虫や両生類が栄えた。
巨大なシダ類が繁栄し、中でもリンボク(レピドデンドロン)は大きいもので直径2m、高さ38mのものが存在し、このような巨大なシダ類が湿地帯に大森林を形成していた。これらの巨木は標準的なものでも20m〜30mの高さがあった。

末期には数百万年に渡る氷河期が到来し多くの生物が死滅した。


石炭紀で多くの地域は年間を通して季節の変化はあまりなく、1年中湿潤な熱帯気候であったといわれる。

一方で南極では氷河が形成されるなど、寒冷化が進行しつつあった。

石炭紀には木材のリグニンを分解できる菌類が十分に進化しておらず、森林の繁栄により大量の炭素が石炭として固定化され、ペルム紀初期の大気中の酸素濃度は35%に達したといわれる(現代は21%)。このことが動植物の大型化を可能にしたと考えられている。

また、植物が繁栄したことで大量の二酸化炭素が吸収され、その多くが大気中に還元されずに石炭化していったため、大気中の二酸化炭素濃度が激減した。これが寒冷化と氷河の発達、ひいては氷河期の一因とされる。

巨大な陸塊であるゴンドワナ大陸の南部が南極にあったこともあり、ここには大規模な氷河(氷床)が形成されていき、終盤に氷河期が訪れた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%82%AD%E7%B4%80

地質時代と地球環境[geologic period and globalenvironment]

  植物は成長・繁殖する際に自身の光合成産物を使うのであるから,光合成生産は子孫の存亡を左右する.すなわち光合成は植物の進化にも大きく関与する.また光合成が地球環境の変化をもたらすこともあった.

シアノバクテリアなどの原核光合成生物が誕生したのは今から約30億年前の海中で,約9億年前に真核光合成生物(植物)が誕生した.これらの生物の光合成によってつくられた酸素が大気中に蓄積していき,ついにはオゾン層が形成されるに至った.

オゾン層には紫外線を吸収する効果がある.約4億年前には,オゾン層の発達によって地上の紫外線量が生物の致死量以下になり,陸上植物が誕生した.

その後,中生代白亜紀の終わりまで地球は全体に温暖湿潤であったので,植物はよく茂り巨大化した.特に約3億年前には,巨大シダが密林をつくり,枯死体が分解されずに堆積して分厚い石炭層をつくったので,石炭紀と呼ばれる.

 植物の誕生以来中生代まで,C3光合成を行うC3植物のみであった.これに対してC4ジカルボン酸回路を有するC4植物は,中生代から新生代第三紀にかけて進化したものと考えられている.

この進化には,大気中の二酸化炭素濃度の変化が大きく関与しているとされている.

現在の地球の大気中の二酸化炭素濃度は約370 ppm, 酸素濃度は約21%である.

しかし地球誕生から光合成生物の誕生に至るまで約15億年間は,地球の大気中には酸素はほとんどなく,二酸化炭素濃度は約3%と,現在の100倍もあった.

原生代以降,大気中の酸素濃度は上昇を続け,二酸化炭素濃度は,火山活動期以外はほぼ一貫して現在の濃度の3〜4倍程度であった.

ところが中生代白亜紀から新生代第三紀にかけて,二酸化炭素濃度は低下し,新世代第三紀の氷河期には, 180 ppmと現在の約半分程度になることもあった.

低二酸化炭素濃度下では,C3植物は光呼吸によってATPやNADPHを消費し,しかも二酸化炭素を放出してしまうため,高い光合成生産を行うことができない.一方C4植物では,光呼吸がほとんど起こらないため,光合成は二酸化炭素濃度の影響を受けにくい.すなわちC4光合成系は,二酸化炭素濃度の低下に対応して進化してきたと考えられている.C4植物は葉内の細胞間隙の二酸化炭素濃度が低くても高い光合成生産をあげることができるので,一般に気孔開度を小さくして気孔コンダクタンス(気孔抵抗の逆数)を低く抑えている.このため蒸散による水の消費量が少なく,乾燥にも強い. CAMは,乾燥地帯のC3植物から,乾燥化に対応して進化してきたとする仮説がある.

 地球の平均温度と大気中二酸化炭素濃度の変化には,地質年代的にみてたくさんの変動があるが,これらは同調的に起こってきた.すなわち,

温度の高い時期には二酸化炭素濃度も高く,逆に温度の低い時期には二酸化炭素濃度も低かった.

最終氷期以降,2万年前から,地球は一貫して温暖化し,二酸化炭素濃度は増加してきた.増加がおさまったのが1万年くらい前で,過去の周期からすれば,現在は気温も二酸化炭素濃度も増加期ではなく,むしろ低下期にあるはずであった.

ところが産業革命以降,人類による化石燃料消費量の激増に伴い,わずか160年ほどで二酸化炭素濃度は280 ppm から370 ppm に増加し,地球の平均温度も1℃近く上昇した.

「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の2000年度報告書では,21世紀中に二酸化炭素濃度が最大で700 ppm を越え,地球の平均温度がさらに最大で6℃近く上昇する可能性が高いとされている.このような急激な地球環境変化は,過去に起こった変化の100倍以上も早く,地球史上かつてないものである.
http://photosyn.jp/pwiki/index.php?%E5%9C%B0%E8%B3%AA%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%A8%E5%9C%B0%E7%90%83%E7%92%B0%E5%A2%83




3. 中川隆[-5454] koaQ7Jey 2018年3月19日 11:02:52: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

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Stephen Hawking's Favorite Places - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=boMwraPxQIo

温暖化で移住先の惑星を探している「異星人との交信は慎重に」
ホーキング博士が最新動画で警告(2016年09月)

「地球の気温は250度まで上昇し硫酸の雨が降る」ホーキング博士 2017年7月4日
著名な理論物理学者スティーブン・ホーキング博士は母校のケンブリッジ大学で行われた75歳の祝賀記念講演で、アメリカの「パリ協定」からの脱退が原因で、地球上の気温上昇が加速するとの見方を示した。人類にとっての最善策は、他の惑星を植民地化することだと語った。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/07/250-1.php


宇宙物理学者スティーヴン・ホーキング博士はこれまでも、そしてこれからもこう言い続ける。異星人からシグナルがあっても応えてはいけない、少なくとも慎重に考えなければならない。

ホーキング博士はストリーミングサイト「キュリオシティ・ストリーム」で新しい短編動画『Stephen Hawking’s Favorite Places』を公開した。この動画では、ホーキング博士と共に宇宙を巡ることができる。博士はコンピューターで作成した架空の宇宙船に乗って旅をする、そしてブラックホールと地球に似た太陽系外惑星で科学者たちが生命体の存在を信じている「グリーゼ832c」のシミュレーションを垣間見ることができる。


『Stephen Hawking’s Favorite Places』の紹介動画

グリーゼ832cは第2の地球になる可能性はほとんどない。科学者たちは8月、太陽から一番近い恒星プロキシマ・ケンタウリの周りを周回する「プロキシマb」が、液体のまま水が存在し生命が居住できる気温を持つと発表した。

しかし、もしこのような星からシグナルを受けた場合、ホーキング博士は、むやみに交信してはならないと警告している。

USAトゥデーによると、ホーキング博士は「応答することについては慎重に考えなければなりません」と語っている。「高度に発達した文明と出会うのは、アメリカの先住民がコロンブスと遭遇したことに似ています。彼らは結果的にあまりうまくいきませんでした」

この見解は、ホーキング博士がこれまで何度も表明してきたものだ。地球外の知的生命体を信用してはならない理由として、人間を例に挙げてきた。

博士は2010年、タイムズ・オブ・ロンドン紙に「知的生命体が、私たちが遭遇したくないものに発達している可能性だけは考慮しなければなりません」と語った。「彼らは母星の資源をすべて使い果たし、巨大宇宙船の中で生活している可能性があります。このように高度な文明を持つ異星人は放浪するようになり、行ける範囲の惑星ならどこへでも行き、征服し、植民地化しようとするでしょう」

なるほど。NASAのみなさん、ぜひこの話を聞いてください。
https://www.huffingtonpost.jp/2016/09/25/stephen-hawking_n_12187028.html 





4. 中川隆[-5471] koaQ7Jey 2018年3月20日 21:21:10: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

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気候変動が起因の移民、50年に1億人超 世界銀行
2018年3月20日 13:16 発信地:ワシントンD.C./米国


凶作に見舞われた南スーダンで赤十字国際委員会(ICRC)から配給された作物の種を運ぶボランティア(2017年4月11日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Albert Gonzalez Farran


【3月20日 AFP】世界銀行(World Bank)は19日、気候変動を放置し続けた場合、30年後には凶作や干ばつ、海面上昇から逃れる移民が大量に発生すると警告する報告書を発表した。気候変動に起因する移民問題の報告書は初という。

 報告書によると、2050年までに1億4300万人の生活が脅かされ、移動を余儀なくされるという。アフリカのサハラ以南で8600万人、南アジアで4000万人、中南米で1700万人となっている。

 途上国の人口の半数以上がこれらの地域に居住しており、住民の2.8%が気候変動リスクにさらされる恐れがあるという。

 世銀のクリスタリナ・ゲオルギエヴァ(Kristalina Georgieva)最高経営責任者(CEO)は声明の中で、気候変動が止めようのない移民を生み出す力となり、個人や家族、さらには地域社会全体が生存可能な地を求めての移動を余儀なくされると警告。その一方で「温室効果ガスの削減や将来を見据えた開発計画といった世界的な行動を起こせば多くの気候移民を減らせる」と強調した。

