★阿修羅♪ > 国際18 > 520.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
情報リーク追及は地獄への道、ウォーターゲート再来も  米司法長官の「うそ」、どう裁かれるべきか 
http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/520.html
投稿者 軽毛 日時 2017 年 3 月 06 日 12:44:17: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 

Column | 2017年 03月 6日 10:19 JST 関連トピックス: トップニュース
コラム:
情報リーク追及は地獄への道、ウォーターゲート再来も

left5 of 5right
 2月28日、米国のトランプ政権は、飛躍的なペースで歴史に残る成果をあげようとしている。しかし残念ながら、そのなかには合衆国の憲法と法律の精神や文言に反するものが含まれている。写真はトランプ大統領。ホワイトハウスで1月撮影(2017年 ロイター/Kevin Lamarque)

Tim Weiner

[28日 ロイター] - 米国のトランプ政権は、飛躍的なペースで歴史に残る成果をあげようとしている。しかし残念ながら、そのなかには合衆国の憲法と法律の精神や文言に反するものが含まれている。

トランプ大統領は25日、ツイッターに次のように投稿した。「FBIは、長年政府に浸透している国家安全保障に関わる『情報漏えい者』を、まったく阻止できていない。FBI内部の漏えい者でさえ見つけられていない。今すぐ発見を(FIND NOW)」。トランプ大統領が大文字ばかり使うときは注意した方がいい。

見識ある市民なら、ロシアによるサイバー攻撃と2016年大統領選におけるトランプ陣営の選挙運動との関わりについて、FBIが防諜捜査を進めていることを知っている。この件を巡る米国の代表的な報道機関による一流の報道に接しているからだ。

大統領が疑っているのは、こんな情景だろう──。コロンビア特別区の薄暗い駐車場のどこかで、中折れ帽を被り人目を気にしながら速記でメモをとる記者たちに対して、FBI関係者が情報を漏らしている。もしくは最新の暗号化機能付きアプリを使っているのかもしれないが、これについては後述しよう。

トランプ大統領はこの疑惑が消えることを願っている。それを誰が責められるだろうか。このツイッター砲の最高責任者は、それを「まったくの政治的な魔女狩り」と呼ぶ。だが、トランプタワーの金ぴかの部屋と、シャンデリアで飾られたクレムリン宮殿のスイートルームを結ぶ証拠の痕跡があれば、米連邦捜査局(FBI)はそれを追うだろう。

どうやら大統領が目指しているのは、FBIを威圧し、ホワイトハウスの職員を怯えさせ、議会を黙らせ、情報漏えいを食い止め、メディアを阻止することのようだ。トランプ大統領は、記者たちを「人民の敵」と攻撃し続けている。この簡潔なフレーズが最後に流行ったのは、100年前、レーニンがロシア革命を推進していた頃だ。

プリーバス首席補佐官は先日、コミーFBI長官と会談した。それはプーチン大統領配下のスパイとトランプ陣営の選挙運動に関する報告、そしてこの件について大統領が激怒している、という内容だった。

コミー長官は、石のように沈黙を守るという正しい対応を見せた。もちろん、彼はプリーバス首席補佐官が「きわめて軽率」だったなどとは言わなかった。考えてみれば、そう言うこともできただろうが。

大統領を脅かすようなFBI捜査を、大統領首席補佐官が妨害しようとした最新の例は、1972年6月、ウォーターゲート事件の発覚から数日後のことだ。当時のハルデマン首席補佐官はニクソン大統領の命を受けて行動したが、それはオープンリール式のテープで録音されていた。このテープが、捜査妨害の決定的な証拠とされ、ハルデマン首席補佐官は有罪判決を受け、ニクソン大統領は辞任した。

筆者は特別検察官ではなく、プリーバス首席補佐官の行為が、21世紀に入って最も深刻な対外諜報事件についてコミー長官と連邦議会に圧力をかける司法妨害だとは断言できない。(司法妨害に関する連邦法は、連邦レベルにおける捜査について「影響を与え、妨害し、又は介入しようとする試み」を対象としている)。

ただ、大統領がFBIにケンカを売り、中央情報局(CIA)をナチス呼ばわりする状況は、ある意味で、犯罪よりも性質が悪い。これは大変な失態だ。今のホワイトハウスが、こうした失敗を続けることは許されない。メディアとの戦いをエスカレートさせるのも、愚かな考えだ。

「メディアは民主主義にとって必要不可欠だと考えている」。NBCの番組「トゥディ」に20日出演したジョージ・W・ブッシュ元大統領はそう語った。「権力には中毒性があり、腐敗しやすい。メディアが権力を乱用する者を批判することは重要だ」。知っている。筆者も2度、読み返さなければならなかったからだ。

ホワイトハウスはさまざまな機会を捉えて、メディアを、そして政権内の情報提供者を攻撃している。先週、スパイサー大統領報道官は、部下の職員たちに対し、彼らの通話が監視されていると通告した。彼は特に、「Signal」や「Confide」といった暗号化通信アプリを使わないよう警告。トランプ大統領は、今や法執行機関のトップとも、にらみ合っている。

