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保護主義強めるトランプ大統領、「現実の壁」に直面 政権は史上最大のリアリティー番組 反トランプ女性行進、共通目標なくバラ
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投稿者 軽毛 日時 2017 年 1 月 23 日 19:38:43: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 

コラム:
保護主義強めるトランプ大統領、「現実の壁」に直面

Gina Chon

[ワシントン 20日 ロイター BREAKINGVIEWS] - トランプ米新大統領は保護主義への傾斜を強めている。就任演説では選挙戦中の言い回しを繰り返し、これまでは米国民が痛めつけられてきた暗黒時代だったと説明した。

そしてこうした状況だから、海外に手を差し伸べるのをやめて米国の経済成長に専念するのだという自らの政策を正当化した。だがこの姿勢はすぐに厳しい国際経済の現実にぶつかる公算が大きい。

そもそもトランプ氏の出馬は、国民の恐怖をあおる作戦に乗って実現したものだ。昨年7月の共和党大会における演説では、外国人が米国人の雇用を奪い、米企業は海外移転が続いているとの批判を展開。犯罪的な不法移民が街をうろついているとも発言していた。

トランプ氏はこうした点を就任演説でことさら強調し、米国は「荒廃と衰退」に見舞われながら、他国が米国の支援で豊かになったと指摘。挙句の果てに1930年代の孤立主義者が呼号してきたため悪名が高くなった「米国第一」を政策スローガンに採用した。「保護(プロテクション)こそが偉大な繁栄と強さにつながる」というのだ。

新政権のスタッフは、ホワイトハウスのウェブサイトをナショナリスト的なトランプ氏の考えを反映させる形に全面的に書き換えた。通商政策の手始めは環太平洋連携協定(TPP)離脱であり、北米自由貿易協定(NAFTA)についても、カナダとメキシコが再交渉に応じて米国に公正な立場を与えるのを拒否すれば、出ていく構えだ。

ところがここに難しい問題がある。トランプ氏が掲げる米国を再び偉大な国にするという目標の主なよりどころは、各経済閣僚候補が上院の指名公聴会で明らかにしたように、輸出の拡大である。国際貿易のおかげで昨年第3・四半期の米経済成長率は3.5%と、2年ぶりの高い伸びになった。成長の押し上げには、中国やその他地域向けの輸出が10%増えたことも寄与している。

トランプ氏がしばしば怒りの矛先を向ける中国は、米国製品にとってカナダとメキシコに次ぐ第3位の輸出市場である。確かに米国の対中貿易赤字は約3000億ドルあるが、米国からの輸出は過去10年で300%強も増加した。さらに多くの輸入品は米国製品でできている。例えば米製造業部品を見ると、メキシコから持ち込まれた財製品の40%を占めている。

政治家は現実的な対応の難しさが分かるにつれて、選挙期間中に打ち上げた数多くのリップサービスを「なかったこと」にする傾向がある。とはいえ、もしもトランプ氏が、米国製品を買う必要がある諸外国をなだめるために保護主義的な立場を放棄すれば、それは大きな政策転換になるだろう。

●背景となるニュース

*トランプ大統領は20日の就任演説で米国第一主義を推進していく意向を示し、これまで何十年も米国は他国の産業や軍事力を豊かにしてきた半面、自らは「荒廃と衰退」に陥ったと述べた。

*トランプ氏は、貿易や税制、移民に関するすべての決定は米国の労働者に恩恵を与えるようにした上で、米国は「米国製品を買い、米国民を雇う」という2つのシンプルなルールに従っていくと主張した。

*また「われわれは米国製品に壊滅的な打撃を与え、米国企業を乗っ取り、雇用を破壊するような動きを国境で防がなければならない。保護こそが偉大な繁栄と強さにつながるだろう」と言い切った。

*筆者は「Reuters Breakingviews」のコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。