 報告書によると、2050年までにエチオピアの人口が2倍になる一方で、作物の収穫量が減少し移民が増加するという。バングラデシュでは国内避難民の中で気候移民が占める割合が最大となる。また、メキシコでは居住が困難になった地域から都市部への人口流入が加速するとみている。(c)AFP




5. 中川隆[-11253] koaQ7Jey 2018年4月24日 18:33:38: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-12190]

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中国、CO2削減で9万4000人の早死救える 米研究
2018年4月24日 14:20 発信地:北京/中国


中国・北京の天安門広場でマスクを着用して歩く女性ら(2013年11月5日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / WANG ZHAO


【4月24日 AFP】中国が地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」に基づいて
二酸化炭素(CO2)削減目標を履行した場合、12年間で約9万4000人の早死を防ぎ、医療費3390億ドル(約37兆円)を削減できるとした米大チームによる研究論文が23日、英科学誌ネイチャー・クライメート・チェンジ(Nature Climate Change)に掲載された

 中国はCO2排出量を遅くとも2030年までにピークアウトさせ、単位GDP(国内総生産)当たりのCO2排出量を2005年比で60〜65%削減すると公言しているが、米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームによる論文は、中国が期間内に目標を達成するにはCO2排出量を毎年4%前後、削減する必要があるとしている。これにより大気汚染が改善され、およそ9万4000人が早死から救われるという。

 また、CO2削減目標の達成に必要な予算の4倍もの医療関係費を削減できると試算。論文共同執筆者のノエル・エックリー・セリン(Noelle Eckley Selin)MIT准教授は「大気浄化がもたらす健康面の有益性は温暖化対策にかかる費用を上回るので、実際のところ黒字になる」と説明した。

 国際エネルギー機関(IEA)によれば、国内総エネルギーのおよそ4分の3を石炭火力発電で賄ってきた中国は世界最大のCO2排出国だが、火力発電からの移行に苦慮している。政府は低炭素エネルギーの使用を積極的に推進しているが、中国国家統計局(National Bureau of Statistics)によると昨年、国内の石炭消費量が2013年以来初めて上昇した。(c)AFP




6. 中川隆[-12004] koaQ7Jey 2018年5月04日 18:41:16: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13225]

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二酸化炭素濃度、初の410ppm突破 ハワイ観測所
2018.05.04 Fri posted at 18:02 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35118686.html?tag=top;mainStory


マウナロア観測所が測定した大気中のCO2濃度は、4月の平均で410ppmを突破


(CNN) 地球温暖化の筆頭原因とされる二酸化炭素(CO2)の濃度が、ハワイにあるマウナロア観測所の測定で初めて410ppmの大台を超えた。

マウナロア観測所が測定した大気中のCO2濃度は、4月の平均で410ppmを突破した。60年以上にわたる観測史上、410ppmを超えたのは初めて。

米スクリップス海洋学研究所のラルフ・キーリング氏は、「このままのペースが続けば、あとわずか16年で450ppmに達し、その20年後には500ppmに達する。そうなれば気候系にとって危険な領域に踏み込む」と危機感を募らせる。

同氏の父チャールズ・キーリング氏がマウナロア観測所で観測を始めた1958年、CO2の濃度は315ppmだった。以来、ハワイで観測されたCO2濃度の変化を示す「キーリング・カーブ」は急激な上昇を続けている。

ただ、大気中のCO2濃度上昇は、1950年代よりずっと前から始まっていたことが分かっている。


CO2濃度は産業革命前も自然現象によって変動を続けていたが、過去80万年で300ppmを超えたことは1度もなかった


産業革命前は、自然現象によって何千年もの間、CO2濃度は変動を続けていた。それでも過去80万年で300ppmを超えたことは1度もなかった。

キーリング氏はCO2の上昇について、「化石燃料の燃焼によって大量のCO2が放出された直接的な結果」と指摘する。

2015年に採択された地球温暖化に関するパリ協定(米トランプ政権は2017年に離脱を表明)は、温暖化ガス排出削減のための行動計画を打ち出し、世界の平均気温上昇を産業革命前と比較して2度未満に抑えるという目標を打ち出した。

キーリング氏は、「化石燃料に代わって風力や太陽光といった再生可能エネルギーが使われるようになり、(CO2上昇のペースが)10年以内に減速へ向かうことを期待する」と話している。




7. 中川隆[-12442] koaQ7Jey 2018年5月18日 17:23:19: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14023]

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地球の気温、400カ月連続で平均上回る 米海洋大気局
2018.05.18 Fri posted at 12:33 JST


温暖化にはエルニーニョやラニーニャといった自然現象も関係する


(CNN) 米海洋大気局(NOAA)がこのほど発表した4月の世界気象報告書によると、今年4月の平均気温はNOAAが1880年に統計を取り始めて以来、3番目に高かった。

地球の気温が平均を上回るのは、これで400カ月連続になる。つまり、温暖化が33年以上にわたって続いていることになる。

気温が上昇を続ける主な原因として、NOAAの専門家は人間の活動による温暖化を挙げ、「気候変動は現実であり、今後も世界の気温は上昇し続けるだろう」と予測する。

温暖化にはエルニーニョやラニーニャといった自然現象も関係する。「人間の要因を取り除いても変動はある。ただ、上がったり下がったりになるだろう」と専門家は話す。

観測史上、最も暑い年になった2016年は、エルニーニョ現象が活発だった。

気候学では、気温の変動を20世紀の特定の月や年の気温と比較して調べている。つまり、「平均を上回る」気温とは、1900〜2000年までの100年間の平均よりも高い気温を意味する。

気温が記録的に高かった上位19年のうち18年は2000年代だった。自然現象も関係しているものの、全般的な傾向は間違いなく人的要因に起因するとNOAAの専門家は指摘している。




8. 中川隆[-12542] koaQ7Jey 2018年5月24日 19:19:30: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14293]

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コメに温暖化の「壊滅的」影響、栄養価低下の恐れ 研究
5/24(木) 15:20配信 AFP=時事


【AFP=時事】化石燃料の燃焼に起因する二酸化炭素(CO2)の増加に伴い、コメに含まれる一部のタンパク質とビタミンの量が減少するとの研究結果が23日、発表された。結果として数百万の人々が栄養失調の危機にさらされると、研究は警告している。
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 米科学誌「サイエンス・アドバンシズ(Science Advances)」に掲載された論文によると、コメの栄養素量の変化は、コメが毎日の食事の大部分を占めている東南アジアで特に悲惨な結果を招く恐れがあるという。
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 論文の共同執筆者で、米ワシントン大学(University of Washington)のアダム・ドレブノフスキ(Adam Drewnowski)教授(疫学)は「地球温暖化、気候変動、そして特に温室効果ガスのCO2が食用植物の栄養素量に影響を及ぼす可能性があることを、今回の研究は示している」と話す。
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「これにより、摂取エネルギーの約70%と栄養分の大半がコメによってもたらされているコメ消費諸国に壊滅的な影響が及ぶ可能性がある」
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 タンパク質とビタミンの欠乏は、発育不全、出生異常、下痢、感染症、早死などを引き起こす可能性がある。
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 コメの消費量が最も大きく、国内総生産(GDP)が最も低い水準にあるミャンマー、ラオス、カンボジアなどの国々が最大の危機に直面すると、ドレブノフスキ教授は指摘した。
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 今回の研究結果は、日本と中国で実施された野外実験の結果に基づいている。実験は大気中C02濃度が今世紀後半までに到達すると予想される値の568〜590ppmを再現した環境で行った。現在の大気中C02濃度は400ppm強とされる。
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 実験では、品種が異なる18種のコメを露地で栽培した。栽培地の中の特定の区域を幅17メートルの八角形のプラスチック配管で囲み、ここからCO2を放出して大気中濃度を上昇させた。
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 論文の共同執筆者で、東京大学(University of Tokyo)の小林和彦(Kazuhiko Kobayashi)教授によると、今回の実験は温室栽培よりも精度を高めるように設計されており、今世紀の数十年後に農業従事者が実際にコメの栽培を行うのと同じ条件で栽培されている植物に対して、CO2濃度の上昇が及ぼす影響を調べることが可能になるという。


■ビタミン含有量が減少

 実験の結果、CO2濃度が上昇した条件下で栽培されたコメでは、鉄、亜鉛、タンパク質のほか、体が食物をエネルギーに変換するのを助けるビタミンB群のB1、B2、B5、B9などのすべてが減少していることが明らかになった。
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 論文によると「ビタミンB1(チアミン)濃度が17.1%減、ビタミンB2(リボフラビン)の平均濃度が16.6%減、ビタミンB5(パントテン酸)の平均濃度が12.7%減、ビタミンB9(葉酸)の平均濃度が30.3%減となった」という。
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 現在の大気中CO2濃度の条件下で栽培されているコメに比べて、タンパク質含有量が平均で10.3%減、鉄が8%減、亜鉛が5.1%減となった。
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 ビタミンB6とカルシウムには影響がみられず、ビタミンE濃度は大半の品種で上昇した。
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 このような変化が起きた理由は、CO2の上昇がコメの構造と成長に及ぼす影響により、植物内で炭水化物含量が増加し、タンパク質とミネラルの含有量が減少する仕組みに関連していると、論文は説明している。
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 また、CO2濃度上昇により植物の窒素への暴露が減少するが、このことがビタミン含有量にも影響を与えている可能性があると、研究チームは指摘している。
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 栄養価については、コメのあらゆる品種で同様の低下がみられたわけではない。この結果により、農業従事者が大気の変化により耐性のあるコメの品種を開発するのに、今後の研究が助けとなる可能性があるとの期待が高まっている。【翻訳編集】 AFPBB News




9. 中川隆[-12541] koaQ7Jey 2018年5月24日 19:20:49: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14293]

