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ロヒンギャ問題、限界超えている=国際赤十字事務総長:「 総動員体制になっている 」
http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/785.html
投稿者 手紙 日時 2017 年 10 月 11 日 03:44:29: ycTIENrc3gkSo juiOhg
 

件名:ロヒンギャ問題、限界超えている=国際赤十字事務総長
日時:20171003
媒体:時事通信
出所:https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100300881&g=soc
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ロヒンギャ問題、限界超えている=国際赤十字事務総長


 来日中の国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)のシィ事務総長は3日、ミャンマー西部ラカイン州から迫害を逃れバングラデシュへ避難したイスラム系少数民族ロヒンギャ難民が50万人を突破した問題について「規模が大き過ぎて、現地の赤新月の能力の限界を超えている」と未曽有の危機を訴えた。東京都内の日本記者クラブで会見して現地の状況を説明した。


 南アジアは8月、雨期の豪雨で洪水や地滑りが各地で発生。バングラデシュも死者が100人を超え「感染症が心配される状況」が続く。既に支援が必要な国に「弱り果て、絶望した人々が次々到着している」のがロヒンギャ問題だ。


 現地の赤新月を支えるため、各国赤十字が緊急支援を行っており「日本からも来ている」と謝意を表明した。国連やNGOとも連携しているほか「50万人も黙って座って助けを待っているわけではなく、自らトイレを整備し、支援の食料を配っている」と総動員体制になっているという。 (時事)(2017/10/03-17:07)


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//memo


*ユニセフ、バングラデシュのロヒンギャ難民の劣悪な状況について警告
http://parstoday.com/ja/news/world-i35931
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Radio Free Asia / Published on Oct 9, 2017



jnpc / Published on Sep 27, 2017


:ロヒンギャ難民が多く流入する南部コックスバザール州でバングラデシュ赤新月社の巡回診療に同行した横江正道医師、矢野佐知子看護師が会見し、現地報告を行った。両氏は9月16日にバングラデシュに入り、日赤の医療支援の先遣隊として現地調査を行っていた「避難民の増加が尋常でない。明日の予測も困難。自然災害支援との違いを目の当たりにした」(横江医師)「診療と共に、女性や子どもたちの心のケアが必要だと強く感じた」(矢野看護師)


※国際赤十字では、避難民の多様性に配慮し「ロヒンギャ」という表現は使っていない。


司会 宮田一雄会員
https://www.jnpc.or.jp/archive/confer...


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記者による会見リポート


人道危機生む対立構造の解消を  


 国際赤十字では「ロヒンギャ」という表現を使わないーー。
 
 配布資料に記された注釈が問題の政治性を示していた。「ロヒンギャ」という名称の使用すら拒否するミャンマー政府の態度を考えれば、仕方のない選択だ。国境を越えて逃れた人だけでなく、ミャンマー国内にも支援を待つ避難民は多いのである。


 ミャンマー西部ラカイン州に住むイスラム教徒少数民族ロヒンギャを巡る人道危機が深刻化している。8月下旬に武装組織が警察施設を襲撃し、治安部隊が掃討作戦を開始。ロヒンギャ居住地域で多くの家が焼かれ、州内に住むロヒンギャ100万人のうち40万人が隣接するバングラデシュ南部に逃れた。


 バングラ南部には既に、約30万人のロヒンギャが難民として暮らしていた。そこに今回、1カ月も経たない間に40万人以上が新たに流入した。受け入れ態勢の整備が追いつくはずもない。


 国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)の緊急支援要請を受け、日本赤十字社は1000万円の資金援助と医療チーム10人の派遣を決めた。チームは9月27日から巡回診療を始めた。


 日赤の先遣隊(9月16日〜9月26日)として現地調査した医師の横江正道さんと看護士の矢野佐知子さんが会見で示した写真には、竹の柱とビニールシートの屋根という粗末な小屋や大きな水たまりが写っていた。雨期に入った現地では、安全な水の確保も大きな課題となる。


 横江さんは、今回の支援活動について「不確実性が高い」と話す。支援対象者がどんどん増える状況では、支援内容を追加していかざるをえなくなるかもしれない。それが、通常の災害支援と違う難しさだという。


 根源的な問題である対立構造の解消を急がねばならないことを痛感させる言葉だ。ミャンマー政府が前向きに取り組むよう、国際社会による働きかけが必要だろう。


 対立の根は19世紀以降の英国による植民地統治にあるが、第二次世界大戦の際に英国がロヒンギャ、日本が多数派仏教徒をそれぞれ支援したことで両者の反目はさらに強まったとされる。日本とも無縁とは言えない問題だ。


毎日新聞社論説委員 澤田克己:


 

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