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コラム:トランプ新政権は史上最大の「リアリティー番組」

 1月20日、トランプ新政権が、米国史上で最も型破りで奇妙な政権の1つになるとしても不思議ではない。写真は米ワシントンで就任宣誓を行うドナルド・トランプ新大統領(2017年 ロイター/Jim Bourg)
Peter Apps
[20日 ロイター] - トランプ新政権が、米国史上で最も型破りで奇妙な政権の1つになるとしても不思議ではない。ドナルド・トランプ大統領と彼の前任者バラク・オバマ氏のあいだには、気質、世界観、また政治手法において、これ以上考えられないほどの違いがある。
新政権に期待できるのは、せいぜい、待ち望まれていた新鮮な風を吹き込むことくらいか。しかしそれは同時に、深刻な、危険と言ってもいいほどの混乱を生む結果になるかもしれない。
とはいえ、ここ2カ月のあいだに、新政権についてどのようなことが予想できるか、さまざまな手掛りが集まってきた。
トランプ氏の優先課題を恐らく最も正確に伝えているのは、1月11日に行われた同氏の記者会見、そして当選後に行われた何回かのインタビューだろう。しかし、次期大統領が外部の世界とのコミュニケーション手段として使っていたのは、もっぱらソーシャルメディアだった。
残念ながら、彼の発言は、トランプ氏を批判する人々が彼に対して抱いているネガティブな印象全般を裏付けるばかりだった。
今や世界で最も大きな権力を持つ人物は、危険なまでに怒りっぽく、大衆文化における自分の名声と、他の人物との相対的な優劣に異常なほど関心を注いでいるように見える。
1月に入ってトランプ氏は、テレビ番組「アプレンティス」の新シリーズにおけるアーノルド・シュワルツェネッガー氏の人気がかつての自分に及ばないことを揶揄するツイートを2件投稿している。
もっとも、ツイッターを使うトランプ氏の習慣が劇的な効果をもたらす可能性もある。これまででも、大企業に対する批判、特に海外移転が雇用を奪うとトランプ氏が攻撃したメーカーへの批判は、大きな効果を発揮してきた。
フォード、ゼネラル・モータース、トヨタは、いずれもメキシコなどへの工場移転計画に対してトランプ氏の攻撃を浴びる側に回り、計画の一部はすでに公式に撤回された。自動車業界の幹部の1人は「ガーディアン」紙に対し、今やどの企業も、トランプ氏のソーシャルメディアでの投稿の槍玉に挙げられることを恐れていると語っている。
防衛分野においては、トランプ氏は、新型「エアフォース・ワン(大統領専用機)」のコスト超過、そしてF35戦闘機の悪名高いトラブル多発と予算超過について、ボーイングとロッキード・マーチンをやり玉に挙げた。いずれにおいても、トランプ氏は納入価格の引き下げを勝ち取る可能性が高い。
スライドショー:ドナルド・トランプ氏が第45代米大統領に就任