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小麦など主要穀物3種、温暖化で収量減不可避 研究
2017年8月16日 16:52 発信地:マイアミ/米国

  

【8月16日 AFP】気候変動によって、小麦、コメ、トウモロコシなどの主要農作物の収穫量が減るのは避けられないとする研究結果が15日、米科学アカデミー紀要(PNAS)で発表された。これまでに行われた地球温暖化と農業に関する研究70件を再検証した結果だという。

 専門家チームは、さまざまな手法が取られた過去の研究を対象に再検証を行った。これらには、気温の変化が世界的/局地的規模で農作物に与える影響のシミュレーション、天候と収穫量の過去データに基づく統計モデル、人工的に温暖化を発生させる実証実験などが含まれていた。

 その結果、「気温上昇が、小麦、コメ、トウモロコシなどの世界の収穫量に悪影響を及ぼす可能性が高いことが示唆された」という。

 論文では「世界の平均気温が1度上昇するごとに、小麦の収穫量が平均6%減少すると推定される」と指摘された。コメでは同3.2%、トウモロコシも同7.4%の減少となるという。一方で、大豆では有意な変化はみられなかった。

 人類が生き延びる上で極めて重要なこれら4種の農作物は、人が摂取するカロリーの約3分の2を占める。

 研究によると、一部地域では、気温の変化により収穫量の増加が見込めるが、地球規模では減少することが考えられるという。そのため、増え続ける世界人口の食糧供給を確保する上で、温暖化への対策は必須としている。(c)AFP




10. 中川隆[-12651] koaQ7Jey 2018年5月31日 18:04:33: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14590]

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CO2濃度が過去最高に
国内3カ所、「歯止めかからず」
2018/5/31 17:41 一般社団法人共同通信社

 気象庁は31日、大気中の二酸化炭素(CO2)濃度について、国内の地上観測点3カ所の2017年の年平均値がいずれも過去最高となったと発表した。CO2は地球温暖化の原因とされ、担当者は「増加傾向に歯止めがかかっていない」としている。

 気象庁によると、地上観測点3カ所は岩手県大船渡市、小笠原諸島の南鳥島、沖縄県の与那国島。17年の年平均値は407.7〜409.5ppmで、前年比は2.0〜2.8ppm増。

 気象庁では1987年から岩手県大船渡市で計測を始め、その際は351.4ppmだった。濃度は各地点で年々増加している






11. 中川隆[-12694] koaQ7Jey 2018年6月01日 20:38:54: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14650]

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温暖化で河川洪水確率4倍「甚大な被害の恐れ」
6/1(金) 16:42配信 読売新聞


 地球温暖化で降雨量が増えることにより、1級河川で洪水が起きる確率がどの程度上がるのかを国土交通省が試算したところ、今世紀末には平均で4倍になるとの結果が出た。

 堤防やダムが現在のままなら甚大な被害が出る恐れがあるとして、同省は全国の河川整備計画を見直す検討を始めた。

 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の推定では、温室効果ガスがこのまま排出され続けると、今世紀末には地球全体の平均気温が産業革命前より4度上昇するとされる。この場合、洪水が起きる可能性も高まるとみて、国交省は、国が管理する全国109水系の1級河川について、初めて試算を行った。




12. 中川隆[-12891] koaQ7Jey 2018年6月05日 07:34:14: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14935]

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石炭・石油で発電した電気を使うEVは、ガソリン車より環境に悪い…CO2は削減されない
http://biz-journal.jp/2018/06/post_23573.html
2018.06.04 構成=横山渉/ジャーナリスト Business Journal


 フランスやイギリスが将来的にガソリン車の販売を禁止する方針を発表し、中国もその方向で検討している。スウェーデンのボルボは2019年以降に発売する全車種をEV(電気自動車)またはHV(ハイブリッド車)にするとし、ルノー・日産自動車連合やフォルクスワーゲン(VW)もEV比率を大幅に高めるとしている。EV、HV、PHV(プラグインハイブリッド車)などエコカー市場の未来を探るべく、昨年6月にノルウェーで調査した京都大学大学院経済学研究科の塩地洋教授に話を聞いた。

■ノルウェー、電源構成の98%が再生エネ

――なぜ、ノルウェーなのか。

塩地洋教授(以下、塩地) ノルウェーはエコカー比率が世界一高いから。なぜ、エコカー比率が高いかといえば、電源構成の98%が再生可能エネルギーで、電力コストが安いからだ。なかでも水力発電の比率が高く、94%が水力だ。風力が2%、バイオマスが1%、太陽光が1%。再エネ以外の2%は天然ガス。

 水力は夜中の余剰電力で水を高いところに上げる揚水発電だから安い。ノルウェーでは石炭も石油も原発も使わないので、二酸化炭素(CO2)を出さない。電力産業を国家戦略として位置づけており、電力をドイツなどに輸出している。北海油田で石油が採掘されるので、それも輸出している。

 中国やインドもEV推進と言っているが、第一の目的は排気ガスを減らすことではないだろうか。それに、中国やインドでは、CO2はあまり減らないといわれている。インドは石炭火力が76%、中国でも60%。これに石油火力を足すと、インドは80%、中国は70%。化石燃料を燃やして電気をつくって、その電気でクルマを走らせている。CO2は減らないし、省エネで考えても効率が悪い。

 EVは再生可能エネルギーでない限り、エネルギーの節約にはならない。石油に関していえば、石油を燃やしてつくった電気を使うよりも、石油をそのまま燃やしてクルマを走らせたほうが効率がよい。ノルウェーのような状況は、世界中どの国でも見られない。

――ノルウェーのエコカー比率はどのくらいなのか。

塩地 2016年のデータだが、EVが16%、PHVが13%、HVが11%、合計で40%になる。17年の推測値では、EVが18%、PHVが16%、HVが14%、合計で48%になる。このエコカーへのシフトは2012年以降、急激に起きたことだ。ガソリン車は12年に19%だったのが、16年に30%まで増えた。しかし、ディーゼルが64%から29%まで減った。この2つを合わせると83%から59%まで減ったことになる。

 動きとしては、最初はHVが伸び、次にEVが伸び始め、最後にPHVが伸びてきた。12年はHV、EV、PHVの順番だった。今はEV、PHV、HVの順番で、PHVがEVを抜きそうな勢いだ。EVは中所得者や低所得者、PHVは中所得者以上で売れている。EVのほうが、小型車が多いという理由もあるだろう。EVのSUV(多目的スポーツ車)は見当たらないので、向いていないと考えられる。

 16年にノルウェーで一番売れたエコカーは、三菱自動車「アウトランダーPHV」、次がトヨタ自動車「RAV4」のハイブリッド、以下、VWの「e-ゴルフ」「ゴルフGTE」など。売れ行きは混戦状況で、EVの保有でいえば、17年5月時点で日産「リーフ」が2万7500台で圧倒的だった。次が「e-ゴルフ」で1万6000台なので、やはり先行者が強い。

 ただ、今後はPHVが広がる可能性もあるので、EVだけではどうか。HV中心のトヨタは、ディストリビューターに話を聞くとEVが欲しいと言っていた。

■エコカー普及の決め手

――ノルウェーでエコカーの普及率が圧倒的に高い理由は、電力コストが安いからだけなのか。

塩地 ノルウェー政府がかなりのインセンティブを出したために、EVが普及した。付加価値税(VAT)は25%だが、電動車ではゼロにしており、登録税(日本では自動車取得税)もゼロにしている。高速道路は無料。フェリーも無料。道路税はほかのガソリン車に比べて15%安い。都市部の駐車場は無料。公共の駐車場にある充電設備も無料。カンパニーカーの税金は半額。

 充電設備でいえば、17年時点で国内に1819カ所ある。1カ所に複数の機器があるので、全部で7872台分。そのうち、7027台が公共の充電機器なので無料だ。新車を買うのは20代後半からだが、若者が維持費のことを考えて、本体が高くても電動車を選んでいる。国民が電動車を選ぶようになって、国内のガソリン使用が減り、政府は北海油田で採掘した石油を以前よりも輸出できるようになった。

 例外は、雪の多い山岳地方で、馬力の大きいクルマが必要なので、EVは難しい。豪雪地帯もHVかPHVのようだ。ノルウェーでは2030年までに、エコカーが80〜90%になるだろう。

■CO2削減策は一つではない

――CO2の排出量を考えるとき、「Well to Wheel」(井戸から車輪まで)という概念がよく用いられる。ガソリン車なら、油田から油をくみ上げ、精製してガソリンをつくりだし、クルマの車輪を動かすまでを意味する。そして、このすべての過程で発生するCO2を合計して排出されるCO2を算出する考え方だが、この概念についてどう思うか。

塩地 CO2の排出量だが、どうやって計算するのか、よくわからないところがある。数式を尋ねても誰からもはっきりした答えが出てこない。石炭火力発電といっても、日本と中国では全然違うだろう。

――ノルウェーから学ぶべきは、日本もエコカーを増やすと同時に、再エネを増やす必要があるということなのか。

塩地 日本は再エネの発電コストがまだ高いといわれているので、なかなかうまくいかないのが現状だ。しかし、CO2を減らすというゴールにたどり着く道は一つではない。HVの燃費をもっと良くする方法もあるだろうし、それが今までは効果的だった。普通のガソリン車の燃費を良くするのも一つだ。走るクルマをEVのみにするだけが解決策ではない。策はいくつもあって、それを総合的に進めていくべきだ。

 中国やインドのあとを追うのではなく、日本の得意な技術を生かせば良い。例えば、クルマが走れば走るほど街中の空気がきれいになるような発想があっても良い。



13. 中川隆[-13274] koaQ7Jey 2018年6月16日 19:05:52: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15667]

