★阿修羅♪ > 国際20 > 528.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
イスラム過激派を育ててきてしまったサウジアラビア 岡崎研究所(WEDGE)
http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/528.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 9 月 07 日 11:32:21: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

イスラム過激派を育ててきてしまったサウジアラビア
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/10479
2017年9月7日 岡崎研究所 WEDGE Infinity


 イスラエルBar-Ilan大学のシニアフェローのマックス・シンガーが、8月3日付のウォール・ストリート・ジャーナル紙で、米国はサウジが過激派イスラムの輸出を減らすよう提言すべきである、と述べています。要旨は以下の通りです。

 サウジは過去40年間、年40億ドルを使って、過激なサラフィ・イスラム(注:穏健なイスラム教徒が不信心者であると考える過激派スンニ派の思想)を輸出し、その結果世界の過激派イスラムの人口は急増した。

 サウジの計画はテロを教えたり、テロ組織を育てたりはしないが、ムスリム同胞団のようなイスラム主義者への支持を強めた。ムスリム同胞団は、イスラムは不信心な西側と戦わなければならないと言っている。

 サウジがワッハーブ派のサラフィズムの輸出に多額の金を使っているのは、1)1979年のイラン革命後、シーア派が過激派イスラムを支配することを恐れ、スンニ派が対抗する必要があると考えた、2)サウジの政治の基礎が、サラフィズムを信条とするワッハーブ派の僧侶との長年の同盟にある、ためである。

 トランプ政権がサウジに過激なサラフィ・イスラムの輸出計画を止めさせるのは無理としても、米国がイランのシーア派の挑戦に対抗すべくサウジと協力している今、新皇太子を含むサウジの新しい指導者が、この計画を多少縮小する可能性はあるかもしれない。新しい指導者は、この計画の影響につき、すでにある程度疑義を持っているかもしれない。

 米国は、サウジがインドネシアとインドのイスラム指導者やモスクへの資金提供を止めることが、両国のためであると提言すべきである。インドネシアとインドのイスラム人口は4億人以上で、世界のイスラム人口の4分の1に近い。今のところ彼らは過激化されていないが、過激派は両国に浸透しつつある。

 もしインドネシアとインドで穏健派イスラムが成功すれば、イスラム世界は過激主義や紛争ではなく、平和と近代化を選ぶことになるだろう。

 ほとんどの人は、インドネシアとインドのイスラムの過激化は、サウジの莫大な資金が無ければ起こらないと考えている。米国は、サウジがインドネシアとインドへの資金提供を止めれば、いずれ穏健派イスラムが勝利すると、サウジを説得すべきである。「中東フォーラム」のダニエル・パイプス所長が長年言っているように、「過激派イスラムが問題で、穏健イスラムが解決である」。

出典:Max Singer ‘How the Saudis Can Promote Moderate Islam’ (Wall Street Journal, August 3, 2017)
https://www.wsj.com/articles/how-the-saudis-can-promote-moderate-islam-1501800693?mg=prod/accounts-wsj

 サウジの国教であるワッハーブ主義は、スンニ派イスラム戒律の中で最も厳しいものの一つです。サウジは国内に戒律を厳守するのみならず、イスラム世界での普及につとめて来ました。それがイスラム過激派を育ててきたことは良く知られています。

 サウド家による政治の基礎には、サウド家とサウジ国民との間の社会契約の他に、18世紀、サウド家がワッハーブのイスラムを保護し、ワッハーブ派がサウド家に忠誠を誓うという約束ができて以来のサウド家とサウジの僧侶階級との伝統的相互依存があります。

 したがって、過激なワッハーブ主義を輸出するという計画は、本来サウジの僧侶階級の計画であったとしても、サウジ政府もその責任は逃れられません。

 しかし、この計画が始まった一つの理由は、イラン革命後、イランに対抗するためであったと見られ、計画がサウド家と僧侶階級の同盟に本来不可欠のものとは言えないのではないでしょうか。

 そうであるとすれば、サウジの新指導者たちは、僧侶階級との同盟にひびが入ることは心配せずに、この計画の多少の軌道修正はできるはずです。

 サウジの新指導者たちは、この計画の影響につき、すでにある程度の疑義を持っていると言います。この計画が行き過ぎであることは明らかであり、米国はサウジ政府に対し、この計画を見直すよう言うべきであり、サウジ政府は関連の資金供与を減らすべきです。

 特に論説の言うように、インドネシアとインドに対する計画は止めるべきです。インドネシアでは「ジェマ・イスラミア」など、すでにイスラム過激グループがあります。これらのグループを抑え込むことは、単にインドネシアのみならず、アジアの安定のために必要です。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2017年9月07日 19:20:16 : 2FbCg9vijk : ylRMDBXhDG8[681]
誤魔化そう サウジがミスを 犯したと

ネオコンの 強い意向で 育て上げ


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)|(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(なしでも可能。あったほうが良い)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
最新投稿・コメント全文リスト  コメント投稿はメルマガで即時配信  スレ建て依頼スレ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 国際20掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
国際20掲示板  
次へ