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President Trump shakes hands with House Speaker Paul Ryan as he is joined by the Congressional leadership and his family while he formally signs his cabinet nominations into law, in the President's Room of the Senate, at the Capitol, following his swearing-in./J. Scott Applewhite/Pool
REUTERS/POOL NEW 
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もちろん、政治や国際関係の分野でこうした戦術が功を奏するかどうかは不透明だ。
トランプ氏は同じように無遠慮なアプローチを用いて中国に対する態度の硬化を示そうとしており、特に台湾問題をめぐって、すでに中国政府を立腹させている。
北朝鮮に関しては、核ミサイル実験は「起こらない」と述べて危険な一線を越えたように見える。これがどのような意味を持つかはまったく不明である。シリア情勢をめぐってオバマ政権でも見られたように、曖昧なメッセージを発信すると、思わぬ面倒を招く可能性がある。
ロシアについては、トランプ氏は、恐らく米ロ両国にとって支出削減となる核兵器関連の協定をまとめるといった、何らかの「重要な取引」を実現することを真剣に願っている。だが国内の政治的プレッシャーを考えれば、プーチン大統領を相手にトランプ氏が本当に何か合意に達することができるかどうかはだいぶ怪しくなっている。
広く欧州全体に目を向ければ、複数の国々が防衛支出を増額しており、たとえ実際にはそれが規定の流れであったとしても、トランプ氏としては少なくともある程度の成功を主張することができる。トランプ氏は個人的にブレグジットを熱烈に支持しており、当選後には複数の強硬なブレグジット支持者と会談することを忘れておらず、英国にとっては貴重な援軍になるかもしれない。一方、ドイツのメルケル首相との関係がスムーズなものになるとは考えにくい。
就任後、トランプ氏は政府の実務にどっぷりと漬かることになるだろう。トランプ・タワーに引きこもった2カ月間、彼が本当に心を砕いていたのは、政権運営のためのシステムと構造の構築だったかもしれない。しかしこの面でも、トランプ氏は前任者たちによる実践とは非常に異なる道へと米国を導こうとしているように見える。
すでに明らかになっているが、トランプ氏の政権は、ケネディ政権以来、いや当時でさえ見られなかったほど、大統領自身の親族ネットワークを軸にすることになるだろう。その中心人物となるのは、恐らくトランプ氏の娘婿であるジャレッド・クシュナー氏だ。想像せずにはいられないのは、トランプ一家が、真の政治王朝の構築に向けて娘のイバンカさんの登用を少なくとも漠然とは考えただろうということだ。
またトランプ氏の周囲には、多くは彼自身と同じくらい型破りなイデオロギーの持ち主が集まることになるだろう。彼ら自身でさえその可能性にまったく思い至らなかったような形でトランプ氏が発言の場を与えた人々だ。
右翼ニュースサイト「ブライトバート」の前代表であるスティーブ・バノン氏のような人物が、かつて例のないほど大統領の戦略に影響を与え、大統領に親しく接する機会を手にしている。トランプ氏が彼らに対する厚遇を続ける限り、彼らの忠誠心も確保される可能性が高い。共和党の連邦議員や、そもそもトランプ氏の候補指名を望まなかった人々よりも、はるかにトランプ氏への忠誠心は確実なのである。
トランプ政権の閣僚に指名された人々は非常に裕福であり、一部の試算によれば、その資産総額は、それ以外の米国民全体の3分の1の合計資産に匹敵するとされる。
国務長官に就任するレックス・ティラーソン氏は、エクソンモービルCEOとしてビジネスで培った識見を、今や、国全体の利益になる取引を勝ち取るために使うという任務を与えられている。
「アプレンティス」の名物司会者であったトランプ氏は、閣僚らがその任務に成功しなければ、そのうち何人かに「お前はクビだ」と宣告することを明らかにしている。
「狂犬」の異名を持つ国防長官に就任予定のジェームズ・マティス氏については、恐らくそうなる可能性は低い。人望の厚い海兵隊出身のマティス氏は、上院での承認公聴会において、さまざまな問題、特にロシアに関して、トランプ氏の見解に否定的な姿勢を示した。彼の存在によって、国家安全保障面でのトランプ政権の正統性は大幅に高まっている。もし彼が政権を離れるようなことがあれば、そのダメージは相当なものだろう。
閣僚就任予定者たちの任務は容易ではない。トランプ氏があまり支持を与えない可能性もあるから、なおさらである。ティラーソン氏の承認公聴会において予想外だった瞬間の1つは、同氏が対ロシア政策についてまだトランプ氏と詳細な協議を行っていないと認めたときだった。
著名人たちにボイコットされようとも、就任式典はトランプ氏自身が予言するように「素晴らしいショー」になる。米国、そして世界の多くの人々にとって、トランプ大統領の就任はローマ帝国の衰退と滅亡を思い起こさせるかもしれない。だがそれは同時に、史上最大の、そして地政学的に最も重要な、テレビのリアリティー番組とも言えるだろう。
「米国を再び偉大に」するかどうかはともかく、それを見ずには済まされなくなることは確実である。
*筆者はロイターのコラムニスト。元ロイターの防衛担当記者で、現在はシンクタンク「Project for Study of the 21st Century(PS21)」を立ち上げ、理事を務める。
*本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。(翻訳:エァクレーレン)
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スライドショー:トランプ氏の大統領就任に抗議

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Police officers move protestors away from a car that was set on fire during protests near the inauguration./Bryan Woolston
REUTERS/BRYAN WOOLSTON 
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http://jp.reuters.com/article/column-trump-peterapps-idJPKBN1542Y0?sp=true

 

 


【オピニオン】
反トランプ女性行進、共通の目標なく
参加者が掲げた願いはまちまち

https://si.wsj.net/public/resources/images/BN-RS917_2VseZ_M_20170122120709.jpg

ワシントンで行われた反トランプ行進(21日) .