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温暖化で洪水のリスクが4倍に
21世紀末、国交省試算


大雨で決壊した鬼怒川(右上)の堤防=2015年9月、茨城県常総市

 地球温暖化の影響を受け、主に国が管理する全国の1級河川で洪水が起きるリスクは21世紀末、現在に比べ最大で4倍程度に達することが16日、国土交通省の試算で分かった。降雨量や集中豪雨の増加に伴い、一度に多量の水が河川に流れ込むことが響く。

 国の治水計画では、温暖化は考慮すべき要素に含まれておらず、国交省は堤防の整備などに取り組む際、どのように影響を盛り込むか検討を開始。堤防の効率的な強化方法や整備手順についても協議し、2018年度内に方針を示す考えだ。

 温暖化による洪水などの被害を減らす気候変動適応法が6日成立した。




14. 中川隆[-13563] koaQ7Jey 2018年6月25日 08:09:35: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16153]

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EVが普及すると電力需要が少なくとも現在の1割は増加し、瞬間的には2倍にもなります。
多くのEVが一斉に充電しても良いようにするには、自然エネルギーだけではとうてい足りず、原発は必須になります。

化石燃料を増やせず太陽光や風力にも限りがあるので、EVを増やすには原発を増やすしかありません。


こういう時代が10年後に予想されています。
http://www.thutmosev.com/archives/76627363.html



15. 中川隆[-13451] koaQ7Jey 2018年7月11日 08:01:07: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16459]

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内田樹 2018年07月07日 敗北主義について
日替わりで行政の不祥事が報道されているので、この記事が新聞に出る頃に日本の政局がどうなっているのか皆目見当もつかない。だが、どちらに転ぼうとも「行き着くところまで行く」という流れに変わりはないだろう。

「行き着くところまで行く」というのは、言い換えると「このままの方向に進むととんでもないことになるということがわかっていても、手をつかねて何もしない」ということである。「最悪の事態が到来するまで何もしない」というのは日本人の宿痾である。

組織的危機の到来を警告する人間は日本社会では嫌われる。

事故を起こした原発でも、コンプライアンス違反や法令違反を犯した企業でも、「こんなことを続けていると、いつかたいへんなことになる」ということを現場の人間は知っていたはずである。自分たちがやるべき手順を抜かし、守るべきルールを守らず、定められた仕様に違反していたことは現場にいる人間は知っている。知らないはずがない。でも、それを上司に伝えると「嫌な顔」をされた。ここでそれを指摘すれば、経営陣はこれまでそれを放置してきたことの責任を問われる。壊れたシステムの補正のためにはそれなりのリソースを割かねばならない。仕事が増えるし、利益が減るし、外に漏れれば会社の評判に傷がつく。だったら「見なかったこと」にして、先送りした方がいい。人々はそう考えた。

いずれ「たいへんなこと」が起きるだろうが、その時には自分たちはもう満額の退職金を手に退職した後である。短期的に自己利益の多寡だけを見れば「見なかったこと」にする方がたしかに賢い生き方である。現に、「今すぐ非を認めて補正した方がよい」と諫言する人たちは嫌われ、排除され、「全く問題はありません」と言い募る人々が出世を遂げていった。

でも、そうやって、ある日気がついてみると、どれほど危機的な事態に遭遇しても、何もしないで先送りして、ますます事態を悪化させることに長けた人々ばかりで日本社会の指導層が占められるようになった。それが現状である。

「最悪の事態が到来するまで何もしない」というのは、日本の組織に限って言えば、実はそれなりに合理的な解である。そのことは残念ながら認めなければならない。

というのは、日本人は「最悪の事態」について考えると、とたんに思考停止して、絶望に陥り、使い物にならなくなるからである。

ほんとうにそうなのだ。

人口減少についてのデータに基づいて「これから経済成長を望むのは不可能だ」と書いたらたくさんの人に叱られた。「そういう衰亡宿命論を口にするな」「国民を悲観的にさせるな」と言うのである。

別に私は衰亡宿命論を語っているわけではない。私を個人的に知っている人はご存じのとおり、気質的にはたいへん楽観的な人間である。だから、人口が減り、超高齢化した日本でも、それなりに愉快で豊かな生活はできるはずだから、その手立てについてみんなで知恵を出し合おうではないかと申し上げているのである。

なのに「そういう話はするな」と言われる。それよりは原発再稼働とか五輪万博招致とかリニア新幹線とかカジノとか、そういう「景気のいい話」をしろ、と。

そういう話をしたい人はすればいいと思う。

でも、そういうのが全部失敗した後の「プランB」について私が考えても誰の迷惑にもなるまい。

だが、日本人は「今のプランAが失敗した場合のプランBを用意する」ことを「敗北主義」と呼ぶ。そして「敗北主義が敗北を呼び込む。景気の悪い話をする人間が景気を悪くするのだ。この後日本が経済成長しなかったら、それはお前の責任だ」とまで言う。

なるほど、悲観的になると思考能力が低下するという真理は夫子ご自身のそのご発言からあからさまに知れるのである。
http://blogos.com/article/309501/




16. 中川隆[-13450] koaQ7Jey 2018年7月11日 08:01:52: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16459]

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◆ハザードマップと重なった浸水域、それでも犠牲者防げず 7月10日 朝日新聞
住宅地が大規模に冠水した岡山県倉敷市真備(まび)町は、過去にも同じ河川が繰り返し氾濫(はんらん)していた。危険を知らせる洪水ハザードマップは、今回とほぼ同じ浸水域を想定しており、河川改修も計画していた。予測していた災害で、なぜ30人近い犠牲者を出したのか。

【写真】河川の付け替え工事の予定と被害状況


■真備町、水の流れにくい河川

 「一挙に水が出た。急激な水位上昇があった」

 8日夜、倉敷市防災危機管理室の河野裕・危機管理監は、想像以上の速度で河川の水位が上がっていった状況を記者団に語った。

 真備町は1級河川の高梁川へと注ぐ支流の小田川流域にある。住宅地や田んぼが広がるが、堤防の決壊で地区の約4分の1にあたる1200ヘクタールが浸水した。倉敷市はほぼ半数の住家が床上浸水したとみている。

 倉敷市は6日午前11時30分、真備町を含む市内全域の山沿いを対象に「避難準備・高齢者等避難開始」を発令。午後10時には真備町全域に「避難勧告」を発令した。地域防災計画では、小田川の氾濫(はんらん)危険水位に達することなどが発令基準になっているが、見回りに出ていた市職員や消防団の情報から、早めに発令することにした。すぐにエリアメールや防災無線などで住民に情報を伝えた。

 しかし、その後も水位の上昇が続き、7日午前0時47分には国土交通省が小田川右岸で水流が堤防を越えたとの緊急速報を出した。倉敷市では、その約40分後までに真備町全域に避難指示を出した。国交省が堤防の「決壊」を把握したのはその約4分後だった。

 真備町は地区の東側を高梁川、南側を小田川に囲まれている。

 岡山大の前野詩朗教授(河川工学)によると、今回の決壊は、高梁川と小田川の合流地点付近が湾曲して水が流れにくくなっているため、上流側の水位が上昇する「バックウォーター現象」が起きたことが原因とみられる。流れなくなった水は勾配が緩やかな小田川の方にたまりやすく、決壊したという見方だ。

 国交省の資料によると、二つの河川の合流地点付近では、1972年や76年などにも大規模な浸水が発生していた。国交省は湾曲部分よりも下流側に合流地点を付け替えて水を流れやすくする工事を計画し、今秋には工事用道路の建設を始める予定だった。

 一方、倉敷市は洪水時の地区ごとの浸水域を色分けして示したハザードマップを作成していた。今回の水害後、国交省がドローンを飛ばして上空から確認すると、地区内の浸水被害は想定とほぼ重なっていた。倉敷市は全戸にハザードマップを配っていたが、住民の男性(48)は「そんなものがあったとは、知らなかった」と言う。

 想定されていたはずの災害。倉敷市の担当者は9日夜、「命を落とした方がいるということは本当に残念だ」と述べたものの、原因について問われると、「その質問に答えるにはまだ早すぎる」と語った。


■ハザードマップ、1300市町村が公開

 浸水が想定される区域や避難場所などを住民に伝える洪水ハザードマップは、市町村が作成する。

 国や都道府県などの河川管理者が、流域に降る雨の量や堤防が切れる場所などを想定して浸水想定区域図をつくり、市町村が避難場所や経路を記入して完成させる。昨年3月時点で約1300市町村が公開している。倉敷市もその一つだ。

 約7万戸が浸水した2000年9月の東海豪雨やその後の水害で、多くの住民が避難場所を知らなかったことが問題になり、水防法が改正されて、大きな被害が予想される川について作成が義務づけられた。

 東京都荒川区は2016年、荒川で最大規模の洪水が起きた際の浸水想定を国土交通省が公表したことを踏まえ、ハザードマップを改定した。区内の11万5千世帯のうち、9万世帯が最大5メートル以上の浸水被害を受けると想定している。

 15年の関東・東北豪雨では、茨城県常総市を流れる鬼怒川の堤防が決壊した際に、多数の住民が自宅に取り残され、ハザードマップが避難行動に結びつかない実態が明らかになった。国交省は16年に手引を改め、「早期の立ち退き避難が必要な区域」も設定することを盛りこんだ。

 荒川や入間川が流れる埼玉県ふじみ野市では、昨年3月からハザードマップにこうした区域を明記している。担当者は「ただマップをつくるのではなく、中身を住民に知ってもらい、水害のリスクを実感してもらうことが重要」と話す。

