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ジョンナム氏殺害 カンボジアの空港で予行演習させたか／nhk
3月17日 18時50分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170317/k10010915601000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_025
北朝鮮のキム・ジョンナム（金正男）氏の殺害事件で、事件の３週間ほど前、北朝鮮国籍の容疑者の男が、実行犯として起訴されたインドネシア人の女に、カンボジアの空港で予行演習と見られる行動をさせていたことが関係者への取材でわかり、容疑者らがカンボジアで事件の準備を進めていた疑いが強まっています。
キム・ジョンナム氏がマレーシアで猛毒のＶＸによって殺害された事件で、現地の警察は事件を主導し、すでに帰国したと見られる北朝鮮国籍の４人の容疑者を特定し、身柄の引き渡しを求めています。
この事件で、殺人の罪で起訴されたインドネシア人のシティ・アイシャ被告について、関係者がＮＨＫの取材に応じ、「シティ被告は、ことし１月２１日、プノンペン国際空港で北朝鮮国籍の容疑者とともに、３回にわたって事件当日の犯行と同じように、知らない人の顔にオイルを塗り、いたずら動画を撮影したと話していた」と明らかにし、容疑者の男が予行演習をさせていたと見られると指摘しました。
この関係者によりますと、インドネシア人のシティ被告は、同じく殺人の罪で起訴されたベトナム人のドアン・ティ・フオン被告と事前に会ったことはないと話しているということです。
一方、４人のうちの別の容疑者２人が、事件の１か月前の１月１３日、フオン被告と同じ便で、ベトナムのハノイからカンボジアのプノンペンを訪れていたことが、カンボジア当局への取材で新たにわかりました。
マレーシアの警察も、こうした情報を把握していると見られ、北朝鮮国籍の容疑者４人が２つのグループに分かれて、別々に女と接触し、カンボジアで事件の準備を進めていた疑いが強まっています。
フォン被告滞在のホテル従業員は
カンボジアの地元メディアは、プノンペン市内のホテルに、ことし１月、ベトナム人のドアン・ティ・フオン被告が宿泊していたと伝えています。
このホテルの従業員はＮＨＫの取材に対し、「彼女は、とてもおしゃれな服をきていて、髪は短く赤かった。とても若く見えた」と話しました。
そのうえで、「彼女はピンクの服をきていて、ホテルの近くで服を買うことができる店がないかどうか聞いてきた。ロビーのソファで１人で座っていたので、どうしたのかと聞くと、『友人を待っている』と答えたが、部屋の番号などは知らないと言っていた」と話していました。
ホテルのマネージャーによりますと、先月下旬以降、ホテルにはカンボジアの警察が何度も訪れ、フオン被告や北朝鮮国籍の容疑者について、質問していったということです。
カンボジアと北朝鮮の深い関係
カンボジアと北朝鮮は、１９６０年代に故シアヌーク国王と故キム・イルソン（金日成）主席が個人的な友好関係を深める中、１９６４年に外交関係を樹立します。
１９７５年にポル・ポト政権が誕生すると、その後、内戦が終結する１９９１年まで両国の外交関係は途絶えますが、その間も、国を追われたシアヌーク国王を北朝鮮が受け入れました。
プノンペン市内にある現在の北朝鮮大使館は、シアヌーク国王から無償で譲り受けたもので、両国の深い関係を象徴しています。また、おととし１２月には、北朝鮮が世界遺産「アンコール遺跡群」があるシェムリアップに博物館を建設し、国際的な経済制裁を受けている北朝鮮にとって貴重な外貨獲得の手段となっています。
（古川勝久）
・http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/588.html
＞カンボジアは北朝鮮人にパスポートを発行していたことが発覚したが、これまでに何名の北朝鮮人に旅券を発行したのか、隠している。そもそもこれまでに何か国が北朝鮮人に旅券を付与したのかすら、わからない。これでは、国連制裁など、ちゃんと履行できる訳がない。
- 北朝鮮国籍の容疑者の１人 カンボジアに逃走／nhk 仁王像 2017/3/18 15:17:21
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