By CORI O’CONNOR
2017 年 1 月 23 日 17:21 JST

――筆者のコリ・オコナーはWSJの特集記事担当アシスタントエディター

***

 「うぬぼれが強いあなたは、これが自分に関する行進だと思うことでしょう」。21日にワシントンで行われた女性たちの行進でこんな文言を見かけた。私は、事実「これは彼に関する行進ではないか」と思った。

 この疑問を、行進のグローバルコーディネーターを務めたベレーネ・バトラー氏(27)にぶつけると、「トランプ氏に関する行進ではない」と否定された。バトラー氏によれば、それは議会や最高裁、「その他の代表機関」を含む「ワシントンに関する行進だ」。伝えたいのは「私たちの声を聞いて。私たちの声は聞いてもらえなかった。あなた方は私たちのことを考慮する必要がある・・・私たちは米国だ」というメッセージだという。

 これは有権者がドナルド・トランプ氏を大統領に選んだ時のメッセージと酷似しているようだ。それらの有権者は無視され、声を聞いてもらえないと感じていた。パティシエをしているニューヨーカーのバトラー氏は、進歩主義者とトランプに投票した有権者がその違いを認識したうえで共通点を見いだすことに期待していると述べた。ただしその後、トランプ氏の当選を「より大きな病の症状」、つまり「自己満足」にたとえた。

「性と生殖」が大きなテーマ

 自己満足は、首都を巡礼した自称「いやな女たち」――それから男性たち――にとって問題ではないようだった。行進参加者は50万人に達したようだ。そしてグローバルコーディネーターというバトラー氏の肩書が「ワシントンでの」行進に対するものとしては大げさに見えたとしたら、それは違った。同氏は国内全州と世界7大陸全てで行われた600を超える行進の運営に関わったのだから。そう、南極大陸での行進も対象だった。

 トランプ氏の地元ニューヨークでは、推定40万人が2番街を行進した。日本ではより高い教育を求める女性が、エチオピアではきれいな水を求める女性が行進した。南極の行進はボートを使って行われた。

世界各地で反トランプデモ 女性蔑視に抗議
 ドナルド・トランプ氏の大統領就任式が行われた翌日、ワシントンDCからパリ、ロンドン、チェコのプラハに至るまで、世界各地で同氏の女性蔑視発言などに抗議するデモが行われた。女優のスカーレット・ヨハンソンさんやジェーン・フォンダさんら著名人も参加した。

 ワシントンでの行進ではおびただしい数のメッセージが掲げられたようだ。1つ大きなテーマだったのは、性と生殖に関する権利だ。避妊薬の処方や人工妊娠中絶などを行う非営利団体プランド・ペアレントフッド(全米家族計画連盟)を擁護して、「私の診療室から政策を引き出せ」と訴える文言。「医療保険制度改革法(オバマケア)を救い、長寿と繁栄を」「私の体のことは私が決める」「性と生殖に関する権利は人権だ」など。多くの女性が女性の人体図を掲げ、ピンク色の猫耳型ニット帽をかぶっていた。これはトランプ氏が口にした下品な言葉をやゆするものだ。

 他にも人気のテーマがいくつかあった。「人種間の平等=LGBTQの問題」との文言も見られた。米国旗をヒジャブにした女性の絵と「われわれ人間は恐怖心より偉大だ」との文言からなる有名なポスターもあった。13歳の時に米国に移民したパブロ・ローザ氏(40)は「メキシコには米国への借りはない」との文言を掲げていた。トランプ氏を「ロシア政府の候補」「プーチンの人質」と呼ぶポスターも見られた。