 ただ、作成が義務づけられているのは一定規模以上の河川が対象で、中小河川では浸水想定区域図がなく、危険性が示されていない場合がある。昨年7月の九州北部豪雨では、浸水想定区域として示されていなかった筑後川の支流があふれて多くの犠牲者が出た。


(私のコメント)

今回の西日本大水害は、130名を超える死者を出す大災害となりましたが、警報や勧告が出ていても犠牲になられた方は避難することをしていなかった。4年前にも広島では大災害が出ましたが、その広島でまた大水害が出てしまった。山を切り崩して造成された団地に土砂が襲いかかって犠牲者を出してしまった。

災害というのは起きる直前までは、なんともないから大丈夫だろうと思うのでしょうが、それで予想以上の大きな人的な災害になってしまった。事前に水害が予想されてハザードマップも作られていたが、住民の関心は薄く、ハザードマップは配られても多くの住民はそれを知らなかった。

テレビのニュースを見ても、4年前の広島の土砂災害と同じ光景が繰り返されてしまっていた。土砂災害は防ぎようがなく、山を全部コンクリートで固めるわけにも行かない。砂防ダムなどを作っても効果はないだろう。集中豪雨があれば土砂崩れの危険性があるから、居住禁止にすべきですが、それができない。

今回も1000ミリ以上の雨が降ったのだから、山は崩れ川が溢れかえることが予想できたのに、大丈夫だろうといった判断が逃げ遅れる原因になった。毎年のように集中豪雨は発生するようになり、東京でもゼロメートル地帯が有り、堤防が決壊すれば同じように家は水没して逃げ遅れるといったことも考えられる。

東京もたびたび集中豪雨があり、神田川などが氾濫しますが、巨大なゆう水槽を作って川の氾濫を防いでいる。地方の中小河川でも、氾濫する可能性のある川には遊水地を作って、非常時にはそこに水を貯めるようにすべきだろう。用地がなければ農業耕作地を遊水地にして、住宅への被害を防ぐべきだ。

しかしすぐにできる対策といえば、避難所を作って避難することであり、年に一度くらいは避難訓練をして、高齢者なども所在を確認しておくべきなのだ。東日本大震災も、津波に対する訓練をしていたところは全員助かったが、大川小学校のように避難訓練をしていない小学校は大きな犠牲を出してしまった。

原発にしても避難訓練くらいはすべきだったが、やったというようなニュースを聞いたことがない。面倒だと思っても万が一にあった時にはそれが役に立つはずだ。大阪でも大きな震災がありましたが、神戸大震災や東日本大震災の教訓が生かされずに交通が大混乱してしまった。

7月8日にも書いたように、日本人は最悪の事を考えるという事はせず、思考が停止してしまう。最悪のことを考えてそれに対する訓練をしておけば大災害は防げるはずだ。東北では万里の長城のような防潮堤が作られていますが、それよりも避難所を整備して避難訓練をしたほうが、早いし費用もかからない。

しかしいかんせん日本人は最悪の事は考えたがらないから、今回のように130名以上もの犠牲者が出てしまう。ハザードマップも作られて配られていても、それを元に避難訓練をしなければ意味がない。避難をして何もなければ訓練だったと思えばいいのではないだろうか。

大東亜戦争の時も、ドウリットルの空襲があったときは、何の迎撃もできませんでしたが、空襲があるとは予想しておらず、訓練もしていなかったから日本中がパニックになってしまった。それで急遽ミッドウエイ作戦が行われることになりましたが、図上訓練では上手くいかず、それを無視して実行したら、実際にはその通りになってしまった。

東京でも北朝鮮からミサイルが飛んできた時の訓練をすべきなのでしょうが、日本人は最悪のことは考えたくないから訓練は行われない。おそらく近い将来、関東大震災が再び起きるのでしょうが、避難訓練も何もしていないから大災害で多くの犠牲者が出るだろう。
http://2013tora.jp/kabu412.html




17. 中川隆[-13827] koaQ7Jey 2018年7月21日 09:02:31: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17134]

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未知の日本 2018-07-21
『関電、他社から電力融通=5年ぶり、猛暑で供給力の98%
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018071801041&g=eco

 関西電力は18日、気温上昇による冷房需要などが増加したため、電力広域的運営推進機関を通じ、同日午後4時から5時まで、他社から電力の融通を受けたと発表した。関電が融通を受けたのは2013年8月以来約5年ぶり。

 関電によると、この時間帯の電力需要が2870万キロワットと、供給力(2915万キロワット)に対し98%まで上昇する見込みとなったための措置。東京電力パワーグリッドや中部電力、北陸電力、中国電力、四国電力から計100万キロワットの融通を受けた。』


 連日の「命の危険がある猛暑」の影響で、冷房需要が増大。関電の電力需要が供給能力の98%にまで上昇しました。


 すなわち、予備率2%。


 以前も書きましたが、「予備率3%」の時点で、
「ジャンボジェット機が海面すれすれを飛んでいる」
 と表現できるほど危険な状況です。関電は、予備率が3%をも下回ってしまったわけです。


 無論、他の電力会社に余裕があれば、関電に出力を融通することもできます。とはいえ、何しろ現在は「全国的な猛暑」なのです。


 電力の予備率低下が全国的に広まってしまうと、ブラックアウトの危険性が高まってしまいます。


 原発再稼働が遅々として進まない中、電力需要が高まる。日本のエネルギー安全保障は、壊れつつあります。


『「今年の熱波は未体験ゾーン」 救急医学会が緊急提言
https://www.asahi.com/articles/ASL7N6422L7NULBJ012.html

 連日の猛暑を受けて日本救急医学会は20日、熱中症予防に関する初の緊急提言を発表した。特に子どもや高齢者は熱中症になりやすいとし、水分をこまめに取ることや涼しい場所への誘導、周囲が互いに注意し合うことなどを提言する。横田裕行代表理事は「熱中症は怖いが、注意すれば防げる」と対策の徹底を求めた。

 同学会の熱中症に関する委員会の清水敬樹委員長によると、勤務する東京都立多摩総合医療センターの救命救急センターでは今年は熱中症による救急搬送患者が多く、特に重症者が多いという。清水さんは「今年の熱波は未体験ゾーン。危機的状況にある」と語った。(後略)』
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12392238550.html



18. 中川隆[-13927] koaQ7Jey 2018年7月24日 09:22:18: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17293]

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世界各地で異常な猛暑=米で気温52度、北極圏でも30度超え―国連機関
7/24(火) 6:51配信 時事通信

 【パリ時事】国連の世界気象機関(WMO)によると、今年6〜7月は北極圏を含め世界的に気温が上昇し、異常な猛暑に見舞われている。

 カナダで熱波の影響で多数の死者が出るなど、日本と同様、世界各地で被害が相次いでいる。

 欧州北部では高気圧の停滞のため、平年より3〜6度高い気温が続く。雨が降らず水不足も深刻で、農作物への影響が懸念されている。

 ノルウェーとフィンランドの北極圏で7月、気温が33度に達した。スウェーデンでは約50件の森林火災が発生した。

 1913年7月に56.7度の世界最高気温を記録した米カリフォルニア州デスバレーでは7月、52.0度を観測。このほか同州ロサンゼルス近郊チノで48.9度、アルジェリアのサハラ砂漠で51.3度に達するなど、世界各地で異常な高気温となった。

 カナダでは東部のケベック州で熱波に加え湿度も上昇し、高齢者ら数十人が死亡した。一方で東部のニューファンドランド島では6月26日に雪が降り、地元メディアによれば約2センチ積雪した。

 WMOは異常気象について「温室効果ガスの増加による長期的な地球温暖化の傾向と関係がある」と分析している。 




19. 中川隆[-13893] koaQ7Jey 2018年7月26日 05:39:09: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17314]

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北半球で記録的暑さ伴う異常気象、気温50度超える
7/25(水) 6:28配信 TBS News i
 世界各地も異常な猛暑に見舞われています。WMO=世界気象機関は、今月に入り北半球で記録的な暑さを伴う異常気象が相次いでいると発表しました。

 WMO=世界気象機関によりますと、アメリカ・カリフォルニア州のデスバレーでは8日、52度に達し、北アフリカ・アルジェリアのサハラ砂漠でも5日に51度を観測しました。また、ノルウェーの北極圏では17日に7月としては観測史上で最も高い33.5度を記録し、18日には夜間の最低気温として観測史上最も高い25.2度を観測したということです。

 このほか、WMOはスウェーデン国内50か所以上で今月半ばに森林火災が起きたと明らかにし、スカンジナビアとバルカンの両地域で高温と乾燥による森林火災の危険性が高まっていると警告しています。

 WMOは今月上旬に中国の福建省を襲った台風とそれに伴う豪雨や、西日本の豪雨災害にも触れ、これらを含めた世界規模の暑さを伴う異常気象について、「温室効果ガスの増加による長期的な地球温暖化の傾向に合致している」としています。(24日20:10)




20. 中川隆[-13870] koaQ7Jey 2018年7月27日 09:35:16: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17326]

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北半球各地で記録的熱波 北極圏で30度超を観測
2018年7月27日 5:48 発信地:パリ/フランス [ フランス, ヨーロッパ ]  

【7月27日 AFP】北半球ではここ数週間、北極圏やスカンジナビア(Scandinavia)半島から米カリフォルニア州、日本、北アフリカに至るまでの広い地域が異例の熱波に席巻されている。各地で史上最高気温を更新するとともに、干ばつや森林火災が発生。気象学者らは、熱波は気候変動の結果だとしている。