ホワイトハウスが最も避けたいのは、情報漏えい源を必死になって追及することだろう。特に、大統領による権力乱用を示唆するわずかな証拠でもある場合にはなおさらだ。そうした追及は、米国政界では地獄につながる道なのだ。そして私たちは過去にもその道を通ったことがある。

当時のニクソン大統領は就任から55日後、B52爆撃機の大編隊をカンボジアに派遣し始めた。米国はカンボジアとは戦争状態になく、この攻撃は機密とされた。だが、その情報はやがて漏えいした。

1969年4月25日、ニクソン大統領は国家安全保障問題担当のキッシンジャー補佐官を執務室に呼び、情報漏えい対策を担当するよう命じた。キッシンジャー補佐官は命令に従い、J・エドガー・フーバーFBI長官の助けを借りて、自分の部下である国家安全保障会議(NSC)スタッフたちの電話の盗聴を開始した。

盗聴の対象は広がり、NSC、国防総省、国務省の連邦政府職員ら13人、新聞記者4人が含まれるようになった。彼らは外国のスパイではなく、米国市民だった。

ホワイトハウスは盗聴内容の書き起こし記録を受け取ったが、何の役にも立たなかった。後にニクソン氏は「噂話やくだらないものばかりだった」と述べている。

当時、国家安全保障局(NSA)も独自の監視リストを作成していたが、その対象は2人の上院議員を含むまでに拡大していた。1人はフランク・チャーチ上院議員で、インドシナ半島における戦争に反対する最初の超党派法案を推進していた。もう1人はハワード・ベイカー上院議員で、1973年のウォーターゲート事件をめぐる公聴会で「大統領は何を知っていたのか、そしていつそれを知ったのか」と質問したことで知られている。

これらはすべて(ウォーターゲート事件で、情報リークを防ごうとしたため「配管工」と称されたコソ泥チームを含め)、言論や報道の自由を定めた合衆国憲法修正第1条に対して大統領が仕掛けた戦いの一環だった。当時は、「ペンは剣より強し」が実証された。今日ではどうだろうか。近いうちに分かるだろう。

トランプ大統領は、多くの自由な助言を受け付けていない。しかしこの問題に関しては忠告を受け入れるべきだろう。彼は、大統領職の権限を振りかざして、記者たちと行政府や立法府内の情報提供者のあいだに割り込むべきではない。情報漏えいをめぐって、FBI、連邦議会、報道機関に対して戦いを挑むことはできない。

これら3つの勢力はたえず対立している。だが、自由なメディアが連邦捜査官と協調して働くことは可能だ。彼らが一致してホワイトハウスに対抗すれば、決定的な量の共有情報が集められるだろう。

その情報はいつか、明白な証拠の痕跡を追及する召喚状という形を取るかもしれない。FBI捜査官が、その召喚状をホワイトハウスに突きつける可能性もある。1973年に起きたことだ。再び起きないとは言い切れない。

*筆者はピュリツァー賞を受賞した著述家。著書に “Legacy of Ashes: The History of the CIA”(「CIA秘録─その誕生から今日まで」)など。

*本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。(翻訳:エァクレーレン)


休止中の油井からガスと油が噴出 2017年 03月 01日
コラム:米国よりも深い欧州「反イスラム」の闇 2017年 02月 13日
元名大生「弁護士殺したい」 2017年 02月 17日
http://jp.reuters.com/article/weiner-leaks-idJPKBN16A0X9?sp=true


 

Column | 2017年 03月 6日 10:50 JST 関連トピックス: トップニュース
コラム:米司法長官の「うそ」、どう裁かれるべきか
 

 3月2日、ロシアとの接触について「うそ」をついていたセッションズ米司法長官(写真)は、どう裁かれるべきなのか。ワシントンで撮影(2017年 ロイター/Yuri Gripas)
Tim Weiner

[2日 ロイター] - 「ロシアと連絡を取らなかった」という発言は、「その女性と性的関係を持たなかった」という言葉と並び、大きな虚言として米国政治史に記録されることになるだろう。

ジェフ・セッションズ米司法長官は、クリントン元大統領と同じく、弁護士である。ロースクールで授業をさぼっていたのでなければ、右手を挙げて真実を話すと誓いながら、真実とは全く違うことを語るのは悪しき慣習だと知っているはずだ。

クリントン氏は偽証について「『ある』という言葉の意味が何であるかによる」というフレーズを用いて説明した。セッションズ氏は「ない」という言葉の意味を精査することによって、それを超えなくてはならないだろう。

昨晩、眠ってしまった人のために、何が起こったかを説明しよう。決定的な証拠の匂いが米議会の廊下にかすかに漂っている。

1月10日の指名承認公聴会で、昨年の大統領選の期間中にトランプ陣営に関わる誰かがロシア当局者と接触していたという証拠を知ったらどうするかと聞かれ、セッションズ氏は、その当時「ロシアと連絡を取らなかった」と答えている。