 21日の行進は、計画時に露見した分断を考えると意外なほど楽しい雰囲気だった。主催者のソーシャルメディアのページでは、行進に先立ちいくつかの投稿が物議を醸していた。ソーシャルメディア管理担当者シシ・ローズ氏はインスタグラムに「白人の仲間は以下を読んで」と題するメッセージを投稿。「日々自身の特権を認識しない仲間は大した成果を得られない」とし、白人女性に対して「自分も怖いという理由だけで参加しないで」と呼びかけた。

 この投稿は炎上を誘った。ある女性は「このせいで行く気がなくなった」と書いた。「これは黒人だけでなく、白人、褐色、イスラム教徒など全ての女性のための」行進だとの書き込みもあった。「歴史を通じて女性は抑圧されていた。これは女性の結束に関するイベントであり、目的は互いを引き裂くことではない」との意見もあった。

女性参政権運動との違い

 トランプ大統領が進歩主義の有権者を駆り立てていることは明らかだ。ニューヨークの地域担当者はトランプ氏の閣僚選びを見て、「各省庁を運営するのに最もふさわしくない人」を指名するゲームのようだと思ったという。

 参加者の多くにとって、21日のデモはトランプ氏への懸念を和らげる機会となった。だがそこから何を得られるか。主催者側は他の女性の行進と比べたがり、リポーターたちは公民権運動にまで結びつけようとした。だが今回の行進と参政権を求めて戦った女性たちには違いがあった。前者に参加する理由は進歩主義なら何でもありだったかもしれないが、後者には自分たちの使命をまとめて1つの目標の下に集結する能力があった。

 バトラー氏は「声を無視されたこれらの人々の権利確保が必要だという意見でわれわれが一致」できれば、「この国の未来に希望を持てる」と述べた。だがスーザン・B・アンソニー(女性参政権の実現に尽力した指導者)が全米女性参政権の確立を見届けていれば抱いたであろう感情を、女性行進の参加者が持てるようになるのは、トランプ政権打倒を除くとどのような成果を挙げたときだろうか。