 北欧は特に異例の状況で、北極圏の気温が30度に到達した。ノルウェーの気象機関によると、同国北部では先週、通常を15度余り上回る33度を観測し、過去最高を更新。またフランス気象局(Meteo France)によると、北極圏に近いスウェーデンのクビックヨック(Kvikkjokk)で今月17日に32.5度、フィンランドのラップランド(Lapland)で18日に33.4度を記録した。

 さらに米海洋大気局(NOAA)によれば、ロシアのシベリア(Siberia)では、トンポ(Tompo)で9日に37.2度、バナバラ(Vanavara)で先月26日に35.5度が観測されている。

 日本では猛烈な暑さの中で数十人が死亡。公式統計によれば、今月23日には熊谷で国内観測史上最高の41.1度が記録され、東京都内でも史上初めて40度を超える気温が観測された。

 国連の世界気象機関(WMO)によると、アルジェリアのサハラ(Sahara)砂漠では5日、気温が51.3度まで上がった。これは「信頼の置ける機器で観測されたものとしてアルジェリア史上最高」とみられている。フランス気象局は、信頼の置ける統計が取られ始めて以降のアフリカ大陸史上最高気温である可能性が高いとしている。

 米国では、カリフォルニア州を猛烈な熱波が襲っている。モハベ砂漠(Mojave Desert)のデスバレー(Death Valley)にあるファーネスクリーク(Furnace Creek)では8日、気温が52度に達した。同地では1913年7月10日に世界最高気温とされる56.7度が観測されているが、一部の専門家はこの記録を疑問視している。(c)AFP






21. 中川隆[-13770] koaQ7Jey 2018年8月01日 19:07:40: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17440]

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ソウルで観測史上最高39.4度
韓国の猛暑長期化の見通し

 【ソウル共同】韓国気象庁によると、ソウルで1日、気温が上昇し、1907年からの観測史上最高となる39.4度を記録した。北東部の江原道洪川で全国の観測史上最高の40.6度となったのをはじめ、多くの地域で35度超を記録。同庁は猛暑が長期化するとの見通しを示し、熱中症や農作物などの被害に注意を呼び掛けた。

 気象庁によると、これまでソウルの観測史上最高気温は94年7月の38.4度だった。40度以上は、42年8月に南東部大邱で40.0度を記録したのがこれまで唯一だった。




22. 中川隆[-13767] koaQ7Jey 2018年8月02日 07:45:18: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17440]

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「最低気温」が42.6度、観測史上最高を更新 オマーン
2018.06.29 Fri posted at 12:31 JST


(CNN) 中東オマーンの町クリヤットでこのほど、一日の最低気温が42.6度を記録し、観測史上最高を更新した。

クリヤットは人口5万人ほどの町で、26日に42.6度の最低気温を記録した。気象専門家によれば、最低気温は24時間単位で観測されたものだというが、51時間近くにわたりこうした暑さが続いた。

以前の世界記録を保持していたのもオマーンで、クリヤットの北方600キロあまりに位置するハサブ空港での記録だった。

CNNの気象専門家、ブランドン・ミラー氏はオマーンの気温がこれほど高い理由について、複数の要因が絡んでいると指摘する。

クリヤットとハサブはいずれもオマーン湾に沿った位置にある。オマーン湾の海水温は世界有数の高さで、水温が30度に達することも多いという。

ミラー氏は「アラビア半島の炎暑に加え、オマーン湾からも温かく湿った空気が流れ込む」と説明。これらの要因が重なると、極端に高い体感温度になると指摘する。湿度の影響で夜もそれほど空気が冷えないことから、夜間の最低気温も極めて高くなるという。

ミラー氏によれば、多くの人は訪問先を決める際に最高気温しか調べないが、最低気温の方が大きな問題になる場合もある。夜になっても建物や人体が冷えないためで、日中の最高気温よりも夜間の最低気温の方が危険になりうるとして警鐘を鳴らしている。




23. 中川隆[-13766] koaQ7Jey 2018年8月02日 07:46:23: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17440]

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中国・華北平原の暑さ、2070年には生存の限界に達する恐れ
2018.08.01 Wed posted at 17:42 JST

(CNN) 中国の中でも人口密度の高い華北平原は、2070年までに人間が生存できる限界の暑さに達するとの研究結果がこのほど発表された。

米マサチューセッツ工科大学で水文学と気候科学を研究するエルファティ・エルタヒル教授らが、温室効果ガスの大幅削減が実現しないまま気候変動が続くと仮定して予測した。

この研究には気温だけでなく、汗の冷却作用も考慮した「湿球温度(WBT)」という指標が使われている。WBTが35度に達すると、健康な人でも屋外に6時間以上いれば生命に危険が及ぶ。

研究チームによると、華北平原は2070〜2100年の間に、この限界を超える熱波に数回襲われると予想される。

首都・北京を含む華北平原の人口は4億人。屋外で働く農民が多数を占める。

華北平原では灌漑(かんがい)が盛んに行われ、その水が蒸発して湿度が上がりやすいために、気候変動の影響が増幅されるという。

この地域では50年前から、すでに強い熱波が明らかに増えていると、エルタヒル教授は指摘する。

研究チームは、将来の熱波による生命の危険を避けるため、環境の変化に合わせた有効な対策を立てる必要がありそうだと警告している。




24. 中川隆[-13766] koaQ7Jey 2018年8月02日 17:35:56: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17470]

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月間平均気温42度、デスバレーで世界最高記録 4日連続で52度
2018.08.02 Thu posted at 13:03 JST

デスバレーの月間平均気温が42度を記録した


(CNN) 米国立公園局は2日までに、米カリフォルニア州デスバレー国立公園の月間平均気温が華氏108.1度(セ氏約42.2度)を記録したと発表した。認定されれば月間平均気温としては世界最高となる。

7月は4日間連続で最高気温がセ氏52.7度を上回り、最低気温は夜になっても37度を下回らない日が10日あった。

過去最高の月間平均気温は、やはりデスバレーで昨年7月に記録した41.8度だった。

今回の記録は暫定的な数字であり、まだ世界記録として正式には認定されていないという。

地球上の人の住まない場所や気温が測定されていない場所では、もっと気温が高い可能性もあると専門家は指摘している。

公園局によると、デスバレーでは7月半ば、猛暑のためにハイカー1人が死亡した。また、フランスの観光客2人は険しい地形に阻まれ、猛暑で脱水症状を起こして救助された。

被害は野生生物にも及んでいる。「一見したところ外傷のない動物の死骸が10匹以上見つかった」「記録的な暑さが続いたために死んだのではないかと推定している」。公園管理当局者はそう語る。

当局はデスバレー国立公園の入場者に対し、人通りや交通量が多い場所から離れないよう促している。もしも車が故障したとしても、同公園の大部分では携帯電話はつながらないという。

さらに、水分を十分にとり、エアコンのない屋外での活動は控え目にすることも呼びかけた。




25. 中川隆[-13868] koaQ7Jey 2018年8月05日 19:39:10: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17653]

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2018年8月3日
ブログ:乾く大地を上空から眺める、豪州襲う干ばつ被害
https://jp.reuters.com/article/australia-drought-idJPKBN1KO0M9


[ガネダ(オーストラリア) 1日 ロイター] - 地上から見ると、オーストラリアの干ばつは、単調で埃っぽい茶色の風景だ。だが上空から見ると様子は一変し、灼熱の太陽の下でひび割れる大地の様子は、多様な色彩と質感をたたえた、芸術的な眺めになる。


土を耕すプラウが通った乾いた円形の跡は、先住民アボリジニが点描で描いた、古い時代の神話を表す同心円に似ている。空腹の牛がエサを求めて並ぶ様子は抽象画のようだし、地面に伸びる牛の長い黒い影は、シュールレアリズムの映像のようだ。

だが農家のアッシュ・ホイットニーさんにとっては、美の要素は微塵もない。ひどい干ばつで牛のエサの調達に苦労し、最後の頼りのクラジョングの乾いた枝を切っていた彼にあるのは、血と汗と涙だけだ。

「ずっとここに住んでいるが、この干ばつは、しばらく続く感じがする」と、失望をにじませながらホイットニーさんは言う。彼の農場は、ガネダの町の近くのリバプール平野にある。いつもは肥沃なこの平野は今、平均降雨量が30年近くで最低となり、すっかり乾き切った状態だ。

近年記憶に残っている限りで最悪の干ばつがオーストラリア東部の一部を襲い、農家を追い込んでいる。将来への不安を口にする農家も多い。


畜産農家のトム・ウォラストンさんは、いま暮らしている自宅で70年前に生まれた。2300ヘクタールある農場は、ウォラストンさんが「ブーツを脱ぐ(引退する)時」に子供たちが引き継ぐ予定だが、ウォラストンはこの干ばつが子供たちにとって、何を意味するか心配している。

「ただエサをやって、農場を切り回していく以上のことは何もできていない。干ばつは、いつも私の一歩先を行っているようだ。最後まで戦うが、皆にとって重荷だ」と、ウォラストンさんは言う。

妻のマーゴさんは、干ばつは家族だけでなく、ニューサウスウェールズ(NSW)州北西部タムワース周辺の農業コミュニティー全体に大きな悪影響を及ぼしていると話す。

「干ばつは、少しがんに似ていると思う。だんだんと私たちをむしばみ、乾燥が進んでさらに深刻になっていく。そして、生活にひどい影響を及ぼすようになる」と、マーゴさんは語り、「自宅と庭をきれいに、緑豊かに保とうと頑張っている。そうすると、夜も眠れるから」

メイ・マキューンさん(79)は息子のジミーさんとNSW州北西部ウォルゲット近郊の農場で暮らしている。2010年以降、雨がほとんど降っておらず、将来を非常に心配しているという。


「私の曽祖父が1901年にこの土地に移り住んだ。曽祖父が、向こうの牧草地から牛を移動させなければいけなくなったことは一度もなかった」と、マキューンさんは西の方角を指差して言った。

