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ロシア幹部三人がアメリカ合州国訪問(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/828.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 2 月 10 日 14:22:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

ロシア幹部三人がアメリカ合州国訪問
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/post-0117.html
2018年2月10日 マスコミに載らない海外記事




Alex GORKA
2018年2月7日
Strategic Culture Foundation

最高に良い時期でさえ、このようなことは、これまで起きたことはなかった。ロシア諜報機関の長三人全員、アメリカを同時に訪問した。特に関係がこれほど酷く悪化している時期に、これは類まれな、未曾有の出来事だ。1月末、ロシア連邦対外情報庁長官セルゲイ・ナルイシキン、ロシア連邦保安庁長官のアレクサンドル・ボルトニコフと、ロシア連邦軍参謀本部情報総局局長イーゴリー・コロボフ中将が、ワシントンを訪問した。マスコミには多くは漏れていないが、彼らはマイク・ポンペオCIA長官と会ったと報じられている。訪問は決して秘密にされてはおらず、隠蔽する取り組みも皆無だ。アナトリー・アントノフ駐米ロシア大使は、テレビで、この出来事に触れた。訪問は成功で、両国間の極端な緊張にもかかわらず、両国の諜報機関は協力を継続していると彼は述べた。彼が言うとおり、"政治は政治、仕事は仕事だ。政治宣言もあれば、実務もある。"

ロシア人訪問者の少なくとも一人は経済制裁の制約対象だ。一時的に、そうした制限を適用しないことを許可できる唯一の人物として、ドナルド・トランプ大統領が訪問を許可したのは明らかだ。ロシア連邦保安庁と、テロの脅威に関する話し合いが行われたのは確実だが、このチームはナルイシキンに率いられていた。国際テロに対処する共同の取り組みを巡る交渉であれば、どこでも行える。諜報機関同士のそのような接触には、代表団を率いる幹部は不要だ。だから、交渉は遥かに広範な話題が対象で、一つや二つの問題に限定されない議題で、話し会うべきかなり重要な何かがあったに違いないと結論せざるを得ない。

この出来事には注目すべき文脈があった。アメリカのウクライナ特使カート・ヴォルカーと、ロシア大統領補佐官ウラジスラフ・スルコフが、1月末、ドバイで会ったことに留意するのは重要だ。このアメリカ幹部は、CIAでの仕事ぶりでしられている。多くの観測筋は、トランプ大統領が、1月26日のダボス世界経済フォーラムでの発言で、ロシアに関して何ら批判的なことを言わなかったのはむしろ驚くべきことだと見ている。スイス滞在中、アメリカ大統領は多忙過ぎて、ウクライナのポロシェンコ大統領と会う時間はなかったが、“お友達”のポール・カガメ・ルワンダ大統領と話す時間は何とか見つけられた! 待望の“クレムリン・リスト”は意味のない行政上の措置以上の何物でもなかったのだ。

ワシントンが関係改善の方法を模索しているという報道がある。昨年9月 シリアについて話しあうため、両国軍幹部は会っていた。更に多くのそのような出来事が将来計画されている。両国外務省のトップは定期的に秘密会談を行っている。2月5日は重要な日付で、両者は新たな戦略兵器削減条約STARTの義務を果たしたと報告した。

トランプ大統領は、ロシアゲート捜査に対する国民の信頼を弱める取り組みに多少成功しつつあり、今は流れが変わろうとしている瞬間だ。大統領は攻勢に出ようとしている。ドナルド・トランプは、アメリカ大統領選挙へのロシア介入とされるものの捜査で、FBIと司法省による権限の乱用があったと主張するメモ公表を許可した。文書はアメリカにおける“陰の政府”の役割と、そのマスコミに対する影響力に光を当てるだろう。これは“ロシアゲート”を巡る騒動を、一体誰が、何のために起こしたのか、連中がアメリカとモスクワの関係を駄目にし、ドナルド・トランプの邪魔をするためなら、どんなことでもする態勢にあることを示す手掛かりになる。

経済が成長し、アメリカ大統領は、訪問を承認するのに十分立場が強くなっていると感じたのだ。これは、他のどのような例よりも、ロシアが無視するには、余りに重要であることを良く物語っている。二大国は対話をする必要があり、無視したり、うやむやにしたりするには重要すぎる諸問題が存在する。トランプ大統領は、関係を修復したいという主張を決して取り下げようとはしていない。彼自身“プーチンは極めて重要だ。”と言っている。和解プロセスに弾みをつける上で、指導者同士の相性が果たす役割が極めて大きいというのは公然の秘密だ。メモが公表され、“ロシアゲート”の話題は行き詰まり、2018年の中間選挙後、議会の大統領支持が増す可能性がある。アメリカのロシア政策も、変化するものの一つかも知れない。

ロシアとアメリカ合州国が緊密なパートナーになる確率はわずかだ。それゆえ、関わり合うこと、“衝突回避”や、特定分野での交流が一層重要になる。諜報機関のトップ同士の接触は、両国が、好ましい変化をもたらすことに本気であることを示している。幹部たちが一体何について話し合ったのか我々は決して知ることができないだろうが、会合があった事実が多くを物語っている。実際、この重要性を過小評価するのは不可能だ。どうやら前途に光明が見えつつあるように思える。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2018/02/07/three-top-russian-officials-visit-united-states.html
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コメント
 