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A protester wears a blanket with ‘Love U, Trump Hate’ during the Women’s March on London.
Thousands of people march along Seventh Street in Washington, D.C., during the Women's March on Washington on Saturday. Hundreds of thousands of people flooded U.S. cities to protest for women's rights and mark President Donald Trump's first full day in office.
Actress Scarlett Johansson participates in the Women's March on Washington. The march was called in defense of equality and diversity, which organizers see as under threat in the era of the Trump administration.
A crowd fills Independence Avenue in Washington, D.C.
From left, actress Marcia Gay Harden, singer Miley Cyrus and actress Jane Fonda march in Los Angeles.
People walk near the Washington Monument toward the kickoff of the Women’s March on Washington on Saturday.
Actor Jake Gyllenhaal listens to speakers at the Women's March on Washington.
Nadia da Rosa of Providence, R.I., attends the Women's March on Washington.
Alex Melamed, 19 years old, from Raleigh, N.C., leads a chant during the Women's March on Washington.
People hold banners as they attend the 'Love Trumps Hate' rally in Prague, Czech Republic, on Saturday. The event was held in solidarity with the Women's March on Washington.
Elliot Crown, left, and Julianna Miller of New York City dressed in costume for the Women’s March on Washington. ‘People are upset, and this gives them a laugh,’ Ms. Miller said.
People gather on the National Mall ahead of the Women’s March on Washington.
Protestors assemble for the Women’s March on Washington.
Demonstrators gather in solidarity with the Women’s March on Washington at the Place de Trocadero in Paris.
Demonstrators take part in the Women’s March on London. The organizers’ website cited the election of Mr. Trump as a catalyst for a movement to assert positive values.
Demonstrators walk down Piccadilly during the Women's March on London, with many protesting the election of Mr. Trump.
A woman stands near the U.S. Embassy by the Brandenburg Gate in Berlin in solidarity with the Women’s March on Washington on Saturday.
A protester wears a blanket with ‘Love U, Trump Hate’ during the Women’s March on London.
Thousands of people march along Seventh Street in Washington, D.C., during the Women's March on Washington on Saturday. Hundreds of thousands of people flooded U.S. cities to protest for women's rights and mark President Donald Trump's first full day in office.
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A protester wears a blanket with ‘Love U, Trump Hate’ during the Women’s March on London. DAN KITWOOD/GETTY IMAGES Thousands of people march along Seventh Street in Washington ... Actress Scarlett Johansson participates in the Women's March on Washington. The march was called in defense of equality and diversity, which organizers see as under threat in the era of the Trump administration. SHANNON STAPLETON/REUTERS A crowd fills Independence Avenue in Washington, D.C. ALEX BRANDON/ASSOCIATED PRESS From left, actress Marcia Gay Harden, singer Miley Cyrus and actress Jane Fonda march in Los Angeles. JUSTIN SULLIVAN/GETTY IMAGES People walk near the Washington Monument toward the kickoff of the Women’s March on Washington on Saturday. DAVE COLE/THE WALL STREET JOURNAL Actor Jake Gyllenhaal listens to speakers at the Women's March on Washington. SHANNON STAPLETON/REUTERS Nadia da Rosa of Providence, R.I., attends the Women's March on Washington. SAIT SERKAN GURBUZ/ASSOCIATED PRESS Alex Melamed, 19 years old, from Raleigh, N.C., leads a chant during the Women's March on Washington. DAVID COLE/THE WALL STREET JOURNAL People hold banners as they attend the 'Love Trumps Hate' rally in Prague, Czech Republic, on Saturday. The event was held in solidarity with the Women's March on Washington. MARTIN DIVISEK/EUROPEAN PRESSPHOTO AGENCY Elliot Crown, left, and Julianna Miller of New York City dressed in costume for the Women’s March on Washington. ‘People are upset, and this gives them a laugh,’ Ms. Miller said. DAVE COLE/THE WALL STREET JOURNAL People gather on the National Mall ahead of the Women’s March on Washington. JOHN TAGGART/EUROPEAN PRESSPHOTO AGENCY Protestors assemble for the Women’s March on Washington. SHANNON STAPLETON/REUTERS Demonstrators gather in solidarity with the Women’s March on Washington at the Place de Trocadero in Paris. AGENCE FRANCE-PRESSE/GETTY IMAGE Demonstrators take part in the Women’s March on London. The organizers’ website cited the election of Mr. Trump as a catalyst for a movement to assert positive values. DAVID MIRZOEFF/I-IMAGES/ZUMA PRESS Demonstrators walk down Piccadilly during the Women's March on London, with many protesting the election of Mr. Trump. MATT CROSSICK/PRESS ASSOCIATION/ZUMA PRESS A woman stands near the U.S. Embassy by the Brandenburg Gate in Berlin in solidarity with the Women’s March on Washington on Saturday. HANNIBAL HANSCHKE/REUTERS A protester wears a blanket with ‘Love U, Trump Hate’ during the Women’s March on London. DAN KITWOOD/GETTY IMAGES Thousands of people march along Seventh Street in Washington, D.C., during the Women's March on Washington on Saturday. Hundreds of thousands of people flooded U.S. cities to protest for women's rights and mark President Donald Trump's first full day in office. DAVID COLE/THE WALL STREET JOURNAL

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コメント
 
1. 2017年1月23日 23:31:54 : 7YR7uvQtAg : 8bEsx3_oCqM[31]
アメリカの輸入は量額面共に凄まじいもので紛れもなく世界一だ。
輸出?無理だって知ってるだろ。
だから、輸入を閉じるのだ。
嫌ならアメリカ市場から出ていけばいい。
簡単な話なのに、なぜ未練タップリにゴネているんだ?

アメリカ市場を捨てる選択肢はあり得ないが、利益を政府や労働者に取られてしまうのが嫌だからだろ?


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