「でも私たちは、エサをやりやすいように牛を全部自宅に近い方へ移動させなければならなかった」と、彼女は話した。

近年は農場経営ではほとんど収入が得られず、あと数カ月で干草が尽きた後は、干草価格の高騰で、この100年超で一家が1度も経験したことがないような経済状況に追い込まれるという。

オーストラリアの農業生産の約4分の1(金額ベース)をNSW州が担っており、州政府は農家向けの10億豪ドル(約820億円)超の緊急支援策を打ち出した。7月30日に、最新の5億豪ドル分を発表したばかりだ。

オーストラリア気象局は、2017年12月から2018年2月にかけての夏は、一部地域で史上2番目の高温を記録し、3月─5月にかけての秋は、有数の乾燥した暖かい秋だったとしている。

NSW州の95%に干ばつをもたらした乾燥気候が終わる気配は、まだ見えない。


(撮影、文:David B Gray)
https://jp.reuters.com/article/australia-drought-idJPKBN1KO0M9




26. 中川隆[-13888] koaQ7Jey 2018年8月07日 19:11:51: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17737]

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北極圏から日本まで覆った熱波、今後はいっそう頻繁に 専門家が警告
2018年7月28日 16:03 発信地:パリ/フランス [ フランス, ヨーロッパ ]


【7月28日 AFP】ギリシャで発生した大規模な山火事を拡大させる原因となった強烈な熱波。地球温暖化によって、このような熱波は世界各地でいっそう頻繁に発生するようになると専門家が警告している。

■最近の熱波は例外的?

 この数週間でノルウェーから日本に至る北半球の各地で記録的な高温が観測された。ギリシャではうだるように暑い夏は毎年のことだが、今年は史上最悪の森林火災に見舞われ少なくとも82人が死亡した。

 欧州北部では最近の熱波のような現象は例外的だ。国連の世界気象機関(WMO)は、8月上旬までアイルランドからスカンジナビア諸国、バルト海沿岸諸国に至る範囲で例年の平均気温を上回る暑さが続くと予想している。スウェーデンでは今年、少なくとも過去250年間で最も暑い7月を記録した。日本では高温のため数十人が死亡し、米カリフォルニア州チノ(Chino)では最高気温48.9度を記録した。

 ドイツ・ポツダム気候影響研究所(Potsdam Institute for Climate Impact Research)のアンダース・リーバーマン(Anders Levermann)教授は「一般的に熱波は地球の一部分で発生する」「しかし現在は北半球全体が暑い。驚くべきことだ」と述べた。

■気候変動が原因?

 フランスの気候学者ジャン・ジュゼル(Jean Jouzel)氏はAFPに対し、「それぞれの個別の現象を直接、人間の行動に帰するのは非常に難しい」と述べた。しかしエレナ・マナエンコバ(Elena Manaenkova)WMO事務局長補は、「ここ数週間の高温は、温室効果ガスの排出が引き起こす気候変動によって発生する私たちが考えていることと一致している」と述べた。

 昨年12月に米気象学会紀要(Bulletin of the American Meteorological Society)が掲載した論文は、2016年に記録された世界平均気温の過去最高値更新やアジアの猛暑などの原因は、地球温暖化の進行だとする以外に説明がつかないと結論づけた。(c)AFP/Amélie BOTTOLLIER-DEPOIS




27. 中川隆[-13884] koaQ7Jey 2018年8月07日 22:51:09: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17737]

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2018年8月7日
地球は「温室化」のリスク、温室効果ガス削減では不十分=報告書

[ロンドン 6日 ロイター] - ノルウェーやデンマークなどの科学者グループは6日に公表した報告書で、世界が「ホットハウス」(温室)状態に突入するリスクがあるとの見解を示した。気候変動を食い止める国際条約のもとで温室効果ガスの削減目標が達成された場合でも、気温は摂氏4―5度上昇する見通しだという。


この報告書はストックホルム・レジリエンス・センター、コペンハーゲン大学、オーストラリア国立大学、独ポツダム気候影響研究所の科学者らがまとめた。

欧州では今年、猛暑により一部で気温が40度を超え、干ばつや森林火災が発生。ギリシャでは7月にアテネ近郊で森林火災が発生し、91人が死亡した。

2015年には、世界の産業革命前からの気温上昇について、2度を「大幅に下回る」水準にとどめる「2度目標」を掲げた新たな枠組み「パリ協定」が採択された。世界約200カ国が合意した。

だが、世界の気温が産業革命前から2度程度上昇した水準に安全に「固定」できるかどうか、また温室効果ガスの排出が抑制された場合でも、この枠組みが温暖化につながるような他のプロセスを引き起こす可能性があるのか、明確ではないという。

現在、世界の平均気温は産業革命前から1度上昇しており、10年ごとに0.17度上昇している。

報告書によると、気温が重要な基準を突破した場合、突然の変化につながるいくつかの転換点が見られる可能性が高いという。これには海底からのメタン水和物の減少、陸上や海中での二酸化炭素吸収量の減少、北極圏・南極圏の海氷や極域氷床の減少などが含まれる。

報告書の著者の1人は「これらの転換点は、ドミノ倒しのようなものだ。地球全体を、次のドミノが倒れる方向へ向かわせる」と指摘。「ドミノの全部の列が倒れることを防ぐのは非常に困難であり、不可能に近いかもしれない。『温室化した地球』が現実となった場合、地球上には住めなくなるだろう」と述べた。


さらに、温室化を防ぐには温室効果ガスの排出規制だけでは不十分であり、たとえば森林・農業・土壌管理の改善、生物学的多様性の保護、大気中から除去した二酸化炭素を地下へ貯蔵する技術などが必要だと主張した。




28. 中川隆[-13781] koaQ7Jey 2018年8月15日 06:12:51: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17878] 報告
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地球は「温室」化の瀬戸際 人が住めなくなると警鐘
2018年8月7日 13:16 発信地:タンパ/米国 [ 米国, 北米, ヨーロッパ ]
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【8月7日 AFP】化石燃料による大気汚染がこのまま続けば、地球は危険な「温室」状態が永続することになりかねない──。欧州などの研究者らが6日、そう警告する論文を米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した。環境保護と経済成長を両立させるグリーン経済への転換を地球規模で早急に実現する必要があると訴えている。

 デンマークのコペンハーゲン大学(University of Copenhagen)やドイツのポツダム気候影響研究所(Potsdam Institute for Climate Impact Research)、オーストラリア国立大学(Australian National University)などの研究者がまとめた論文によると、このまま極地の氷が解け、森林が伐採され、温室効果ガスの排出量が増え続けていくと、地球は転換点となるしきい値を超える。そうなれば気温は産業革命前よりも4〜5度上昇し、海面は現在よりも10〜60メートル上昇する。

 21世紀末までに各河川は氾濫し、沿岸地域は暴風雨にさらされ、サンゴ礁は消滅。地球の平均気温は過去120万年間のどの間氷期よりも高温になるという。

「温室化した地球(Hothouse Earth)」が現実のものになれば、地球は人が住める場所ではなくなってしまう」。論文の共同執筆者であるスウェーデンのストックホルム・レジリエンス・センター(Stockholm Resilience Centre)所長、ヨハン・ロックストローム(Johan Rockstrom)氏は危機感をあらわにする。

 論文は、地球の気温が産業革命前比で2度上昇すると、この転換点を迎える可能性があると指摘する。すでに1度上昇しており、10年間に0.17度の割合で上がり続けている。

「平均気温が2度上昇すると重要な転換要素が活性化され、気温がさらに上昇する。これによって他の転換要素がドミノのように次々と活性化されていき、地球全体がさらに高温になる」。研究チームはそう予測する。

 論文の共著者でポツダム気候影響研究所の所長を務めるハンス・ヨアヒム・シェルンフーバー(Hans Joachim Schellnhuber)氏は、こうした連鎖が起きるようになれば「地球というシステムの全体が新たなモードに入ることになりそうだ」とみる。

 論文の予測は、地球の転換点に関する先行研究を基にしている。ほかにも、二酸化炭素(CO2)濃度が現在と同じ400ppmだった500万年前の鮮新世などの状況も参照した。

 論文は、地球の世話役として人間は今すぐにでも生活スタイルを変える必要があると強調。化石燃料を、最終的に廃棄物をゼロにする「ゼロエミッション」のエネルギー源で置き換えていくことや、植林のようなCO2吸収に関する戦略をさらに考え出すことを提言している。

 シェルンフーバー氏は「地球の気候が産業革命前から2度上昇のぎりぎり手前で安全にとどまっていられる保証はない」と警鐘を鳴らしている。(c)AFP/Kerry SHERIDAN



29. 中川隆[-13723] koaQ7Jey 2018年8月21日 16:04:02: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17998] 報告
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温暖化で猛暑や豪雨悪化の恐れ、気象変化鈍り長期化=研究
8/21(火) 12:44配信 ロイター


[オスロ 20日 ロイター] - 科学雑誌ネイチャー・コミュニケーションズに、地球温暖化により一定の気象パターンが同じ場所でより長期に持続するようになり、北半球で夏季の猛烈な熱波や豪雨が一段と極端になっていくとみられるとの研究が掲載された。

研究では、既存の科学文献を検証。作成した科学者らは、人類が排出する温暖化ガスが高層の偏西風の一種であるプラネタリー波(惑星波)を包み込んで妨害し、北米、欧州および一部アジア地域で「極端な極端気象」が発生する恐れがあるとしている。