しかし複数の司法省関係者と米ワシントン・ポスト紙の報道によると、セッションズ氏は昨年2回、駐米ロシア大使と面会している。

これは記憶の衰えなどではない。不正行為である。しかも米国の司法長官によるものだ。

大統領選でトランプ陣営の選挙活動に加わった当時、セッションズ氏は上院議員だった。国家安全保障担当の大統領補佐官に就任後たった24日で辞任に追い込まれたマイケル・フリン氏と同様、セッションズ氏は選挙期間中、トランプ氏の信頼厚いアドバイザーを務めた。フリン氏はロシア大使との接触をめぐり、ペンス副大統領にうそをついていた。同氏がうそをついた理由は依然として謎である。

今となってはセッションズ氏も、仲間の上院議員を前にして行った証言でうそをついていたようである。同氏は昨年9月、上院にある自分のオフィスでロシア大使と会っていた。7月にも同大使と話している。

30年にわたる情報機関やスパイ活動に関する取材を通じて、元KGB(旧ソ連国家保安員会)でありロシアの専制君主であるプーチン大統領が、信頼できるスパイの取り巻きに囲まれていることを、筆者は知っている。故に、ロシア大使が諜報部員たちと密接に連絡を取り合っていただろうと考えている。米国も含め、多くの国の大使は諜報機関と協力し、情報を共有したり交換したりすることはよくある。

記憶力の良い議員ならウオーターゲート事件を思い出すだろうが、それも無理もない。民主党議員は次々に公聴会を開いて、一人ずつ辞任に追い込むことでトランプ政権を倒そうという構えだ。

「議会で真実を話すと宣誓したにもかかわらず、ロシアとの接触についてうそをついていた司法長官は辞任しなければならない」と民主党のペロシ下院院内総務は1日、そうコメント。「セッションズ氏はわれわれの国の司法長官に適任ではない。辞めるべきだ」と批判した。

共和党のリンゼー・グラハム上院議員はCNNに対し、「FBIが本質的に犯罪と考えることがあるなら、特別検察官が必要となるのは明らかだ。もしそのような日が来るのであれば、それはジェフ以外の誰かでなくてはならないと私は真っ先に声を上げるだろう」と語っている。

なぜなら、セッションズ氏は自身やトランプ大統領を調査することはできない。そのため本件は、トランプ陣営の幹部に対し、宣誓のもとで行われる尋問や大陪審証言、起訴、あるいはそれ以上に悪い事態へと発展する可能性があるからだ。

民主党のロン・ワイデン上院議員は、トランプ政権とロシアの関係を調査する特別検察官の必要性についてグラハム議員に賛同している。両議員とも、まもなくそれを現実のものとするかもしれない主要な委員会の一員である。

上院のしきたりを考えると、情報、外交、軍事の各委員会による非公開の公聴会を開催して、手始めにコミー連邦捜査局(FBI)長官を含む情報当局幹部の話を聞く可能性が高い。

セッションズ氏はコミー氏の上司にあたる。司法長官はFBIの捜査を許可したり却下したりする権限をもっており、FBI長官は司法長官にリポートしなければならない。

今では誰もが知っているように、FBIはロシア政府とトランプ陣営の接触について、その範囲と実体を捜査している。これは敵国の活発なスパイ活動を明らかにすることを目的とした捜査である。

秘密工作、サイバー攻撃、プロパガンダ(別名:偽ニュース)、ウィキリークスやツイッターボットの兵器化など多方面から仕掛けてくるハイブリッド戦争によって、西側の民主主義を妨害しようとする世界的作戦の一環として、プーチン大統領がトランプ氏を大統領にする手助けをしたかったことはよく知られている。

任務は完了した。これはロシアに対する「冷戦2.0」の1回戦だ。

将来を占う水晶玉の持ち合わせはないが、法の支配はいかなる政治家や大統領よりも力があると筆者は考える。もしほころびが次から次へと出てくるなら、セッションズ氏は司法長官を長く務めることはないかもしれない。長期間にわたり、同氏がこの件を調査することはほぼないだろう。

FBIがその任務にあたる。また、下院ではないにせよ上院がこれら国家の重大問題を詳しく調べることになるだろう。メディアは今後も事実を明らかにしようとするだろう。そして最終的に法廷に行き着くのであれば、裁きが下されることになる。

*筆者はピュリツァー賞を受賞した著述家。著書に “Legacy of Ashes: The History of the CIA”(「CIA秘録─その誕生から今日まで」)など。

*本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。


コラム:トランプ米大統領の為替認識に潜む「危険」 2017年 02月 22日
森永製菓と森永乳業の株式売買を一時停止=東証 2017年 02月 24日
休止中の油井からガスと油が噴出 2017年 03月 01日
http://jp.reuters.com/article/column-sessions-idJPKBN16A0PQ  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 国際18掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
国際18掲示板  
次へ