1. 2018年2月10日 16:50:22 : tdxLNAL33o : Hkww5kPzEmw[22]
米ロに良い流れができること希望

2. 2018年2月10日 18:17:43 : LiAK8mOVpk : JfLzxe_9T5I[162]
この東アジアにおいても、いい傾向が現れる事を期待します。
しかしこのボンクラな連中が日本政府を仕切っている限りは、
まともな対応を求めても無理はあるな。
このままで有ればただ、ただひたすら利用されて搾り取られるだけだ。

3. 2018年2月10日 23:38:04 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[4]

情報機関のトップ3人の訪米後に、イスラエルが趣向を凝らしている。

 ネオコンの一部の軍事関係者とその利益享受者には、承服しがたい、やり取りであったのではないかと想像する。

 レバノン発のミュースサイトによれば、消息筋の情報として、ロシア、シリア、ヒズボラ、イランで構成される、共同指令室、united operation room はイラン製のドローンはイスラエルとその支配地域には立ち入っていないとの声明を出しており、イスラエルサイドによるシリア、ダマスカス周辺へのミサイル攻撃を正当化するフェイクニュースであると断じている。

 ミサイル攻撃後の顛末はというと、ほぼブロックされたらしく、心理的な効果不十分、即ち対シリア政府へのダメージとイスラエル支援テロリスト集団への鼓舞になっていない、と判断したらしく、更にイスラエル機による越境空爆をしたが確実に一機は地対空ミサイルにて撃墜されている。

 その後、イスラエル国防相はこれ以上の野放図なエスカレーションはないとの声明を出している。2月10日。

 ロシアはsputnikにおいては、公表された事実を追っての報道しかされていない。

 しかしビジネス面において、USネオコンに近い研究財団に属する人物の、ノルド・ストリーム2に対する論説を紹介している。引用によれば、長らくUSはブリュッセルを通じて上記パイプラインの建設に反対し種々の工作をしてきたが、情勢は変化しており、むしろ認める方向が好ましいとの趣旨となっている。

 その根拠はロシアートルコ経由のパイプラインがヨーロッパに供給されるであろうから、仮にノルド・ストリーム2プロジェクトを阻止するなら、ヨーロッパへのロシア産エネルギー供給の通過国がドイツ、トルコになり、既存のノルド・ストリームのみでは、トルコの影響力が大きくなりすぎる、好ましくないとの分析である。経済的に現状の国際情勢の変化を的確にとらえている。

 大前提としてUS産のLPGは価格面でロシア産天然ガスとは競争できない上に、ロシア産のLPGも国際市場に登場しUS産LPGとの価格競争が始まり、US産のLPGをもってロシア産の天然ガスを駆逐するには価格的に無理すぎるとの現状と将来の展望を述べている。

 USの大きな戦略は、ロシア産天然ガスのヨーロッパへの通過国であるウクライナをロシアから切り離し、ロシア産天然ガスの価格決定をロシアから奪う、と同時にシリアを侵略し中東親US国の天然ガスをヨーロッパへ供給するというものであった。当然、この戦略はイスラエルにとっては渡りに船である。シリア侵略の過程でシリア政府の要請をうけてのロシアの参戦でシリアで親US政権の樹立のメドは不可能となってしまった。軍事的な敗北を受け入れられずに、クルド政府の独立を画策しているが、そのことでトルコの離反を招いている。結果としてヨーロッパへのエネルギー供給においてUSによるコントロールがしずらいトルコの影響力が強まる可能性がたかまっている。

 トルコがS−400を導入した時点が今から考えるにUSがクルド独立に戦略変更したときであろう。

 

 


4. 2018年2月11日 06:38:07 : SuMCoEZT1k : TdW61izsLEY[59]
八方塞に成っていくアメリカ、徐々に現実を受け入れざるを得ないと言う事に追い込まれているのか。

それにしてもヨーロッパも何故これほどまでにアメリカのやりたい放題を許すのだろう。
ロシアはそんなに不当な戦略を持っていないと考える、お互いがそれぞれの領土なり領域を明確にして、そこそこの共栄共存をしましょうと言っている様に見えるが。
見えない意図とか有るのだろうか?
ヨーロッパもロシアとの経済を制限され、難民の対処を押し付けられて、
アメリカに対して文句の一つも無いのでしょうか?
自分たちも同列、同罪で有るから其れを言えないと言う状況でも有るのか?


5. 2018年2月11日 09:52:10 : tdxLNAL33o : Hkww5kPzEmw[32]
>>4

オリバー、プーチン本 を読んでの感想と思考からですが

>それにしてもヨーロッパも何故これほどまでにアメリカのやりたい放題を許すのだろう。

NATO組織は「米国とその他の国」の組織、と言えるほど米国に強権的なもののようです。意外に、日本と米国の関係に近いようです。

>ロシアはそんなに不当な戦略を持っていないと考える、お互いがそれぞれの領土なり領域を明確にして、そこそこの共栄共存をしましょうと言っている様に見えるが。

そうだと思います。何度も本に出てくる言葉が、「内政干渉はしない」「それは、そこに住む人が考えればいい」のようなコメントです。潰れた国から、やっと、ここまで回復したロシアに、他国をどうこうの余裕はありません。ただ、自国や周辺国に関しては、国防の観点から、すごく神経質です。それでも、理の通った行動をしているようです。ロシアの正論の発言は西側が揉み消す問題ありですが。


6. 2018年2月11日 20:09:48 : uJRHiUIqDQ : rzZhDfLw80Q[801]
熊たちは 敢えて乗り込む 腐敗の巣

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