研究を指導したディム・クームー氏はロイターに、「夏季の天候はより執拗となる可能性が高く、乾燥して暑い時期がより長引き、また雨季も長引いていく可能性がある」と指摘。どちらも猛暑や干ばつ、森林火災、洪水などにつながる可能性があると述べた。

今年は北半球の多くの地域で猛暑となり、米カリフォルニア州やギリシャで山林火災が発生、欧州の北極圏でも気温が摂氏30度を超えるなどしている。

こうした気象パターンの持続で、食料生産に脅威が生じる可能性があるという。

科学者らは、地球の気象を動かす風の主要な原動力は北極と南の気温差だが、その差が縮小していることで風速が落ち、熱波や降雨がより長期化すると説明。気象変化の鈍化は、北極の温暖化が全地球平均の2倍以上の速度で進んでいることと関連があるとしている。



30. 中川隆[-13572] koaQ7Jey 2018年9月19日 06:50:39: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18625] 報告
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2014年07月10日
生命を産んだ史上最大の台風
http://blog.livedoor.jp/archon_x/archives/7764547.html


7月としては最強クラスと言われた台風8号が本日関東に接近。
だいぶ勢力は弱まっているようですが、些か心配なところですね。

http://livedoor.blogimg.jp/archon_x/imgs/4/1/416a4cb3.jpg


さて、7月最強と来れば、では史上最強の台風はどんなもんだったのかと来るのがお約束。
と言うことで、本日は最強の台風についてのお話をさせて頂きましょうか。

まず、日本に上陸した台風で観測史上最強と言われているのが第二室戸台風。
1961年9月16日、室戸岬に上陸し、主に近畿地方に大きな被害を出した台風です。

その中心気圧は918hPa、最大瞬間風速はなんと 84.5m/s以上。
以上ってなんやねんと言う感じですが、実は風が強すぎて観測機器が壊れてしまい、それ以上計測できなかったと言う凄まじさなのです。
この台風による被害は死者194名、行方不明者8名、負傷者4,972名、住家全壊15,238棟、半壊46,663棟、床上浸水123,103棟、床下浸水261,017棟にも及びました。
被害の方も半端ないですね。流石観測史上最強なだけはあります。


因みに日本以外では昨年11月、フィリピンを襲い6000人以上もの犠牲を出した台風30号が史上最大の台風だったと言われています。
上陸時の中心気圧は895hPa。最大瞬間風速はなんと90メートルに達し、ミンダナオ島中部に壊滅的な損害をもたらしました。
最近のことですから、記憶に新しい方も多いでしょう。

しかしこれは上陸時の記録。
海上ではもっと勢力が強かった台風もあります。
その名は昭和54年台風20号。
最低気圧は驚異の870hPaで日本近海のみならず、世界の気象観測史上最低気圧、つまり全てのハリケーンやサイクロンも凌駕する最強のタイフーンだったと言うことです。

因みに台風20号はその後本土に上陸し、各地に大きな被害をもたらしました。
私は当時品川のNTTでアルバイトをしていたのですが、この時品川駅の港南口がスッポリ冠水し、東海道線が運休したのをよく覚えています。(その後品川駅は地下道から高架に建て替えられました。

それにしてもせっかくの世界一なのに。台風20号などと言う平凡な名前だったのが悔やまれるところですね(笑)
さてこうした超強力台風のうち、地上での風速が67メートルを超えるものをスーパー台風と言います。
今のところスーパー台風のまま本土に上陸した例はないのですが、今後気候の温暖化が進み、海水温がもう2ー3度高くなると、日本でもスーパー台風がそのままの勢力で首都圏に上陸するようになるのだそうです。
風速70メートルだとか80メートルも風が吹き荒ぶ東京を考えると、一体どんなことになるのか想像するに、恐ろしくなってきますね。

しかし上には上があると言うのがこの世の中の定理。
数十億年の地球の歴史を考えると、この程度の台風はほんのそよ風に過ぎないのです。
地球史上最も猛烈な台風(?)は約6億年前に起こりました。

2014-07-10-23-23-47この時地球は2度目の全球凍結時代を迎えていました。
全球凍結とは読んで字の如く地球全部が凍りついてしまった時代と言うことです。
この時地上には2000メートルもの氷が覆い、海も水面下1000メートルまで凍りついていたと言われます。

春の訪れは突然やってきました。
火山活動によって大気に放出された二酸化炭素は、海がないために水に溶け込むことなく大気に留まり続け、その濃度が現在の数百倍に達したところで、一気に気候の温暖化が始まったのです。
地表の氷は次々と氷解し、露わになった地表は太陽の光を吸収、更に蒸発した水蒸気と海中に溶け込んでいたメタンガスによる温室効果で、爆発的に気温は上昇しました。
僅かな間に、零下50度だった気温は逆に50度まで100度も上昇したといいます。

今まで凍てついた死の世界だった地表の様相も一変しました。
かつて見たこともないような猛烈な嵐が沸き起こったのです。

この超巨大台風をハイパーハリケーンと言います。

その中心気圧はなんと300hPa!暴風圏は数千キロに及び、最大風速に至っては300メートル以上。
その猛烈な暴風で、引き起こす波の高さは優に100メートルを超えたと考えられているのです。
それこそ現代にこんなもんが起こったら人類の文明は丸ごと消滅するに違いありません。

しかしこのハイパーハリケーンこそが、実は現在の人類に繋がる進化のキッカケをつくった僥倖だったのです。

全球凍結時代、僅かに生き残った生命は火山活動が生み出した温泉などで、細々と生きていました。
しかしハイパーハリケーンによって、海底に蓄積されていた豊富な栄養分がかき混ぜられ、一気に世界に拡散したことで、絶滅寸前だった生命は風と波とともに、一躍地球全土に広がって行ったのです。

栄養豊富な暖かい海では、シアノバクテリアと呼ばれる菌類が大繁殖しました。
彼らは大量にある二酸化炭素を太陽光を媒介に酸素に変えて行きます。
これが光合成の始まりです。

こうして大気中に1%あまりしかなかった酸素は20%あまりにまで増加する一方、生命に新たな進化の可能性を提供することになりました。

単細胞生物が多細胞生物に進化し、そして更に大型化して行くためには細胞と細胞を繫ぐ物質が必要になります。
そして多くの生物ではこの役割をコラーゲンと言うタンパク質の一種が担っています。
そうです、実はお肌ツルツル、美容の味方として知られるコラーゲンこそ、生物の進化の鍵を握る物質なのです。
現に人間の体内タンパク質の三分の一はコラーゲンによって構成されています。

この時ハイパーハリケーンによってもたらされた豊富な栄養素と、新たに生み出された大量の酸素を糧として、体内でコラーゲンを生成し、従来の数万倍にも大型化する生物が出現したのです。
これらの新たな生物たちを、エディアカラ生物群といいます。

思えば地球誕生から数十億年。
地球は二酸化炭素とメタンガスが多くを占める有害な大気の中、僅かな真核生物が済むだけの死の星でした。
しかし、全球凍結とハイパーハリケーンという悪夢のような大災害によって、まさに現代の生物に直接繋がる生物達が生み出されたのです。

生命の進化というのは、なんと神秘深いことだと思いませんか。
http://blog.livedoor.jp/archon_x/archives/7764547.html

31. 中川隆[-13535] koaQ7Jey 2018年9月28日 07:55:54: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18883] 報告
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長かった夏の終焉 GRFのある部屋 2018年 09月 28日
https://tannoy.exblog.jp/30073469/

今年の夏の暑さは、異常気象がますます強くなり、異例ずくめの夏でした。特に梅雨が短く、六月の二十日前後に開けてから八月のお盆で少し下がるまで、ほぼ二ヶ月間連日の猛暑日で、東日本では平年値を三度以上も上回る異常な状況が続きました。八月のお盆で少し涼しくなりましたが、暑さはぶり返し九月中旬までつづきました。ほぼ、三ヶ月間猛暑だったわけです。

https://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=30073469&i=201809%2F22%2F99%2Ff0108399_09492925.png


地球規模で異常気象は発生し、ハリケーンや台風はどんどん凶暴になっていきます。60年以上なかった昭和二十年代におそった室戸台風や伊勢湾台風規模の超大型台風も発生して、今年は台風でも異常な年となりました。超巨大な台風22号は、日本には来ませんでしたが、フィリピンや中国大陸で猛威を振るいました。しかしその前の20号、21号とも同じような針路を持って関西地方に襲来、高潮で関空が水没、強風で流されたタンカーが、唯一の連絡口の橋にぶつかり、脱出も出来なくなりました。第一期工事のターミナルは、地盤沈下が進み、海水が浸入してきて施設も相当な被害を受けたのです。


先週末、17日ぶりに空港が再開されましたが、海外からの関空利用者は、成田に迫る700万人にも達しています。その主要空港が二週間以上、完全に泊まった影響は大変大きな物があります。あの台風の時は、高潮も発生しました。淀川の堤防だって、あと少しで決壊するところでした。本当に危なかったのです。

f0108399_23514222.jpg

その酷暑の中、どこにも行けず、壊れかけたクーラーをだましだまし使って、この夏は暑さにひたすら耐えました。40度を超える気温は、まったくどうかしています。この夏中、どこへも行けず、仕方なくテレビにかじり付いていたのです。

今年はまだ台風が来ると思っていたら、今度は超大型の24号が接近中です。今回も見事に列島を縦断するコースに入ってきました。大阪には、三回台風がおそってくるようです。関西に上陸した後、急速に速度を速めて東北での風の影響が心配されます。果実が落ちるでしょうね。

今日の段階では、沖縄に接近中ですが、大阪はまだ台風前の快晴です。でも、明日からは、前線を刺激して大雨になるでしょう。この晴れ間を縫ってこれから東京まで走ります。



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