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「コロンブス・デー」改め「先住民の日」に〜理由について「コロンブスの遺産は暴力や残虐さ、苦難、文化の破壊だ」と/nhk
http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/464.html
投稿者 仁王像 日時 2017 年 8 月 31 日 20:07:58: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
 

「コロンブス・デー」改め「先住民の日」に〜理由について「コロンブスの遺産は暴力や残虐さ、苦難、文化の破壊だ」などと/nhk
8月31日 15時46分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170831/k10011120631000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_006

アメリカ・ロサンゼルスの市議会は、15世紀にコロンブスがアメリカ大陸に到着したことを記念して祝日に制定されている「コロンブス・デー」の名称を「先住民の日」に変更することを決めました。コロンブスについてはアメリカの先住民の土地を奪い残虐な行動を繰り返したとして、アメリカ各地でその評価を見直す動きが広がっています。

アメリカではイタリアの航海者コロンブスが1492年にアメリカに到着したことを記念し、10月の第2月曜日を「コロンブス・デー」として祝日に定めています。

これについてロサンゼルスの市議会で30日、「コロンブス・デー」を「先住民の日」に変更する議案が賛成多数で可決されました。
議案を提出した議員は名称変更の理由について「コロンブスの遺産は暴力や残虐さ、苦難、文化の破壊だ」などとしています。

コロンブスをめぐってはアメリカ大陸に到着したあと先住民の土地を奪い残虐な行動を繰り返したとして、その評価を見直す動きが広がっていて、今月に入りテキサス州やニューヨーク州でコロンブスの銅像にペンキがかけられるなどの被害が確認されています。

アメリカではまた南北戦争当時の南軍の将校の銅像について人種差別の象徴として撤去する動きが広がっていて、撤去に賛成する人たちと、反対している白人至上主義を掲げるグループとの間で各地で衝突が起き、歴史上の人物の評価の見直しをめぐってアメリカ社会が揺れています。
 

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コメント
 
1. 2017年9月01日 23:43:50 : 77Kno4ENaM : kcIB146xUYg[19]
15世紀のコロンブスや17世紀の南北戦争の軍人を否定して銅像を破戒。当時はたいへん価値ある事を成した人物という評価だったのを、数百年後の価値観で裁いて、トンデモない奴という評価を下して銅像を破戒する。
それはイラクでサダム・フセインの銅像が民衆(と米軍)によって引きずり倒されたのとは全く別のこと。サダムが否定されたのはいまの為政者としていまの価値観で否定されたのだ。

五百年前ほども前の人間がしたことを理解するのは歴史の範疇で、現代の「人種差別」や「先住民への残虐」などに対する常識や信条で裁くという行為は、リファレンスの異なる審判であり全くナンセンスな事である。それに気がつかないアメリカ人。

何百年前どころか、キング牧師の公民権運動までは、アメリカ人に人種差別という概念すら無かった。白人と黒人は全く別の生活をするのが当たり前、そういう意識だったのだ。
またジョンウェイン時代の西部劇では、インディアンを銃で撃ち殺す映像を当たり前にしていた。白人は正義でインディアンは悪い野蛮人だから殺して当然と。

現代では人種差別は人権にもとる悪とされる。そうなったのは、アメリカで移民が増え、混血が進み、かつてのようなWASP(白人アングロサクソンでプロテスタント)という人種が希少になり、混血が多数派を占めるようになったことが最大要因。
 
純粋に白人と自認できるアメリカ人はめったにいなくなり、誰もが自分は人種差別される側に居り、それは自分の人権を否定される絶対悪で許せない、と考えるようになった。

そして人権を絶対善、人種差別は絶対悪と信じられる信仰は、キリスト教の伝統的考え方によるのである。キリスト教、なかでもアメリカ建国の伝統からプロテスタントが多いがプロテスタントの教派は何百とある。なぜかというとプロテスタントは「聖書のみ」が神の言葉であり、教皇など仲介者無しに万人が直接に神とつながると信じるのだが、同じ聖書でも、ある箇所を強調し、他の箇所を無視すれば、信条として異なる教派が無数に出来るからである。

異なる教派のうち多数派は、自分達を正統と称し、他を異端と切り捨てる。一方、多数でない教派でも自分の信条こそ正しく神の教えに忠実であるのだから、異端と呼ばれようと一向に気にしない。そればかりか多数派を軽蔑する。
これがアメリカの個人主義の源泉とも言えるが、最初の話にもどって、何百年前の行為を平気で断罪してしまう愚かさの元にもなっている。

ついでにキリスト教が正統・異端を明確にすることにこだわったのは聖書が成立する3世紀やそれ以前の論争からの伝統で、なぜそうなったかといえば、当時は政教分離などという概念は無く、神聖政治の時代。政治的権力と神信仰の支配は密接不可分の時代だったから、異端を容認しては権力が保てなかったということ。
現代でもその信条の頑迷さを守る伝統だけはキリスト教に残っている。


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